消費者問題に関する特別委員会
○依田参考人 ありがとうございます。 組織論にも関わる大変難しい問題でございますし、組織内部の問題に関して、私自身が、消費者庁が現在徳島県に設置した国際研究センターの非常勤ではありますがセンター長の立場ではありますが、内部のガバナンス、マネジメントにそれほど暁通しているわけではございませんので正確なことは述べられませんが、ただ、一つ言えることに関しては、専門人材の不足、それだけは確かだと思っております。 そして、それについては、
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発言数 23件
初発言日: 2013-03-29 / 最新発言日: 2021-04-09 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
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○依田参考人 ありがとうございます。 組織論にも関わる大変難しい問題でございますし、組織内部の問題に関して、私自身が、消費者庁が現在徳島県に設置した国際研究センターの非常勤ではありますがセンター長の立場ではありますが、内部のガバナンス、マネジメントにそれほど暁通しているわけではございませんので正確なことは述べられませんが、ただ、一つ言えることに関しては、専門人材の不足、それだけは確かだと思っております。 そして、それについては、
○依田参考人 初めまして。京都大学大学院経済学研究科で研究科長をしております依田高典でございます。 本日は、意見陳述の機会をいただき、どうもありがとうございます。 それでは、私から、デジタルプラットフォーム消費者利益保護法の必要性について意見陳述をさせていただきたいと思います。 まず最初に、デジタル時代の社会の変化について、三点お話をさせていただきます。 第一に、リアルからオンライン、アナログからデジタル、そうした移行が
○依田参考人 武村先生、どうもありがとうございます。 デジタル市場というのは、大変新しい社会的な取引慣行ではございますが、今、この現代において、津々浦々まで至っているところでございます。そうした中で、武村先生が述べましたGAFAあるいは日本における楽天等の大きなプラットフォーマー、巨大IT企業が及ぶ範囲というものは、かなり大きいものであるのは確かでございます。 経済学、統計学の世界に、八対二の冪法則というものがございます。先ほど
○依田参考人 柚木先生、どうもありがとうございます。大変重要な質問の論点であると考えます。ごく手短に、行動経済学的な観点から、一言回答申し上げます。 先ほど述べましたように、人間は間違ってしまう存在、弱き存在でございますから、しばしばエラーを犯します。エラーを犯さないように完全合理的な人間を求めることは、人間の本性に反します。したがいまして、誤った選択を犯した後に対して、それをやり直しを認める、つまり、一度間違ってオプトインしてしま
○依田参考人 伊佐先生、私にその説明の機会を与えていただき、どうもありがとうございました。 少し率直なことを申し上げますと、私は、この検討会において座長を務めた中で、大変、非常に苦労しました。正直言うと、予定調和的な検討会ではなかったものですから、ガチの検討会で、しかも、かなりの程度を非公開で行ったこともございまして、内部においてはかなり激しい、大変な意見衝突、対立もございました。 そうした中において、経済団体を代表して参加され
○依田参考人 畑野先生、どうもありがとうございます。 正直申し上げまして、課題というのはたくさんございます。そういう中において、プラットフォーマーの公的責任をどう考えるかという点について、課題について私見を述べさせていただきます。 先ほど河上先生ほか諸先生が申し上げましたように、当初の私が座長を務めた検討会においても、名立たる大大プラットフォーマーが、我々は所詮、場所を貸しているにすぎずに、悪いことをしているのはたな子なので我々
○依田参考人 取引のデジタル化、オンライン化が進むことは、取引の参入障壁が下がることを意味しております。 参入、取引が容易化することのメリット、デメリットは、消費者側にもそれぞれ一長一短ございまして、よりデジタルを使いこなしたい方々が、ペーパーレス化することによって便宜性が高まることは、一方でメリットでございます。しかし、それによって、デジタルに対しての素養が弱い方々に関しては、確かにだまされやすくなるというデメリットの側面もござい
○依田参考人 まず、行動経済学的な考え方というものの中において、人間というのは確かに、今、串田先生がおっしゃったように弱い存在でございます。したがって、全ての情報を入手し、それを正しく合理的に情報計算して選択を、AかBか選ぶことはできません。 そこで、二つ考え方がございます。これは、セイラー教授と共同で本を書かれたハーバード大学のサンスティーン教授の考え方にも大きく依存していますが、リバタリアン・パターナリズムという考え方です。
○依田参考人 串田先生、大変難しい質問をありがとうございます。 率直に申し上げますと、今まさに私個人もGAFAと対決する立場を政府から任命いただいて、競争政策、消費者政策、どちらにおいても責任ある立場に置かれている私としても日々悩むところであって、結論はまだありません。 なぜかと申し上げますと、やはりGAFAの存在は無視できないものであって、消費者をだます立場も彼らかもしれないけれども、消費者を救う立場も彼らかもしれない。神様と
○依田参考人 井上先生、どうもありがとうございます。 私としましても、これでよかったという思いが半分ある一方で、これでよかったのだろうかという思いも他方で残り、じくじたるところもございます。 そして、その検討会において、当然のことだと思います、彼らが悪いとは思いませんが、規制がかかるかもしれない状況において、プラットフォーマー事業者が、規制はかけてくれるな、共同規制の枠組みの中で自助努力、自発的な努力義務にとどめてほしいというよ
○依田参考人 京都大学の依田高典でございます。 きょう私は、電力の平準化に関する日本とアメリカの動向について述べさせていただきます。 簡単に、資料に入る前に、なぜ私がこのようなことをしているかといいますと、東日本大震災を挟みまして前後、日本の経済産業省とアメリカのフルブライト財団の御支援を受けて、スマートグリッドを社会に導入するとどのような効果があるか、また、スマートグリッドを使って、ダイナミックプライシングと言われるような、時
○依田参考人 どうもありがとうございます。 二つの点について回答させていただきたいと思います。 まず一つは、経済学者として見て、トップランナー方式が非常にすぐれたやり方であるということ、もう一つは、日本の家というものが、世界的に見ても、今後、輸出も含めて非常に大きな可能性を持っているということについて述べたいと思います。 まず、トップランナー方式なんですが、これは、経済産業省が導入したときに、非常に先見の明があった。経済学あ
○依田参考人 どうもありがとうございます。 大変難しい御質問でありまして、今、私があたかも試験場に立たされているような気分で、本当にこれは数分で答えるのは難しいところなんですが、あくまで私が今思いつく、この話題に関連して電力会社様あるいは経済産業省様とこの問題を議論するときに必ず出てくることについて、一つ二つ述べさせていただくにとどめたいと思います。 まず、ダイナミックプライシング、変動型の電気料金に関します一つの懸念は、消費者
○依田参考人 ただいまの御質問に対して回答させていただきます。 まず、アメリカのカリフォルニア州が、現在、家庭も含めてスマートメーターの設置が終了しつつあるというのは事実でございます。それにつきまして、理由としましては、やはり二〇〇〇年から二〇〇一年に起こりましたカリフォルニアの大規模な電力危機、その危機感で、電力会社を初めとして設置に踏み切ったのが大きい理由でございます。 日本は、そういう意味においては、アメリカに比べて電力需
○依田参考人 御質問いただき、どうもありがとうございました。 大変重要な質問でありまして、きょう、私としても、国会の先生方、あるいは小宮山前東大総長がおられる中で、非常に一番力を込めて言いたいところでございます。 私は、フルブライト財団と経済産業省の御支援で、京都大学を一年お休みをいただきまして、二〇一一年の夏から二〇一二年の夏まで、アメリカ・カリフォルニア州のUCバークレー校と、アメリカ・エネルギー省附属のローレンス・バークレ
○依田参考人 どうもありがとうございました。 私、経済学者として、こうした社会実験を経済産業省と一緒にやらせていただく中で幾つか勉強になった点がございますので、それをきょう、一つ二つ、参考意見として述べさせてもらいます。 一つは、経済学者として、ダイナミックプライシング、変動型の電気料金を入れるときは、あるときはめり張りをつけて、実際に費用が高くついているわけですから、それに合わせて価格も上げさせていただきますが、そのほかの、夜
○依田参考人 どうもありがとうございます。 スマートグリッドに対しては、御質問のとおり、日本としても、震災前に関しては、普及、あるいは政策的な方向性としては、前向き、積極的なものではございませんでした。 その理由につきましては、皆様が御承知のとおり、二〇一一年の三月十一日前に関しましては、日本の電力の質は世界一安定的ですぐれたものでございましたし、改めて家庭に対してスマートメーターを導入して、細々と節電や省エネに協力をしてもらう
○依田参考人 どうもありがとうございました。 大変難しい質問でございまして、私のできる範囲で御回答させていただきます。 二つの観点で回答させていただきます。 まず、昨今の電力需給の逼迫状況、電力危機という観点からどの程度のピークカットが求められているかという、ニーズの必要性の観点から回答しますと、例えば東京電力管内において、二〇一〇年、最も電気が使われたときでございますが、最大六千万キロワットアワーの電力がありましたが、それ
○依田参考人 その点、二〇二〇年が遅いかどうかに関しては、ちょっと私の方も、具体的にどのぐらいのスピード感が必要なのかに関しては、専門的な知見を持っておりませんので、ほかの参考人の御意見をお願いしたいと思います。
○依田参考人 さすが、東大を出てばりばりの国会議員で、大変な御質問で恐縮です。 おっしゃるとおりで、人間というのは、行動経済学的に見ると、要するに、我々経済学者が昔どおり仮定していたように、全てを計算して最適な行動をとるわけではなくて、今の問題に関して言いますと、初期値バイアスとか現状維持バイアスといいまして、もっといい選択肢があるにもかかわらず、どうしても今の現状に過剰にとどまってしまう、そういう傾向がございます。 ですから、