法務委員会
○最高裁判所長官代理者(安村和雄君) 当日の前前日でございますか、東京高等裁判所長官の部屋に三人の者が乱入するという事故がございました。それからまた狭山事件につきましては、支援団体の活動等たいへん盛んでございまして、いろいろな情報が入っております。裁判所の法廷が静かに行なわれることについて多大の心配があったわけでございます。そこで高等裁判所の裁判長方が御相談なすって、狭山事件一本にひとつしぼって、ほかの事件でおいでになる傍聴人や関係者に
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発言数 60件
初発言日: 1973-03-02 / 最新発言日: 1974-11-14 / 1 ページ目 / 全体 3ページ
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○最高裁判所長官代理者(安村和雄君) 当日の前前日でございますか、東京高等裁判所長官の部屋に三人の者が乱入するという事故がございました。それからまた狭山事件につきましては、支援団体の活動等たいへん盛んでございまして、いろいろな情報が入っております。裁判所の法廷が静かに行なわれることについて多大の心配があったわけでございます。そこで高等裁判所の裁判長方が御相談なすって、狭山事件一本にひとつしぼって、ほかの事件でおいでになる傍聴人や関係者に
○最高裁判所長官代理者(安村和雄君) 狭山事件についてお尋ねがございましたものですから、特に狭山事件に限ってのお答えになりましたので、あるいはそういうふうな印象をお持ちになったかもしれませんので、この点はだんだんと御質問に従ってお話し申し上げたいと思います。決してこの事件を特別な、特別扱いにする事件だということでやっているわけではなくて、たまたま狭山事件についていろいろ裁判所の静ひつを害すると申しますか、そういうふうな心配があったもので
○最高裁判所長官代理者(安村和雄君) ただいま佐々木委員からたいへん詳細に、被害を受けたようなお話がございましたが、佐々木委員がお話しになりましたような事実はございません。
○最高裁判所長官代理者(安村和雄君) ことばが足りなかったかもしれませんが、私ども東京高等裁判所について報告を求めましたところ、当日、判決の言い渡しが終わったあとは裁判長がどなたにも面会しないで退庁したいということで、そういう連絡が警備の者にあったということでございます。そこで庁内の通行の規制がございましたので、裁判官室へおいでになろうという御希望の弁護士さん方に対して、裁判長はもうお帰りになったからお引き取りをいただきたいというふうに
○最高裁判所長官代理者(安村和雄君) 実見になっておられる佐々木委員がそうおっしゃられるわけでありますし、私は報告に基づいてお答えをしているわけでありますが、先ほど来申し上げておりますように、たいへん心配の多い状況のもとで判決の言い渡し日がまいり、法廷や庁舎の警備がなされたわけであります。そういうわけで、言い渡しの前々日に高等裁判所の長官室に入ってきた三人の人たちは、あとではにせのバッジであるというふうな報道もなされておりますけれども、
○最高裁判所長官代理者(安村和雄君) たびたびのおことばでございますが、私ども十分平生から注意をして法廷警備、庁舎の管理等いたしておるわけでございます。しかし、ときとしてそういうときにエキサイトすることもありますので、あるいは御心配のようなことが起こることがないとは言えない。そういうことがないように十分気をつけていきたいと思っております。
○最高裁判所長官代理者(安村和雄君) 関口前判事のできごとは、全く私どもの夢にも思わないようなできごとでございました。その後の捜査のことについてのお話でございますが、これは私どもの存じ上げないところでありますが、ああいう異例のことが、起こるはずもないと思ったようなことが起こったわけでありまして、私ども今後十分気をつけて、裁判所で仕事をしております者が国民の皆さまから疑惑を受けたり不信の念を抱かれたりすることがないように、十分気を慎んで仕
○最高裁判所長官代理者(安村和雄君) 申し上げますが、事件がありまして調停を進めますにつきましては、やはり事件の背景になったり、あるいは基礎になったりするような事実関係は、これは十分調停委員の皆さんがお聞きにならなくちゃいけないわけです。で、その資料の一つとして遠隔地にあるこういう人の意見をひとつ嘱託して聞こうじゃないかと、こういうことを委員会でおきめになって、そうしてお聞きになるわけですから、調停委員会のほうはもう自分がひとつ聞いてみ
○最高裁判所長官代理者(安村和雄君) 今年の予算におきましては、調停委員に対する手当がたいへん増額したということと、ただいま民事局長が説明いたしましたように、調停関係の予算が相当ふえていただいている。補助金の点はいま申しましたようにむずかしい問題がございますが、今後調停の仕事が円滑にできますように予算の点も十分努力したいと思っております。
○最高裁判所長官代理者(安村和雄君) 私どもの考えております限りでは、嘱託による事実の調査という一点に限られております。
○最高裁判所長官代理者(安村和雄君) 確約することができます。そのとおりでございます。
○最高裁判所長官代理者(安村和雄君) 佐々木委員のおっしゃいますのは、裁判所で従来養成しております調査官をもう少し弾力的に分野を広めて教育をし役立てることはどうだろうという御趣旨のように伺うわけで、まあ私どもかたくなに従来そうだったからこれからもそれ一点ばりでいくというふうにばかり考えるのもこれもどうかと思います。ですから、この点は従来の長い伝統もございますので、さてこれを分野を拡張するということになりましたら、またいろいろと影響すると
○最高裁判所長官代理者(安村和雄君) まあ今回の質疑を通じましていろいろなことを伺わしていただきましたので、これは十分念頭に置いて運用に当たりたいと思います。しかし、何をいいますのにも調停が民間の司法参与である。で、民間人の協力を得て司法のたいへん重要な部分が行なわれていくわけでございますから、その点の本質を見失わないように進めてまいりたいと思っております。まあ大きな目標といえばその一点になると思います。
○最高裁判所長官代理者(安村和雄君) 最高裁判所といたしましても、民事調停委員の負担が過重とならないよう配慮し、また調停委員の任命にあたっては適任者を確保するよう努力したいと存じております。
○最高裁判所長官代理者(安村和雄君) ただいま総務局長が答えましたとおりでございますが、まあこの参与規則についていいますと、これは参与をさせる判事といいますか、この方がやはり若い裁判官から魅力があり、かつ、信頼を受ける方でないと効果があがらないかと思います。それからまた、参与するほうの若い裁判官からいいますと、やはり大いに実務をやってみて、陪席だけでない単独事件の一端にもひとつタッチしようじゃないか、で、特例を得たらそのときにはひとつ自
○最高裁判所長官代理者(安村和雄君) まあ日弁連と申しますか、弁護士会の皆さまにもどうぞひとつ参与規則の心配なさる面と別にですね、積極面のあることもひとつ御理解を深めていただきたいように思います。そして、運用しますものとしましては、先ほど来総務局長が答えておりますように、実はもう規則を最高裁判所でこさえておりますと、あとその運用は個々の裁判所の問題になりますので、これは裁判官がそれぞれ良識をもってしていただく。で、あとは、まあいろいろな
○最高裁判所長官代理者(安村和雄君) ちょっとことばを添えて、角度を変えて御説明したらどうかと思うんですが、先ほども民事局長申しましたように、候補者制度でございますとどうしても名誉職というようなことになりますので、報酬もないという状況で調停委員として活動していただく方をお願いするわけですね。いよいよ今度は調停の事件がきたのでその方にひとつ調停委員になってもらおうと思うと、いや実は忙しいんだと、こういう仕事があってきょうはできぬと、大体私
○最高裁判所長官代理者(安村和雄君) これはいまの候補者制度のもとでも調停委員という名刺をお刷りになったりする方あるわけで、これまでも調停委員の自発的な研修、それからまた裁判所が主催します研修というところで、新任のときはもちろんでございますが、もう繰り返し民間の司法参与ということで国民の基盤の中から出て仕事をなさるんで、役人風を吹かすことはこれはほんとうにもう避けなくちゃ調停の使命にかかわることだということをくどくどこの裁判所でも言って
○最高裁判所長官代理者(安村和雄君) 仰せのとおり、裁判官が調停委員会の構成メンバーとして大事な地位を占めております。実際にいままでの経験からいたしましても、また臨時調停制度審議会での議論を伺っておりましても、裁判官が全部絶えず四六時中調停が行なわれる限り立ち会っている必要はないけれども、おっしゃるような最初のとき、それから問題が法律的な点あるいは事件の進行をこれからどう持っていったらいいかというポイントのとき、こういうときに、すかさず
○最高裁判所長官代理者(安村和雄君) いわゆる法曹三者の協議というものにつきましては、それからまたこれからの裁判所の態度ということについては、田宮総務長が申したとおりなんです。ですから、形式的には法曹三者の協議がおおむねのところでは一致しながら、形としてできてきていないというのが現状かと思います。しかし、形としての三者協議会がなくても、裁判所と弁護士会、法務省との話し合いが何もないというわけではございませんので、現に個々の問題については