予算委員会公聴会
○大場公述人 非常に答えにくい質問をいただきました。 まず第一の大蔵省の判断が適切かどうかということは、これは、先生がこの前二日間にわたる両銀行局長のお話を聞いて、もう既に答えは持っておいでではないかなという気がいたしました。その答えと私の答えは多分一致しているのではないだろうかと思っております。 より問題の大きいのは第二の御質問なんですが、私は、大蔵省に対する厳しい批判については十分承知しております。しかしながら、これは二つの
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発言数 168件
初発言日: 1973-12-19 / 最新発言日: 1996-02-22 / 1 ページ目 / 全体 9ページ
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○大場公述人 非常に答えにくい質問をいただきました。 まず第一の大蔵省の判断が適切かどうかということは、これは、先生がこの前二日間にわたる両銀行局長のお話を聞いて、もう既に答えは持っておいでではないかなという気がいたしました。その答えと私の答えは多分一致しているのではないだろうかと思っております。 より問題の大きいのは第二の御質問なんですが、私は、大蔵省に対する厳しい批判については十分承知しております。しかしながら、これは二つの
○大場公述人 大場でございます。 きょうは、五つの問題についてお話し申し上げようと思っております。 第一は、今回の予算の前提になっております日本経済あるいは世界経済についてごく簡単に申し上げたいと思います。 第二は、私が非常に大きな関心を持っております財政の赤字の拡大の問題についてお話し申し上げたいと思います。 第三に、住専、最近では昨年の六月以降、大体英語でもジューセンという言葉になっておりますが、住専の問題。私は、銀
○大場公述人 ただいまの志賀先生の御指摘、御質問でございますが、先ほど私は、この住専問題の処理、六千八百五十億円が投入されたことによって、日本の銀行のプレミアム、海外から借り入れるときのジャパン・プレミアムがほぼ解消した。もちろん、一部の余りよくない銀行については依然として八分の一%、十六分の一%程度のジャパン・プレミアムはついておりますけれども、全体として解消した。それは、一兆ドルの借り入れということを前提にしますと、一年間に五千億円
○大場公述人 今、志賀先生御指摘のフランスにつきましては、先生のおっしゃるとおりの状況でございまして、かなり大胆な財政の赤字削減策をとったわけでございます。二年以内にGDP対比で三%以下に財政の赤字を抑えるという見地から、社会保障にまで手をつけたわけです。先ほど申し上げましたように、公務員の年金につきましては、三十七年六カ月で受給資格が出たものを四十年にするという極めて厳しい措置までとったわけであります。 ただ、日本と比較してまこと
○大場公述人 この点に関しましては全く御指摘のとおりでございます。 一つだけ申し上げたいのは、最近アメリカ、ヨーロッパで公共事業につきまして、例えば道路の建設でも港湾でも民間にやってもらうという動きが出てきております。また、それはそれでいろいろな問題があるかとは思いますけれども、スモールガバメント、小さな政府に向かっていることは間違いないだろうと思います。日本の場合には、先生方のお考えいただくことでございますけれども、やはりスモール
○大場公述人 二つの質問をいただきました。 第一は、内海慶応大学の教授と一緒に何か考えていたのではないかというお尋ねでございまして、確かに私も相談を受けまして、これは八月、九月の早い段階でございますけれども、セキュリタイゼーション、証券化ということを中心に考えたものがあったわけです。ただ、これはあくまで学問的、理論的なものであって、現実にどのように適用されるかは、これは政府なりあるいは議会でお決めになることだなと思っていたわけです。
○大場公述人 確かにイタリアと日本が比較されたのは、ヨーロッパのある大国のことで、その国の銀行首脳から聞いたわけです。社会について言えばマフィアとオウムだ、こういうような話になったらしいのですが、実際にそういう話をされているのは、閣議ではなくて、閣僚の間で全く雑談の中で日本とイタリアが比較されてどちらがいい国かということになった。政治については両方とも混沌としているという話がなされていた。 そこで、私の友人は、政治についてはイタリア
○公述人(大場智満君) 大場でございます。 きょうは、このような機会を与えていただきまして大変光栄に存じております。 私は、いただいているテーマが大変広範でございますが、主としてアメリカ経済と日本経済の問題、それからヨーロッパの最近の進展の状況、それらについてお話しした後、世界の資金の需給の問題、資金不足が想定されておりますが、金額での資金のフロー、あるいは需給の問題についてお話し申し上げたいと思います。その後、日本の対応につい
○公述人(大場智満君) 私は、為替相場が何によって決まるかと長い間随分勉強しまして、最後には神のみぞ知るなどと言っておったわけでございます。 しかし、最初私が注目しましたのは購買力平価説でございました。やはりある時点からの日本とアメリカのインフレ率をとりまして、アメリカの方がインフレ率が高ければその差額だけ円が強くなってドルが弱くなるということですね。そういうような購買力平価説をとったこともありますが、最近では、やはり資本移動だけが
○公述人(大場智満君) 金融政策につきましては、私は現在比較的自由な立場ですので伸び伸びとお話ししてもよろしいのかなと思って今立ったわけですけれども、基本的に、金融政策の特に金利政策というのは、一政策目標一政策手段ということを考えますと、物価の安定という政策目標に対して金利政策というのがこの一政策目標一政策手段として一番大事なのではないかなという気がしております。その意味で、土地対策という観点は金利の問題というよりは総量規制の問題ではな
○公述人(大場智満君) その前に、ソ連、東欧についての星野委員の御指摘については全く同感でございます。 中南米の累積債務の問題ですけれども、現在民間銀行は、ほとんどすべてと言っていいかと思いますが、新規の融資を手控えております。したがって、今御指摘になりましたブラジルにつきましても、現在民間銀行とブラジル政府との間で非常にハードな交渉が行われているわけですが、民間銀行の方は、昨年の十二月までにたまりにたまった金利八十億ドルの三分の一
○公述人(大場智満君) 黒字有用論という一言で新聞等に扱われて実はちょっと私も心外だったのでございますが、私が強調いたしておりましたのは、貯蓄超過が大事だという点にあるわけでございます。もちろん貯蓄超過イコール経常収支の黒字でございますから、貯蓄超過が大事であると申し上げますとそれは黒字が大事なんだと、したがって黒字有用論という言葉になった。ただ、黒字有用論という響きは、輸入をそんなに進めなくてもいいのじゃないか、あるいは輸出を伸ばした
○公述人(大場智満君) 四点の御指摘をいただきました。 最初に景気の動向の点でございますけれども、私は、政府見通しのうち設備投資ですが、政府の見通しですと七・九%になっておりますが、やや低下していくのではないかなという感じを持っております。 ただ、この点は非常に難しい問題でして、例えば、私もいろんな方にお聞きするんですけれども、企業のトップにお伺いした場合には割と慎重といいますか悲観的なんですが、部長、課長に御質問申し上げますと
○公述人(大場智満君) 最初の御質問のソ連、東欧の問題でございますが、時間が短いものですから結論だけ申し上げさせていただきますが、私はソ連、東欧の改革を三つのグループに分けて見ております。 第一のグループは、いまだにプランドエコノミーといいますか、中央指令経済を捨て切れない国でございまして、これがソ連と中国だと見ております。それから二番目に、ステップ・バイ・ステップといいますか、漸進主義で市場経済に向かおうとしている国々でございまし
○公述人(大場智満君) 第一点の、日本の機関投資家の国債の取得が減っているのではないか、あるいは横ばいかという趣旨の御質問でございますが、おおむねこの一年間は、生命保険会社を中心とする機関投資家はアメリカの国債への投資を減らしてきております。中には少し引き揚げ超過になっている機関投資家もございます。 それから、そのためにアメリカ経済のファイナンスがどうかという点でございますが、まあことしに関する限り、千億ドルの経常収支の赤字のうち五
○公述人(大場智満君) ただいまの三点の問題につきましてお答え申し上げたいと思います。 最初はジャパンマネーといいますか、特にアメリカへの投資の問題でございますが、三、四年前に私がアメリカへの投資の問題について若干心配し始めましたのは、フィラデルフィアの新聞に出ました漫画を見てからでございます。この漫画は一枚の漫画でして、大変簡単な漫画なんですけれども、要するにアメリカの労働者たちがプラカードを掲げて行進しているわけですが、そのプラ
○公述人(大場智満君) たくさんの質問をいただきまして、できるだけ簡単にお答え申し上げたいと思うんです。 第一の、議会側の保護主義の背景は何かということでございますが、これは議会の方がむしろ各企業あるいは選挙区の方々の意向が直接反映されるという面があるのかなと思ったりしているわけでございます。つまり競争というものに対して、もし保護主義的な考えというか、保護主義的なというよりも保守的な考え方をとりますと、競争というものはできるだけ避け
○公述人(大場智満君) 今御紹介にあずかりました大場でございます。 本日は、皆様方も御関心をお持ちだろうと思いますし、私自身大変関心のあります四つの問題を中心にお話し申し上げたいと思います。 第一は、現在の国際経済というもの、あるいはこの数年の動きをどういうふうに見たらいいかという問題であります。それから第二、第三の問題は、私がいずれもG2と言っておりまして関心を持っている問題でございますが、最初のG2はアメリカと日本の問題であ
○公述人(大場智満君) はい。 この二つの相場の間で振り子が振れておりまして、だんだんその振り子のサイズが小さくなってきているというのが現状であろうと思っております。 以上で四つの点につきまして私の説明を終わらせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○公述人(大場智満君) 最初の御質問でございますが、黒字善玉論という言葉をお使いになりましたが、確かに最近、ヨーロッパが中心だと思いますけれども、経常収支の黒字について従来と違う見解が出てまいりました。恐らくきっかけは、東ヨーロッパに対して莫大な資本投下といいますか、資金需要が非常に大きいわけですから、これにこたえていくためには日本とかドイツとか経常収支の黒字の大きい国、つまりは貯蓄が投資を上回る国に期待するということになるわけでござい