経済・産業委員会
○参考人(前田肇君) 三つ御質問いただきました。 最初に、環境整備機構、いわゆる実施主体に対して電力の関与という点でございますが、この実施主体は法律に基づく認可法人という形でつくられるわけでございますけれども、これは民間発意で民間が主になってつくるということになっておりまして、当然民間という場合には我々電力事業者、いわゆる発生者責任を持っている電気事業者が主になってやっていくということでございます。 それで、電気事業者が主になっ
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発言数 48件
初発言日: 1999-04-27 / 最新発言日: 2000-05-25 / 1 ページ目 / 全体 3ページ
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○参考人(前田肇君) 三つ御質問いただきました。 最初に、環境整備機構、いわゆる実施主体に対して電力の関与という点でございますが、この実施主体は法律に基づく認可法人という形でつくられるわけでございますけれども、これは民間発意で民間が主になってつくるということになっておりまして、当然民間という場合には我々電力事業者、いわゆる発生者責任を持っている電気事業者が主になってやっていくということでございます。 それで、電気事業者が主になっ
○参考人(前田肇君) 国民といいますか、電力のお客様、需要家様から電気料金の原価として出していただくと、こういうことでございます。
○参考人(前田肇君) ただいま御紹介いただきました電気事業連合会原子力開発対策委員会の委員長を務めております前田でございます。 本日は、この法案に関しまして、私ども電気事業者の意見を述べる機会を与えていただきましてありがとうございます。早速述べさせていただきたいと思います。 まず、高レベル放射性廃棄物の処分そのものについて述べる前に、原子力開発と原子燃料サイクル全体について私ども電気事業者の考えを簡単に述べさせていただきたいと思
○参考人(前田肇君) お答えいたします。 今、議員おっしゃいましたとおり、日本におきましては、将来的に使用済み燃料を再処理したウラン、プルトニウムをリサイクルする、それも当面は軽水炉でのMOX燃料利用になりますが、やはり資源の有効利用という観点から考えますと、高速増殖炉を開発してそこでリサイクルするというのが最も望ましいわけでありまして、高速増殖炉が開発されれば、ウラン資源のいわゆる寿命といいますか量は飛躍的に延びることになります。
○参考人(前田肇君) 過去に既に発生している使用済み燃料をガラス固化したもの、これから将来発生するものをガラス固化したもの、いずれも処分としては恐らく同じ場所に同じ形で処分されます。したがいまして、処分するための単価といいますか費用はどちらも同じだと思われます。 それで、今回の法制化によりまして私ども電気事業者がこのガラス固化体一体を処分するために必要になる費用を算定いたしまして、これをこれからの発電電力量に応じて積み立てていく、引
○参考人(前田肇君) 今お話がございましたように、超長期の事業であるということがやはりこの高レベルの処分の非常に大きな特徴かと思います。超長期の事業であるということは、やはりそれだけ国民の皆様方あるいはこれを受け入れていただく地域の皆様方にとっても、将来ずっとこの事業がきちんと続けられていくのか、きちんと管理されていくのかという点が一番心配なされるところだと思います。そういう意味で、長期の継続性というものを、これは民間が保障するのではな
○参考人(前田肇君) これがいい、何といいますか、一番の特効薬だというものは恐らくないと思います。情報公開、地域振興、いろいろ言われます。今我々が何をやっているのか、これから何をしようとしているのか、そういったことをきちんと皆さんに御説明する、いわゆる透明性、こういうことが大事だろうと思います。 特効薬はないわけでありますが、やはり地域とのかかわり、それぞれの地域の特性に応じまして、私ども電力事業者、日本じゅうすべての地域とそれぞれ
○参考人(前田肇君) 今おっしゃいましたように、この試算は資源エネルギー庁総合エネルギー調査会の原子力部会で日本の代表的な地層、結晶岩質と堆積岩質のケースにつきまして、最新の技術的知見を用いまして、設計仕様等いろいろ絞り込んで試算したものだと聞いておりまして、これは相当合理性のあるものだとは思っております。 ただ、これから非常に長期にわたってこれを拠出して事業を進めていくわけでありまして、当然その間には原子力の開発とか運転状況もいろ
○参考人(前田肇君) いわゆるリサイクル社会というのは、これは最近はいろいろなところで言われていますが、家庭のごみでも生ごみ、燃えるごみ、燃えないごみ、リサイクルするごみ、いろいろと分別してこれを処理していくというのが基本的な方針になっているわけでして、使用済み燃料を再処理して、使えるものはこれをもう一度燃料として使います、使えないものはこれはきちんと安全な形に処理をして安全な形で処分をしていきますと。こういった使えるものはリサイクル、
○参考人(前田肇君) 新エネルギーは環境対応その他で非常に重要なものだと思っておりますし、進める必要性は私も賛成でございますけれども、量的にあるいは安定性という面から、これはやはり補完的な役割であろうと思います。 日本の経済社会を支えていく電気を供給する立場としましては、安定的に供給できるということが一番大事であり、かつ経済的に供給できるということ、これが非常に大事だと思っておりまして、その点原子力は燃料の確保という点で石油あるいは
○参考人(前田肇君) 今、世界では直接処分の方へ行きつつある、こういうお話でございましたけれども、各国のエネルギー政策というのは、御高承のとおり、それぞれの国の資源がどれだけあるかとか、あるいは地政学的にどういうところに位置しているかとか、あるいはその国の持っている技術力、経済力とかいろんなことから総合的に決められるものだと、こう思っております。 日本の国は、再々申し上げていますように、資源がないということで原子力を開発して核燃料サ
○参考人(前田肇君) 使用済み燃料というものの発生を抑制していくというのは、これは技術的には燃料の濃縮度を高めて運転期間を長くするということによって、同じ電力を発生するにも使う燃料の量を少なくするというようなことはもう既にいろいろ私どもも技術的に実行しております。 それから、そうやって出てまいりました使用済み燃料からいわゆる廃棄物の分だけこれはガラス固化するわけですけれども、そのガラス固化の仕方等につきましても、これは日本ではまだ余
○参考人(前田肇君) 今自民党の方で議論がされていると伺いましたけれども、その議論の内容を私よく存じておりませんので少しあれかなと思いますけれども、いわゆるここで問題になっております高レベル廃棄物、あるいは発電所で運転に伴って出てまいります低レベル廃棄物、これはリサイクルをしてもしなくてもやはり出てくることは出てくるわけであります。 したがって、出てくる絶対量を私どもはできるだけ減らそうと思っておりますし、それでも出てきた使用済み燃
○参考人(前田肇君) 一キロワットアワー当たり十四銭を拠出していただきまして、それをその資金管理……
○参考人(前田肇君) はい。 それで回していけば合計で仕上がっていくと三兆円になると、こういうことなんですけれども、そこの説明というもの、お金を出していただく方々に対する説明、これはもちろんきちんとやる必要があると思いますけれども、その資金の過不足が出るとかなんとかいうことはない、こう思っております。
○参考人(前田肇君) 認可法人としてつくるこの機関、実施主体が無責任体制になるのではないかという危惧の念をおっしゃられたわけでございますけれども、これは法律に基づいてもちろんつくるわけでありまして、民間が主体になってもちろん設立して運営してまいりますけれども、法律上も、民間が主体の運営等につきましては国がこれはきちんと監督をしていく、こういうふうに書かれているかと思います。 監視機関というお話もございましたけれども、監視機関というわ
○参考人(前田肇君) はい、わかりました。
○参考人(前田肇君) 前田でございます。 私は、関西電力で原子力・火力本部長を務めておりますとともに、電力会社のあれであります電気事業連合会の原子力開発対策会議の委員長を務めております。本日は電気事業者の立場として意見を述べさせていただきます。 お手元に簡単なレジュメをお配りしてございますので、適宜御参照いただきたいと思います。 私ども電気事業者は、現在五十一基、四千五百万キロワットの原子力発電を行っております。過去三十年、
○参考人(前田肇君) 加納先生が今おっしゃいましたように、こういった非常災害のときには初期対応というのが非常に大事だろうと思っております。 それで、事業者といたしまして、異常事態の発生は一番最初に我々が把握するわけでございますから、常時使っておりますモニタリング、そういった機器を通じて、あるいは発電所の運転状況の把握を通じて異常事態の発生を確認すれば当然直ちに通報連絡する、これがまず一番最初に重要なことだろうと思っております。
○参考人(前田肇君) 電気事業者は、いろいろ台風等の自然災害の発生時にもお互いに相互に協力するということは従来からずっとやってきております。今回のように、原子力災害でこれだけ大規模な協力をしたというのは実を申しますと初めての経験かと思います。 今回、ジェー・シー・オーの事故が発生しまして、直ちに電気事業連合会としても各電力会社に協力を要請したわけでございまして、各社それぞれ社員それから協力会社の人たちも動員しまして、サーベイメーター