「小柴昌俊」の過去の国会発言

発言数 44件

初発言日: 2002-11-26  /  最新発言日: 2011-08-03  /  1 ページ目 / 全体 3ページ

発言データをコピーしてAIに貼り付けると思想・価値観・主義主張などの分析ができます
※AIによる分析結果は必ずしも事実とは限りません。正確な判断はご自身でお決めください。

📊 統計データを集計中です。しばらくしてからページを再読み込みすると表示されます。
2011-08-03 衆議院

科学技術・イノベーション推進特別委員会

○小柴参考人 御質問の最初のもの、どれをお話ししたらいいのかと考えています。 皆さんもよく御存じのカミオカンデという実験、あの実験は、先ほども言いましたように、一人の新しく入った大学院学生、こいつはどんなことに興味を持つかなと思って、そのころのアメリカの理論学者が発表した新しい理論、これが本当だとすると、水素原子の原子核というのは、陽子というプラスの電気を持った重い粒子がしんにあって、その回りをマイナスの電気を持った軽い電子が取り巻

2011-08-03 衆議院

科学技術・イノベーション推進特別委員会

○小柴参考人 私、きょう、こんなにたくさんの国民を代表する諸先生方の前で意見を述べさせていただくのは大変に光栄に存じます。私、もうすぐ八十五になりまして、相当ぼけておりますが、何とか一生懸命に自分の考えをまとめて聞いていただきたいと存じます。 先ほどちょっと伺ったことによりますと、この委員会というのは四月に生まれた新しい委員会だそうで、こうやって拝見しますと、いろいろな党からたくさんの議員の先生方が集まっておられて、基礎科学、それか

2011-08-03 衆議院

科学技術・イノベーション推進特別委員会

○小柴参考人 あなたのおっしゃることに全く賛成です。私も同じように考えています。 難しいですね。つまり、新しいことができると、それがどういう影響をこれからの若い世代の人たちに及ぼしていくのかがなかなかはっきりとつかめないんですね。だから、それだけに、さっきも言ったように、謙虚に、まじめにそれを調べるという態度を崩しちゃいけないと思っております。

2011-08-03 衆議院

科学技術・イノベーション推進特別委員会

○小柴参考人 おっしゃった御意見、私も本当にそうだと思います。 国立大学法人というのが独立法人になった。そのときに、私は、今までいわばぬるま湯につかっていた大学人が独立法人になったから、さて、これで今までみたいなぐあいにはいかぬぞ、おれたちで、自分で稼がにゃならぬのだと。だから、産学協同、産学協同とわめき出して、みんな頭へ血が上っちゃうんじゃないか。そうなった場合に、産学協同のできる工学部とか農学部、そういうところはいいかもしらぬけ

2011-08-03 衆議院

科学技術・イノベーション推進特別委員会

○小柴参考人 今の御意見で私すぐ頭に浮かびましたのは、大学が独立法人に変えられて、日本の地方の国立大学というのは本当に、私が心配していたように、稼がにゃ稼がにゃというふうになってしまいました。それは、私の息子がある地方の大学の教授をしておりますので、もろにそのことは知っております。大変悲しいことです。 私は今の御質問で、日本の大学がそうなってしまったなら、基礎科学のようなもうからないものというのはやはり冷や飯を食わされるんじゃないか

2011-08-03 衆議院

科学技術・イノベーション推進特別委員会

○小柴参考人 おっしゃるとおり、例えばユダヤ人のこういうふうな分野における実績というのは大変なものがあります。 私、こういうことを言うと差しさわりがあるおそれがあるんですけれども、世界に民族がたくさんありますけれども、これは正直言って、ある民族よりもこちらの民族の方が全体として素質がすぐれているんじゃないか、そういうふうな、どの民族も同じレベルであるというふうには思わないんです。 先ほど申し上げたように、アジアの中で日本だけが特

2011-08-03 衆議院

科学技術・イノベーション推進特別委員会

○小柴参考人 今、ITERの問題をお出しになったんですけれども、ITERを日本で中心になってやろうという計画が出されましたとき、私は強く反対したんです。 その理由は何かといいますと、核融合をそのころ推している学者たちが言っている、夢のような次世代の発電方法であるということは、私はそのまま受け取れない。なぜかというと、あなた方の言っている方式で核融合が実際に実現したとしても、そのときに放出される中性子の被害というものをどう処置したらい

2011-08-03 衆議院

科学技術・イノベーション推進特別委員会

○小柴参考人 今おっしゃったように、今まで実用に使われているいわゆる核分裂の原子炉にしても、私は前から聞かれると言っているんですけれども、原子炉による発電というのは必要悪だと。決して、問題なく利用できてぐあいのいいものじゃなくて、今おっしゃった放射性廃棄物という大変な悪がくっついてくる。それをどういうふうに永久的に処理したらいいかというのはいまだにわかっていない。 私はその当時も言ったんですけれども、もっと本気で、放射性廃棄物を永久

2011-08-03 衆議院

科学技術・イノベーション推進特別委員会

○小柴参考人 議員の先生方も何人か、このリニアコライダー計画に大変お力を尽くしてくださるのは大変にうれしいことだと私は感謝しております。 今現実にこの問題に取り組んでいるのは、私の昔の教え子たちがたくさんかかわっているわけです。その人たちがこの間も来まして、岩手県だけじゃなくて奥羽地方全体が一つにまとまって、招きたいということを言い出していますと。 私は、前から、その若い人たちにも、それから議員さんの集まりでも言ったことですけれ

2011-08-03 衆議院

科学技術・イノベーション推進特別委員会

○小柴参考人 一番最初に説明しましたように、基礎科学の研究計画というのは、こういう獲物が得られますということはだれにも言えないんですよ。例えば、今までつくられた世界の大きな最先端の加速器どの例をとってみても、何かを見つけようと計画してそれがちゃんと見つかったという例はほとんどないんです。 例えば、有名なチャームというクオークをつかまえたスタンフォードの電子・陽電子衝突、それからブルックヘブンの衝突、そういうのを見ても、全然予期してい

2011-08-03 衆議院

科学技術・イノベーション推進特別委員会

○小柴参考人 今の御質問は、私にとっては大変答えにくい御質問なんです。 というのは、私は、素粒子のニュートリノというのはずっと何十年とやっていまして、原子力のことというのは、いわゆる学生時代に勉強はしたことがありますが、本気になって取り組んだことというのは一遍もないんです。 ですから、今の御質問のような具体的なことについて、私がどう判断しているかというようなことを申し上げても、事実に即したことは言えないと思います。大変申しわけな

2011-08-03 衆議院

科学技術・イノベーション推進特別委員会

○小柴参考人 私、先ほど、平成基礎科学財団をつくろうと思った根拠といいますかきっかけは、国立大学の独立法人化だというように言いましたね。 そのときに、私が特に頭に描いていたのは、要するに、私自身は、独立法人にするということに反対する気はなかった。なぜかというと、私自身、東京大学に何十年も勤めていて、東京大学が本当に一流の大学ならば、日本だけじゃなくて世界に向けて門戸が開かれていなきゃならない、そういうふうに感じていた。ところが、御存

2011-08-03 衆議院

科学技術・イノベーション推進特別委員会

○小柴参考人 おっしゃるとおりです。 私は、カミオカンデ、スーパーカミオカンデのときにたくさんの税金を使って、それは大変に今でも感謝しているんですけれども、それに対する感謝の気持ちをあらわすのに財団をつくったということもあるわけなんです。 おっしゃるとおり、国民に、一体どんなことが今行われているのか、その意義、ねらいというものがはっきりと示せなくても、こういう努力を今しているんだよというようなことは、やはりしょっちゅう伝えておく

2011-08-03 衆議院

科学技術・イノベーション推進特別委員会

○小柴参考人 まず最初に、浜松ホトニクスの晝馬さんですけれども、この人は大変な人物です。私は非常に親しくしてもらっています。 先ほど申し上げなかったけれども、日本の国で財団を設立しようと思うと、まず一億円の基本財産というのを用意しなきゃならぬ。それを人に出してもらうわけにはいかないので、まず自分から出さなきゃならぬ。ところが、私はそのころ年金生活をしていて、しようがない、金がウルフ賞という賞の五百万しかなかった。困ったな、何とかして

2011-08-03 衆議院

科学技術・イノベーション推進特別委員会

○小柴参考人 今お話がありましたことですが、きょうはまだ申し上げていないんですけれども、筆記試験という形で人の能力を判定するというのは、その人の能力のごく一面しか判定していないんだ。要するに、筆記試験ではかれる能力というのは、受け身の認識能力をはかっているんだ、教わったことを覚えて答案に書くというだけの能力。もう一つ大事なことは、自分から何をやるか、どうやってやるかというようなことをやる能動的な能力。筆記試験では、これはだれにも見れない

2011-08-03 衆議院

科学技術・イノベーション推進特別委員会

○小柴参考人 エリート教育というのは、中身は少しずつ変わっているんでしょうけれども、いわゆる何とかオリンピックというのでトップになるかどうかというのは、私はそういうことに余り価値を認めていないんです。それは、さっきも言ったように、筆記試験でいい点をとるということだけがその人の能力を反映しているわけじゃない。それよりも、やる気が起きるかどうか。 さっきも言ったように、私は若い人に何かアドバイスをと言われたときに必ず言うのは、自分がやり

2011-08-03 衆議院

科学技術・イノベーション推進特別委員会

○小柴参考人 いわゆるエリート教育とあなたが言われることを具体的にどういうことを考えたらいいのかというのははっきりわかりませんけれども、先ほどお話しした、私どもの財団が月に一遍やっている楽しむ科学教室、それはお話しの線に沿っているアクティビティーの一つじゃないかと私は考えております。 つまり、楽しむ科学教室、なぜ楽しい科学教室じゃなくて楽しむなのかというと、ただ人の話を聞いて、ああ楽しかったという受け身じゃなくて、自分から能動的に科

2011-08-03 衆議院

科学技術・イノベーション推進特別委員会

○小柴参考人 今例に挙げられた、例の原子炉の問題、これはいろいろなことが複雑に絡み合っていて、部外者である私どもがああすべきだ、こうすべきだと言えるような状況にはないわけです。 私は、ごく初期のころの今の総理大臣のとった態度とか、そういうのを見ていて、もっと謙虚に事態に対処すべきじゃないかというふうに感じたということを申し上げたんですけれども。 だから、あなたの言われるように、あの件に関係しているいわゆる技術者、学者も入っている

2011-08-03 衆議院

科学技術・イノベーション推進特別委員会

○小柴参考人 おっしゃるとおり、そういう技術的なサポーティングスタッフというのは非常に大事なものです。ただ、今までの状況を眺めてみても、そういうふうなある程度能力のある技術的なサポーティングチームというのは、ある程度まとまった組織でないと持てないわけです、予算の面でも何でも。 例えば、私が一人の教授としてカミオカンデ、スーパーカミオカンデをやるなんというときには、仕方がないから大学院学生を技官のかわりに使うんです。それは決して悪いこ

← トップへ戻る