「内橋克人」の過去の国会発言

発言数 13件

初発言日: 1996-05-22  /  最新発言日: 1996-05-22  /  1 ページ目 / 全体 1ページ

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1996-05-22 衆議院

規制緩和に関する特別委員会

○内橋参考人 大変に重要な現実を御指摘になったと思います。まさに、中小の専門商店の閉店という現象が日本のコミュニティーというものを破壊している、そういうところまで来たと思います。 私は、個人的なことで恐縮ですが、相当以前から、そうした地方都市における古い歴史を持った商店が、シャッターを閉めたままで、そして近寄ってみると一枚の張り紙がしてあって、御連絡の方はここに連絡してください、そういう電話番号が書いてあるという風景ですね。地方に参

1996-05-22 衆議院

規制緩和に関する特別委員会

○内橋参考人 内橋でございます。 規制緩和に関しまして意見を求められてやってまいりましたが、最近の情勢を拝見いたしておりますと、政治のテーマ、国会ジャーナリズムのテーマというものが既に他の分野に及び始めているのかなと、出席者の方々の数などを拝見しながら思いました。 私がきょう申し上げることは、当委員会の主流となっておりますような考え方とはかなり質的に違ったものであろうと思います。私にとりたててこうした意見を述べよという御指示をい

1996-05-22 衆議院

規制緩和に関する特別委員会

○内橋参考人 航空問題につきましては、「規制緩和という悪夢」の中でグループ二〇〇一が詳しく分析をいたしております。このことに関していろいろな誹謗、中傷がなされておりますが、これがまさに客観的な現実であったことを裏づけるような著作が間もなく日本でも翻訳、出版されるというふうに伺っております。 それはともかく、今のバリュージェットですね、まさに規制緩和の一つの帰結だと思います。 それで、既に「規制緩和という悪夢」の中では、当時米国第

1996-05-22 衆議院

規制緩和に関する特別委員会

○内橋参考人 先ほどフランスにおけるロワイエ法のお話をいたしましたけれども、地域を形成している商店、極めて小規模な専門店をどう守っていくかということが、ヨーロッパにおいてはもう大きな潮流です。 それで、小売店はこれまでどのような役割をコミュニティーの中で果たしてきたかということを考えてみると、もちろん雇用という問題がありますね。そこで働く場があるということでありますね。大企業とか既存の企業に雇われなくとも、被雇用者にならなくとも働い

1996-05-22 衆議院

規制緩和に関する特別委員会

○内橋参考人 今、鹿児島からお見えになったということで、私どもは、鹿児島におきまして離島航空の航空運賃が、東京-大阪あるいは東京-札幌、幹線に比べて過去どのように値上げをされてきているかということについても詳しく調べて、これは報告、リポートをしております。著作の中に書いてあります。離島航空におきましては大体この間に二倍以上運賃が上がったわけです。しかし、幹線におきましては軒並みマイナス七%、過去十年ですね、そういう数字もございます。

1996-05-22 衆議院

規制緩和に関する特別委員会

○内橋参考人 現在の著作物に関する再販の問題だと思います。 これは、ある意味では新聞、マスコミにとりまして再販問題というものが規制緩和全体についてもう一度考え直す大きな機会になったと思います。 私は、若干、再販、とりわけ著作物についての再販については皆さん方と意見が違うのではないかと思います。私は、著作物について再販制というものは現行のままでいいと言っているのではございませんけれども、基本的に維持すべきだ、こういう考えなんです。

1996-05-22 衆議院

規制緩和に関する特別委員会

○内橋参考人 それでは、私の考えを述べさせていただきます。 第一点の、新聞につきまして二十四ページと三十六ページ、値段が同じだという広島の秋葉先生のお話でございますね。 これは逆に、現在の再販問題検討小委員会、つまり規制緩和を進めるべきである、再販廃止という立場の人々の御意見にむしろ沿うものなのですね。つまり、一ページ当たりの単価が地域によって違う――これは現在違っているか違っていないかという認識はいろいろあると思いますよ。その

1996-05-22 衆議院

規制緩和に関する特別委員会

○内橋参考人 御意見には全く賛成でございます。現在の規制緩和の進め方は、各省庁に割り当てまして、その割り当ての中で、つまり、これを出せばいいかな、あれを出せばいいかなと、いわゆる数合わせと言われるような現状になっていると思いますね、各官庁におきまして。そうではなくて、実際に現実の市民なり生活者なり消費者が、あるいはまた地域社会においてさまざまな問題に取り組んでいる人々が、こういう規制は時代の流れの中で組みかえるべきだ、規制の組みかえ、こ

1996-05-22 衆議院

規制緩和に関する特別委員会

○内橋参考人 大変持ち時間が少ないようでございまして、今そういう注意書が回ってまいりましたので簡単に述べますが、これもまた重要な御指摘だと思います。地場産業、地域産業が――実際に私もここ数年、ほとんど地域、地方を歩いております。具体的には、私が実際に新聞に連載をいたしまして本にしました「共生の大地」の中で詳しく述べております。 どのような悩みを持っているか、一言で申しますと、やはりこれは、ゼロ一つ少ないものがアジアから入ってくる、こ

1996-05-22 衆議院

規制緩和に関する特別委員会

○内橋参考人 まさにそれが論点でございまして、二つの御指摘に対して詳しくお答えを申し上げるわけにはなかなか時間の関係でいかないと思いますが、一つ、どのように強化をするかということとともに、なぜ強化しなければならないのかという点についてそもそも明確にしなきゃならないというふうに思います。なぜ公正取引委員会を強化しなければならないのかということですね。 これについては、実際に独占、寡占あるいは先ほどお話がありましたような日本的談合、癒着

1996-05-22 衆議院

規制緩和に関する特別委員会

○内橋参考人 より具体的に話せということでございますが、再び基本的な問題に戻るかと思うのです。 規制緩和の問題を考えます場合に最も重要なことは、ゴール、つまり目標地点ですね、それからそのゴールに到達するためのルート、道筋という、このゴールとルートというものを明快にすることが大変大事ではないかと思うのです。それは、まさに政治家の皆さん方に御期待申し上げなければならないことだというふうに思います。つまり、ゴールを描くというのは、日本社会

1996-05-22 衆議院

規制緩和に関する特別委員会

○内橋参考人 大変難しい御質問だと思います。しかし、二点お答えしたいと思います。 まず第一点は、日本において規制緩和を積極的に提言しているある経済団体がございますけれども、詳細にその提言書というものを読みますと、その中に、規制緩和の結果九百六十何万人かの失業が出る、こういうことを前提にしているわけです。九百六十何万人かの失業と申しますと、現在日本の就労者の人口というのは五千五百万あるいは六千万ぐらいだと思いますから、それで申しますと

1996-05-22 衆議院

規制緩和に関する特別委員会

○内橋参考人 もうおっしゃるとおりだと思います。再販問題については、私もかなり何度も発言をいたしておりまして、最も重要なことは、私たちの社会を民主的な社会として維持していくために最も必要なことは、少数者、少数派の意見を尊重していく、少数派の意見というものを世の中に知らしめる、少数派がやがて常識になり、多数派になっていく、そういうふうな健全な形、それをどう維持するかということだと思いますが、現実に著作に関する再販が廃止されてまいりますと、

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