予算委員会公聴会
○明石公述人 皆さん、おはようございます。弁護士の明石と申します。 それでは、私からは、賃金とGDPについてお話をさせていただきます。 この資料をごらんください。 まず賃金についてですが、二〇一八年一月に毎月勤労統計調査における賃金の算出方法が変更されまして、賃金が大きくかさ上げされました。要因は下記の三つです。ここにあるパネルは、長妻先生が国会で使用されたものをそのまま引用させていただいております。 一番目がサンプルの
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発言数 17件
初発言日: 2019-02-26 / 最新発言日: 2019-02-26 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○明石公述人 皆さん、おはようございます。弁護士の明石と申します。 それでは、私からは、賃金とGDPについてお話をさせていただきます。 この資料をごらんください。 まず賃金についてですが、二〇一八年一月に毎月勤労統計調査における賃金の算出方法が変更されまして、賃金が大きくかさ上げされました。要因は下記の三つです。ここにあるパネルは、長妻先生が国会で使用されたものをそのまま引用させていただいております。 一番目がサンプルの
○明石公述人 そうですね。おっしゃるとおり、参考値の年平均をなぜか出さない。そのおかげで、年平均については公表値の一・四しか出てこないですから、これがずっと残ってしまう。これは国際的にも我が国の統計の信用を失わせる結果になる、そういうふうに思います。 以上です。
○明石公述人 おっしゃるとおりで、消費税を増税すれば、その分物価に上乗せされますから、実質賃金がまた落ちます。 加えますと、実質可処分所得が低迷している原因も、これは物価が上がっているから。社会保険料も影響していると思いますが、社会保険料などを含めた実収入で見ても、やはり下がっているんですね。下がっているというのは、アベノミクス前より下なんです。 これは、先ほど来強調させていただいているとおり、物価が急に上がったからですね。増税
○明石公述人 金融緩和につきましては、まさにそこが一番の問題で、どうやって出口を見つけ出すのか。私は、はっきり言いまして、出口は見つけられておりません。出口を見つけている人はいるんでしょうかと逆に聞きたいぐらいですね。ここが一番の問題です。 今でさえ物価ばかり上がってしまって国民の生活は苦しいんですが、一番問題なのは異次元の金融緩和の副作用の方です。 以上です。
○明石公述人 今、その数字すらというのは、参考値の実質賃金の方ですかね。 総務省の統計委員会の方も、参考値の方が伸び率については実態をあらわしているのでこちらを重視しなさいと言っている中で、名目だけ重視して実質は見ないなどということはあり得ないわけですから、これが出てこないうちに議論を進めるというのは、これは適切ではないと断言できます。 以上です。
○明石公述人 二〇〇八SNA対応部分についても、かさ上げ率を見ますとアベノミクス以降が一、二、三位を占めていますから、こちらについてもこれは本当に正しい数字なのかというのはちゃんと詰めて考える必要はあると思うんですけれども、まあ「その他」と比べればそんなに突出はしていませんので、その限りでは、ただ、問題ないとは思いません、高くなっているという部分がございますので。 以上です。
○明石公述人 先ほど、鈴木公述人のお話の中で建設推計の話が出てきましたが、それは、「その他」の中のあまたある要素の一つにすぎません。 この「その他」の内訳につきましては、まあ私がぎゃあぎゃあ騒いだせいだと思うんですけれども、改定から一年経過した後になって、内閣府から内訳に近い表というのが出てきました。あくまで内訳に近いだけなんですね。 なぜなら、その内訳表の数字を合計しても「その他」と一致しないからです。その中で、建設推計の変更
○明石公述人 一つは、先ほど申し上げた家計最終消費支出の部分ですね。ここは、ほかの省庁が出している統計と一致していないというところですから、何でこんなにずれるのか。恐らく、二〇一五年以降に何か変化を加えたのだと思うんですけれども、そこをついていく必要がある。 それから、かさ上げ部分だけに注目していてはだめなんですね。九〇年代が何でこんなに下がるのか、マイナスになっている。内閣府が公表している資料を見てもその点に関する分析がないもので
○明石公述人 おっしゃるとおりです。六百兆円というのはGDP改定前の目標値ですから、GDPを改定した後は、二〇〇八SNA対応部分だけでもあれだけ上がるわけですから、六百兆円じゃなくて、もっと目標を上にすべきだと思います、改定に合わせて。 以上です。
○明石公述人 おっしゃるとおりで、物価については国民もすごく勘違いをしていると思います。 日銀が物価目標を達成できないので、物価が上がっていないというふうにみんな錯覚しているかもしれないんですけれども、日銀の目標というのは、前年比二%で、かつ消費税の影響を除いているんですね。アベノミクス開始から二%ではないんです。アベノミクス開始から、二〇一八年と二〇一二年を比較しますと、増税の影響も含めますと、物価は六・六%も上がっているんです。
○明石公述人 おっしゃるとおり、これは、二〇一八年の数字はうその数字なんですが、なぜこれを下げないかというと、まあ、ばれたくないからでしょうね。悲惨な結果であるということがばれたくないから、そして、大きな声でうそをつき続ければ、国民もそのうち諦めるということに味をしめているというふうに思います。 賃金というのは一番国民が興味を持つところですから、それについて、完全にわざとうそをついている。 ちょっと一点強調したいんですけれども、
○明石公述人 これは、お配りした私の資料の六ページ目の一番右下にあるとおり、私の計算では、年平均でマイナス〇・三、マイナスということになっております。 ここで一つつけ加えたいんですけれども、実質賃金、この実質賃金からスタートしてアベノミクスの分析を始めると、全て謎が解けるんですね。 まず、なぜこんなに下がったのか。それは、先ほど来言っているとおり、物価を急に上げ過ぎたからなんですね。増税も円安も、物価が上がるという効果は全く同じ
○明石公述人 これを算出するのは全然大変ではありません。この表をつくるのにも二分もかかっていませんし、これを厳密にやるとこうなるんですけれども、単純に引き算でも出ますから、名目賃金の上昇率から物価の上昇率を引けばいいだけです。一瞬で出ます。だから、検討委員会なんてつくっている間にできちゃいますね、これ。というか、もう出ていますから、これを使えばいいだけなんですね。 ですから、先ほど消費税増税の話もありましたけれども、まさに国民をだま
○明石公述人 おっしゃるとおりで、統計が信頼できないということは、地面が壊れていくような感じになりますから、これはもう無理だと思いますね。 それで、先ほど、三分の一しか抽出しなかった問題というのが出てきましたけれども、私の資料の二ページをごらんいただければわかるとおり、再度御説明いたしますが、三分の一しか抽出していなかった、そしてそれをこっそり復元していたというのは問題の一部にすぎないわけですね。最も重要なのは、サンプルを一部入れか
○明石公述人 私は、議論の大前提として、出すべきものを出して、それで議論が尽くされるべきだと思っております。 先ほど申し上げましたが、参考値の実質賃金伸び率、簡単に出せるものがなぜか出てこない。そういう状態で、前提を欠いていますから、議論を尽くすということもできないのではないか、そういうふうに思っています。 以上です。
○明石公述人 申しわけございません。人事院勧告とか、そういったことの分析についてはちょっと詳しくしたことがないので、ちょっと申し上げられないです。済みません。
○明石公述人 具体的な制度設計になりますと、私も特に具体的に何か意見を持っているわけではないんですが、ただ、おっしゃったとおり、政府からの独立性を何らかの形で確保する、これは物すごく重要なことだと思います。要は、採点される側が採点基準を変更できるようなことを許すとこれは話になりませんから、それを防がないといけない、そういう体制をつくらないといけないとは思っています。 後は、ちゃんと議論の結果を公表するということですね。おおむねできて