予算委員会
○平泉委員 きょうの質問に当たりまして、少し旧聞になりますけれども、平成五年、昨年の政変の意義を改めてひとつ考えてみたい。 その後、いろいろ国民の間に、私どもも選挙区で伺っておりますと、この平成五年からのわずかまだ一年足らずの間に大変な大きなことが起こった、一体これは何だったのだろう、こういう考え方をする方が多い。また、その中でいろいろ何が起こって、どういうことだったのか、これからどうなっていくのかという混迷の感が深いような気がいた
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発言数 439件
初発言日: 1965-10-04 / 最新発言日: 1994-05-26 / 1 ページ目 / 全体 22ページ
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○平泉委員 きょうの質問に当たりまして、少し旧聞になりますけれども、平成五年、昨年の政変の意義を改めてひとつ考えてみたい。 その後、いろいろ国民の間に、私どもも選挙区で伺っておりますと、この平成五年からのわずかまだ一年足らずの間に大変な大きなことが起こった、一体これは何だったのだろう、こういう考え方をする方が多い。また、その中でいろいろ何が起こって、どういうことだったのか、これからどうなっていくのかという混迷の感が深いような気がいた
○平泉委員 それじゃ今度は、先ほど、内閣が尊重する、私の言葉で言えば内閣が拘束される、こういう確認事項ですね、これをひとつ検討したいと思うんです。 その中で、まず、きのうの政府統一見解、この二のところで「憲法と条約との関係」ということを書いておられるのですね。そこで云々とありますが、「一般には憲法が条約に優位すると解される。」「以上のことは国連憲章との関係でも同様である。」これはこれでいいんですか、総理大臣。
○平泉委員 そこで、細川内閣と羽田内閣との関係ということになるのですが、今度の四月二十二日の、新たな連立政権樹立のための確認事項というものが四月二十二日の未明にでき上がった。この確認事項というものは、一体これはどういうものなのですかね。これの性格について、これを一つ伺いたいのです。 これは昨日ですか、この連立政権樹立のための確認事項に関する政府統一見解というものが我が党の深谷君の質問に関連して行われました。それを拝見いたしますと、政
○平泉委員 拘束という言葉はお避けになりましたけれども、尊重でも同じことで、実態はそうじゃないだろう。そうでなければ、首班指名の合意というのはおかしくなる。この確認が連立与党の間の確認であって、その確認に基づいて国会における指名選挙が行われた、こういうふうに私ども理解しております。したがって、この確認事項、これはおれが書いたものじゃないのだということでなしに、これに羽田さんは新生党の党首としても合意されたし、個人としても合意された上で、
○平泉委員 まあいいでしょう。これは基本的には非常に大事な点でありまして、我々はこの確認事項というものを中心に審議をしていかなきゃならぬ。あなたが今いろいろと、行政と何とかは違う、こう言われるけれども、どうもよく意味はわかりません。 私は、常識的に考えれば、この確認事項というのは羽田政権の性格を根本的に規定するものであるし、もしそこのところが、それはくだらないことはいいのですよ、つまらないディテールは。しかし、根本の性格については、
○平泉委員 ありがとうございました。 そこで、この確認事項ですが、これを見ますと、一番の冒頭に「昨年七月二十九日の「合意事項」及び「八党派覚書」を継承し、細川連立政権の掲げた「改革」を旗印に、」云々、こうあるわけですから継承しておられる。また再び継承ですね。やはり違った党派が連合するのですから余り新しいことは書けない、できる限り継承継承でいった方が無難だということは、これは実情はよくわかります。まさにそういうことでしょう。 そこ
○平泉委員 まさにそういうあなたの良識的な返事が出てくればくるほど、羽田政権の成立の情勢と経緯というものがわかりにくいのですね。それならまさにオール、与党、野党なしに、正しいやはり共通の目的を掲げてやっていかなければならぬと言われる、これは細川内閣と非常に違いますよ、あなたの今言っておられることは。そこはラジカルに変わっているんです。それなら継承ということの中でもっと新しい政治姿勢をあなたは打ち出すべきだったんですね。まさに与党、野党の
○平泉委員 いや、それはいいことですよ、確かに。ただ問題は、私は、自民党を排除しているということが反民主的な性格を持つということを言っているのです、第一党ですからね。これはどう見てもおかしいということなんですね。 あなたの言われるように、例えば社会党の諸君が行政の責任を持った、政権の責任を持つことによって考え方が変わってくるとか、野党の諸君が大いな、たった八カ月でも政治教育を受けた。これは大げさな言い方だけれども、我々が独占していた
○平泉委員 なかなか重大な話なんですね、これは。 憲法九十八条というのがありますね。国連憲章上メンバーに課せられている義務と憲法とが背反したときは、憲法が優先するんだから憲章に従わない、こういうことになりますね。そういうことになっていいんですか。
○平泉委員 総理大臣に御注意申し上げますが、総理大臣、外務大臣の国会における答弁というのは、その国を国際法上拘束するんですよ。それは、戦前の一九三〇年代に常設国際司法裁判所の勧告的意見の中に出ているんです。ですから、あなたの言われる一言一句、我が国は国連憲章を場合によっては守らないぞ、今はっきりそう言われたわけです。憲法と抵触する場合には憲法を優先させる。優先させるということは、最高法規の規定が憲法にもありますけれども、排除するというこ
○平泉委員 これは私は、総理、この今度の政府統一見解、ちょっと安易だと思うんです。だれがつくったのか知らないけれども、できている以上は政府の責任です。役人の責任じゃありません。この問題は、国際的に重大な問題になる可能性があります。 これは、日本は、憲法上も九十八条で、憲法は、国の最高法規である、誠実に遵守するということが書かれているわけですね。憲法上も問題があります。国際連合憲章は、我が国が署名しており、かつ発効しておる、批准をして
○平泉委員 外務大臣が言われるように政府が考えておられるなら、なぜ優先するということが出てくるんですか。優先するというのは、抵触する場合に一方が一方を抑えて有効であるということを言っているんですね。それならおかしいじゃないですか。何も抵触はないんだ、そんなはずはないじゃないか、憲章四十三条で言うようなことは特別協定を結ぶんだ、そのときに考えればいいことだ、そう簡単なことですか。それなら初めから、優先するという、こんな問題が出てくるはずな
○平泉委員 いや、私も、自民党がいつ政府になるかわかりませんから、余りこの問題で突っ込みたくないのです、本当言うと。非常に難しいデリケートな問題なのです。あなたは四十二条と言われたが、実は一番難しい問題は四十三条にある。四十三条にはアンダーテークと書いてあるのです、日本はアンダーテークすると。アンダーテークするのであとはそのいろいろな細かい条約を結ぶことができるのですけれども、やはりこれはバインドされているのです。しかも、安全保障理事会
○平泉委員 その辺よく総理御判断いただいて、この問題は我が国が今まさに、総理は前内閣とは非常に違うところですが、しかもその点は私はあなたと全く同意見なのですよ、前もって申し上げますが。安保理事会の常任理事国に日本がなるべきだということを非常に主張しておられる。最もそれはやるべきことなのですね、当然。 それは、これだけタックス払っていて代表されていないなんということでは民主主義の本質に反する。だからそれは安保理事会の常任理事国になって
○平泉委員 いや、だからそこであなたが、総理大臣が国会でどういうことを言っておられたかということは、安保理事会のメンバーに日本がなれるかなれないか、これはまあ非常に残念なことですけれども日本は旧敵国ですから、なることについては各国の了承を得るのは容易でないですね。現に拒否権を持っている国の中で明らかに賛成でなさそうな国がありますね。そういう状況であると、これは私は幾ら外務省が努力しても総理が努力されてもなかなか難しいと思う。国民全体で総
○平泉委員 今すぐじゃないとおっしゃるけれども、あなた、朝鮮半島の事態をどう見ているのですか。そう簡単な事態ではないですよ。一触即発ですよ。このことについてはどうかひとつそう甘く見ないでやっていただきたいと思いますね。 集団安全保障の問題については後ほどもう少し詳しく論じなきゃならない問題が実はあるのです。それは、安保理事会の常任理事国になるということは、国連の中において日本は圧倒的な情報量を手にしますし、同時に情報を提供しなければ
○平泉委員 今の防衛庁長官の発言についてですが、私は冷戦時代というのは国際軍事情勢はある意味では安定していたと思うのですね。ある意味で非常に安定していた。 問題は、戦闘状態はなくてデテレンスの時代、抑止の時代ですね。始まったら終わりだから、逆にすべてが安定している。例えばユーゴスラビアの紛争、冷戦時代には起こり得たですか。起こり得ない。北朝鮮の現在のような事態というのはたった五年前に起こり得ましたか。中国やソビエトが全面的にピョンヤ
○平泉委員 前の内閣でできた懇談会というのは、軍縮のためにあるんです。それは前の八党合意とかなんとか、全部軍縮という文字が書かれていますね。これを主張したのは社会党だろうと思いますが、まあそれはそんたくです。 しかし、そういうことの中で、従来の冷戦機構の中の我が国の防衛体制というものを見直して、もう少し考え直すべきだ。しかしこれは、縮小したらいいじゃないかという考え方に単純に立っているおそれがある。問題は全然違うと思いますね。こけお
○平泉委員 特に私は聞きたいのは、これは総理大臣にも伺いたいんですが、日本で一番大事なところの地域というのは、今軍事的に重要な地域を考えてみますと、朝鮮半島は間違いない。その次はペルシャ湾岸ですね。私は、この二つは我が国の本当にライフラインだと思うんですね。朝鮮半島の問題、日清戦争、日露戦争、そんなことを言うと古風に見えるかもしれないけれども、しかし、やはり先人がああいうときにああいう事態に立ち至ったということは、考えると我が国の生命財
○平泉委員 長い耳を持った防衛組織をつくり上げるんだというのは中曽根さんの名言でしたが、その当時は金がなくてできなかった。長い耳を持つのは金がかかります。しかし、兵器ほどは金がかからない。非常に大事なことは、私は、これをぜひ羽田内閣は掲げて推進すべきだと思いますよ。何もわからないで何ができるんですか。 しかも日本は、安保理事会のメンバーになれば事実上ナンバーツーでしょう。そういう国が何の情報も持たないで、アメリカから適当な情報だけも