運輸委員会
○松浦清一君 「できれば」って、そうお軽い御返事では困るのです。できればしようと思ったけれども、できなかったと逃げられるおそれがあるから、すると、どうしても運輸省側から出てくる資料というものを大蔵省が理解できないというのであれば別問題だけれども、また何だかんだどこからか言われはせぬかと考えて、ちゅうちょ逡巡しているような状態の節も見られるのです。そんなことはないですね。
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発言数 1,390件
初発言日: 1954-04-22 / 最新発言日: 1962-04-03 / 1 ページ目 / 全体 70ページ
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○松浦清一君 「できれば」って、そうお軽い御返事では困るのです。できればしようと思ったけれども、できなかったと逃げられるおそれがあるから、すると、どうしても運輸省側から出てくる資料というものを大蔵省が理解できないというのであれば別問題だけれども、また何だかんだどこからか言われはせぬかと考えて、ちゅうちょ逡巡しているような状態の節も見られるのです。そんなことはないですね。
○松浦清一君 石炭産業だとかその他のよそのものは私は言いませんが、この委員会でも私はほかのことは一切言わぬことにして、海運だけしか言わぬのだから、ほかのことはどうこう言いませんが、これは釈迦に説法ですけれども、日本の海運が国に対して何とかひとつ助成してもらいたい、こういうことを要請しているその原因は、ほかの産業に比べてちょっと特殊な事情があるのですね。と申しますのは何べんも私繰り返して言うのですけれども、戦争被害で一番大きいものは日本の
○松浦清一君 大蔵大臣、お病気でしたら、立って御答弁をいただかなくても、そのままで御答弁をいただいてもけっこうでございます。 海運問題についていろいろ御質問申し上げて、大臣の御見解を承っておきたいと思います。たくさんあるわけですが、先週の委員会で、大臣から御答弁をいただきました中で、はっきりしておらない点がございまするので、その部分だけに限定してきょうはお答えを願いたいと思います。 この問題を特に大蔵大臣の御出席をいただいて御質
○松浦清一君 利子補給とか、それから開銀利子のたな上げというようなことを、世間では何か船会社にくれてやるというようなことに考えている。それからわれわれも言葉が足らずに、そういう誤解を与えることがずいぶん多いんですが、利子補給だって返すのですから、やってしまうんじゃないんです。船会社が一定の利潤を上げて配当ができるようになれば支払い義務がある。それから今の開銀利子の支払い猶予だって、やっていけるような状態になれば返さなければならぬのですか
○松浦清一君 私はほかの産業をほおっておいても、海運だけに手厚い助成の措置を講ずべきだということは毛頭考えていないんです。結局国の立場から見た経済効果の必要度の問題なんです。国が財政資金を使うということは、その使った結果上げられる経済効果が高いか低いかというここによって判断しなければならぬ。それには、はっきりと申しますけれども、海運の運賃収入というものが手持ち外貨のことを心配しなければならぬような現状にある日本の産業経済の上から判断して
○松浦清一君 それじゃやはり海運というのはその必要度において、必要度が一番経済効果の上から考えて高いのだと、こういうことはお認めなさいますね。
○松浦清一君 それで、これは検討中だとおっしゃるのですけれども、いつごろまでにそれができ上がりますか。
○松浦清一君 運輸省のほうじゃ一生懸命やっているつもりでいるのですけれども、なまけているんですかな。一生懸命やっているんだが、大蔵省ががんとしてきかないという印象を私は受けているのだけれども、そんなになまけているんですかね、運輸省は。これはどうです。大臣同志で相談なさったことがあるんですか、その具体的なことを。
○松浦清一君 この間運輸大臣に何回相談したかと言ったら、返事しなかったですよ。
○松浦清一君 運輸大臣の発言があったから聞くのですけれども、新聞等で、もう運輸省あきらめたような情報がひんぴんとして流れているのですけれどもね、まだあきらめないのですね。
○松浦清一君 これからどういうふうにして御措置なさいますか。もうちょっと積極的におやりにならぬと……。
○松浦清一君 大蔵大臣、早く病気なおられて、万一運輸大臣から折衝の話を受けたら、もう積極的にこれを進めてやってほしいですね。
○松浦清一君 相談じゃなしに、それが出たらやるのだとおっしゃっていただければ、はなはだけっこうだな。運輸省も一生懸命やっておられるだろうが、相談をする段階じゃおそい。もう国会は済んじゃう。もう去年の暮れの予算が終わったときから、大臣同士はお互いに国会のほうがお忙しかったでしょうから、事務当局の折衝というものは引き続いて行なわれていたものと私は理解していた。どうでしょう。その資料が運輸省側から出てきたら、また何かけちをつけて、これじゃ、あ
○松浦清一君 大蔵大臣、冗談じゃないですよ。それはほんとうに真剣に受けて立ってひとつやってもらいたい。 それから、これも新聞の記事だから、そういうことは関知せぬと言って、あなたは逃げられればおしまいですが、大蔵省の事務当局のほうから、つまり日本の外航船舶をそんなに増強しなくてもいいという考え方が、大蔵省内に一つの考え方として流れているわけですね。それはこういうことを言っているのだ。「邦船の積取比率を六三%に上げたいということだが、海
○松浦清一君 わかりました、「船舶の経済的運航のためには積取比率には自ら限界がある。」これは大蔵省の定説ではない。これはわかりました。 その次に問題にしておるのは、「国際収支改善が旗じるしだが、外航船舶一重量トンがかせぐ外貨は年間約七十二ドルに対し、燃料購入や港湾経費の支払いが大きいため、実質の手取はそのほぼ半分の三十七ドルとなる。百万重量トンの外航船舶の場合、年間三千七百万ドルの外貨をかせぐが、このためには約五百二十億円の建造費が
○松浦清一君 私は、今年度のことを言っておるんじゃないですよ、今年度のことを限定して言えば、これは船ばかりでなしに、そんな、もう今設備投資をやった——船を作るということは設備投資だとは理解していないのですよ。考えないのですよ。大きな意味で設備投資であるかもしれぬけれども、工場を建てるという意味と、船を作るというのはちょっと意味が違うと思います。そういう私は理解の上に立っている。船を作るとすれば、これは半年あれば船はできますね。船ができれ
○松浦清一君 私の考えは間違いかもしれぬが、間違いであればお教え願いたいのだが、確かに五十億か六十億か知らないけれども、利子の納付金が少なくなるという面はできるでしょう。そのかわり今開銀に約三百億の支払いの延滞額があるわけですね、五十三社で約三百億、数字は違うかもしれないけれども、その程度あるのです。そうしたら利子は五年間猶予してもらうけれども、借金の元本からそれ相当額が開銀に返ってくるわけです。利子を待ってもらってそのほかに使おうとい
○松浦清一君 ちょっとそれがわかりかねるのですが……。つまり、もしも利子の支払い猶予をすれば、その額だけ開銀に入っていくのが少なくなる、その金額だけが、利子を納めるべきものが猶予されるのだから、入っていかなくなる、だからガリオア・エロアは別にして、どこかほかへ向ける財政資金計画に支障が起こる、こういうのが理由であれば、われわれが言っておるのは、利子の支払い猶予された部分は元金を返していこうというのですから、早く借金を減らして経営基盤を強
○松浦清一君 それではやはりガリオア・エロアの返済には支障が起こるということですね。
○松浦清一君 そうすると、できないことはないということですね、別段に国が財政措置を講じなくても、支払い猶予された部分だけ国の財政から開銀に振り込むと、そういうことをしなくとも、一時立てかえかなんかの形において操作はできると、できないことはないと、こういうわけですか。