規制緩和に関する特別委員会
○森参考人 その財源の面というのは私一番不得意なのでございますが、道路財源が今、年間二十兆ぐらいでございますか、そのうち都市計画道路に入れられているのは四千億ぐらいにすぎないというふうに記憶しております。余りにも少ないではないかというふうにかねがね思っているわけですが、いろいろな仕組みがあってなかなか簡単には一方だけをふやすわけにいかないというふうに聞いておりますので、この際全く別に、今先生の御指摘のとおり、不良債権問題解決のために別途
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発言数 13件
初発言日: 1996-06-12 / 最新発言日: 1996-06-12 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○森参考人 その財源の面というのは私一番不得意なのでございますが、道路財源が今、年間二十兆ぐらいでございますか、そのうち都市計画道路に入れられているのは四千億ぐらいにすぎないというふうに記憶しております。余りにも少ないではないかというふうにかねがね思っているわけですが、いろいろな仕組みがあってなかなか簡単には一方だけをふやすわけにいかないというふうに聞いておりますので、この際全く別に、今先生の御指摘のとおり、不良債権問題解決のために別途
○森参考人 森ビル株式会社の社長、森でございます。経済同友会の土地政策委員会の副委員長もいたしております。 本日は、規制緩和に関する委員会でございます。この土地及び都市の問題の解決には、実は私は、一番その象徴的な問題として、東京二十三区の都市計画道路の実現という問題があるというふうに主張しております。この問題を通じて、かかわるテーマについてもお話しさせていただきたいと思っております。 東京の特別区都市計画道路の完成率はまだ五四%
○森参考人 今一番ダメージを受けておりますのが不動産業界でございまして、年間三十二兆円の売り上げに対して百兆円ぐらいの負債を抱えているわけです。ですから、これは逆でございまして、政府がこれをいかに救済していただくかということが問題ではないかと思います。 ただ、先ほど申し上げましたように、マンパワーはあるわけでございますし、それを活用して、代行して仕事をするということによってむしろ救済策の一環にもなるというふうには思います。
○森参考人 土地にはいつも思惑というものが動くわけでございまして、戦後も三回ほど土地が高騰したことがございます。特にその中で大きかったのは列島改造論のときでございまして、日本じゅうが工場になってしまうのではないかというような騒ぎでございました。そういう畑地、山林が九州から四国、北海道まで、あるいは東北の最北端まで買い進まれたということがありました。 今度のバブルは、やはり国土庁が、日本じゅうが国際金融センターになってしまうのではない
○森参考人 申し上げたいことはたくさんあるのですが、限られた時間の中で何を申し上げたらいいかと思ったのですが……。 住宅問題は今や大都市問題でございまして、大都市において不足している、あるいはまだ十分な質及び規模のものは供給されていない。それは、やたらに遠くに住んでいてはいろいろな意味で生活が改善されませんので、なるべくコンパクトに中心部周辺に住む方法はないのかということを考えますと、当然いかに土地を高度利用し、有効利用して住むかと
○森参考人 固定資産税の問題は非常に難しい問題でございますが、たまたま私は興味のある資料を持っておりますので、御紹介したいと思います。 ニューヨーク市と東京二十三区との関係なんですが、面積はほぼ同じでございます。それで、人口は東京の方が一・一六倍ですから、まあこれも余り違わないということだと思います。そこで、現在、固定資産税をどう払っているかということになるのですが、一人当たりに直しますと、これは百円ベースですけれども、東京が十二・
○森参考人 私も先生のおっしゃるとおりだと思います。ただ、私どももこういう仕事をやっておりましてたびたび感じることがございますが、それは結局地域エゴということなんですね。あるいは、別の言葉で言うと、上位計画に対する無理解といいますか、全体計画の中の位置づけに対する無理解といいますか、そういうことがあります。 一例をもって申し上げますと、港区では、人口がふえる施策は要るけれども事務所をつくることは一切まかりならぬということにしようじゃ
○森参考人 先生の御趣旨は農地の方の立場からおっしゃいましたけれども、宅地の方の立場から申し上げることになりますが、市街化調整区域というのは市街化区域の約二・七倍ございまして、しかも、この制度ができまして十年の間にGNPとのバランスが極端に離れて、GNPの二・七倍上がったという事実がございます。つまり、ああいう制度をつくったために、東京とか大都市の住宅問題は大変な目に遭ったのではないかと今でも思っているわけです。ましてや市街化区域内農地
○森参考人 今先生から非常に興味あるお話をいただいたのですが、つまり、農協が貸したそのお金はどこから出たのかという、それは確かに私もかねがねそう思っておったのですが、バブルで一番もうけた人たちのグループが一番損している人たちに貸した問題ではなかったか、こう思っているわけなのでございます。しかも、大都市周辺の農協はむしろ今や住宅供給組合みたいになっておりまして、この問題にどういうふうに取り組んでいくかが一番大事な問題だ。確かに農協をつぶし
○森参考人 端的にお答えしたいのですけれども、場所によって余りにも違うものですから。たまたまこちらに、先ほどお配りしました資料の三ページ目に、地価がどうなったかということを調べて参考につくっておきました。 これをごらんいただくとわかるのですが、全国的には昭和五十五年から平成六年の間に非常に上がってかつ下がったのです。つまり二四、五%上がって、いや、もっとですね、全国的に見ますと、六百四十兆が二千百兆になった、あるいは、宅地の場合は五
○森参考人 余り無責任なことは申し上げかねるのですけれども、金融機関が貸す場合のつまり債権額は、そもそも貸す時点で実勢地価にさらに数年分の金利をつけて貸すというむちゃくちゃなことをしておりましたので、それと比べて、現状どのぐらいで回収できるかという見当はつかないような状況でございます。本当に一〇%、一五%という状況になってしまったのではないかとは思います。
○森参考人 私は、この監視区域制度そのものの存在と必要性というものについて全く疑問視をしておるわけでございまして、私どもの仕事を通じて、何といいますか、これが有効だというふうに感じたことはありません。つまり、マーケットの動きをこの中で表現して見せろと言っているにすぎないので、そのために地価が上がったとか下がつたとかいうのは実は全く関係がない、どう表現したかというだけの話のように思っております。自由経済の中で、土地だけが統制下でうまくいけ
○森参考人 私は、非常にこの問題は重要な問題だというふうに認識しておりまして、つまり大深度の都市計画というのもつくっておくべきだというふうに考えております。まあ、なかなか確かに利用しにくい要素はあるわけですが、いろいろ技術進歩によって解決されていくと思います。 例えば、車を大深度を走らせてそこから上げてくることができないじゃないか、非常に大きなランプが要るじゃないかということがあるのです が、新しいエレベーターの開発ですね、それも