国土総合開発特別委員会
○廣川委員 関東地方は徳川氏が江戸に築城いたしまして以来、徳川三百年の間ここに政府を持ったのでありますが、この徳川氏が江戸築城の場合には、全関東を自分のうちの庭のようにいたして、ここの開発計画をやったわけであります。箱根連山をうしろ山にいたし、利根川を自分の庭に引き入れて、そうして東京湾を箱庭の池にたとえてこの築城をいたしたのでありますが、それ以来、この都市集中の波に乗って、東京都に人口が集まっておるということだけに眩惑されて、いかにも
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発言数 237件
初発言日: 1950-12-16 / 最新発言日: 1957-12-18 / 1 ページ目 / 全体 12ページ
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○廣川委員 関東地方は徳川氏が江戸に築城いたしまして以来、徳川三百年の間ここに政府を持ったのでありますが、この徳川氏が江戸築城の場合には、全関東を自分のうちの庭のようにいたして、ここの開発計画をやったわけであります。箱根連山をうしろ山にいたし、利根川を自分の庭に引き入れて、そうして東京湾を箱庭の池にたとえてこの築城をいたしたのでありますが、それ以来、この都市集中の波に乗って、東京都に人口が集まっておるということだけに眩惑されて、いかにも
○廣川委員 建設大臣は忙しいそうそうですから、ごく簡単にお伺いしますが、今、経済企画庁から利根特定地域総合開発の問題でお聞きいたしたのでありますけれども、おもにその中で取り上げておるのは利水の問題である、こういうことでありまして、しかも、本流で二万七千トンの水を三千トン調整して一万四千トンにして流すんだというのでありますが、こういう利水の面に関して、来年度の予算にどのくらいの事業量のものを請求するか、あるいはまた今後やるしにおいては、調
○廣川委員 一万七千トンの水を調整して一万四千トンにしていくんだ、しかも、水を、上水あるいはまた灌漑用水、電力用水等に割り当ててみますと、どうも一万四千トンの水では物足りないんじゃないかという気がする。そこで尾瀬沼の問題でございますが、尾瀬沼に集水する水を新潟の方に流していくのがほんとうか、これを利根川に流すのがほんとうか、こういったようなことについての建設省として何かお考えか、相談でもなすっておるでしょうか、この辺を……。
○廣川委員 一体この調査費を要求するのか、あるいはまた調査しないで、言葉でにごして、ごまかしていくのか。これをほんとうに調査して、利根川の水はどうしてもこちらに引かなければならないのだ、二十年か三十年後に人口がこれだけふえるのだ、工業地帯はこうふえる、東京の水はこれだけ汚濁していくのだから、これを浄化しなければならない、そういうような研究のために調査費を要求するのか、しないのか、その辺を一つ……。
○廣川委員 それは当然調査費をつけて調査をしてもらわないと、都市生活あるいはまたこの水系の流域に住んでおる住民は非常に困る。特に利根川の水は、多いときは非常に多いことは御承知の通りでありますが、今でも地名になっておりますけんか場という場所さえあるくらいでありまして水げんかをする特定の場所を徳川時代にきめて、そこでけんかをしろというような場所がけんか場として今でも残っておる。そのくらい大事な水のけんかをするところなんであります。こういうよ
○廣川委員 非常にいい計画でございますが、どうもまだ物足りない、まだ小さいという感じを免れないと私は思うのであります。そこで、この計画と、地方の市町村の事業の計画あるいは県営事業の計画、こういうものをともに推進して参らなければならないのでありますが、一体こういう計画をやる場合に、あなた方の今の構想でまとめておるかどうかはわかりませんけれども、これを全部直営事業としてやるのか、あるいはまた公社というものでも作ってやるのか、公庫というもので
○廣川委員 農地の機械開発公団、あるいはまた森林開発公社というか、公団というか、そういったようなものもあり、あるいはまた愛知用水の技術面の方もあるのでありますが、そういったものを一つにまとめた、特別会計のような特定なものでよほど推進していかぬと、時間がむだになると思います。愛知用水をやる場合には、最初取り上げたのは多分六、七年前だと思います。それがやっとつい先日工事に着工したというように、非常に長い時間を要するのでありますから、その辺は
○廣川委員 どうも来年度の予算請求がもうちょっといけるのじゃないかと思います。あまり小さいんじゃないかという気がするのですが、来年度の予算請求で、特定の事業量の大きなものを見ますと、青函トンネルの事業があるのであります。あれは大体六百億程度で十カ年計画、これに庁、一する費用は、四国の橋の事業調査を加えているようでありますが、大体十億というようなことを請求されている。しかし、これは事業量から見ても、どんなに少くても八百億を下らない。そして
○廣川委員 農林大臣は何かと忙しいでしょうから、この程度にいたしまして、あと事務から聞くことといたします。ありがとうございました。 厚生省の方にお聞きするのですが、先ほども申し上げたように、東京の上水道というのは非常に窮迫の度を加えておるのであります。第一東京都の水を取り得るところはどことどこかというと、それは富士山のいわゆる三島女郎衆のあの水と、利根川の水と、そうして霞ケ浦の水以外に現在取るものがない。そうして富士山ろくの水は御承
○廣川委員 あなた方の八木沢ダム建設の合同調査委員会は何回もやっておるというが、年に一ぺんしかやってない。まだ二回か三回しかやってない。こんなふうにまとまらないのなら、毎日おやりになったらどうですか。東京都はそんななまぬるいものではないのです。毎日々々これだけ人口がふえておるのです。これだけ水が必要になるのです。調査委員会はたった三回しか開いてない。これでは何といっても、まとまるものでない。あなたの方で指導力を持って解決しなければなぬ問
○廣川委員 そうすると、この利水関係についてもほとんどまだ調査々々なんですか。企画庁として調査費は一体どれくらい要求しておるのか。また各省に割当要求いたしておるのは、大体一億というようなちゃちな費用の要求のようでありますが、企画庁としては、どういうお考えでございましょうか。
○廣川委員 要するに、今問題になっております利根流域の開発というものは非常に大きなものである。しかし、また実際閣議決定になっておるのはごく一部である。これをほんとうに調査して、関東地方の開発に資してもらいたいというのが、われわれの考えであります。そこで調査費をできるだけ多く取って、早く調査して実行してもらいたい。もう一つは単に流域のみの開発でなくて、水中心の開発でなく、地下資源の開発もその通り。関東地方には石油があるということは先覚者が
○廣川委員 やはり砂糖の自給の中で、大きな部分を占めます黒糖の問題でありますが、高知県並びに奄美群島は非常に長い間黒糖をやっておるのでありまして、特に奄美群島におきましては、これが主作物となっているような状態でありますけれども、これに対して、何かこのビート糖と同じような方法で保護をするようなお考えがおありかどうかお聞きいたしたい。
○廣川委員 この機会に少しばかり小さいことを関係大臣である郡君、赤城さんにお聞きいたしたいのでございますが、今党内におきましてまた社会党におきましても、南九州開発の問題について、いろいろと相談をいたしておるようでございます。そこで、この総合開発については、やはり地下資源なり、あるいはまた化学工業の振興なり、あるいはまた農作物の増産なり、いろいろとあるわけでございまするが、その中で一番手っとり早いと思われるものは、今までなれておる作物を、
○廣川委員 大へんけっこうで、あそこは大体三万トン近くできるそうであります。が、指導によりますと、七万トンから九万トンの生産が可能であるということを言っておるのであります。しかも、これは三百年、四百年という長い歴史がありまして、非常にこれにたよる度が強いのであります。そこで分みつ糖に関しましては、もう研究過程ではないと思うのであります。一般業者がもはや手を出す段階になっているようにわれわれは聞いておるのでありまして、これについて何か来年
○廣川委員 非常にけっこうなお考えをお持ちで、われわれ安心するのでありますが、もうこれはあそこに行ってみれば、わかるのでありますけれども、カンショにたよる度合いは内地で想像のつかないくらい強いのでありますから、融資をするにしても、あるいは予算措置を講ずるにしても、どうかこれを分みつ糖の方に持っていくように願いたいと思うのであります。 それから、もう一つここでお聞きいたしたいのは、この奄美群島における主要作物を、どういうふうに今後持っ
○廣川委員 南九州から奄美群島にかけては、非常に雨量が多く、しかも温暖の土地でありますので、樹木の成長が非常に早いのでございます。しかし熊本から宮崎、鹿児島、あの辺をずっと歩いてみますと、樹種の改良というものはおくれておるように思われるのであります。特に牧野開放やその他で、国有地を開放いたしたところが、もうほとんど荒れ野になっておるのでありますが、一番ひどい例は、鹿児島県の牧園というもとの国立牧場であります。これは大体面積七百町歩くらい
○廣川委員 まことにけっこうですが、そちこち歩いてみますと、決して今の牧園の国有牧場のみではないのであります。東北に参りますと、白河のもとの国有牧場などは、非常な広面積が荒れ野になっておるわけであります。そういうようなところに立法措置を講じてやれば一番よろしいのです。これはどうしてもやはり考えてもらわなければならぬと思います。林野を払い下げて、原木だけ切ってそのあと、まるで荒れ野であります。そこで、ここに放牧するのだということで、払い下
○廣川委員 このイタリアポプラは、イタリアの文献を見ますと、麦の反収とポプラの収入を、十カ年間で計算して、ポプラの方がはるかに大だというような文献が出ておるのであります。どうかこういうことを一つ考えて、このしょっちゅう暴風の通る南九州、その他奄美群島等に、こういうようなものの助成の方法とか何かをお考えになっていただきたいと思うのであります。 それから、またもう一つ、奄美に関することでありますが、奄美群島は、今月の中央公論でも取り上げ
○廣川委員 これは日本全般の漁政上から考えると、あなたのおっしゃる通りなんですが、とにかく内地でどんどん代船建造ができる時代に、ブランクになっておったのですから、何か条項を当てはめて、奄美群島だけで何とかでき得るようにしてあげなければいけない。しかも、ああいうりっぱな漁場を持っていながら、何もとれない。しかも民度がああいうふうに低くなっておるのでございますから、融資はされたが、船を使う権利がないということでなく、ぜひ一つ親心でやってもら