農林水産委員会
○参考人(森巖夫君) この委員会におきまして森林交付税問題を直接的にお取り上げいただきまして、ありがたく思っております。と申しますのは、私、個人的なことにもなりますけれども、森林交付税運動の創設以来、直接的にかかわりを持ってまいりまして、現在、九百人を数えるこの連盟の顧問を任じられております。 若干時間をいただきまして御説明申し上げますが、平成の初めごろに、和歌山県の本宮町の、当時、中山さんという方が町長さんでしたが、この方がある新
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発言数 41件
初発言日: 1957-02-19 / 最新発言日: 2001-06-22 / 1 ページ目 / 全体 3ページ
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○参考人(森巖夫君) この委員会におきまして森林交付税問題を直接的にお取り上げいただきまして、ありがたく思っております。と申しますのは、私、個人的なことにもなりますけれども、森林交付税運動の創設以来、直接的にかかわりを持ってまいりまして、現在、九百人を数えるこの連盟の顧問を任じられております。 若干時間をいただきまして御説明申し上げますが、平成の初めごろに、和歌山県の本宮町の、当時、中山さんという方が町長さんでしたが、この方がある新
○参考人(森巖夫君) 森巖夫でございます。 私は、一昨年林野庁に設置されました森林・林業・木材産業基本政策検討会の座長を務めた者として、今国会におきまして、我が国林政の新たな展開方向を明示しております森林・林業基本法を初めとして関連する法律案や政策につきまして、慎重にかつ鋭意精力的に審議されておりますことに心から敬意を表するとともに、上程されております三つの法律案の速やかなる成立を強く期待している者でございます。その立場から、若干の
○参考人(森巖夫君) ただいまは、森下先生から過分なお言葉をいただきまして大変恐縮に存じております。岸委員にもお礼申し上げたいと思います。 ただいまの御質問についてでございますが、先ほども申しましたように、今日、森林に対する要請は国民的な要請として広がってきている。言いかえますと、単なる林業関係者という狭い分野の中での森林問題ではなくなってきているということであります。したがって、当然のことながら、森林を健全な形で継続的に保つために
○参考人(森巖夫君) 国民共通の財産と、大変文学的な表現のようになってしまうわけでございますけれども、森林がもたらしておりますさまざまな機能は、特定の人が独占するという経済的な側面もありますけれども、それ以上に特定の者が独占し得ない公益的な機能があるわけでございます。そういう機能が国民全体に利益を与えるという意味で国民共通の財産と、こう考えるわけですから、もう少し言いかえますと、単なる所有の問題ではなくて、それらがもたらす効果、利用の面
○参考人(森巖夫君) 大変重要な問題の御指摘をいただいたと思っております。 先ほど来問題に出ております、森林を三つの種類に区分すると。それは、今先生がおっしゃったように森林の多面的機能という言葉を使っているわけで、必ずしもそこですぐ公益とは言っていないところにちょっとみそがあるというような気がします。 というのは、どういうことかといいますと、経済的機能については、それに対する所有者の利益というか反対給付が当然ある。従来、公益的機
○参考人(森巖夫君) ただいまの御質問にありました山村地域に人々が定住する条件を整備するということは、森林、林業活性化の前提として極めて大事な課題であると考えます。 そこで、山村地域に、特に若者定住にはどういう条件が必要かといえば、私は差し当たり三つのことが大事だと考えます。 その一つは、経済的な豊かさを確保することであります。所得といっても、就労機会を確保することであります。つまり、産業振興の課題であります。そして二つ目には、
○参考人(森巖夫君) 御存じのように、農業の基本法の論議の過程で、結局のところ農業の自給率が設定されました。それは、日本の農業の食料の自給率が異常に高過ぎるからではなく、言うまでもなく低過ぎる。やはりこれを農業活動の活発化のために目標値を示すということで、妥当な措置であると思います。 それに比して言えば、林業の場合は二〇%すら切っているというわけでありますから、もっと国内の林業を盛んにしなければならない。つまり、供給力を伸ばさなけれ
○森参考人 まことに申しわけありませんが、全く知識がございません。
○森参考人 御紹介いただきました森巖夫でござ います。早速愚見を申し述べさせていただきたいと思います。 御承知のように、この十数年来、特に一九八〇年代に入りましてからの最も際立った社会現象の一つに、森林というものに対する世間の関心が著しく高まってきていることが挙げられるかと思います。すなわち、まず地球的な規模の問題としては、熱帯林の減少とか砂漠化の進行、さらに酸性雨による森林枯損など、つまり、今日国際的にも極めて緊要な問題となって
○森参考人 先ほど申し上げましたように、森林の多面的な利用、なかんずく保健機能の増進、レクリエーション的利用と言いかえてもよろしいかと思いますが、それをめぐって二つの極端に対立する方向があるように思われるわけです。今度の法律案を、私まだ十分な勉強とは言えませんけれども一応勉強した限りでは、その二つの対立する考え方が持つ問題点を、言うならば調整あるいは両者の調和を図ろうとしているところに積極的な意義があるのではないかと考えておるわけであり
○森参考人 お答えいたします。 大変高度なといいましょうか、法体系上の問題でございますから私の守備範囲とはいささか違うのでございますけれども、認識不足のところはお許しいただきたいと思います。 今回この法律に基づいて、森林の保健機能の増進のための基本的な方針を国が定めるわけでありますが、それに基づいて地域森林計画なり森林所有者が立てる施業計画が立てられることになっているようでありますけれども、この基本的な方針あるいはそれぞれの地域
○森参考人 先ほどは滝沢先生の森林哲学とでもいうべき御意見を拝聴いたしまして、大変示唆を受けました。そのことを前提にしてでございますけれども、幾つかの問題点を御指摘いただいたわけでございますが、特に都市と山村の交流の問題について、私はその意義を高く評価すると先ほど申したわけでございます。確かに現在の都市と山村の交流とはいっても、言葉の正しい意味で相互に平等に行き交うというよりは、相当多くの場合都市のわがままといいましょうか、一方的な流れ
○森参考人 先生の御質問の中で、今度の法律は開発志向型ではないか、こういう御指摘でございますが、法文の第一条にもありますように、森林の利用を総合的に発揮していく、森林利用の増進ということをもってすぐ開発というかどうか、これはかなり議論の分かれるところになるのではないかと思いますけれども、それはさておき、今度の開発の規制の基準の科学的根拠いかん、この点でございますが、これまた、まだ中間報告の段階かとは思いますけれども、大学の教授等を中心と
○森参考人 保安林制度は先生も御存じのように、我が国の大事な森林を守る上で極めて重要な法律的な措置であると理解しておりますけれども、今度のこの保安林解除手続の省略というんでしょうか、それは決して保安林そのものを否定するものではない。法律の第二条の中で厳格に規定してありますように、施設の「設置によって森林の現に有する保健機能以外の諸機能に著しい支障を及ぼさないと認められるものに限る。」と明定しているところを私は高く評価したわけであります。
○森参考人 森巌夫でございます。 常日ごろ、全国各地の山村林業地域や国有林野事業の現場を歩きながら、主としてその社会経済的な側面及び政策的な問題について調査研究している者として、目下上程されておりますいわゆる林野三法について私見を申し上げます。 御承知のように、最近緑資源に対する国民の関心がにわかに高まってきております。政府当局を初めとして民間団体やジャーナリズムなどにおきましても盛んにグリーンキャンペーンが展開されております。
○森参考人 せっかくの御質問でございます。先ほどもそのような観点から同じような趣旨の答弁をいたしましたので、私は、木材価格の動向あるいは企業努力の進展によって七十二年度目標で収支均衡を回復すべきであるし、今のところ今度のこの措置が講じられるならばその可能性はある、こう見ております。
○森参考人 お答え申し上げます。 現在の厳しい財政状況の中で国有林の財政改善を図るということは、これは並み大抵のことではないと考えます。まして最近の木材需要の動向とか、それに伴いますところの木材価格の動きなどを見ますと、これまた深刻さがひしひしと考えられるわけであります。 しかしながら、中長期的に展望しますならば、現在国有林の状態は、言うならばどん底状態にあると言っていいのではないかと思います。そのどん底状態と申し上げますのは、
○森参考人 お答え申し上げます。 国産材時代という意味でございますが、あえて申し上げますならば、現在三分の二弱が外材に占められている、これを外材時代というならば、国産材が我が国木材需給の主流を占める時代、こういうふうに理解できるかと思います。それは、戦後一千万ヘクタールを抱えるまでやってきました拡大造林の進展ですとか、あるいは同時にまた外材の輸入の見通し、これは非常に難しいわけでございます。南洋材の問題あるいは米材の問題、そしてまた
○森参考人 お答えいたします。 先生のお話のように、森林の公益的機能を確保するためには、当然のことながら、その森林に対して適正な人間労働が加えられたり、費用が投下されなければいけません。現在のところ、一般の森林に関しましては、森林所有者、林業経営者のいわば善意に期待しつつ、効率的な施業を行うことによって公益的な森林が確保されることを期待しているわけでございますが、今日のような厳しい状況になってまいりますと、それに依存するだけでは公益
○森参考人 お答え申し上げます。 先ほど申し上げましたように、最近のいわゆる緑ブームの中で、ともすれば森林や林業、あるいはそれを支えております山村を忘れた議論があり過ぎるように私の立場からも考えられるわけであります。この際に、真に緑を守り、国民の要請するさまざまな機能にこたえ得るのは、その森林を健全に育てる林業であり、山村が健全な状態でなければならない。そういう観点から、林野庁はますます役割が重要になりますし、いわば出番になっている