「柳沢文徳」の過去の国会発言

発言数 7件

初発言日: 1962-04-04  /  最新発言日: 1962-04-04  /  1 ページ目 / 全体 1ページ

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1962-04-04 衆議院

科学技術振興対策特別委員会

○柳沢参考人 私は公衆衛生学を専攻している者といたしまして、ABSに関する見解を申し上げます。 私は、経口毒性という問題ばかりではなく、皮膚とか、公害などを含めまして、ABSは無害でないという結論を出しているわけであります。このことを冒頭に申し上げて御理解をお願いしたいと思います。 まず、合成洗剤、いわゆる中性洗剤とも称しておりますその中のABSというものが、個人の生体あるいは社会に悪影響を及ぼすという根拠をお話しする前に、私の

1962-04-04 衆議院

科学技術振興対策特別委員会

○柳沢参考人 これは一番大事な問題だと私は思うのでございます。学問の考え方としてまず申し上げなければならないのは、先ほどから私が申し上げますように、世界的な通念に立ったところの慢性中毒の実験といわれているが、このものが先ほど小谷教授から紹介された研究で、すなわちアメリカのギャンブル会社の研究所でやられた膨大な実験でございます。これは多分日本では行ない得ないような実験だと私は思っております。そういうような実験は、私は実は、防腐剤の研究者と

1962-04-04 衆議院

科学技術振興対策特別委員会

○柳沢参考人 簡単にということは非常にむずかしいのでございますけれども、誤解があってもよろしいというなら私は端的に申し上げます。微量でもわれわれの重要な脳・神経細胞の中に入る、あるいは付着すればぽっくり死ぬという可能性があるということも私ははっきり申し上げます。それから皮膚への浸入問題におきましては、ブランクという人の実験がございます。その中には血管の壁まで浸透していくという実験成績でございます。これは大体〇・五%くらいの濃度で実験した

1962-04-04 衆議院

科学技術振興対策特別委員会

○柳沢参考人 界面活性ですから、細胞の呼吸や機能を低下させる、また臓器によっては麻痺させるということがあるためと考えています。それからやはり蓄積していくことも問題ですし、酵素作用阻害も大きな点です。界面性活性剤の生体に及ぼす影響は今後の研究に待たなければわからない問題が多いと考えますが、特に物理化学的な面を通して研究する必要があります。

1962-04-04 衆議院

科学技術振興対策特別委員会

○柳沢参考人 界面活性剤というものは、非常にむずかしい物質です。簡単に申しますればお洗たくのことを考えていただければ一番いいと私は思います。お洗たくの場合に、表面をぬらす性質を湿潤力といい、気泡が立つ。ABSが繊維の中に入っていく、すなわち浸透性でございます。それと同時にごみを吸着していく作用がございます。これを乳化力と言います。あぶくと一緒にあかを持ち出すことを分散作用といいます。特に浸透力が強くて界面張力の作用の強いものが界面活性剤

1962-04-04 衆議院

科学技術振興対策特別委員会

○柳沢参考人 私もアメリカへ行ったわけではございませんから、すべて文献に基づいて私は申し上げたいと思います。 その一つは、一九六〇年二月号の「日化協月報」に、ライオン油脂株式会社の富山新一博士が「合成洗浄剤の現状と将来」という論文をお書きになっております。その一文の一部を私読ましていただきます。「石油系洗浄剤はメーカーも意欲低調で一時伸びなやんでいた時代があった。そこで私達ライオン油脂KKでは、この競合から解放されて新しい分野の開拓

1962-04-04 衆議院

科学技術振興対策特別委員会

○柳沢参考人 私も事実ABSがどのくらいの期間でこわれるかという実験をしていませんし、また、どのくらいそのままの状態を保っているかということを、調べたことはございませんけれども、もうすでにABSというものは微生物によって分解されないということが証明されて、それが定説になっているわけでございます。ほとんど分解されない。ですから、汚水や何かの処理の場合において、今までの石けんが問題にならなくて、ABSが問題になった。こういう社会的影響を及ぼ

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