国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会
○参考人(内山達四郎君) 総評の内山でございます。 一応レジュメをつくってまいりましたけれども、限られた時間の中でこれ全部について申し上げられるかどうかわかりません。言い残した分については後ほどの質疑の中でお答えをしたいというふうに思っております。 私は、主として高齢者雇用の問題を中心にして意見を申し上げたいと思うんです。 先ほど日経連の中宮さんから「高齢者の積極的活用による日本経済のバイタリティの維持を」という御発言がござ
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発言数 43件
初発言日: 1980-03-18 / 最新発言日: 1985-04-19 / 1 ページ目 / 全体 3ページ
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○参考人(内山達四郎君) 総評の内山でございます。 一応レジュメをつくってまいりましたけれども、限られた時間の中でこれ全部について申し上げられるかどうかわかりません。言い残した分については後ほどの質疑の中でお答えをしたいというふうに思っております。 私は、主として高齢者雇用の問題を中心にして意見を申し上げたいと思うんです。 先ほど日経連の中宮さんから「高齢者の積極的活用による日本経済のバイタリティの維持を」という御発言がござ
○参考人(内山達四郎君) 今御指摘ございましたように、現在の失対事業というのは、いわば緊急避難的な事業制度として発足をしたわけですけれども、結局滞留をしてしまって、失対それ自体が事業目的みたいになってしまったという傾向があると思うんですね。その意味では、私は現在の失対事業と同じような公的就労事業ということになれば、これは問題があるんじゃないか。もちろん緊急避難的な失対事業というものは必要だと思うんですけれども、今高齢者事業団というような
○参考人(内山達四郎君) 実は、青森銀行の問題は雇用審議会の定年延長部会でも若干問題になったんですけれども、私は率直に言って、青森銀行のあの例というのは非常に極端な例ではないかと。つまり、賃金が四割ないし五割近くダウンしてしまうというような、そういう非常に極端な例であるために、恐らく管理職に近い方だと思うんですけれども、訴訟を起こされたということだと思うんですね。 私たちは、労働組合の立場からいえば、定年の延長に伴う賃金の問題、これ
○参考人(内山達四郎君) 先ほども私最初の公述のときに申し上げましたけれども、年齢による雇用差別というものがあってはならないと、そういう基本的な考え方を私ども労働団体は持っているわけですね。これは一九八〇年にILOは高齢労働者の労働及び引退に関する百六十二号勧告というものを採択したわけなんですけれども、ちょっと今正確な表現は忘れましたけれども、年齢によって、つまり加齢によって解雇を強制してはならないという、正確な条文は忘れましたけれども
○参考人(内山達四郎君) 私も率直に言って余りそのことについては的確なことを申し上げることはできないんですけれども、私が先ほど申し上げましたように、やっぱり職場というものを見ましたときに、女性が圧倒的に多い職場とかはございますね。業種なり職種によってありますけれども、私は機械金属関係の職場の出身なんですけれども、一般的に言えることは、例えば家庭電器とか電子関係なんかは圧倒的に女性が多いんですけれども、私なんか一番よく見ている職場を見ます
○参考人(内山達四郎君) 今御指摘がありましたように、高齢者のための会社をつくって、そこで定年退職をされた方あるいは定年退職直前の方を受け入れて高齢者会社といいますか、そういう会社をつくっているケースは、最近は、私どもの知る範囲でもかなりふえてきているのではないかと思うんですね。ただ率直に申し上げまして、私も二、三そういう会社の実情、実態を見たんですけれども、必ずしも全部が全部うまくいっているというケースだけでもないようなんですね。結局
○参考人(内山達四郎君) 先ほども私申し上げましたように、結局高齢者の需給バランスが供給過多であるために、先ほども失業率が非常に高いとか、有効求人倍率も非常に低いという、供給過多であるためにどうしても高齢労働者の賃金なり労働条件が低下をしてしまう、これが現実の姿だということを私は申し上げたんですけれども、それを解決していくためには、もちろんこれは労使の自主的な交渉も大事だと思うんですけれども、根本的な解決策というのはこの需給のアンバラン
○参考人(内山達四郎君) 私も余り詳しいことは承知をしておりませんので、具体的なことは申し上げられませんけれども、しかし、ごく素人的な感想を申し上げれば、今の年金の運用のあり方がそのまま続いてしまうと、むしろ公的年金よりも私的な年金の方へのシフトが始まってしまうのではないだろうか。それは利率が高ければ高いほどいいというふうには申しませんけれども、何かそんな感じが私はしてならないと思うんです。 したがって、自主運用ということになれば、
○参考人(内山達四郎君) MEを中心としてロボットがこれから先の雇用に与える影響については、率直に言って私は二、三年前ぐらいまではかなり楽観論が強かったように思うんです。それほど雇用削減に至らないのではないか。しかし、ここ最近になってMEを中心とした技術革新の進展、ロボット問題なんかそうですけれども、これはやはり放置をしておけば雇用に対してかなりの影響を与えるのではないかという気持ちを、私どもはいるんな調査をやってみますとそういう気持ち
○内山公述人 若干観点を変えて申し上げたいのですけれども、実は今高齢化社会への移行の中で、高齢者の雇用の問題というのが労働団体にとっては非常に重要な問題になっています。労働省・政府は、昭和六十年までに六十歳定年制を一般化するということで行政指導を強めておられまして、御承知のように六十歳定年制を採用する企業はかなりふえてきています。しかし、昭和六十年代以降の雇用失業情勢というものを考えますと、むしろ六十歳から六十五歳までの階層が、昭和六十
○内山公述人 内山でございます。 私は医療問題については素人でありまして、本公聴会の公述人としては必ずしも適任者ではないと思っております。しかし、私ども総評初め多くの労働組合員、労働者は、健康保険法の改正がどうなるのか、重大な関心を持って国会審議の行方を見守っております。そうした立場を代表いたしまして、率直に私の考えを申し上げたいと思います。 結論を先に申し上げますと、私は、今審議が進められております改正法案には残念ながら反対で
○内山公述人 率直に申し上げて、ただほど高いものはないという言葉はございますけれども、先ほど水野公述人の言葉にもありましたように、全部がただになればそれほどいいことはないんだというふうに私は思っておりません。 ただ問題は、医療費というのは人間の命と健康にかかわる問題ですし、有病率は高くなっておりますけれども、すべての人が病人であるというわけではないわけですね。つまり何らかの要因によって病気になったりあるいはけがをしたりする、その場合
○内山公述人 実は私も、去年の秋から若干体調を崩しまして、今でも医者にかかっているわけです。たまたま私の学生時代の友人に医者がいるものですから、ただ彼は臨床専門ではなしに病理専門なものですから、臨床に関しての知識は普通の臨床医と違ってそれほど多くはありません。しかし、率直に言って、何人かの医者に三つほどの病気についてかかりますと、今御指摘がありましたように、二時間くらい待たされて大体四、五分くらいの診療で終わってたくさんの薬をもらう、中
○内山公述人 今先生が御指摘になりましたように、一割負担なり二割負担の導入は、率直に言って、病気の軽い人にとってはそれほど大きな負担にはならないかもしれません。これは厚生省のモデル試算を見ても、二、三日程度の風邪とか軽い病気であればそんなに大きな負担にはならないと私は思うのです。しかし、実際に私たちの周辺にもおりますけれども、例えば糖尿病で余病を併発するという重症の患者といいますか難病の患者、そういう患者に対するしわ寄せというのはかなり
○内山公述人 私は、最初の陳述で申し上げましたように、一番心配をしておりますのは、今度の健保法の改正をめぐってさまざまな論議がさまざまな角度から行われている、このことは決して否定するものではないし、大いに論議をしなければならない問題だと私は思うのですね。しかし、そういう論議の中で、社会保障の基本的な理念、私は先ほど憲法二十五条を申し上げましたけれども、あるいはまたILOの特別研究報告を申し上げましたけれども、本来なら労使が折半して出して
○内山公述人 これは率直に申し上げて、今度の健康保険法改正問題に対する職場の組合員といいますか職場の労働者の関心は、かつてないほどに、非常に強くあらわれてきているというふうに私は思うのです。例えば私どもが旗を振って動かすというようなことよりも、先生方は御存じでしょうけれども、社会労働委員会の厚生日にはたくさんの労働者が心配をして議員面会所に集まってくるとか、あるいは署名運動、これは県評段階、地域段階でも取り組んでいるところがありますけれ
○内山公述人 医療費のコスト意識という面から見れば、さっき私の言ったことと若干違うかもしれませんけれども、私は、一割負担あるいは二割負担の導入というものは、医師会の方が言っておられるように受診の抑制ということに当然つながってくるのではないだろうか。その限りでは医療費を抑えるということには役立つであろう。しかし、国民といいますか患者の立場に立った場合に、健康の問題をそういったコスト意識の面からとらえることが果たして正しいのかどうか。医療費
○内山公述人 御指摘になりましたように、今八つも分かれております保険制度というものに、負担の公平という面から見れば大変大きな問題があると私どもは思っております。したがって、その意味で、本当の意味での平等というものはつくられなければならない。しかし、これは私が最初の陳述で申し上げましたように、それは低い水準のところにそろえるのではなしに、昭和二年以来、戦争中一時期ありましたけれども、守り続けてきた十割給付というものを中心にしながら、いかに
○内山公述人 先ほど申し上げましたけれども、将来的な展望としてはやはり負担の公平化というものは図らなければならないと思うのです。しかし何度も繰り返しますけれども、今度の健保法改正問題の直接の発想というのは、国庫の負担をいかにして削減するかということがやはり発想の原点になっていると私は思うのです。 そうしますと、いろいろな論議がありますけれども、国保を含めて全体として八割とか九割とかいうふうに言われても、私どもはそれを直ちに、はい、そ
○内山参考人 総評副事務局長の内山でございます。二つの法案について御意見を申し上げます。 厳しさを増す国内外の経済情勢と特定産業や特定地域の動向を考えますと、特定産業あるいは特定地域に対して国が積極的な政策を進めることは必要であると思います。個々の企業が死にもの狂いの努力を行って、その中で生き延びるものは生き延び、つぶれるものはつぶれる、国の介入や援助は自由競争の原理を損ない、企業の甘えを許し、国際的な批判も浴びるという意見もござい