厚生労働委員会
○参考人(大久保幸夫君) リクルートワークス研究所の大久保と申します。 日本の労働市場というのは私は大きな特徴があると思っていまして、それは、新卒で就職しようとする学生向けのルールというのはかなり議論が積み重ねられておりまして、また、マッチング機能もかなり整備をされてきているんですが、卒業後に、今度は社会人になって転職とか再就職しようとする人たち向けのルールとかあるいは支援というものについてはそれほど十分に整備されていないと。また、
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発言数 76件
初発言日: 2002-03-19 / 最新発言日: 2022-03-25 / 1 ページ目 / 全体 4ページ
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○参考人(大久保幸夫君) リクルートワークス研究所の大久保と申します。 日本の労働市場というのは私は大きな特徴があると思っていまして、それは、新卒で就職しようとする学生向けのルールというのはかなり議論が積み重ねられておりまして、また、マッチング機能もかなり整備をされてきているんですが、卒業後に、今度は社会人になって転職とか再就職しようとする人たち向けのルールとかあるいは支援というものについてはそれほど十分に整備されていないと。また、
○参考人(大久保幸夫君) ありがとうございました。 一点目の動機の問題があるのかという御質問でございますが、確かにこれは、なぜ転職をするのかという動機を問うた質問も比較調査でやっておりまして、日本を除く全ての国が第一番目に給料を上げるためというのが出てくるんです。どちらかというと、日本の場合は三番目ぐらいに出てくるんですが、それがですね。例えば、人間関係にトラブルがあったとか、労働条件にトラブルがあってより良いところを変えたいとか、
○参考人(大久保幸夫君) ありがとうございます。 一番中核にあるというか、大きなものは雇用の安定の助成というところなんだと思いますけど、雇用の維持を図るというところに一番大きなお金が使われてきていまして、これまでも助成金は、リーマン・ショックのときにも大幅に拠出をされましたし、今回のコロナ禍でも大幅に拠出をされました。 あの事業をどういう形でもう一回ブラッシュアップするかというところが私は一番大事だと思っていまして、本当に一時的
○参考人(大久保幸夫君) ありがとうございました。 求職者側からのフィーを受ける件については、これは今回先立って雇用仲介の在り方に関する検討会の中でも議論があったところでございます。私は、それについてはどちらかというと反対をしておりました。 なぜかというと、実はこの求職者からの手数料を取る件の規制については、もう本当に古い時代はされていない時代がございました。それこそ江戸時代とかは両方からフィーを取って職業紹介ってやっていたとい
○大久保参考人 リクルートワークス研究所の大久保と申します。 私は、主に企業の経営、人事の領域の調査研究を行っておりまして、昨今、働き方改革とかあるいは長時間労働の是正をそれぞれの会社が取り組んでおられるわけですが、その内容についていろいろと御相談をいただいて、我々なりにアドバイスをさせていただいている、そういうところでございます。 今、長時間労働の改善というのは本当に喫緊の課題でありますが、これの解決のシナリオをつくっていくた
○大久保参考人 御質問いただきまして、ありがとうございます。 おっしゃるとおり、生産性向上と長時間労働をセットで企業はどこも大体進めておりますが、では、実際に企業は何をやっているんだろうか。 本格的に取り組んでいる企業に聞くと、共通してやっていることがあるんですね。それは何かというと、例えば、営業なら営業の担当している仕事がありますね。その仕事を一回全部要素分解して、幾つかの職務が固まって一つの仕事をつくっていますので、一回分解
○大久保参考人 先ほどもちょっと過剰品質というお話をさせていただきましたけれども、働き方改革に取り組んでいく企業は、誰を顧客にするのかというところをもう一回考え直している会社が多くて、本当に全てのお客さんに、全ての機会に営業機会を拡大していこうとすると、生産性が下がって労働時間が長くなるんですよね。どこのどの顧客に対して最適のサービスをすれば一番そのサービスの付加価値を感じてもらえて、そしてそれが収益につながっていくのかということを見き
○大久保参考人 二つの、ソフトとハードという今お話、御質問がございました。 私は、例えばダイバーシティーの推進というようなことについては、これはずっとかかわってきたんですけれども、こういうテーマは、どちらかというと、法律のテーマというよりは、ソフトな施策で推進していくのがなじみやすいですね。多様な人たちを受け入れて、その人たちを本当の戦力として会社の中で生かしていく、こういうような経営施策に関しては、どちらかというと、表彰制度をやっ
○大久保参考人 基本的なお考えは、私もほとんどそのように感じております。 女性活躍の問題を考えていく上では、やはり男性の育児や家事への参加というのはとても重要なことでありますが、例えば、働き方改革のテーマの中でいくと、いわゆるテレワークと呼ばれる働き方、我々の会社でも、リモートワークという言葉でかなり全社員に導入をやっておりますが、そういう働き方改革を進めると、在宅で男性、女性問わず仕事をする日が出てくる。こういう時間の中で、自然な
○大久保参考人 医療現場における仕事は、特性が非常にあると思います。長時間労働であると同時に命を預かる仕事ですから、極度な緊張状態で長時間勤務するということですから、大変疲労も蓄積しやすい。 例えば看護師の問題でいくと、今言った二つの条件のほかに、急患が入ってくると実質的にはシフトが全部狂ってしまうというようなこともあり、そういう意味で、実質的には睡眠時間が十分に確保されないというようなことが往々にして起こっているんだろうというふう
○大久保参考人 おはようございます。リクルートワークス研究所の大久保と申します。このような機会をいただきまして、ありがとうございます。 私は、企業の人事管理、それから個人のキャリア形成、あとは労働政策ということについて、長年研究をしております。 この派遣という制度についてもかなり長く見詰めてまいりましたし、その間、派遣労働者向けの調査を行ったりとか、ヒアリングを行ったりということも長年やってまいりました。その中で、この派遣制度と
○大久保参考人 これまでということで言えば、派遣会社が自社の派遣労働者のキャリア支援をやっているところもあるし、小さい規模のところではそれはできていないところもあった、それを今回変えるということだというふうに思っています。
○大久保参考人 派遣で働いていた方が正社員になるためには、やはり幾つかの準備が必要だと思っています。つまり、その本人が正社員を希望するのであれば、できれば紹介予定派遣のような形の中で派遣を行い、本人にもキャリアカウンセリングを提供し、そして、正社員になるために足りないところがあれば、そのスキルを高めるための教育機会を提供しということをやっていかないと、なかなかなれないんだと思うんですね。 そのための必要な要素は今回の法改正の中には幾
○大久保参考人 派遣労働者に対して人材派遣協会が調査などをやっておりますけれども、そうすると、もともと正社員の経験を持っている派遣労働者というのがかなりの比率に上るんですね。八割ぐらいの人は過去に正社員として勤務した経験があるということですから、もともと非常に能力が高くて、本人が希望すれば正社員になれるだけのもともとの能力は持っていらっしゃる方が多い。 ただ、今すぐに正社員になりたいかというと、この調査は四割、四割というふうになって
○大久保参考人 私が思う一番大事なポイントは、わかりやすくすることだというふうに思っていまして、派遣労働者の多くの人たちが派遣法の中身をよく理解していないんです。また、人事が派遣労働者の採用をしているわけではなく、事業所単位になっているところもありますので、そういう方々に全ての細かい法律、ルールを理解しろというのはなかなか無理なので、できる限り派遣法に関してはわかりやすくしていただきたい。それが派遣制度をよくするポイントだと私は思ってお
○大久保参考人 先ほどの意見陳述のときにも、二十六業務のことについてはいろいろとお話をさせていただきました。 ずっと長らくこの二十六業務の問題については私も議論を続けてきておりまして、二十六業務というくくりが存在して、それとそれ以外の業務の間のルールの違いが存在し続けるということについては、やはり弊害が大きいというのは、これはもう本当にそうだと私は確信を持っております。本当に、この問題から影響を受ける人がすごく多いんですよね。それは
○大久保参考人 まず、正社員の求人に関してはほとんど影響ないと思います。私は、派遣と正社員の求人の、要するに強く結びつける要素というのは余りない。しかも、派遣労働者は雇用者全体の二%であります。これは、今、日本企業のほとんどの会社が深刻な求人難に向かっていることもあります。人口減少に向かっていることもあります。長期的に私は求人意欲は高いところにあると思っていまして、派遣制度云々によって正社員の求人が減るということはないというふうに私は見
○大久保参考人 今回の法案を超えてという御質問でございましたので申し上げたいんですが、派遣の議論をするときに、私は、派遣だけのことを見ていると、やはりいい結論が導き出せないんじゃないかというふうに思っているんですね。つまり、正社員という大きな存在があるわけで、要するに、全体設計をどうするんだということがまず先にありたいわけです。 多くの人たちに就業の機会を提供する、女性にも高齢者にも、なるべく就業率を高めていくためには、全体設計をど
○大久保参考人 重要なテーマでありまして、派遣労働者に関しては、日本では社会保険加入はかなり進んでおります。
○大久保参考人 長期的に非正規がふえている理由は二つあると思っていまして、一つは、経済そのものがサービス業化、サービス経済化しているということ、もう一つの理由は、正社員の保護が、この数十年の間にだんだん処遇の問題も保護の問題も全体的に上がってまいりまして、そういう中で景気の伸び悩む低迷期を迎えましたので、より調整しやすくて、よりコストの安い労働力を求めたこと、この二つだと思っています。 プラスマイナスについては、雇用創出というか雇用