憲法調査会
○参考人(前田英昭君) よく公選制の問題が出ますときに、今も諸井先生からおっしゃいましたけれども、元首との関係が云々というのが出てまいります。私は、元首との関係は切り離して考えるべきだろう、どうしてこれが元首と結びつくんだろうかと。それは、アメリカの大統領のことを考えるからだろうと思うんでございます。 私としては、今のことについての最終的にどちらがいいかという結論を申し上げる準備もございませんが、ただ、考えていただきたいのは、今言っ
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発言数 38件
初発言日: 1994-01-11 / 最新発言日: 2001-05-09 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
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○参考人(前田英昭君) よく公選制の問題が出ますときに、今も諸井先生からおっしゃいましたけれども、元首との関係が云々というのが出てまいります。私は、元首との関係は切り離して考えるべきだろう、どうしてこれが元首と結びつくんだろうかと。それは、アメリカの大統領のことを考えるからだろうと思うんでございます。 私としては、今のことについての最終的にどちらがいいかという結論を申し上げる準備もございませんが、ただ、考えていただきたいのは、今言っ
○参考人(前田英昭君) 参議院の憲法調査会で意見を述べさせていただく機会を持ちまして、大変光栄に思っております。 国民主権と統治機構について、憲法第四十一条、立法機関に焦点を当てまして、外国の事情と比較しながら、お配りしましたレジュメに沿って意見を申し上げたいと思います。 法律案の発案者はだれか、一の議員か内閣かということです。 まず、イギリスとの比較です。 もともと議会は立法機関でありますから、議員立法中心であります。
○参考人(前田英昭君) おっしゃるとおりでございます。 いろいろな審議の仕方がございますが、公聴会を中心にしてと。これは私の差し上げました資料の中では、委員会中心主義というふうな形で、アメリカへ行きました渡米議員団の報告書の中に出ている。これはもっと中を見ますと、公聴会中心主義と。アメリカは公聴会中心主義でございますから、議員同士で話をするエグゼクティブ・セッションが別にあるのでございます。ですから、それを日本ではわからないから、委
○参考人(前田英昭君) そこまできょうは調べてまいりませんでしたから正確ではございませんけれども、この間の斎藤議長の有識者懇談会の答申の中には、憲法改正にわたるものについては米印がついてあったような感じがいたしますので、それを見ていただきたい。 そして、それには憲法の先生も加わっておりましたけれども、ただ一つだけ私が感じるのは定足数のことです。あれもたしか米印がついている。私はそうは思わないのでございます。世界各国見てまいりますと、
○参考人(前田英昭君) はい。そういうふうなことを考えているんでございます。
○参考人(前田英昭君) それは選挙の際に政策を提示すること、それは政策でございます、スローガンではだめです。 例えば、消費税を上げるとか上げないとか約束をしていただきたい。そしてその政策は、イギリスのようにいきますと、ちゃんとした公文書扱いでございますから残っているんでございます。そうすると、このときにちゃんと約束したのを、消費税を上げないと言ったら五年間、五年間といいますか、その政権の間は上げてほしくない、そういうふうな批判が国民
○参考人(前田英昭君) やはり首相公選制は一番大事な直接選挙ということになるわけでございます。ですから、それに至る前の段階で、例えば住民投票であるとか、もっと近くであれば、それに関連したものとしては、選挙に一般の人がもっともっと参加するような、そういう政治に対し、何かあったときには自分たちが賛成という形で、政治に参加するという形ですぐにでも、何となくじゃなくて、何か、ああそうか、それじゃ行かなきゃいけないなといって参加できるような、そう
○参考人(前田英昭君) 政治というものは結論が大事でございます。改正するとかしないとか賛成するとか、どちらかに決めなきゃならない。学者というのは、その辺多少楽なところがあるといいますか、逆を言いますと、どうしてそういう結論に到達したかという途中の理論構成といいますか、そういったようなものもまた問題にするんでございます。ですから、今言われましたことについて直接お答えはどうもしにくいんでございます。つまり、結論的に私は今おっしゃるとおりでご
○参考人(前田英昭君) それは、衆議院と参議院と現在二院制でございますから、そして衆議院の方が優越。つまり、優越ということは、政権選択、そして総理大臣の指名選挙においても参議院の意思は無視されますから、どちらかといえば政権をつくるのは衆議院だろう。参議院の指名選挙の権限はむしろ無に近いというふうな、そういうふうなことからいきますと、衆議院においてはいわゆる民意を集約されてくるといいますか、ある二つのグループとかそういうふうになってくると
○参考人(前田英昭君) それは、確かにおっしゃるとおりだと思います。 特に、選挙の場合よりも、自民党の場合には自民党の議員だけで決めるということは、議員の多数で決めるならいいんだけれども、どうもそこに派閥というかそれぞれのグループがありまして、そのグループの大きいところの長が、あるいは大きいところに所属している人が有利になりやすいということを、もう三十年ごろからですか、ずっと前からそういうものを見ておりますから、何かそれはおかしいじ
○参考人(前田英昭君) この憲法改正についての議論がここではここのところ熱心にやっておられるように思いますし、傍聴人が多いのかどうかわかりませんですけれども、データがどういうふうな、何%ぐらいというのは調べれば出てまいりますけれども、今ゼロとおっしゃった。私は、学生と接触している限りでは、ゼロかどうかは別としまして、大変低いということは確かでございます。 それは、一般的に学生そのほか、この憲法改正というのは議論をされているけれども、
○参考人(前田英昭君) はい。では、もうこれで。 被選挙年齢を低くする、そういう問題を考えております。
○参考人(前田英昭君) 一般的にはやはり象牙の塔に閉じこもるといいますか、そういったような感じが私にはしているのでございます。 私もずっと若いころから大学にいたわけではございませんで、ここの職員としていて、それから大学へ行きまして、学界へ出まして一番最初に感じたのはそのことでございます。実務に実に疎いだけじゃなくて、そういうことを考えないということです。 具体的に申しますと、法律案の提出権が内閣にないという説がございます。私は今
○参考人(前田英昭君) 私も実態は存じませんけれども、日本と比べればはるかにきれいになっているということでございます。 一八八三年というともう十九世紀の終わりでございますね。そういった事件が起こったときにそれなりの規制をして、例えば今日、我々といいますか、先生方にとっては大変厳しい連座制の強化というのが一八八三年に既に実施されていたわけでございまして、それがそういうふうな厳しい対応でなければ何とかならないという、そこまでやってしまう
○参考人(前田英昭君) 先生のおっしゃるとおりでございます。 議長としては、ぜひこういうときにお出まし願いたかった、少し何かやることが性急過ぎやしないかなという感じがします。 先ほど申し上げたように、多数派は勝つわけでございます。ですから、勝つ方が少し妥協してもらうような雅量を持って、議長のお出ましを願ってうまく調整し、それで参議院というものが批判されないようになさる、これが議長として当然でございます。
○参考人(前田英昭君) 駒澤大学の前田英昭でございます。 今回、参議院に提出をされました公職選挙法の改正案について、私の率直な意見を申し上げさせていただきます。 参議院の選挙制度につきましては、これまで各党の間でいろいろ協議をされ、まだ結論を得るに至っていないと承知しておりましたところ、急遽最近、現行の拘束名簿式比例代表制を非拘束に改める案が浮上してまいりまして、先ごろ参議院に改正案が提出されたところであります。参議院の比例代表
○参考人(前田英昭君) ちょっと最初のことで、直接の御質問ではございませんでしたけれども、そういうユニークな方々が参議院に出られることは私は大歓迎でございます。政党推薦、政党の名簿に載りましても自分のカラーを出せるような、またそういうたくさんの票をとってこられることはそれなりの重みがあると思います。ただ、いざという場合に政党の党議拘束がかかってくる、これが参議院の会派だけの拘束であればよろしいのでございますけれども、重要な問題になると衆
○参考人(前田英昭君) 三百万票とりますね、そうすると八十万票で当選すれば二百二十万、これはその人であるけれども、その人はその政党に所属しているがゆえに集まった票だと考えれば、それは政党に投票されたものとして上から順番に、上からというよりも党で決めた、この人がぜひ欲しい、政治家としてこの方は、例えば外交ばかりやっていて選挙運動はできなかったけれども、この人にはぜひ当選させてほしいと、そういうふうな意味でございます。 例えば、日本であ
○参考人(前田英昭君) 簡単にお答えできる問題ではございませんけれども、一つには、清水先生からお話があったような、やはり政府にどの程度協力するかという問題ですね。 やはり参議院というものが自主的な活動をするためには、政府との一定の距離を置かなければならない。それは大臣とか、これから副大臣とか、そういったようなもの。さらには、私は、党としても党の総裁選には加わらないということでなければ何にもならないし、憲法からいいますと、総理大臣指名
○参考人(前田英昭君) 私は、審議拒否とか出席しないということは、いかなる場合もとは言いませんけれども、ほとんどの場合、原則はこれは認められないです。国会は審議する場でございます。しかも審議というのは野党のためにあるような、つまりいろんなことを言って情報を国民に提供する機関でございますから、野党として戦術はマイナスでございます。 野党というのは少数党でございますから、少数党が議会制民主主義、多数決の上で少数党が勝とうとするのは誤りで