外務委員会
○植原委員 ちょっと外務省へ、あえて質問というわけではありませんが、特に注意したい事項があるから皆様方の注意をちょっと喚起しておきたいと思います。しかもこれはソ連に対しての文書でありまして、かなり私は重視しております。もちろんソ連の原文はここにありませんからわかりませんが、きょう配付された文書を私手にして、第一の冒頭にこういうことがあります。「日本国民は恒久の平和を念願し、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、その安全と生存を保持し
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発言数 1,018件
初発言日: 1947-07-10 / 最新発言日: 1958-02-27 / 1 ページ目 / 全体 51ページ
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○植原委員 ちょっと外務省へ、あえて質問というわけではありませんが、特に注意したい事項があるから皆様方の注意をちょっと喚起しておきたいと思います。しかもこれはソ連に対しての文書でありまして、かなり私は重視しております。もちろんソ連の原文はここにありませんからわかりませんが、きょう配付された文書を私手にして、第一の冒頭にこういうことがあります。「日本国民は恒久の平和を念願し、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、その安全と生存を保持し
○植原悦二郎君 私は、ここに重要なる国策と思われるものに対しまして所見を述べて、これに対する政府のはっきりとした御所見を伺いたいと思います。 岸首相は就任早々三悪追放を叫ばれ、すこぶる好評でありました。それが、ややもすれば、今日きびしい批判を受けているのであります。一体、汚職、暴力、貧乏というような三大社会悪は、その根底が深いので、一朝一夕に退治できるものではありません。官僚や議員の汚職に関係ある者を厳罰に処したからというて、にわか
○植原委員 質問と申すよりは、実は外務当局の方や委員の方に聞いておいていただきたいと思います。と申すのは、ただいま有馬君の御質問に、移動大使の問題がありましたが、これは主として政策の問題になります。それゆえに、外務の事務当局の御答弁においてこれはなさるべきものでないと思うのであります。政府の国策から生ずるんだから、むしろその答えは控えておいて、やがて外務大臣か何かがお答えすべきが当然だと私は思います。移動大使の問題に対しては、今もいろい
○植原委員 御異議ないものと認めます。よって、石坂繁君が委員長に当選されました。(拍手) 石坂繁君に本席を譲ります。 〔石坂繁君委員長席に着く〕
○植原委員 これより会議を開きます。 私が、年長者であるゆえをもって、規則第百一条第四項により、委員長が選ばれるまで委員長の職務を行います。 ただいまより委員長の互選を行いたいと存じますが、その方法をお諮りいたします。
○植原委員 古川丈吉君の動議に御異存ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○植原委員 中東問題についても深甚なる御考慮を願いたいと思います。
○植原委員 次にお尋ねしたいことは、だれが何と言おうとも、鳩山内閣が、日本が極東の平和を維持する立場に立つ以上は、東の窓だけあけておいてはだめだ、西の窓もあけなければならないといって、世論が区々であったにもかかわらず、英断をもってソ連と国交を正常化されたことは、僕は、将来のために非常な正しい行く道であり、一つの卓見であったと思います。そこで、政治上の国家の根本的なイデオロギーは違うが、ソ連とも国交を正常化した。次にどうしてもしなければな
○植原委員 私は質問というよりは、外務大臣並びに外務省の幹部の方おそろいのところで、聞いておいていただきたいと思いまして特にこの席を選んだわけです。外務省のことしの機構改革を見ましても、ただ欧亜局を作るとかなんとかいうことですが、私は岸外務大臣が内政と外交とは不可分だと言われたことには全然同感です。それから将来の外交はやはり経済問題を一番の基調としなければならぬということも全然同感です。それについては今田中君もちょっと触れられたようです
○植原委員 十分御研究をなさって外務省を構成している幹部の方にも、ほんとうにまじめに考えていただきたい。今の制度では、これはほんとうの通商官の意味をなしません。 さらにもう一つ質問を申し上げて御意見を伺っておきたいと思いますことは、大使館であります。私は専門の外交官の方には深甚なる敬意を表します。多年外務省に勤められて、専門の道に明るい方を私は排撃する意味ではありませんが、少くとも日本の外交のキー・ポイント、言いかえるならば米国とか
○植原委員 私は、双方の抑留者の問題をそのままにすっぽかしておいて日韓両国の関係が正常化されるとは思いません。こういうこまかい点にこだわるな、そういうことは互いに相当譲歩しても、もっと大きな日韓の国交回復という問題がある、これを考えてくれよということであるのでありまして、これをすっぽかして一足飛びに行けというわけではありません。それは御同様にかなり話し合いで譲歩してもいいじゃないか、そんなことにいつまでもこだわるな。それどころじゃない、
○植原委員 次に今田中君も触れましたインドネシアの問題でありますが、日本が東南アジアの発展を考えるなれば、インドネシアより重要な国はないと思います。フィリピンもさることながら、インドネシアはさらに日本にとって重要なパートだと思います。この国との賠償問題を早く片づける――倭島公使が非常によくやっていられることは、私はバンドン会議に行った当時からよく知っておりますけれども、これだけの手では私は迅速な解決の道がないと思う。今の外交はやはりほん
○植原委員 もう時間だそうですが、まだ三、四ありますけれども、もう一つ二つでやめておきます。 私はスエズ運河の問題は、日本が海運国として非常に重大だと思っております。これに対してアジア・アフリカ会議、バンドン会議の仲間だけの感情、利得だけをお考えにならないで、日本は海運国としてこの問題を考えなければならぬ。それのみならず、私はどうもスエズ運河とハンガリーの問題を最初において米国では同等に見たところに、アメリカの判断の間違いがあったの
○植原委員長 細迫兼光君。
○植原委員長 岡田春夫君。
○植原悦二郎君 ただいま議題となりました日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との共同宣言の批准について承認を求めるの件外三件について、本特別委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 日ソ共同宣言外三件の内容については、これらの案件自体についてごらんを願うことといたし、その説明は省略させていただきます。 日ソ共同宣言は、領土問題の全面的処理について両国間の意見の一致を見ない現状においては、平和条約の締結はこれ
○植原委員長 これより会議を開きます。 日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との共同宣言の批准について承認を求めるの件外三件を一括議題といたします。 右四件につきましては、すでに質疑を終了いたしております。 これより討論に入ります。順次これを許します。石坂繁君。
○植原委員長 これにて討論は終局いたしました。 これより採択いたします。日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との共同宣言の批准について承認を求めるの件、貿易の発展及び最恵国待遇の相互許与に関する日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の議定書の批准について承認を求めるの件、北西太平洋の公海における漁業に関する日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の条約の締結について承認を求めるの件、海上において遭難した人の救助のための協力に関
○植原委員長 起立総員であります。よって、右の四件はいずれも承認するに決定いたしました。(拍手) なお、ただいま議決いたしました四件に関する委員会報告書の作成は、先例によりまして委員長に御一任願いたいと存じます。御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○植原委員長 御異議なしと認めます。よって、その通り決定いたします。 この際一言ごあいさつを申し上げます。去る十九日、日ソ共同宣言外三件の審議を開始して以来、連日にわたり委員各位におかれましては、終始国家国民の将来を思い、これら重要案件に関する対外的及び対内的諸問題につき、あらゆる角度より論議を重ね、慎重審議を尽され、ここにその審査を終了いたしましたことは、まことに御同慶にたえないところであります。 委員長といたしましては、ここ