「園部逸夫」の過去の国会発言

発言数 48件

初発言日: 2003-03-06  /  最新発言日: 2004-06-01  /  1 ページ目 / 全体 3ページ

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2004-06-01 参議院

法務委員会

○参考人(園部逸夫君) このたび、参議院法務委員会に参考人としてお招きをいただきまして意見陳述の機会を与えられました園部でございます。誠に光栄に存じます。 私は、昭和二十九年に京都大学卒業後、直ちに同大学を始め幾つかの大学で行政法と行政訴訟法を研究してまいりましたが、当初八年間は行政事件訴訟特例法の時代でございました。昭和三十七年から行政事件訴訟法の時代に入りまして、昭和四十五年以後、私は裁判所勤務通算二十五年、行政事件訴訟法を実際

2004-06-01 参議院

法務委員会

○参考人(園部逸夫君) 斎藤参考人に対してどうこうと申し上げるつもりはございません。 日本の行政法は法律の中で最も数の多い、それでいて余り表に出ないものでございまして、六法全書に出ているだけではとても判断できないわけですが、この行政庁の処分ということで全部一くくりにしておりまして、この行政庁の処分というのは何かということが基本的な問題であろうと思います。 これにつきましては、もうこの行政庁の処分とか行政処分という言葉自体がどちら

2004-06-01 参議院

法務委員会

○参考人(園部逸夫君) 私は、先ほど申しましたように、この法律上の利益という言葉は、ややもすると、本当に法律の中に規定がないといけないんだというような解釈もかつてはあったわけでございます。 そうすると、これは非常に狭い範囲になってしまうので、そういうこと、言ってみれば伝統的な古い表現をもう少し柔らかくしてはどうだという意見にも耳は傾けなきゃならないと思いますが、やはりそこのところが、主観訴訟と客観訴訟とございまして、大体、この行政事

2004-06-01 参議院

法務委員会

○参考人(園部逸夫君) 角田先生とは前橋の地方裁判所以来のお付き合いでございまして、当時、角田先生は大変、行政訴訟のみならずすべての訴訟で大変元気な弁論をなさっておられたのを今でも覚えております。 それで、当時の経験としまして、前橋地方裁判所のような裁判所で行政事件を扱うというのは正直言って私はなかなか大変だと思います。新任判事補が初めて審理に参画して、そしていきなり行政事件の大体主任裁判官を務めるわけでございまして、私はあるとき、

2004-06-01 参議院

法務委員会

○参考人(園部逸夫君) この改正が裁判所にどういうインパクトを与えるかという問題は、私、まず地裁から起こされるわけでございますから、地裁の裁判官がこの改正の意義を十分に理解して、そしてこれに関するいろいろな研修であるとか、いろいろなこういう問題を周知させるための施策が裁判所内部でも起きると思います。恐らくそういう施策が出てくると思いますが、同時に、弁護士の先生方も、どちらかというと行政事件については、斎藤先生のような積極的になさっている

2004-06-01 参議院

法務委員会

○参考人(園部逸夫君) 私はドイツのことをどうしても頭に思い浮かべるんですが、ドイツでは各州ごとに行政地方裁判所、行政高等裁判所という具合に上がっていきます。ですから、地方裁判所のレベルで既に裁判所が違うのでございまして、ここへ持っていけばとにかく行政事件についてはやってくれるという、そういう期待がございます。 ですから、それはやっぱりその辺りから専門行政裁判所を、将来は、もしこれからこの改正によってたくさんの事件が裁判所に訴えられ

2004-06-01 参議院

法務委員会

○参考人(園部逸夫君) 最も答えにくい御質問でございまして、大阪空港の事件は私が調査官時代の事件なんです。ですから、あの事件が三年、三年以上掛かりましたかね、毎週毎週、もう今の最高裁でも前の最高裁でも考えられないぐらい審理に審理を続けまして、私はその審理の状況をつぶさに調査官として見てまいりました。 これはやはり、日本の最高裁だけでなく、日本の裁判所にとっては非常に難しい問題を突き付けられたのが大阪空港の事件でございまして、いろいろ

2004-06-01 参議院

法務委員会

○参考人(園部逸夫君) グローバルスタンダードというのは何かということはなかなか難しいことでございまして、私は、将来に向けてこの行政事件訴訟法を全体としてもう少し格好のいいまとまったものにしていくことが必要ではないかと思います。何条の何、何条の何と付け加えてみたり、これは改正案ですから仕方がないんですが、もっと全体として、各章、各節ごとにきちっと、ある程度、何といいますか、これが、これこそ日本の行政訴訟法なのだということが一覧して分かる

2004-05-26 参議院

憲法調査会

○参考人(園部逸夫君) 御紹介いただきました園部でございます。 本日は、参議院憲法調査会のお招きにより、参考人として意見陳述の機会を与えられましたことを誠に光栄に存じます。 レジュメはもう実に簡単なものでございますが、これに沿いましてお話を申し上げます。 本日は天皇制度についてお話しするようにとのことでございますが、私は、この天皇制度につきまして憲法が定めている二つの基本となる制度、すなわち第一条が定めている象徴制と第二条が

2004-05-26 参議院

憲法調査会

○参考人(園部逸夫君) 私も先ほどこの問題を少し触れたんですが、国事行為の点は七条に規定されておりますので、これは私が申し上げましたように、もう少し外に見える国事行為というのがあっていいんじゃないか。何か宮殿の中とか部屋の中で行われていることを、私もそれは経験しておりますけれども、天皇がもし国事行為というものを象徴としての行為として重要な行為であるというふうにお考えになり、周りの人もそう考えておるのであれば、かなり国民との接触のある分野

2004-05-26 参議院

憲法調査会

○参考人(園部逸夫君) 非常に微妙な問題でございまして、非常に具体的な問題にかかわるものですから発言は非常に慎重にしなければなりませんが、せっかくの御質問ですので申し上げます。 それは、一つは、戦前はたくさんの皇族がおられました。ところが、戦後、これが非常に限られた数の皇族になっております。しかも、この皇族は要するにどういう、何のために皇族というのを維持しているかというと、結局は皇位継承順位がございまして、いざというときに天皇の皇位

2004-05-26 参議院

憲法調査会

○参考人(園部逸夫君) 宗教的行為と申しますのは、国が宗教的行為をするということは考えられないんですね。ただ、天皇家といいますか、これは先ほどのちょっと阪本参考人とは少し意見が違うかもしれませんが、天皇が私的な行為として祭祀をなさっておられるというのは私の解釈でございまして、だからこそ私的な祭祀の中で行われているいろんな行動について、国が、国の機関である最高裁の長官であるとか国会の両院の議長であるとかそういう方が参列されるとしても、それ

2004-05-26 参議院

憲法調査会

○参考人(園部逸夫君) 私は、いろいろな伝統といいましても、いつからの伝統かといいますと、江戸時代、その前にもさかのぼるかというと、なかなかそこまではさかのぼらないだろうと思います。 伝統といっても、結局は明治憲法以来の伝統、そのころの天皇制度はどうであったかということから来ているのでありまして、ただ、これが昔の皇室令のような制度がございませんから、なかなかいろいろな皇室の行動を決めようと思っても、それは何に基づいてそれが行われるの

2004-05-26 参議院

憲法調査会

○参考人(園部逸夫君) 外国の王室がかなり自由な活動をしておられることは、今度のデンマークの皇太子の御結婚などからもうかがい知ることはできるわけでございますし、イギリス等についてもその例を見ることができます。 我が皇室、日本の皇室は、明治以後の国威発揚ということに絡んで、皇室というものの権威を高めていかなければならなかったと。それで、しかも、大元帥として国軍を統帥をしなけりゃならないというようなこともございまして、かなり別個の存在と

2004-05-26 参議院

憲法調査会

○参考人(園部逸夫君) とにかく、戦後の方が圧倒的に戦前に比べて、天皇皇后両陛下だけじゃなく、皇室のあるいは皇族の方々が表に出ていろいろな行為をなさっている割合は非常に高いわけでございます。そして、年々それはどうしても増えていく。例えば、ある大学の創立記念行事に出られれば、こちらの大学だけ出てあっちは出ないのかと、あっちは出ればこっちはどうなのかということになってまいります。また、あのときは天皇陛下も自ら出られたのに、どうして今度は皇太

2003-03-06 衆議院

憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会

○園部参考人 皇族というのは、一つは、天皇のお仕事を助ける、例えば摂政であるとか臨時代行の制度であるとか、そういう準備要員を置かなければならないということが一つございます。それからもう一つは、皇位継承者を相当数確保しなきゃならないということがございます。 そこで、戦前は御承知のように随分たくさんの皇族がおられたわけでございますが、戦後、これがGHQのサジェスチョン等によりましてうんと減らされてしまったわけでございます。それよりも、も

2003-03-06 衆議院

憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会

○園部参考人 中曽根先生のおられる前で申しわけないんですが、私は、中曽根先生が首相公選論を唱えておられたころに、書物が出まして、それについて、ある外国の学者の意見を翻訳して、一緒の冊子に載せていただいたことがございます。 首相公選論というのは、非常に昔からの議論でございまして、それはそれとして大変意義のある事柄であろうと思います。ただ、首相公選論は、今の憲法のままではなかなかそれは難しいのではないかと私は思っております。 それか

2003-03-06 衆議院

憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会

○園部参考人 御紹介いただきました園部でございます。 本日、この席に参考人として御招致いただきましたこと、まことに光栄に存じます。よろしくお願いを申し上げます。 なお、私の意見の中で、天皇陛下初め皇室の方々について、制度としてお話を申し上げるときは、敬称、敬語は用いませんので、あらかじめ御了承を願います。 レジュメに沿ってお話を申し上げますが、まず第一に、天皇制度の憲法上の位置づけということでございます。これに関連して、象徴

2003-03-06 衆議院

憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会

○園部参考人 私は、元首という言葉は、歴史の発展に伴いまして各国とも言葉の使い方が変わってきていると思います。 英語でヘッド・オブ・ステートと申しますが、戦前の統治権の総攬者としての天皇陛下は、これは明らかに君主、立憲君主であった。これはだれもが認めるところであります。 それからまた、イギリスのように、あれはキングダムと言っておりますが、キングやクイーンが一応元首の地位にあって、これはヘッド・オブ・ステートになっております。それ

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