予算委員会
○保母武彦君 時間が余りないようですので、簡単にしておきます。 食料とエネルギー問題は、両方とも、少なくとも昭和三十年代の初めまではほとんど全てが農村から全国に供給されていて、東京、大阪などを支えていたわけですね。それがなくなってきている。だからもとに戻すというわけではないんですけれども、農村問題あるいは中山間地域問題をいじくるときに、食料問題あるいはエネルギー問題を真正面から議論しないという計画自体は、私は全く納得できないです。だ
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発言数 13件
初発言日: 1992-03-17 / 最新発言日: 2015-03-05 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○保母武彦君 時間が余りないようですので、簡単にしておきます。 食料とエネルギー問題は、両方とも、少なくとも昭和三十年代の初めまではほとんど全てが農村から全国に供給されていて、東京、大阪などを支えていたわけですね。それがなくなってきている。だからもとに戻すというわけではないんですけれども、農村問題あるいは中山間地域問題をいじくるときに、食料問題あるいはエネルギー問題を真正面から議論しないという計画自体は、私は全く納得できないです。だ
○保母武彦君 一つ言えば、これは角さん、岩本さんの方から言われたのとほとんど同じですけれども、満足度だと思います。 ただ、これをどのようにして指標化してわかるようにするかという上では、科学的に満足度、幸福度を指標化していく、やはりこれをやらないとだめだとは思いますけれども、結局は、一人一人の希望が実現して、充足した人生であったと思えるような、そこのところをしっかりとすべきだ。これは、今までのこういう開発政策の中では十分でなかった点だ
○保母武彦君 私の方は、お手元にA3で二枚物を配っておきましたので、参考にしていただきたいと思います。意見陳述の要旨と書いてありますけれども、意見陳述の方が十分と短いですので、要旨以上に書いてあるかもしれません。はしょって進めたいと思います。 そこに、どういう人間かという自己紹介を書いておきました。日本財政学会の関係もあり、いろいろ、地域振興を四十年ほどやってきました。その関係で、きょうは、地方創生問題を中心にしたいと思います。
○保母武彦君 ダム機能と言われたのについては、農村から東京にすぐ出るのではなしに、途中でダムでとめようというのと、それから、東京から地方に帰る場合に、中核、中枢都市でとめてそこでダム機能をやる、両方の機能が説明されていますよね、増田さんの中で。 いずれにしても、今、地方の二十万なりそのあたりの都市を見ると、そこに大勢の若い人たちあるいは若い女性たちが集まるというような実態は余り見られないですよね。例えばよく話題に出る淡路市のあたり、
○保母武彦君 かつて、高度成長期と前後して、そのころには、地方の産業振興といえば企業誘致、私たちの言葉で言うと外来型開発、外来患者のように外から引っ張ってくるわけですね、外来型開発。それだとさまざまな問題が生じましたので、それを克服する方法として、「内発的発展論」というのを私も一九九六年に岩波から出したんですけれども、その方法はかなり各自治体で受け入れられていったんです。 その中で、最近聞いた中で、以前の東京大学の総長であった小宮山
○参考人(保母武彦君) 保母でございます。 質問があった件についてですけれども、その前に、今青森市長さんが言われたコミュニティーの再構築、これがだから、都市は都市としての再構築がありますし農村は農村としての再構築があると、都市と農村と、コミュニティーの再構築といえば同じですけれども、もう一つ言えば、都市と農村というのは原理的に違うシステムで動いていますので、この辺りの検討、研究が必要だろうとは思います。 今日はその話じゃなしに、
○参考人(保母武彦君) 島根大学の名誉教授の保母でございます。 私の専攻は地方財政学、そして地域経済論です。主に農村の経済問題を今まで扱ってまいりました。今日、私の方は、高齢期の住生活環境についてという中で、とりわけ農村、中山間地域の問題について陳述するということでございます。 今、青森市の佐々木市長さんの方から陳述がありましたコンパクトシティー、こういう制度ができないのが農村部の特徴であると。農村部というのはやはり孤立分散とい
○参考人(保母武彦君) 保母です。二点プラス一ですか、質問がございました点についてですけれども、一つは集落がこのようになってきた背景の問題です。 これについては、特に農村の非常に困難な状況、人口減少地域のところ、過疎地域ですね、ここに対する対策が昭和四十五年から行われました。先ほど匹見町の例を言いましたけれども、ここの大谷町長は過疎町長として非常に有名な方でして、今九十三歳でまだ御健在なんですけれども、是非参考人に呼んでくださいとい
○参考人(保母武彦君) 保母です。 有村委員の方から、どこにお金を使ったらいいかと、こういう話でしたけれども、これについては、今、農村だけではありませんけれども、都市部も見ておりまして、やはり少子化の大きな問題の一つに、なかなか希望の持てる世の中になっていないと、親も子供もというところがありまして、これを何とか解決したいなということを思ってきたんですよね、ずっと。 大学院生と一緒に一年半ほど一つの集落に、広島の東城町、西城町、城
○参考人(保母武彦君) 地方分権の時代ですから、教科書的に言えば、地方のことは地方でと、地方が負担するというのが恐らく原理的な回答にはなると思うんですよね。ところが、地方には金がないと。 最近ある町へ行きまして、町長が憤慨していたのは、国の方は、国の方は財政赤字が大きいけれども地方の方は余りないじゃないかと、国と比べて、赤字が、という話を国の方はどうも、国というか財務省は考えているようだと。あるいは国会議員の先生という話は出てなかっ
○参考人(保母武彦君) 島根大学の保母でございます。 今の御質問についてお答えいたしますけれども、この中海・宍道湖の淡水化事業というのは昭和六十三年の五月の段階で凍結になっております。事業が二十五年間にわたりまして七百五十九億円投入されております。 凍結の理由は幾つかございますけれども、一つは、何よりもこの事業が計画されたのが、干拓、淡水化事業を計画されたのが昭和三十年代です。それ以降、二十五年にわたって事業が継続中であった。計
○参考人(保母武彦君) この事業は今言われましたように農林水産省の直轄の事業です。しかし、事業が行われておりますのは一級河川の斐伊川の流域でして、そこに中海・宍道湖があります。これは一級河川ですので当然建設省の管轄になっております。建設省は当時、この問題について環境保全、水質保全という立場から非常に慎重に対応していただいております。 これは幾つかの例を申し上げますと、島根県庁が最終的にこの事業を継続するか、それとも凍結するか、こうい
○参考人(保母武彦君) さまざまありますけれども、凍結が余りにも遅過ぎたというところから、水の流れが弱くなっている問題、水質への影響が出ている、これが大きいかと思います。 同時に、財政負担の問題があります。凍結された昭和六十三年五月末の段階で三百九十六億円が地元の財政負担ということになっております。これを、水を農業用水へ売り、それから土地を売って返さなきゃならない、しかしそれができないというところで財政負担の問題が大きく残っておりま