安全保障委員会
○平松参考人 平松でございます。きょうは、お招きいただきありがとうございました。 時間がありませんので、余分なことはやめて早速本論に入りますけれども、最近、中国が日本の周辺の海域でいろんなことをやっているということで、皆さんも関心を持っていただくようになったことは大変ありがたいことでありますけれども、実は、中国が海洋に出てきたのは、きのうきょうに始まったことじゃなくて、非常に長い歴史を持っているということをまず第一に認識していただき
日本の国会議事録 全文検索
発言数 22件
初発言日: 1996-03-19 / 最新発言日: 2004-04-15 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
発言データをコピーしてAIに貼り付けると思想・価値観・主義主張などの分析ができます
※AIによる分析結果は必ずしも事実とは限りません。正確な判断はご自身でお決めください。
○平松参考人 平松でございます。きょうは、お招きいただきありがとうございました。 時間がありませんので、余分なことはやめて早速本論に入りますけれども、最近、中国が日本の周辺の海域でいろんなことをやっているということで、皆さんも関心を持っていただくようになったことは大変ありがたいことでありますけれども、実は、中国が海洋に出てきたのは、きのうきょうに始まったことじゃなくて、非常に長い歴史を持っているということをまず第一に認識していただき
○平松参考人 海洋法条約で、二百海里経済水域とかあるいは大陸棚を主張する条件というのは二つあって、一つは人間が住んでいるということ、もう一つは経済活動を営んでいる、いずれかの条件が満たされれば、例えば沖ノ鳥島のような岩であっても、あるいは南シナ海に中国が実際に進出して拠点としているところは岩であるわけですから、それでも、二つの条件のうちいずれかが満たされれば、島として、二百海里、排他的経済水域及び大陸棚が主張できるということですね。
○平松参考人 最初の問題は、一般の科学調査なのか資源調査なのか軍事調査なのかということは、これは厳密に区別できないもののようです。これは国際法の問題になってきますから、その専門家に伺うのが一番いいんですが、しかし、私も参考のために、国際法の専門家が私の周りに何人もいますから、国際法の専門家に伺うんですけれども、結局要領を得ない。つまり、国際法というのは、いわば法律だか何だかわけのわからないような、こう言うと国際法の先生から怒られるんです
○平松参考人 今の御質問は、私の話の中でもちょっと簡単に触れましたけれども、中国のやっていることを見ますと、まず力で押さえてからにこやかな政治をやるということ、それに尽きるということだと思います。 よく中国が、南シナ海でもあるいは東シナ海でも、共同開発しましょうというようなことを呼びかけてくる。今までも呼びかけたことがありますけれども、これからもあろうかと思いますけれども、それは、これはおれのものだよということで共同開発しましょう、
○平松参考人 それからもう一つは、さっきも申しましたように、島に関してはアメリカはかかわらないということで何もしませんから、そうすると、当事者で話し合ってくれということになれば、それは力のある中国の方が強いに決まっているわけですから、大体中国に有利になっていくということになれば、やはり東南アジアの国としては、これは将来の日本もそうかもしれませんけれども、一体アメリカが助けてくれるかどうかという不安がある場合には中国の方にすり寄っていくと
○平松参考人 いずれもちょっと非常にお答えしにくい御質問ですけれども、率直に私は、ちゃんと記録までとっておるからまずいといえばまずいんですが、私がずっとやっていて感じたことを申します。私はやはり、その部局の人がかかわりたくない、そうとしか思えないですね。要するに、自分がそのポストにいる間は余分なことはやりたくない、だから先送りするという、そんな感じしか思えません。 余り具体的に言うとどなたか名前がわかっちゃいますから、非常に遠回しな
○平松参考人 実は、ちょっと私は今の政府のあれは余りよく見ていませんので、詳しいことはわかりませんが、今おっしゃられたようなことで言うことになると、私は、今までお話ししましたように、これから日本の近海に潜水艦がかなり来ると思いますし、当面、潜水艦はまだそれほどじゃないにしても、かなり機雷は敷設していくだろうと思いますから、そういう意味で、海上自衛隊がやる任務というのはこれからうんとふえていくだろう。 政治の建前からいって、海上自衛隊
○平松参考人 私が先ほど、軍が来た方が簡単だと申し上げたのは、これは正規軍が来るという話であって、正規軍が来たら、まあ海上自衛隊の方が強いだろう、私はそう思っているんですけれども、これは実際やってみなきゃわかりませんけれども、今だったら問題なかろう。だから、そういう意味で、軍が正面から来てくれた方が簡単だということを申し上げたわけです。 しかし、おっしゃるとおりに、民間人を装って軍が来るということをやりますから、そういうやり方でもっ
○平松参考人 事前通報制ですけれども、これはやるならやるで、ちゃんと日本の利益を考えてやってもらわないと困るわけで、要するに、ただ日本側でやるんだったら事前に通報して許可を得なさいということでやっているわけで、全く余分なことをしたとしか思えないんです。 この問題は、細かな言葉に入りますと随分いいかげんなところがあるんですよ。それは、今ちょっと、私ももう年をとって記憶力が非常に悪くなったものですから、今正確にちょっと申し上げられないん
○平松参考人 直接のお答えになるかどうかわかりませんけれども、私は、やはり一番問題なのは中国の核兵器と台湾問題だろうと思います。それで、これはもうどちらもアメリカがかかわってきているということだろうと思います。 ちょっときょうの金田先生への御質問とかそういったものと関連してくるんですけれども、中国の海洋の問題というのは、実は宇宙と密接に関連して、一体となって進んでいるということですね。七〇年に国連に入って、海洋の話をずっとしたわけで
○参考人(平松茂雄君) 今の井尻先生に対する御質問でちょっと私からも御説明したいと思うんですが、今、立木議員から米合間の兵器移転で額がふえているんじゃないかという御質問がありましたけれども、八二年の協定は量と質において制限するというもので、米中国交樹立の段階のレベル以上の兵器はアメリカは台湾に売らないということを中国に約束されました。それがずっとほぼ守られてきたと言っていいと思います。若干の約束違反はありましたけれども、ほぼ守られてきた
○参考人(平松茂雄君) 杏林大学の平松でございます。風邪を引いて声がちょっとかすれておりますのでお聞き苦しいところがあるかと思いますけれども、御勘弁願いたいと思います。 さて、私に与えられましたテーマは台湾海峡の軍事情勢ということであります。皆様には余りなじまないテーマかとも存じますので、大体きょう私が話しますことをワープロで打ってまいりましたので、それに従ってお話を進めます。 中国軍は三月八日から十五日まで弾道ミサイルの発射演
○参考人(平松茂雄君) これは非常に難しい問題で、影響があったことは間違いないと思いますけれども、では李登輝総統が大勝するというようなところにまで影響を及ぼしているかということになりますと、必ずしもそこまでいっていないんじゃないか、そういう印象であります。ただ、これは全く私の個人的な印象にすぎませんのでわかりませんけれども、大勝するほどの影響は与えていないような印象であります。 先ほども申しましたように、中国の軍事演習の目的は、とり
○参考人(平松茂雄君) 先ほども申しましたように、中国が現在持っている力で台湾に対して何らかの軍事行動をとるとすれば、それをできるのは弾道ミサイルであるし、それはできるであろうと思いますね。ですから、既にやっているわけですけれども、少なくとも去年に比べればことしの着弾海域というのは台湾により近いところで行われているわけですし、場合によっては台湾の島を飛び越えて東の海域に撃ち落とすとか、初めはそんなに大きな被害が出ない程度に島の上に落とす
○参考人(平松茂雄君) 大変難しい問題ですけれども、中国のようなああいう大きな国で、しかも非常に多様な要素を持っている国で、人口がとにかくとてつもなく巨大で、人口の中でも住民も非常に多様である、それから人間のふえ方がこれまた異様なくらいの勢いでふえていく、しかもまだまだ後進的である、格差もある、そういう社会が近代化していくとは実は私は思っておりません。そんな簡単に近代化できることでもないし、民主化社会になるとも私は思っておりません。です
○参考人(平松茂雄君) 武力行使をしたくても恐らくできないんじゃないでしょうか、さればといって認めるわけにもいかないんでしょうけれども。ですから、やはり威嚇は続けるだろうというふうに思います。
○参考人(平松茂雄君) いや、そうじゃなくて、私は恐らくこの軍事演習というのは、選挙が終わってそしてその次に総統が就任するわけですから、そのときまでが一つの期間であって、引き続き何らかの威嚇を続けると思うんです。そして、恐らく李登輝総統は統一ということを多分言われるわけですから、この次の目的というのはやはり政治交渉のテーブルに座らせる、それは最終的には一国二制度の方向でやっていくわけですけれども、これを台湾側が受け入れるはずはないわけで
○参考人(平松茂雄君) 中国側は恐らく中間線を越えてくるようなことはないと思います。その点は慎重にやるだろうと思いますからそういう事態はないと思いますけれども、考えられることは、戦闘機が飛び出してくるとかミサイルか何かがそれるとかということになるだろうと思いますけれども、それで何か具体的な紛争が起きるというところにまで私はいかないと思っています。
○参考人(平松茂雄君) 整えていると思います。
○参考人(平松茂雄君) しかし、アメリカ側がやっつけるということはないだろうと思います、警告は与えるでしょうけれども。むしろ軍事演習そのものは決められた海域の中でちゃんと中国が行われるだろうと思いますから、それに乗じて何らかの行動を起こすという、例えばどこかの島をとるとか、そういうことはあり得るかと思いますけれども、まずそれはないと見ていいんじゃないでしょうか。緊迫はするでしょうけれども、私は何も起きないで済むだろうというふうに思ってい