公職選挙法改正に関する調査特別委員会
○大柴委員 選挙部長は、その規定の枠の中でいろいろ御努力をなされることは大変ありがたいのですが、いまの日本で一番必要なことは、候補者がその政治的識見を述べる場というものが比較的少ないのですよ。お互い国会議員は経験しているだろうと思いますが、名前を言って、スローガンを言うぐらいな選挙なんだね。それで立会演説会と政見放送ぐらいしかないのですよ、つまり候補者が政治的識見を述べる、国民の皆さんが比較、検討をできるのは。そうすると、これをふやさぬ
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初発言日: 1961-02-07 / 最新発言日: 1977-03-02 / 1 ページ目 / 全体 51ページ
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○大柴委員 選挙部長は、その規定の枠の中でいろいろ御努力をなされることは大変ありがたいのですが、いまの日本で一番必要なことは、候補者がその政治的識見を述べる場というものが比較的少ないのですよ。お互い国会議員は経験しているだろうと思いますが、名前を言って、スローガンを言うぐらいな選挙なんだね。それで立会演説会と政見放送ぐらいしかないのですよ、つまり候補者が政治的識見を述べる、国民の皆さんが比較、検討をできるのは。そうすると、これをふやさぬ
○大柴委員 新しく担当大臣になられた小川さんに二、三のことを質問したいと思うのでありますが、昨年私ども国会議員は、お互いに不愉快なロッキード事件というものを経験し、さらに総選挙があったのでありますが、まだまだわが国の公職選挙法は、あるべき選挙のあり方に向かって幾多の改革すべきことを持っているだろうと思うのであります。 それで私は、ロッキード事件のときに政党の幹部として反省したのでありますが、やはりこういうことが起こる原因の一つは、全
○大柴委員 総理大臣並びに担当大臣が、そういう金のかからない選挙法をやろうという気持ちだけあって具体がないということは残念でありますけれども、それはそれとして、それではひとつ各党理事間においてこの問題を進められるようあなた方としては検討しながら、以下二、三のことについて大臣の所見を伺っておきたいと思うのであります。 この間の選挙が終わりまして、自動車代が二十万円返ってくるとか、ポスター代が八十万円返ってくるとか、個人ビラ代が二十何万
○大柴委員 一々条件がつくことが大変どうも不満でありますが、いずれにしても、わが国の選挙制度の中に公営度を深めていくというようなおつもりになっていただきたいと思うのであります。 第二の問題は、一昨年でありますか、やはり公職選挙法の改正の際に、これだけテレビが盛んになって、一軒の家でテレビがない家がないようなときになぜテレビを利用しないのか、福田一担当大臣に私は二時間にわたってこの委員会でいろいろ要請をしたのであります。そうしたら福田
○大柴委員 あなた、どういうようにだれから聞いたか知りませんけれども、私どももこういう質問をする以上、二年前、NHKも民放も呼びましてぎっしり調べたのですよ。そうしたらNHKは政府さえそのおつもりであるならば教育放送、夏など甲子園の野球を子供に公開して見せているのだから、選挙時ぐらいはこれを政府のために提供してもよろしゅうございます。こう言っているのですよ。だから、あなたに教える方あるいはあなたに何かつけ込む方は、なるべくテレビなどをふ
○大柴委員 ぼくは、選挙の金などというものは、金がかかりそうなことは、非人道的でない限りはどんどん抹殺していかなければいけないと思うのですよ。こんなものは野放しにしておけば——あるほど使った方が選挙が強くなるという世相でありますから。 念のためにもう一つ伺いますが、選挙の看板ですね。自由民主党公認小川さんの事務所、ああいう大きな看板があるために、たとえばあなたは上諏訪なら上諏訪の駅前の一等通りに事務所を設けなければならぬとか、あるい
○大柴委員 ぼくは、実を申し上げますと、金のかからない選挙に向かって、どうも自民党あるいは与党の諸君は積極的でないと思うのですね。何か金のかかる選挙法によって、自己の経済生活をこれあるがために潤しているのではないかという疑惑を持っているのですよ、失礼な話かもしれませんが。一つも積極的でないんだな。だから、自由民主党が金のかからない選挙を温存するのは、これによって自由民主党の国会議員が経済生活を何か潤しているような疑惑を私は断てないんです
○大柴委員 最後に、御注文を申し上げておきますが、この選挙法もどこか音頭をとるところがなければ、政府であるかあるいは別な形の自民党であるか、私はなかなか進まないだろうと思うのですよ、お互いに引っ張り合って。どうもあなたの答弁を聞いておりますと、福田内閣としては金のかからない選挙に向かって不退転の決意で進むというような威力を感じないことを、私は現在の野党の国会議員としては、はなはだ不満足に思います。どうかひとつ福田さんとよくお話しになって
○大柴委員 なかなか商慣習の尊重は結構でありますけれども、そちらの方へ向かって、無理のない程度でひとつ御努力を願いたいと思うのです。 それから、私はビラ配布ということについて経験が比較的ないものですからよく知りませんが、東京と北海道とか鹿児島、いろいろ違うのでありますけれども、各社とも、このビラの一枚幾らとかなんとかというのは協定があるのでありますか。あの値段はどういうようになっているのですか。本当のことを言って、どうもその辺のとこ
○大柴委員 われわれ候補者側の分に過ぎたお願いかもしれませんが、われわれの代理がそれを持っていったときに新聞販売店が、当販売店は二千三百枚新聞を配っていますから二千三百枚で結構でございますと、二百枚だか七百枚はその場で返すように、そういうことにはなりませんか。
○大柴委員 今度われわれ国会議員の選挙に、個人ビラの作成、配布ということが正式に認められたわけでありますが、私は、この個人ビラの新聞折り込みについて、二、三必要な点を自治省の方にお尋ねしたいのであります。 いままで新聞販売店の協会とか代表とか、そういうものといろいろ話し合ってきたようにお伺いしておりますが、その結果、何らかの形式で地方の選管に、新聞折り込みについては、大体こういうようなつもりでやりなさいというような指令を出したかどう
○大柴委員 都道府県選挙管理委員会に通知をした。これは参考書とかこういうものを各政党とかなににも送って、こういうようになっていますということは言ったわけですか。われわれ、各自民党に対しても社会党に対しても、全然そういうことはいままで説明してないのですか。どっちなんですか。
○大柴委員 そうすると、ほぼ全国一定のものですか、それとも地域地域によって相当違うものですか、この費用というのは。先ほど古いましたように、鹿児島県のは知らぬにしても、これは地方へ行けば高いのですか、安いのですか。
○大柴委員 こういうものは、各党とも選挙の準備をするわけですから、選挙管理委員会へ通知をすると同時に、やっぱり各党にもやってもらう、こういうようにしてほしいですよ。われわれが聞かれたときに説明のしょうがないと言ってはおかしいのですが、そういう御親切さを持ってほしいと思います。 それで、各新聞店に協力を要請し、公正を期待するということでありますが、大体各選管に指導したことは、どういうような内容でありますか。
○大柴委員 実はどういう関係か、私が社会党の選挙の責任者だったためかもしれませんが、新聞販売店の代表の方々が来られまして、この個人ビラが他党の候補者を攻撃しているような場合には、あるいは他党を攻撃しているような場合にはこれを拒否します、何とならば、新聞そのものは必ずしも個々の政党の代弁者ではありませんから、その政党のちょうちん持ちと思われても部数が減るであろう、われわれの商売を守るためにもそれは拒否します、こういうような向こう側の申し込
○大柴委員 極端であるか極端でないかというものを判断するところはどこなんですか。
○大柴委員 例を挙げて大変失礼ですが、たとえば新潟県第三区、この田中金脈なりロッキード疑獄についてそれぞれの候補者が批判をする。あるいは批判の中には明らかに攻撃的と思われる文章が含まれるかもしれません。そういう場合に、三区においてはこれが拒否される、二区、一区においては受領される、こういうようなことが起きてきませんか。
○大柴委員 そこで、あなたのおっしゃるとおりだろうと思うのですけれども、実際的に個々の販売店というのは、たとえば新潟県の田中さんのところでは拒否するようなところがたくさん出てくるだろうと私は思うのですよ。だから、どこかで何とかこれはチェックをすると言ってはおかしいけれども、個人ビラなら個人ビラを、どうせ証紙を張るわけですから、県の選管へ持っていって、断られたらいやそれは断らなんでもいいんだというような、選挙管理委員会なり町でも県でもいい
○大柴委員 ぜひそういうようにやってほしいですよ。 ただ、朝日新聞の販売店はこれを受け入れて頒布した、読売新聞はこれは誹謗、攻撃だと判断して、しかもそれは同じ地区においてそういうことが起きるのではないかと思うのですが、あなたの方はそういう指導をやることによって、日本全国、新潟県三区も含んで起きないというような大体見通しですか。
○大柴委員 選挙でありますから、批判であるか誹謗であるかということは、なかなかむずかしい問題だろうと思うのです。たとえば社会党なら社会党の言っていることは、与党である自民党の言っていることと違うわけですね。そうすると、田中さんの支持の強い選挙区ではそれを拒否するというようなことが起きる可能性が多分にあるのじゃないか。そうした場合に、新潟県選挙管理委員会が、まあまあそれはできるだけまいてやれというようなことにしてもらわぬと、いろいろな問題