「保田行雄」の過去の国会発言

発言数 24件

初発言日: 1988-08-09  /  最新発言日: 1996-04-17  /  1 ページ目 / 全体 2ページ

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1996-04-17 参議院

厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会

○参考人(保田行雄君) 本日、このような形で発言の機会を与えていただきまして、ありがたく思っております。 去る三月二十九日、HIV薬害訴訟は和解解決しました。国会の議員の皆様にも和解解決へ向けて多大な御支援をいただき、この場をかりてお礼を申し上げます。 この三月二十九日の和解の際、原告団と厚生大臣及び製薬企業との間で確認書が取り交わされました。その確認書の中で、「厚生大臣は、」「再び本件のような医薬品による悲惨な被害を発生させる

1988-12-06 参議院

社会労働委員会

○参考人(保田行雄君) 今、北村参考人が自己注射があたかも感染を拡大したかのようにおっしゃっていますけれども、そういう事実はありません。安全な注射をしていればだれ一人感染をしなかったわけです、自己注射だろうが医師による注射だろうが。自明のことです。 五十八年の二月に自己注射が認可をされまして、問題なのは、私たちは濃縮製剤をアメリカから輸入する以前、国内で全部生産をしていた時代、クリオの時代からきちっと自己注射はできるからと自己注射を

1988-12-06 参議院

社会労働委員会

○参考人(保田行雄君) 私は、全国ヘモフィリア友の会を代表しまして、エイズ予防法案に対する意見を述べさしていただきます。 エイズ予防法案は、去る十月二十七日、衆議院社会労働委員会において可決されました。当日、全国各地から法案の可決を心配し駆けつけた血友病の患者、家族は傍聴席から茫然とただ見守るだけでした。そして、可決された後、親たちは涙するほかありませんでした。 思えば六年前、私たちの血液製剤からのエイズの不安は全く無視され、感

1988-12-06 参議院

社会労働委員会

○参考人(保田行雄君) 告知の問題は、非常に不幸なことなんですが、我が国では感染症の専門医あるいは血友病の非専門的な内科医や小児科医は告知をしております。そういう一般的な学会に、告知をしないという議論はないわけです。一部の血友病の専門医が非常に頑強に告知を反対されている。 昭和六十年から私ども幾つかアンケートをとっていますが、告知をしてほしいというのは一貫した患者、家族の願いです。いわゆる告知をしないというのは、告知をしてほしいと言

1988-12-06 参議院

社会労働委員会

○参考人(保田行雄君) 私が一番訴えたい点は、やはり医療機関の感染者等の受け入れといいますかケアといいますか、これをきっちりと教育していただきたいというととです。 それと、そういった医療機関に対する行政的なバックアップをするということが大事だろうと思うんです。私たちが幾つか知っている中でも、やはりHIV感染者が入ると非常に過剰反応される。例えば小児科病棟に入院をしても、そこでその子だけが使い捨ての食器を使われて、自分で御飯を食べて、

1988-12-06 参議院

社会労働委員会

○参考人(保田行雄君) 今回の救済案は、御存じのようにほぼ発病した患者ということに限られておりますので、発病した患者といいますと対象者五十一人ですね、今厚生省で報告されているもので。だから、そういう人たちはあえて申請をするだろうというふうに思っています。 一般的な患者把握の問題ですが、疫学的な把握をされるということについては私たちは反対ではありません。厚生省に今血友病の感染者の数が上がっておりますけれども、これは知事を経由してのサー

1988-12-06 参議院

社会労働委員会

○参考人(保田行雄君) プライバシーの確保の問題と救済の関係ですけれども、救済と言うからにはいかなる公的な給付あるいは薬害的な損害賠償にしろ給付を受けるためには個人の名前をきちんと特定して申請をする、あるいは請求をするという形になるだろうと思います。 私たちは社会の理解という面ではなかなか難しい側面はあるけれども、今一番大事なのは何かといいますと、法律上の守秘義務を持っている人たちが本当にエイズの感染者のさまざまなプライバシーの事項

1988-08-09 衆議院

社会労働委員会

○保田参考人 全国ヘモフィリア友の会会長代行の保田でございます。 私は、全国ヘモフィリア友の会を代表いたしまして、エイズ予防法案に関する参考人としての意見を述べさせていただきます。 御存じのとおり、我が国の血友病患者約五千名の四割、二千人が、その治療に用いた血液製剤からエイズに感染をいたしました。他の感染原因で感染した人たちが数十名にとどまっている日本でこれだけの犠牲者が血友病患者から出たということは、いかに血友病患者のエイズ禍

1988-08-09 衆議院

社会労働委員会

○保田参考人 従来の全国ヘモフィリア友の会と 同一でございます。先ほど意見を述べられた北村前会長は昨年の三月一日に会の方で解任ということになりまして、その後を受けて北海道の会長が会長を受け継いだ。その後、北海道の会長が辞任をして、私が副会長を務めた関係上代行を務めさせていただいている。 全国ヘモフィリア友の会で今のところは別段脱退等はありませんので、従来どおり約二千世帯、二千人ぐらいの会であります。

1988-08-09 衆議院

社会労働委員会

○保田参考人 まず第一に、日本のエイズ対策は、その大阪の例は詳しくは知りませんけれども、やはり特異な例をもってするのではなくて、大多数の国民を対象として、そして蔓延防止に役立つという観点から立法はまずされるべき必要があるだろうと思います。それにも増してやはりエイズは、感染をする、あるいは感染の疑いがある人たちにとってはそれ自体が一番の脅威なんです。だから、恐らく安心して検査を受けられる医療機関であるとか、あるいは抗体が陽性であるというふ

1988-08-09 衆議院

社会労働委員会

○保田参考人 救済については、エイズ感染者や患者というのはそれ自体で病人であり弱い立場の人たちです。そして、治療を受けるということになりますといろいろな経費がかかります。だから、今言われているような医療費であるとか医療関連経費の軽減措置等は、血友病患者であるかどうか、血液製剤で感染したかどうかを問わず、広く日本国民一般がそういう救済を受けられるように早急にすべきだと私たちは思います。そしてその責任は、やはり障害者福祉に責任を持つ国が責任

1988-08-09 衆議院

社会労働委員会

○保田参考人 エイズ予防法案は、一つは単独立法である点、もう一つはサーベイランスとともに知事の二次感染予防の措置権を非常に強力に広範に規定をしています。それと守秘義務、大体この三つくらいの構成から成っていると思いますけれども、私たちはエイズが性行為感染症として公衆衛生的に問題になるであろうということはわかります。ただそうであるならば、その性行為感染症の拡散を防止する施策として現在何が求められているのか。法律が必要とするならば、どういった

1988-08-09 衆議院

社会労働委員会

○保田参考人 現在、血友病の感染者の多くは元気です。ウイルスが体の中に入りましても元気であればいいわけです。もちろん、出産ということになればかなり問題があると思いますけれども。 だから、今私たちがなぜ責任を認めてほしいと言っているかといいますと、この元気な血友病の患者が発症する前に発病予防治療を本当に真剣にやっていただきたい、そのための責任はだれが持つのかということをはっきりさせるべきだという ことです。やはり、もとの体に戻してほ

1988-08-09 衆議院

社会労働委員会

○保田参考人 現在幾つかの救済案が出ています。既に六十三年度予算として実施されているものも多くあって、新規事業としては先ほど申し述べたとおりのものです。やはり私が思いますのは、血友病のエイズ感染の悲劇といいますか、その重荷を家族や患者だけに負わせていいのかということなんです。いやしくも国の認可した医薬品から感染をし、そしてそのことを、感染の危険性についてはつとに早くから指摘をされていたわけですね。そういう意味で私たちは、国が本格的な救済

1988-08-09 衆議院

社会労働委員会

○保田参考人 一つは、危ないと思った段階で使用をやめさせるべきだったということです。やはり血友病患者はエイズ感染の疑いのある製剤であるならば使わなかったということです。 それともう一つは、エイズ対策が問題になる以前から血液事業に関する中間答申等で血液製剤は自給すべきだということが言われておりました。エイズ感染が本当に問題になった時期に国産の、国内の血液を原料とした安全な製剤に転換できなかった真の原因は、この勧告を無視して輸入一本やり

1988-08-09 衆議院

社会労働委員会

○保田参考人 日本においても裁判をしたいという人はおります。私たちの会の目的は、やはり一番困難な状態にある切実な要求を持つ患者の利益を最大限に擁護してあげたいという気持ちです。そういう意味で、そういう患者さんや家族で裁判をしたいという方が出てきましたら、私たちの会としても全力を挙げて支援をしたいと思っています。 それと私は、血友病の今回のエイズ禍は、一つの疾病の四割が医薬品から感染をしたという、恐らく日本の戦後史にもない大きい事件で

1988-08-09 衆議院

社会労働委員会

○保田参考人 問題は、やはり救済の給付の内容だろうというふうに思います。プライバシーの問題、非常に大事です。しかし、これは社会の理解が一歩一歩本当に前進していかなければ実効性の伴わない問題です。 それともう一つは、責任を認めて救済をということは、何も裁判をするということではありません。今まで日本の公害や薬害でも、国やメーカーによってきちんとした対策がとられたという事例は幾つかあります。それは、実質的には明文で責任を認めるかどうかとい

1988-08-09 衆議院

社会労働委員会

○保田参考人 やはり問題は、給付の内容だということに尽きます。 私が言っているのは、責任を認めてというのはだれがやるのかということで、国とメーカーが本当に真剣に今度の悲劇を償うという気持ちにならなければ、本当の意味の救済にはならないだろうということです。それと、感染をしていった血友病の患者さんたちの思いもやはり晴れないと思います。そういった金銭的な償い等では解消し切れない面があるんではないでしょうか。そういう意味での本当に誠意ある対

1988-08-09 衆議院

社会労働委員会

○保田参考人 エイズについて、これが新しい性行為感染症であるということを社会が広く認識することだと思うのです。それと、やはり感染者を社会が受け入れていくことだと思います。一人一人がエイズをそういう意味では排除するのではない、よそのことではなくて身近にある問題として受け入れていく、一つの病気として受け入れていくということがその予防につながっていくことだというふうに考えています。

1988-08-09 衆議院

社会労働委員会

○保田参考人 マスコミ等の扱いは、当初のいろいろな好奇心から来るような扱いと現在は違ってきているように思います。ただ、マスコミ等で大騒ぎになったのは高知の事例であり、神戸の事例であり、大阪の事例、すべてこれは厚生省の方で発表しておられる事例です。だから、情報はすべて医療機関か行政庁から出ています。そして、それは厚生省のサーベイランス委員会あるいはその過程の中で出て大騒ぎになっています。だから、マスコミを云々する前に、国が真に必要だと思っ

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