「庭田範秋」の過去の国会発言

発言数 47件

初発言日: 1983-03-22  /  最新発言日: 1994-11-01  /  1 ページ目 / 全体 3ページ

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1994-11-01 参議院

厚生委員会

○参考人(庭田範秋君) お答えをいたします。 国庫負担の問題は、多々ますます弁ず、多く国が年金に出してくれればくれるほど国民は喜ぶ、こういうふうな話に持っていきやすい問題であります。ただ、先ほど村上先生が国庫負担という言葉をやめてむしろ税負担としろと言われたんですけれども、この辺に問題の本質があるんじゃないかと思います。 私は、いろいろ経済を、資本主義初期から中期を経て後期になって、今は資本主義なんて余り言わないで福祉国家諭とか

1994-11-01 参議院

厚生委員会

○参考人(庭田範秋君) お答えをいたします。 まず、過去のことを大変厳しく、選挙対策とかバナナのたたき売りとか、こう申されましたけれども、私はそこまでおっしゃる必要はないと思います。 といいますのは、福祉というのも低い時代はちょっとなりふり構わず引き上げなければ国民生活も安定しませんし、それから国家の政局とか体制も固まらないわけであります。ですから、過去においてちょっと乱暴な給付の強化、そして負担の抑制ということがあったのは大方

1994-11-01 参議院

厚生委員会

○参考人(庭田範秋君) 慶応大学をつい最近定年退職いたしました庭田と申します。きょうは、諸先生がいろいろ具体的な問題に深く介入されるようでございますので、私はむしろその考え方といったような点から皆さんにお聞きいただきたい、そのようにお願いをいたします。 今回の年金改正というのは給付と負担の公平ということが一つのねらいになっております。と同時に、財政健全化ということもねらいになっておりまして、この両方を同時に追求していくといったような

1994-11-01 参議院

厚生委員会

○参考人(庭田範秋君) 私はいろいろの見方もできると思いますけれども、余りいい点をつける人というのは学校なんかでも信用できません。九十点だとか九十五点なんていうのを乱発する先生というのは、どうも学生の前に行くと厳しい点をつける権威が不足しておりまして、したがって学生に譲歩することで人気をつなぎとめると、こういうふうな点もございます。この見地からいきますと、九十点なんていうのは本来あるべきものではないと思います。 では、私自身どう考え

1994-11-01 参議院

厚生委員会

○参考人(庭田範秋君) お答えいたします。 年金の一元化というときに必ず並べて言われるのが一本化と、こう言うんですね。全部年金を集めてかき回しちゃって、全国民一本の年金でこれは徹底的一元化になろうかと思いますが、そういうような発想がございます。しかし、どうもこれは自由社会においてとるべき年金の一元化の姿ではないと思います。 といいますと、やはり基礎部分をまず一元化いたしまして、国民年金とそれから被用者年金を横につなげる。それから

1994-11-01 参議院

厚生委員会

○参考人(庭田範秋君) お答えをいたします。 賦課方式がそれから積立方式がと、これはもう大変年金学の根源にかかわる論議のところでございますけれども、私は今の日本の状態では積立方式というのを一応の建前とすべきではないかと思います。賦課方式に早急に移行していくというのはどういうものかと思います。 と申しますのは、徐々に制度が成熟化しながら、そして各制度の財政状態が大体横並びに類似してきて、しかも一元化というのが順調に進む、そういうよ

1994-11-01 参議院

厚生委員会

○参考人(庭田範秋君) 先ほどから諸先生やなんかのお話を聞いておりますと、働きたくても働けないという言葉はもう何回も出てくるんですね。あたかもみんな働きたいようにおとりになっていますけれども、そういう感覚のあるのは大体御高齢のお方の感覚でありまして、若い者は今、就職口を決めるのだって、給料もさることながら週休二日制であるとか有給休暇がとれるとかそういうことを盛んに研究するのを見ますと、皆さんが買いかぶっているほどこれからみんなが働きたが

1989-12-08 参議院

社会労働委員会

○参考人(庭田範秋君) お答え申し上げます。 医学のことは、さすがに自然科学の最先端の問題を社会科学者がとやかく言えませんが、今の問題ですと何がしかの意見は申し述べることができると思います。 数字というものは変わるものである、したがって千分の三百十五という数字を金科玉条のごとくに信じて、そしてうのみにしてはいけない、この御指摘でございます。もともと我々はあらゆるものを疑ってかかるのが一応研究者の立場でございますから、疑わないでも

1989-12-08 参議院

社会労働委員会

○参考人(庭田範秋君) 具体的な問題で、大変難しい問題であります。滞納率が高い、これはごく一般的に言えば所得が低くて払う余裕がない、こういうような言い方になろうかと思います。しかしながら、取り方が下手だというような理由もあるわけであります。同様に、国民年金だけじゃなくて、国民健康保険の方も滞納率、これは高いわけであります。しかしながら、これは各年金団体が努力をすることによって大分改善をされてまいりました。ですから、この滞納率のようなもの

1989-12-08 参議院

社会労働委員会

○参考人(庭田範秋君) 庭田でございます。 それでは、十五分間時間をいただきまして、私の意見をお聞きいただきたいと思います。 今回の年金改正と申しますのは、その性格づけをいたしますと、一つは過去の積み残し問題の処理、つまり昭和六十年の前回改正と言われます年金改正で積み残された問題、特にそれは六十五歳問題と言われますが、その問題の処理並びに平成七年を目途といたします、今後に向けましての年金一元化のための地ならし改正、この二つが性格

1989-12-08 参議院

社会労働委員会

○参考人(庭田範秋君) お答えをいたします。 若い世代が現在の高齢者に向けて確かに比較の上で損をする、これは数字の上で出てまいります。しかしながら、だからといって出した保険料と受ける給付、保険金といいますか年金給付、これの総計同士でもって比較して逆転するというようなことはまずない、これはどうも素直に認めるべきだと。したがいまして、損得論からいっても、今受けているお方よりは損だろうけれども、出したものと受けたものの間で損得を言えば、損

1989-12-08 参議院

社会労働委員会

○参考人(庭田範秋君) お答え申し上げます。 きょうは厚生年金あるいは国民年金のところが主でございましたので、企業年金その他について私は触れるのを控えたわけでございますが、実はサラリーマンの多くの者は退職一時金あるいはこれを年金化いたしました企業年金というようなものがございます。これも、最近の企業の努力というようなものもありましてそんなに少ないものでもないというふうに数字は出ております。 そして、企業年金の機能ということを論ずる

1989-12-08 参議院

社会労働委員会

○参考人(庭田範秋君) 簡単にお答えいたします。 運用でございますが、私的な民間保険の積立金ならいざ知らず、公的な年金の積立金には福祉運用とかというようないろいろの原則がありまして、例えば社会環境の整備とか、余りもうからないけれども住宅建設の資金に使うとか、そういうような要素もあるわけであります。したがって、有利に運用をするからには、社会環境整備とか財政投融資の方に回ってそちらの方に行く水道の蛇口のコックを締める以外ございません。果

1989-11-27 衆議院

社会労働委員会公聴会

○庭田公述人 お答えをいたします。 もともと二十歳以上の学生、これは必ずしも大学の学生だけにとどまりません。各種学校で勉強をしているそういう学生さんも当然含まれるわけでありますが、この世代が国民年金に今任意加入である。そして、任意加入ということは、二十歳代の若者が好んで六十歳、六十五歳の将来のお金の問題に入るわけがございませんから、大方は学生諸君は無年金の状態にあります。この学生が最近はえらくアルバイトなんかに熱中いたしまして、それ

1989-11-27 衆議院

社会労働委員会公聴会

○庭田公述人 将来の見通しというのは取り上げる数字その他によりましていろいろ変わってまいります。ただ、だからといって余り答えが変わってもいけないわけなんですけれども、私自身の見方は丸尾さんよりはちょっと厳しいような数字になってくると思います。 まず、六十五歳、千分の三百十五、これは動かしがたいかどうか、こういうわけでございますが、私は動かしがたくなる、六十歳だったらこれに当然なるであろう、こう考えられます。例えば、言われました金利で

1989-11-27 衆議院

社会労働委員会公聴会

○庭田公述人 私は、そういう公文書的な発言というものと同時に陰にも結構いろいろな御意見も実は聞かされたことがございます。そして、六十年の法改正のときに多くの企業家の方が言ったことは、今六十五歳にされると定年が六十歳にされてしまう、こういうようなことですね。六十年のころは長期不況でして、大変企業経営が苦しいときだったのです。だけれども、この発言はなかなか意味深長でございまして、六十五歳にすると定年六十歳にされちゃうから反対ということは、六

1989-11-27 衆議院

社会労働委員会公聴会

○庭田公述人 御指名をいただきました庭田と申します。 私は、現在、年金の学理というものを研究する学者の端くれでございまして、これから述べる私の意見というのは年金学理に基づいた意見ということになるわけであります。別に政治的な配慮とかそういうようなものは一切入っておりません。 まず、五十嵐さんが述べましたように、今回の政府提案の年金改正というのには随分と被保険者あるいは一般国民にとりまして有利な点、つまり喜ばしいと言ってもよろしいよ

1989-11-27 衆議院

社会労働委員会公聴会

○庭田公述人 確かに、年金のような長期制度におきまして基礎になる数字というのが大幅に変わるということは、これは問題であろうかと思います。しかしながら、私の見るところ、だからといってそんなに大幅に変わった、そのようにも言えないわけなんであります。 ただ、これだけは言えると思います。とにかく我が国の経済が依然として順調、順調でない面もあろうかと思いますが、とにかく国際的に見てはまあ順調で、そして、その反映として国民の平均余命が延びていく

1989-11-27 衆議院

社会労働委員会公聴会

○庭田公述人 数理に徹底した発言のようにとらえられてはおりますけれども、数理的な面は尊重するという姿勢は私はとっておりますが、だからといって、数理だけで物事が処理できる、必ずしもそうは思っておりません。例えば、若者の年金に対する信頼とかあるいは負担が若者の勤労意欲をそぐ、そういったような問題も入れて私は説明をしたわけでございまして、数理だけが金科玉条、こう考えているわけでもないのであります。 かつまた、鉄道年金の救済の問題も情緒一方

1989-11-27 衆議院

社会労働委員会公聴会

○庭田公述人 幾つかございましたので、順番にお答えをいたしていきたいと思います。 まず六十五歳ということで……。一番最初は何でしたでしょうか、三つあったと思いますが。

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