憲法審査会
○只野参考人 御質問ありがとうございます。 今まさにおっしゃられましたとおり、自らが信任した国会議員が議決権を行使できないというのが選んだ方々の不利益になるんじゃないか、こういう面は確かに否めないというふうに思っております。
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発言数 77件
初発言日: 2004-05-27 / 最新発言日: 2022-02-24 / 1 ページ目 / 全体 4ページ
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○只野参考人 御質問ありがとうございます。 今まさにおっしゃられましたとおり、自らが信任した国会議員が議決権を行使できないというのが選んだ方々の不利益になるんじゃないか、こういう面は確かに否めないというふうに思っております。
○只野参考人 では、私からお話をさせていただきます。 まずは、本日は、お招きをいただきまして、どうもありがとうございました。 私の方からは、高橋先生とは少し違う観点からお話をさせていただこうかなというふうに思います。何分新しい問題でございますので、私論の域を出ないものでございますが、参考になりましたら幸いでございます。 本日のテーマでございますけれども、特にお話ししたいと思いますのは、この憲法五十六条が言う「出席」に、いわゆ
○只野参考人 私からも簡単にお答えさせていただきます。 まず、緊急事態への対応というのは非常に難しいところがございますけれども、今回のコロナ禍でも、実はいろいろ工夫をされて審議機能を維持されているということがあるわけでございます。 今回、例外を認めることができるというお話はさせていただきましたが、あくまでこれは可能だということで、そうしない方がよいというのは確かでございますので、やはり平常時からいろいろ検討いただくということは重
○只野参考人 基本的には先生方が御判断いただくことかなというふうには思っておりますが、今日のようなお話、多分議論が熟していないというところがございますし、私のような立場、私が全て代弁することもできませんので、やはり、少し幅広く、どんな見解や可能性があるのかということは慎重に御判断いただくのがよろしいのかな、こんなふうに思っております。
○只野参考人 ただいまの点でございますが、やはり前提になりますのは、憲法上それが可能かどうか、この部分は少し慎重に御議論いただいて、可能であれば、どういう条件でそれが可能なのかということは、どうしてもやはり確認いただく必要はあるのかなというふうに思っております。 可能だということになりますと、それは例えば議院規則ですとか、場合によると議院の議決というようなやり方もあるかと思いますが、いろいろ工夫はできるのではないかなというふうに思い
○只野参考人 今の御質問でございますけれども、さきにも申しましたように、やはり一番ハードルが高いのは五十六条の解釈かなというふうに思っておりますので、六十三条についてはそれに準じて考える、こういうことになるのかなというふうに考えます。
○只野参考人 私の考えでございますが、共通する部分としない部分があるだろうと思います。 しない部分というのは、今お話がございましたように、地方議会についてはやはり憲法上明確な規定がないということですので、ある程度法律等で対応できる部分があるんじゃなかろうか、こう思っております。 ただ、一方で、先ほど私が申し上げました例外が認められる条件というようなお話は、議会という会議体の本質に関わる問題でございますので、地方議会における制度設
○只野参考人 もちろん、十分御議論いただくということは前提の上でございますが、先ほどお話をしましたように、やはり基本は議院規則ということになるのかなと思います。 ただ、緊急時の対応の場合、それができないこともございますので、恐らく院の議決等で、これは後々先例という形で残っていく可能性もございますから、対応することもあり得るのではないかというふうに考えているところでございます。
○只野参考人 二点あったかと思いますので、順にお答えさせていただきますと、一つが、例外を認める場合、例えば院の議決でそれができないかというお話でございますが、これは先ほどお話ししましたように、可能だと私も考えております。 ただ、やはり、国会なり議院の意思決定に関わる問題でございますので、憲法解釈上の疑義を残す形で行うのは当然好ましくないであろう。その辺りをまず詰めていただいた上で、そういう対応を取っていただくことになるのかなというふ
○只野参考人 御質問ありがとうございます。 私のような解釈を取りました場合、やはり、それが濫用されないか、解釈が拡張されないか、こういう御懸念があるのはもっともかというふうには思いますけれども、やはり重要なのは、例外であることを確認いただく、何がデフォルトなのかということを共有した上で議論を進めていただく、こういうことかなというふうに思っております。 ほぼ同等ということを申しましたけれども、これは特に審議を考えていたところでござ
○只野参考人 先ほど申しましたような、例外として考えられる事由、これはやはり考慮されるべき点があるのかなというふうに思います。全体として支障はないではないか、こういう議論はあるかもしれませんが、実際に議事や議決に参加できない議員の先生方、いらっしゃるんじゃないかなと。そういう範囲で、慎重な見極めをした上で御判断いただければというふうに考えているところでございます。
○参考人(只野雅人君) 只野でございます。 本日はお招きいただきまして、また発言の機会をいただきましたこと、感謝申し上げます。 この間、中央省庁改革を始め様々な改革が行われてまいりました。それは統治機構全体、あるいは場合によりますと憲法の機能にも随分大きな影響を及ぼしてきたように思います。私、憲法学を専門にしておりまして、特に統治機構を専門にしておりますので、いろいろな関心を持ってきたところでございますけれども、中央省庁改革とい
○参考人(只野雅人君) なかなかお答えが難しいところがございますけれども、中央省庁等改革の一つの理念が、今お話にありましたように、やはり政治の中心性をどうつくるかといいましょうか、政治主導の体制をどうつくるかというところにあったように思います。 ただ、やはりなかなか実際に動かしてみると難しいところがあったのかなと多々思うところがありまして、今日はお話しいたしませんでしたけれども、例えば政治家を官庁のトップに送り込むといいましょうか、
○参考人(只野雅人君) ちょっと少し大きなお話になるんですけれども、一つ先ほど申しましたのが、やっぱりこの間進められてきた政治の運用の方ですね、これは中央省庁の改革というよりは、それと並行してどうやって内閣の民主的な基盤なり民主的正統性を強めていくかということでなされてきた運用とやっぱり憲法が予定している統治機構がうまくマッチしていなかったんではないかと、基本的には私こういう認識持っておりまして、これはまさにねじれという問題があったかと
○参考人(只野雅人君) なかなかちょっとお答えしにくいところでございますけれども、基本的には政府と与党の関係をどうつくるかという、こういう御質問だったのかなというふうに受け止めさせていただきました。 先ほどもちょっと触れましたように、例えば副大臣とか大臣政務官つくるときに考えられていた一つのことというのは、まさに政府の方が与党を吸収するといいましょうか、内閣の規模を大きくすることで政府の方が与党をきちんとコントロールして中心をつくっ
○参考人(只野雅人君) ちょっと、どうお答えするか難しいところがあるのですけれども、やっぱりねじれて物事が決まらないというのは、これはこれで大きな問題だと思うんですね。ですから、問題は、何といいましょうか、両院の党派構成が食い違うことはあり得るという前提に立った場合どういう運用をするのがよろしいのかと、多分こういうことになってくるのかなというふうに思っております。基本的には、やっぱり両院に基盤を置いて内閣の在り方を考えるというのが基本に
○参考人(只野雅人君) まず、首相公選ということでございますけれども、これは当然憲法改正を必要にするということになります。少し前に随分議論があったところですが、やはり制度設計が非常に難しいという問題があったのかなというふうに私自身受け止めております。 特に、議院内閣制と異なりまして、議会の多数派と大統領がずれてしまった場合の調整というのが相当難しいんではないかと。やはり、基本的にはこういう問題があるのだろうと思います。アメリカのよう
○参考人(只野雅人君) では、私の方からお答えしたいと思いますが、今の御質問ですけれども、なかなか政治不信を解消するような形で機能しているとは正直言い難いのではないかと、率直にこういう印象を持っております。 どうしたらよいかということですけれども、もちろん更に改革を考えるというのは一つなんですが、今日ちょっと申しましたのは、やっぱり国会の役割というのが非常に重要ではないかというのは私自身非常に感じております。国会がきちんと統制機能を
○参考人(只野雅人君) いろいろ申し上げなければいけないことがあるような気がいたしますが、基本的にはやはり国会の中できちんと審議をする。先ほど牧原参考人もおっしゃられましたように、ここがすごく大事なことなのかなというふうに思っております。 それから、内閣の基盤自体も必ずしも一つの政党だけでつくられにくいということもありますので、本来的に言うとそこがある種のバランスを取るような意味を持ってくる部分もあるんじゃないかなというふうに思って
○参考人(只野雅人君) 先ほどの御質問ではちょっと十分お答えできなかったところがあるんですが、恐らく現在の制度自体は政党を中心につくられているのかなと、こういう印象を持っておりまして、むしろ政党の中でサポートシステムをつくっていくというのが恐らくもう一つの考え方かなというふうに思っております。 よくアメリカが引き合いに出されますけれども、アメリカの場合、大統領制で議員の独自性が非常に強いというようなこともありますので、個々の議員に対