厚生委員会
○参考人(坂上正道君) 坂上でございます。こういう大事な厚生行政の委員会にお呼びいただきましてありがとうございました。 私自身は、今有田会長が述べられましたことの裏づけになるような具体的なお話を申し上げたいと存じますので、私の経歴をまず紹介させていただきたいと思います。 私は、二十六年に慶応の医学部を卒業いたしまして、約二十年間慶応病院におりまして、それから北里大学に移りました。小児科医として活動しておりましたけれども、北里大学
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発言数 40件
初発言日: 1975-03-11 / 最新発言日: 1992-04-21 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
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○参考人(坂上正道君) 坂上でございます。こういう大事な厚生行政の委員会にお呼びいただきましてありがとうございました。 私自身は、今有田会長が述べられましたことの裏づけになるような具体的なお話を申し上げたいと存じますので、私の経歴をまず紹介させていただきたいと思います。 私は、二十六年に慶応の医学部を卒業いたしまして、約二十年間慶応病院におりまして、それから北里大学に移りました。小児科医として活動しておりましたけれども、北里大学
○参考人(坂上正道君) 先ほどの医療費の改定がどのくらい看護職員の給与の改善になるかというのは、なかなか難しい問題でございます。というのは、コメディカル、一般の人件費そのものへも配慮しなければならないということがございますので、看護だけに手厚くするということができにくい状況にあると思います。しかし、現状は看護の給与というのは中だるみでございまして、ちょうど三十、四十近くから寝てくるわけですね。その改善に関しましては各病院とも非常に努力を
○参考人(坂上正道君) そのような印象を従来与えてきたことは事実でありましょうし、反省をすべき点が多いと思います。 しかし、先ほど申し上げましたように、医療がチーム医療ということになりまして、患者さんの行く先の意思決定のために例えばクリニカルコンファレンスというようなチームをつくりますと、医師もナースもそれからソーシャルワーカーも一緒になりましてその患者さんの幸せのために合意を求めるべく意見を闘わせるわけでございますから、よしんば身
○参考人(坂上正道君) 会長と大臣の約束は、私は何かニュースの上で拝見をいたしました。そして今回の医療費の改定がナースの人件費に反映するようにということで、医科四・五%のうちの二・九%をそれに充てるようにという数字の指摘があったことも伺っております。 極力その努力はいたすべきでありますが、先ほど指摘いたしましたように、医療の報酬というものが、発足の当時は原価計算をされて発足したそうでありますが、その後、経済膨張によりまして非常に膨大
○参考人(坂上正道君) 先ほど来同じ表現をとっておりますことはもう略しますけれども、今回の医療費改定で最も大きな問題に結果としてあらわれておりますのは手術料の改定でございまして、手術料が大きく改定されておりますが、これもやはり手術料を人件費その他から計算してまいりますと、外保連という外科の保険連合が立派な原価計算しているんですけれども、それとの乖離もまだございます。医療における技術料の算定ということは保険の点数上は非常に配慮されないでき
○参考人(坂上正道君) 医療費構造の矛盾ということは、伺うところによりますと医療審議会というところで財政の調整、それから一本化というところべ進むやに聞いておりますので、その中の議論が場としては大事なんだろうと思います。 しかし、内容としては、私は、本来日本の医療はどうあったらいいのかということを真剣に考え、また考え得る機会が今までなかったのではないかというふうに反省もし、また今後の仕事を見詰めているわけであります。かつての日本の病院
○参考人(坂上正道君) 今のナースの数に割ってみるというような数字の論理でいけばまさにそういう数字でございますけれども、数字は一つの論理にすぎないわけでありまして、全体構造の中でどう見るかという医療の論理がまたあるべきであります。したがって、決してナースの給与改善をいたさないとは言っておりませんし、事実そういう努力もいたしております。病院の経営の努力をした上でそういうことをやっているところもありまずし、そのために病院の経営がまた苦しい数
○坂上公述人 坂上でございます。 本日は、平成四年度の予算案の審議に関連をいたしまして、医療の問題につきまして見解を述べる機会が与えられまして、大変光栄に、またうれしく存じております。六年間、病院長それから看護学部長を併任いたしました体験も交えまして見解を述べさせていただきたいと思います。 まず、私どもの国の医療の現状でございますけれども、戦後の公衆衛生対策、それから経済の発展、それから社会基盤の充実というようなものが裏づけにな
○坂上公述人 御質問いただきましてありがとうございました。 まず、ドクターの新規開業の問題でございますけれども、多分皆様方のお目にとまっております医師の分布の統計として、三十五歳のところに山がありまして、これが勤務医である、それから六十のところに山がありまして、これが実地医家であるというようなことがお目にとまっていると思うのですが、平成元年度の医師の実態調査が出まして、ちょうど三十五ぐらいの山のところに実地医家の小山がちょっとでき始
○坂上公述人 御質問をありがとうございました。 このヤングシルバーの労働力への問題というのは私の専門外でございますけれども、今後のヘルスマンパワーの確保という点から見ましても、六十歳以上の者を含めた労働人口の中で何%確保できるかという計算をしたいぐらいでございまして、六十歳から六十五歳の間の人材の活用ということは重大な問題だと思います。それに伴う施策としては、ヤングシルバーの方々が生涯教育においてどういう訓練を受けてその仕事に達し得
○坂上公述人 御質問ありがとうございました。 先ほども申し上げましたように、医療費が国民所得の率の中で制御されるようにという、そういう政策があったことは確かでございますけれども、それが結果において平成元年度におきましては、公的に出されておりました予測値に対しましても一兆五千億ぐらい抑え込まれたということを先ほども申し上げたわけでありますが、それはその数字をいいと評価するか悪いと評価するか、これは別の問題がまたあると思いますけれども、
○坂上公述人 大事な御指摘をいただいていると思います。 しかしながら、医療保険の構造というのは、発足当時は原価計算をいたしたそうでありますが、その後、経済の膨張につれまして医療費が格段にふえましたときに、原価構造の考え方というのは失われてしまったというふうに言われております。 ただし、今回の点数改正につきましては、手術料その他につきまして、いわゆる外保運と申しまして外科の関係の保険連合が人件費まで含めた原価計算をした、それを参照
○坂上公述人 御質問ありがとうございました。 一番の原因は、やはりナースという職種がほかの職種に比べまして夜勤があるということでございます。この夜勤の回数が、いわゆる二・八と申しまして、二人で月に八日ということをリミットにしたいということでありますが、現状ではやはり二・力あるいは二・十の状態にあるであろう。これが一番の看護婦たちの苦痛であろうというふうに思います。しかしながら、実際に看護婦の中でのモチーフが低いかというと、決してそう
○坂上公述人 御質問ありがとうございました。 マンパワーの数の上からいいますと、一つのオルタナティブということは言えると思います。しかしながら大変大きな問題を含んでおりまして、医療というものが、人間が人間を取り扱うという現場でございますので、言葉を介在した意味でのコミュニケーションということがケアの上ではどうしても必要でございますので、そこに外国人の方が看護助手という立場で入ってきて、実質的に看護という業務が行われるかどうかに一つの
○参考人(坂上正道君) 坂上でございます。 私の立場は、日本医師会の中に大腿四頭筋問題検討委員会という委員会が組織されまして、その答申案がきょうの素材としてお手元に配られているのではないかと思いますが、その委員の構成について申し上げますと、赤石教授、この方は、法医のお立場で、薬剤とそれらの性質が今回の疾患と非常に関連があるというような意味でたくさんの論文をお書きになった方でございます。それから内科のお立場で加瀬教授、それから東邦大学
○参考人(坂上正道君) ちょっと小さくて恐縮でございますけれども、小児科医にアンケートを出しまして調査してくだすった資料でございますが、一体どの部位に筋注をしておりますかということを問いかけてみますと、約六〇%が上腕部に打っております。それから三六%が大腿部、ただいま問題になっております場所でございますね。それから臀部に八一%、こういうふうな数でございまして、それで、ほかの場所はともかくといたしまして、大腿部についてだけの図をお目にかけ
○参考人(坂上正道君) それは含まれておりません。カルテに関しましては、やはり医師の中において規制すべき書類であるというふうに存じております。
○参考人(坂上正道君) 私はそれに対して意見を申し述べる立場にはございませんで、これはもうジャッジの立場の問題だと思います。
○参考人(坂上正道君) 小児科の分野にいまのテーマが実際文献上入ってまいりましたのは昭和四十七年の四月、あるいはこれは時期が間違っておりましたら後で速記録を訂正するように申し込みますけれども、「小児科臨床」で特集が組まれまして、小児科以外の科からのお知恵を小児科医に教えてくれないかという特集がございました。そこにいまの慶応大整形外科の泉田教授が本症について書かれたのが最初の文献的な交流なんでございます。これでお察しいただけますように、実
○参考人(坂上正道君) これは大変重大な問題だと思います。特に注射部位がどこがいいかということにつきましては、実は、拘縮症の問題よりも、神経麻痺ということを中心にずっと業績が積み重ねられてまいりましたし、この委員会でもそういうことに対する予防というセンスも当然働いたわけでございます。したがって、上臀部月部というのは神経麻痺の面から見ても安全だという二つの要素が加味されたというふうにお考えいただきたいと思います。 それから筋注につきま