経済産業委員会
○松平委員 立憲民主党、松平浩一です。よろしくお願いします。 本日は、IPOの公開価格が低過ぎるんじゃないか、それによって企業の調達額が少なくなってしまっているんではないかという問題を取り上げたいと思います。 まず、早速ですけれども、前提を確認させていただきます。 IPOの公開価格の値づけの方式として、今、ブックビルディング方式が取られているんですけれども、この方式、一九九七年に導入されたということなんです。それまでは競争入
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初発言日: 2017-12-01 / 最新発言日: 2021-05-26 / 1 ページ目 / 全体 38ページ
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○松平委員 立憲民主党、松平浩一です。よろしくお願いします。 本日は、IPOの公開価格が低過ぎるんじゃないか、それによって企業の調達額が少なくなってしまっているんではないかという問題を取り上げたいと思います。 まず、早速ですけれども、前提を確認させていただきます。 IPOの公開価格の値づけの方式として、今、ブックビルディング方式が取られているんですけれども、この方式、一九九七年に導入されたということなんです。それまでは競争入
○松平委員 冒頭、今申し上げましたように、このブックビルディング方式を利用した日本のIPOは、公開価格が過小値づけ、アンダープライシングされているのではないかという問題があるんです。 データをまず見たいと思います。データで見たいと思います。 資料一ですけれども、日本のIPOの初値騰落率、折れ線グラフの方ですけれども、グラフにしたものです。初値騰落率、つまり公開価格から初値の上昇率なんですね、これがどのくらいかということ。 こ
○松平委員 今、初値がもしかしたら高過ぎるんじゃないかという理由もいただきました。つまり、公開価格が低過ぎるだけじゃなくて、初値が高過ぎるんじゃないかという理由もいただきました。 そこで、初値が高いという理由については、ちょっと今その理由をいただいたので、資料の二を飛ばして三から見ていただくと、これは慶応大学の名誉教授の金子隆先生の「IPOの経済分析」という本からちょっと引用してきたものなんですけれども、これの棒グラフの方、こちらは
○松平委員 これから実態把握していくということですけれども、ちょっとそんな悠長な話なのかなと思うんです。私、やはり公開価格が低いのは明らかだと思うんです。この点、本当に重要なので、後で経産省にもお聞きしたいと思います。 一応、指摘されている部分を紹介しますと、公開価格が何で低く設定されているかというと、主幹事の証券会社が公開価格を設定するときに、日本ではやはり保守的に見積もる傾向が強いですよ、あと、低く設定した方が初値が上がるので個
○松平委員 実施されていないと。やはりそういうことのようなんです。 私、その理由もいろいろお聞きしました。そうしたら、やはり何か萎縮されているらしいんですね。 実は、IPOでなくてPO、普通の企業の増資ですとかの場合には、日証協の自主規制というのがあるらしいんです、それでプレヒアリングは禁止されているらしいんです。でも、IPOの場合は禁止されていないんですけれども、そこの部分でちょっと萎縮があるのではないかという意見が結構多いん
○松平委員 期待しているだけじゃやはり動かないので、現状こうなっているので、是非、監督官庁としての立場から、運用の見直し、指導なりを行っていただきたいなと思っています。 このプレヒアリングに関してですけれども、諸外国では、引受シンジケート団以外のアナリストがレポートを作成して機関投資家に配付したりとか、そういったこともされているようなんです。日本では、やはりシ団外のアナリストのレポート、これは配付されていないので、同じようにこの届出
○松平委員 では、次のトピックとして、このフローでいうとロードショーの次、仮条件が設定されるというところについてお聞きしたいんですけれども、この仮条件と公開価格の関係というものを、私、資料六としてお配りさせていただきました。こちらも金子教授の論文を基に作成させていただいています。これを見ると、一番大きなところ、八九・九%、約九割が、仮条件のレンジの上限で公開価格が決まっているということになっているんです。我が国では、仮条件のレンジを超え
○松平委員 じゃ、ないということにもかかわらずやはりこうなっているのは、あれですか、金融庁は何か指導されているんですか。若しくは過去に指導したことがあるということなんでしょうか。
○松平委員 ということですね。今はっきりおっしゃっていただきました。そういう指導はしていないというふうにおっしゃっていただきました。 やはり、私、ブックビルディングをする意義ということですね、その趣旨からいうと、仮条件のレンジに縛られずに、需要に応じた公開価格の設定ができるようにすべきだと思います。需要に応じて仮条件のレンジ外でも公開価格の設定ができるかどうか、できるようにすべきだと。その点について、金融庁のお考え、お聞かせいただい
○松平委員 訂正届出書とおっしゃいますけれども、訂正届出書、効力発生までにやはり時間がかかっちゃうわけですね。中十五日、基本かかってしまう。そうなると、やはりその間にいろいろな条件の変動があるかもしれない。なので、やはり問題も生じると思います。私、やはりそもそもこの仮条件のレンジ内というものが公開価格を低くしている要因の一つだと思いますので、ここはしっかりと検討してもらいたいと思います。 そういう意味で、私、今、中十五日の話をさせて
○松平委員 やはり、私、根本的に、何か今おっしゃったような訂正届出書の問題になるのかどうかというところも含めて、もう一度これは御検討いただきたい部分であるなと思っています。 次のトピックに行きますけれども、個人投資家へのIPO株の配分というもの、これは全体の実は七割ぐらいを占めていまして、機関投資家の購入可能割合というのは非常に少なくなっているということなんです。 この割合、比率というのは、ブックビルディングの前に決められてしま
○松平委員 今、しっかり発行会社と証券会社の間で意思疎通とおっしゃっていただいたんですが、その観点についても今からちょっと質問させていただきたいと思います。 この配分比率について、ブックビルディングの価格別需要情報、ブックビルディングの需要情報が配分前に、現状では、証券会社から発行会社に共有されていないんです、今。 ここはやはり問題だと私は思っていまして、今、現状では、事後的には発行会社に配分先情報の共有はなされているんです。た
○松平委員 必要な情報共有が行われることは重要ですよ。なので、現状を変えてほしいということなんです。是非お願いしたいと思います。 それから、ちょっと観点は変わりますけれども、個人投資家の重複申込みという問題もあるんです、IPOには。 個人投資家からすると、目当てのIPO株を買いたい、だけれども、これは抽せんで、当たるかどうか分からないということなので、複数の証券会社から申し込むこともよくやられているようなんです。これは、同じ証券
○松平委員 この点も、やはり、そうですね、個人情報の問題もあるのでなかなか難しい点もあると思うんですが、こういった問題点があるということを指摘させていただきたいと思います。 経産省にいよいよお聞きしたいんです。五月十四日、今月の十四日ですね、新原政策局長のこの委員会での御答弁で、こういうのがありました。 日本のIPOですと、上場後に市場で成立する株価、いわゆる初値でございますが、それと、起業家が受け取る金額、株を売り出す公開価格
○松平委員 ありがとうございます。私も大いに賛同しますので、是非頑張っていただきたいと思います。 今、IPO株の情報サイト、ちまたにあふれていますけれども、それを見ると、IPO初心者の人は初値で売却することをお勧めしていますですとか、感覚的に九割の当選IPOを初値売りしていますとか、そんな記事がちまたにあふれているんです。だから、本当に、短期的にもうけるための手段になっちゃっているんですね。でも、これは本当は違いますよね。IPO株、
○松平委員 ありがとうございます。 時間が来たので終わります。どうもありがとうございました。
○松平委員 じゃ、実際に何社がこの業務を行っているか、それから、グループ会社の関係についてもちょっと教えていただいていいでしょうか。
○松平委員 ということは、そのうち二社は実際は一社のグループ会社ということで、事実上四社ということなんですけれども、この事業者は、じゃ、シェアを教えてもらっていいでしょうか。
○松平委員 どうもありがとうございます。 質疑時間がちょうど終了しましたので、これにて終わります。どうもありがとうございました。
○松平委員 おはようございます。立憲民主党、松平浩一です。 先日の委員会で、証券代行業者である三井住友信託であるとかみずほ信託銀行であるとかが議決権行使を適切にカウントしていなかったという問題を取り上げさせていただきました。こちらの問題を今日は少し深掘りさせていただきたいと思っています。 その前提として、証券代行業の業界、この構造なんですけれども、これはどういうふうになっているかというと、上場会社は証券代行業者に証券代行業を委託