法務委員会
○山本参考人 おはようございます。 二〇二〇年から開始された性犯罪に関する刑事法検討会、法制審議会に委員として参加しました、一般社団法人Spring幹事の山本潤と申します。 本日は、今回の改正の私から見た意義と積み残された課題、また、今後、国として実施していただきたいことについてお話ししたいと思います。私の資料はこちらにありますので、見ていただければと思います。 今回の、同意しない意思という言葉が文言に入ったことは、非常に評
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発言数 30件
初発言日: 2017-06-16 / 最新発言日: 2023-05-16 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
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○山本参考人 おはようございます。 二〇二〇年から開始された性犯罪に関する刑事法検討会、法制審議会に委員として参加しました、一般社団法人Spring幹事の山本潤と申します。 本日は、今回の改正の私から見た意義と積み残された課題、また、今後、国として実施していただきたいことについてお話ししたいと思います。私の資料はこちらにありますので、見ていただければと思います。 今回の、同意しない意思という言葉が文言に入ったことは、非常に評
○山本参考人 御質問ありがとうございます。 二〇一七年のときからSpringを設立し、Springの方たち、またほかの市民団体の方たちとともに改正活動を行い、この中にも私たちの話に耳を傾けていただいた議員の方たちもたくさんいるんですけれども、理解を深めていただいて、性暴力の実態を知る方々が増えてきてくださったということが本当に大事なことだと思います。 また、検討会、法制審議会を通して、法律や司法に関わる方たちにも被害の実態が少し
○山本参考人 御質問ありがとうございます。 被害者側としては、同意しない意思になった方が、多分、自分は同意していなかったというふうに思いやすいのではないかということを思います。また、同意するかどうかも、虐待とかがあったりとかDVとかで、もう自分はするものだみたいな、そういうのも、形成の意思もなかったんだということを、やはり気づきやすくなるのではないかということをまず一つ思います。 法律家ではないので、司法の運用でどういうふうにな
○山本参考人 御質問ありがとうございます。 今国会での成立をどう思うかということでしょうか。(大口委員「はい」と呼ぶ) 公訴時効に関しては、やはり諸外国のようにしっかりとした実態調査をしていただき、本人が相談できたときだけではなくて、いつ頃に司法に届出ができたのかというところも非常に、ハードルとして、その間にどのくらいの年月があるのかということも判断材料になってきますので、それを進めていただきたいということと、あと、子供と大人で
○山本参考人 御質問ありがとうございます。 法制審でもお伝えしたとおり、三歳差があれば、場合によっては二歳差でも対等ではないこともあるかなということを思います。 私は、様々被害者の方のお話を聞くんですけれども、例えば、中学生、十四歳で、相手が大学生の家庭教師で、自分はそのとき、対等というか、同意があるというふうに思っていたけれども、いつも相手が優位で、いつも相手にいろいろ決められる、そして、何かお試しのようにいろいろなことを性行
○山本参考人 御質問ありがとうございます。 警察の対応につきましては、警察の方とは、講演とかで呼ばれることがあるので、本当に様々、性犯罪について熱い思いを持って御尽力されている方がいるというのも知っています。一方、被害者の側からは、行ったけれどもやはり取り扱ってくれなかったとか、かえって、あなたがそのときそんなふうにしたのがいけないんじゃないのというふうに言われてしまったりというような二次被害が生じているということも知っています。
○山本参考人 まさしく、届出が増えるというか、あなたも対象だということを思ってもらえる方が増えるというのがこの改正の目指すところではないかなというふうに思っています。 ただ、一方、その意識の違いというか、今まで著しい暴行、脅迫がなければと言われてきたことから、被害を受けた方でも、自分はそういう見知らぬ人に夜道で押し倒されていないからレイプじゃないと思っていたみたいな人もいます。そうではないんだということ、意識を変えるということをきち
○山本参考人 今まで言われてきたことにつけ加えまして、社会のトップにいる人たちから強いメッセージが発せられるということが非常に重要だと思います。昨日の民間法人の謝罪メッセージに合わせまして、松野官房長官が性暴力は決して許されないということを発言いただきました。これもすごく大事で、とても伝わるメッセージだと思うんですね。 例えば、今のバイデン大統領が副大統領であったときに、ホワイトハウスがワン・イズ・トゥー・メニーという、性暴力は、被
○山本参考人 御質問ありがとうございます。 様々、諸外国の調査実態なども齋藤委員がすごく示していただいたんですけれども、なかなかそれは採用されず、日本の、エビデンス的にはどうかなというふうな調査でしたので、そこを余り反映されていなかったのかなとは思っています。
○山本参考人 御質問ありがとうございます。 被害の実態だけではなく、司法の運用調査というのも是非していただきたいと思っています。 どうしてかというと、諸外国はいろいろあるかもしれないけれども我が国ではこうですというふうに説明されることも非常に多いんですね。ただ、やはりそれは、諸外国との比較検討をして、何が違って何が一緒なのか、そして、この日本という国にどういうことをすればいいのかというような、改正案とかも示していただきたいという
○山本参考人 年齢差に関しては、認識のこともありますけれども、生物学的な発達のこともありますので、やはり年齢をきちんと評価していくということは大事ではないかなということを思います。その上で、一歳、二歳、三歳、四歳、五歳、それをどういうふうに考えるのかというところは今後の議論になると思います。 もう一つは、認識の点でいえば、まず、上の人の言うことを聞かなければいけない、それも結構無条件で、社会的地位が上だから、そして男の人だから、この
○山本参考人 私たちがこういう刑法改正の活動を始めてからも、男性の方から特に、後から訴えられるのではないかというふうな心配の声を非常によく聞きます。 やはりそのときに、今SHELLYさんが言われたように、ちゃんと同意を取りましょう、あとは、齋藤さんが言われたように、対等な関係なのか確認しましょう、イエス・ミーンズ・イエスが必要なんですけれども、やはりそのときに、自分を守るということと一緒に、相手を守るという関係性なのかどうかなという
○山本参考人 御質問ありがとうございます。 やはり、今後更なる改正を目指す到達点は、イエス・ミーンズ・イエス、相手がイエスと言っていないことに関して、同意のない性的行為が行われたことに関して処罰ができるというふうな規定が必要だと思います。 どういう調査が必要かということに関してなんですけれども、前回、法務省が実態調査ワーキンググループでされていましたように、どのような事件が通って、どのような事件が落とされているのかということが非
○参考人(山本潤君) ありがとうございます。 CAPという研修があって、皆さんの中にもお聞きしたことがある人はいるかもしれないんですけれども、子供を守る、そういう研修で、アメリカから始まったものです。 自分の体は自分のものだと。子供相手なので紙芝居みたいなものとかあるいは劇をやってみたりとか、小学校低学年ぐらいを中心に、小学生あるいは場合によっては幼稚園、保育園児からも実施できるようなプログラムですけれども、水着で隠れる部分はプ
○参考人(山本潤君) 性暴力被害者支援看護師、SANEは、元々、一九七〇年代にアメリカ、カナダの看護師たちが始めた研修です。そのときは、性被害者が救急外来で長時間待たされてしまったりとか、あるいはこの人レイプされたので診てくださいみたいに衆人環視の前で言われるなど、すごく配慮のない対応がされていたんですね。被害を受けた人がこれ以上傷つくことはあってはならないというふうに看護師たちが立ち上がって、研修を始めたのが最初です。 性暴力被害
○参考人(山本潤君) 本日は、参考人としてお呼びいただき、本当にありがとうございます。刑法性犯罪を変えよう!プロジェクトの山本潤と申します。 私がこのプロジェクトに参加しているのは、自分自身が父親からの性虐待の被害者であり、日本の性暴力を取り巻く現状を変えていきたいと強く願っているからです。私の経験は一人の経験ですが、私たちに声を届けてくれた人たち、声を上げることも難しい人たちの思いを少しでもお伝えできればと思っています。 刑法
○参考人(山本潤君) 御質問をいただき、ありがとうございます。 御質問にありました委員会、検討会、法制審議会に被害者のヒアリングがあったかということなんですけれども、検討会でも被害者の方が何人か呼ばれていますし、私自身も、昨年五月の法制審議会に呼んでいただきました。ただ、ヒアリングの時間はとても短いものですし、声は聞いていただけたとは思うんですけれども、十分に被害者の価値観、置かれている状況、どうしてそういうふうになるのかということ
○参考人(山本潤君) 日本の体制は、まだ法律などのシステムが整えられていないので、今、二〇〇〇年からNPO法人女性の安全と健康のための支援教育センターというところがSANE研修を始め、今、四百五十人ぐらいのSANEの看護師がいます。あと、名古屋の看護師たちもSANE研修を始めていますので、そちらは三年ぐらい前からです。そちらの方でもSANEが養成されていますが、このSANEがどこで今働けるかといったら、話題のワンストップセンターのところ
○参考人(山本潤君) 私自身、まだ乗り越えられたかどうかも分からない部分があります。また別のダメージが来れば、それでまたこじれてしまう可能性もあるかなと感じています。 それでもやはり前を向いて少しずつ伝えることもできるようになってきたのは、多くの人の支えがあったから、私にいろいろ示してくれた先を行く被害者の仲間たち、既に公に発言されていた方たち。あと、私の場合、父からの性被害なので母もとても苦しみました、自分のパートナーが自分の娘に
○参考人(山本潤君) 詩織さんの現状というのは、やはり日本の被害者支援システムが被害者の幸福と利益のために全く機能していないということを表しているというふうに思っています。 被害者には、司法による権利の救済、医療による心、体の健康回復の救済、そして、あとは二次被害を受けない、あるいは経済的な損失、働けないとか学校に行けないとかいろいろありますので、そのような経済的損失の補償による社会的な救済というのがあるかというふうに思うんですけれ