1983-05-11
衆議院
○佐野(文)政府委員 ただいま石橋先生から御説明のありました点を補足して、貸しレコード業、レコード業の概況並びに文化庁で現在進めております著作権法改正作業の状況等につきまして簡単に御説明を申し上げます。 まず、貸しレコード業の概況でございますが、貸しレコード店の数は、いまの御説明にありましたように昭和五十五年以来急速に増加をしておりまして、レコード協会の調査によりますと、五十七年の十二月末現在で千六百八十二店に達しております。なお、
1982-03-08
衆議院
○佐野(文)政府委員 御指摘のように、四十五年の改正の際に私的使用の規定を検討いたしまして、従来は、機械的または科学的方法によらない複製を私的使用として認めていたわけでございますが、複製手段が発達をしてきたということを受けまして、そうした複製手段のいかんによる制限ということを廃止いたしまして、およそ個人的あるいは家庭内その他ごく限られた範囲内における利用を私的利用として認めたわけであります。このときには当然、その後における複製手段の発達
1982-03-08
衆議院
○佐野(文)政府委員 当時の衆参両院における著作権法案の御審議に際しましても、その点はすでに御指摘がございましたし、また附帯決議におきましても、著作物利用手段の開発は今日いよいよ急速なものがあるので、検討すべき課題が多々ある、よって、時宜を失することなく、そうした新しい課題に対応する検討を進めるべきであるという御指摘を賜っております。 われわれも、すでに当時から複製手段の発達は始まっておりましたので、そのことは予想しておりましたけれ
1982-03-08
衆議院
○佐野(文)政府委員 録音機器に関しましては、すでに九〇%を超えて普及が見られておると思います。録画機器につきましても、すでに一〇%を超しているというように見ております。
1982-03-08
衆議院
○佐野(文)政府委員 現行著作権法の三十条の規定がごく制限的に解釈されなければならないというのは、御指摘のとおりでございます。この貸しレコードの営業の場合には、現行著作権法では商業レコードであるとかあるいは書籍のような著作物の複製物を公衆に貸与する行為については、これを直接否定する規定がない。そして、貸し出しを受けた者が家庭内で録音をするということについても、三十条がこれを認めている。しかし、営業として貸し出しが行われ、その貸し出しの行
1982-03-08
衆議院
○佐野(文)政府委員 私的録音、録画問題についての第五小委員会の報告、ことにその結びでの御指摘は、私ども大変重く受けとめております。具体的には、著作権関係団体によって組織されている社団法人著作権資料協会というものがございますが、この資料協会と協議をいたしまして、資料協会において、まず私どももまた機器のメーカー等も協力をいたしまして、著作権思想の普及のための活動を推進する。さらに、この資料協会に関係者による懇談会を設けまして、文化庁も参加
1982-03-08
衆議院
○佐野(文)政府委員 御指摘のとおりであると考えております。 この問題は、もちろんレコード産業に重大な影響を及ぼすという点からの指摘があるわけでございますけれども、私どもは、作詞、作曲家あるいは実演家、レコード製作者、そうした著作権あるいは著作隣接権にかかわる権利者の権利がこのことによって不当に侵されてはいないか、そのことがひいては音楽文化というものによくない影響を及ぼしているのではないか、そういう角度からこの貸しレコード業の問題は
1982-03-08
衆議院
○佐野(文)政府委員 民事訴訟が係属中である、その推移に留意をしなければならないということは当然でございますけれども、われわれは、先ほども申しましたように、この問題を著作権制度の新しい課題として受けとめて、これに制度上どう対応すべきかの検討を急ぎたいと考えております。 私的録音、録画の問題の解決ということと貸しレコードの問題の対応ということとは、深くかかわるけれども、一応事柄は別であります。私的録音、録画の問題についての協議の前進を
1981-11-20
参議院
○政府委員(佐野文一郎君) 御指摘の協会は、文部大臣が認可をいたしました財団法人でございます。したがいまして、通常の公益法人の場合と同じように、事業計画、収支予算あるいは事業決算等につきまして報告を受けておりますほか、事柄に応じまして逐次必要な指導を加えているわけであります。
1981-11-20
参議院
○政府委員(佐野文一郎君) 去る九月末に警察当局によって摘発されましたいわゆるにせ名刀事件そのものは、御指摘のように警察当局の手によって処置が進められておりますし、そのことに限っては捜査は終局をしているのであろうと思います。 しかし問題は、この事件に関連をいたしまして、いわゆる摘発された偽銘刀の中に刀剣協会の発行をした認定書、もちろんにせの認定書もございますけれども、本物の認定書が付されたものがあるという点にございます。すなわち、協
1981-11-20
参議院
○政府委員(佐野文一郎君) 事件が発生をいたしましてから、次々と経過に応じまして会長なり専務理事からわが方は報告を受け、必要に応じて厳しい助言をいたしております。すでに御案内のように、協会は役員については改選の措置をとりました。そして、新しい役員によって信頼回復のための体質改善の検討を重ねているわけであります。 その検討の方向としては、一つは、私は事務当局、事務局の機構をより整備をされた十分のものにする努力をする必要がある。現在の協
1981-11-20
参議院
○政府委員(佐野文一郎君) 現在の認定制度につきましては、種別は、御案内のように特別重要刀剣、重要刀剣、甲種特別貴重刀剣、特別貴重刀剣、さらに貴重刀剣、この五段階に分かれているわけでありますが、甲種特別貴重刀剣、特別貴重刀剣、貴重刀剣、この三段階について、当面まず廃止を含めて再検討をしようということを私ども報告として伺っております。もちろんそのことを協会がすでに確定をしているということではございません。 〔委員長代理平井卓志君退
1981-11-20
参議院
○政府委員(佐野文一郎君) ことしの十月現在の数字でございますが、特別重要刀剣が二百三十九振り、重要刀剣が六千七百二十一振り、甲種特別貴重刀剣が二万八百五十九振り、特別貴重刀剣と貴重刀剣合わせまして三十八万一千六百六十一振り、合計で四十万九千四百八十振りということになっております。
1981-11-20
参議院
○政府委員(佐野文一郎君) 先ほど来お答えを申しておりますように、協会は認定制度のあり方について、もちろんその審査のあり方を含めて、現在抜本的な検討を重ねているわけであります。御指摘のように、その検討をできるだけ急ぐように、私どもは協会に対する指導に留意をしてまいります。また、そのときに、いま御指摘の点につきましては、こういう貴重な御指摘があったということを十分に協会の側に伝えることとさせていただきます。
1981-04-09
参議院
○政府委員(佐野文一郎君) この博物館の設立準備を従来文化庁が担当してまいりましたので、私の方からお答えすることをお許しいただきたいと思います。 先生がいま御指摘になりましたことは、私はまことにそのとおりであると思います。何か、国立大学の共同利用機関になるということが、いかにも国立大学のみによって、国立大学の間のみにおいて共同研究が行われる場となるというような誤解がもしあるとするならば、それはまことに遺憾なことであって、これを国立大
1981-04-01
参議院
○政府委員(佐野文一郎君) 第五小委員会で御検討になっていることでございますし、全力を挙げて御審議が進められておりますから、私の方からいつまでということを申し上げることは大変ある意味では僭越であり、恐縮なことでございますけれども、事務当局といたしましては、現在の著作権審議会の委員の任期が七月をもって満了いたしますので、できれば今期審議会の任期内にお取りまとめいただけないものかというふうに希望をいたしております。
1981-04-01
参議院
○政府委員(佐野文一郎君) 先ほどもお答えいたしましたように、国会の附帯決議の御趣旨に沿って、できるだけ早期にこの条約の締約国となりますように努力をいたしますけれども、現在の時点では、大変申しわけないと思いますけれども、どの時点で国会に批准を求める案件の提出をすることができるかということまでは申し上げかねる状況でございます。
1981-04-01
参議院
○政府委員(佐野文一郎君) 四十五年の制度改正の際には、すでにある程度まで複製機器の発達がありましたから、旧法の時代のように「器械的」、「化学的方法」によらない場合に限って私的使用を認めるという規定ではもう実態に合わないということから、複製手段を問わないという現在の私的使用の規定になったわけであります。ですから、その際にももちろん、今後における複製手段の発達、特に録音、録画機器の発達については予想をしていたわけでありますけれども、御指摘
1981-04-01
参議院
○政府委員(佐野文一郎君) 私的使用の規定それ自体、三十条の規定それ自体については、これは条約国各国の国内法を通じて同種のものが定められておりますし、今日の著作物の利用の実態からしてもちろん認めていかなければならないことでございます。三十条の規定をより厳密なものにする方がいいのではないかという意見ももちろんございますけれども、そうしたことももちろんございますが、それ以上にやはり問題なのは、現在の私的使用の規定のもとで行われている大量広範
1981-04-01
参議院
○政府委員(佐野文一郎君) 御指摘のとおり、著作権審議会の第五小委員会におきまして、昭和五十二年の十月から二十数回にわたる審議が重ねられているわけであります。すでに審議はほぼ尽くされておりまして、現在そのお取りまとめの段階に入っているわけであります。 いずれにしましても、第五小委員会の結論を待ってその後の対応を私どもは考えてまいるわけでありますけれども、御指摘のとおり四十五年の当時からこの国会の委員会における附帯決議等において、対応