公害対策並びに環境保全特別委員会
○楠本参考人 私は部会長でございませんので、ここで軽々にお答えをすることはどうかと思いますが、先ほどから申しますように、やはりこれはむしろ公開して、堂々と発言するからには、公開されても困らぬだけの発言をすることが正しいと私は思っております。その意味で、部会長ではございませんが、知っている限りにおいてお答えをいたしたいと存じます。 私が部会で一番奇異に感じますのは、私どものつくりました原案というのは、決して満足のものではないということ
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発言数 1,545件
初発言日: 1947-08-07 / 最新発言日: 1975-05-16 / 1 ページ目 / 全体 78ページ
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○楠本参考人 私は部会長でございませんので、ここで軽々にお答えをすることはどうかと思いますが、先ほどから申しますように、やはりこれはむしろ公開して、堂々と発言するからには、公開されても困らぬだけの発言をすることが正しいと私は思っております。その意味で、部会長ではございませんが、知っている限りにおいてお答えをいたしたいと存じます。 私が部会で一番奇異に感じますのは、私どものつくりました原案というのは、決して満足のものではないということ
○楠本参考人 ただいま御紹介いただきました楠本でございます。 私どもは、約二年近く、その間二十四回にわたりまして審議を重ね、また、各委員が手分けをいたしまして、実際の被害状況並びに現地の状況等を調査をいたしまして、先般、結論を得たのでございますが、しかしながら、私は、決してこの結論が万全なものであるとは、さらさら思っておりません。しかしながら、少なくともこの程度であれば、長い間苦労されました沿線住民の方々にも、まあまあ御納得をいただ
○楠本参考人 お答えを申し上げます。 ただいまの御指摘でございますが、私どもは無論、国民の健康並びに生活環境の保全ということに基本を置いて検討をいたしました。しかしその間、もちろん経済社会全般のこと、あるいは総合輸送体制のことも頭に入れて判断したことは当然でございます。しかしながら、ただいま御指摘のように、現在は経済社会活動あるいは国土総合開発というような観点に優先いたしまして、国民生活を保全しなければならぬ、かような観点で物を考え
○楠本参考人 新幹線を今後新しく計画する場合には、徹底的な事前調査を行って、いやしくも騒音被害を生じないようにしようということは、答申原案にもうたってございます。 なお、御質問の点につきましては、これはこの委員会では論議されませんでしたが、私の私見といたしましては、何も七千キロも今後新幹線をつくる必要はないのではないか。もし、仮にも五千キロ、七千キロの新幹線をつくったならば、これは国鉄財政が一層大赤字をしょい込んでしまうという結果に
○楠本参考人 ただいま御指摘の点でございますが、私どもは、住居地域で七十、商工業地域七十五、特に夜間においても、十二時まではその数値をそのままとるということについては、これは最初に申し上げましたように、いろいろな御批判もあろうかと存じます。しかしながら、私どもといたしましては、この程度ならば、まあ沿線住民の方方にも御納得をいただけるのじゃなかろうかというふうに考えておりますが、実は名古屋の会長から私は手紙をいただきまして、不満ではあるが
○楠本参考人 一時間余りと申しますのは、大阪まででございます。東京都内はすでにスピードダウンされておりますから、これは問題の個所はございません。
○楠本参考人 この達成期間、八十ホン以上にさらされておるところについては三年以内、その他緊急度に応じまして最長十年になっております。 確かに、これは私自身も長いと思います。ことに八十ホン以上のものにつきましては、長い閥、十年余りももう御苦労を願いまして、しかも、八十ホン音源対策というのは、三年前に緊急対策として、環境庁から国鉄の方にお示ししてある数字でございます。したがいまして、三年と今後の三年をやりますと六年ということになりますの
○楠本参考人 お答えを申し上げます。 たとえば三年経過してからも、なおかつ環境基準が達成されない場合には、スピードダウンによってこれに対処する、こういうことでございますが、その場合は、音源対策あるいは周辺対策等がどのくらい進んでおるかによって、どの程度スピードダウンをしたらいいかということが決まってくると思います。 しかし、現在仮に問題点のあるところで、現在のままで、もしもこの環境基準を達成するためにスピードダウンをするとすれば
○楠本参考人 現在博多まで運行されておりますが、しかしながら私どもは、いまのままで夜行運行は、これは絶対にお断りをしなければならないと思っております。 なお、御指摘の十時以降の問題でございまするが、これは航空機につきましては、御指摘のとおり十時以降はこれを禁止するということで、実行を現にいたしておりまして、郵政省の御理解も得まして、夜間郵便飛行も行っておらぬのが現状でございます。しかしながら新幹線は、まことに残念と申しましょうか、十
○楠本参考人 最初の深夜の、ダイヤが乱れまして、十二時に終わるべき列車が深夜に運行されたというようなことは、確かにこれはしばしばあることでございます。私どもはかようなことがないことを期待をいたしております。したがいまして、私どもは、もし仮に故障のために深夜運行となった場合には、これこそスピードダウンをお願いするということになろうかと存じます。 また一方、深夜に保守作業が行われますが、これはすでに国鉄の方に、保守作業につきましては、で
○楠本参考人 まず第一に、財源問題でございますが、これは先ほども御説明申し上げましたように、財源となれば、結局政府が大幅に財政援助をする、まあ足りない場合には騒音料ということも考えられましょう、しかしながら、これは金がないからやらないとか、ここまでやればいいのだというような問題ではなくて、たとえ経費がかさんでも、沿線住民の苦痛を除くためには、また、公的機関である国鉄としては、この辺は金がかかろうとも、これを実施していかなければならぬもの
○楠本参考人 専門委員会の方にも、また部会の方にも、住民の代表は出ていらっしゃいません。しかしながら、この委員会の場では、私どもは、住民代表の方々にもおいでをいただいて意見も聞いておりますし、また現に、私どもはたびたび問題のある地域に行って、その地域の方々の御意見も承り、さらにまた、私どもはそのお宅へも伺いまして、そうしてどのくらいの騒音があるかというようなことを、この目ではかってもみ、また、経験もいたしておる次第でありまして、その判断
○楠本参考人 いま御指摘のありました高槻市が、先般別な研究グループを依頼いたしまして、総合的な研究をいたしたこともよく存じております。この結果は、われわれの出しておる結果と、被害程度はほぼ同様でございます。ただ、これで、ただいま御指摘のありましたように強く指摘いたしておりますのは、やはり音源対策並びに周辺対策を強力に進めなければ効果がないという結論のようでございます。 そこで、私どもも課題のところにおきまして、これは地方自治体並びに
○楠本参考人 おっしゃるように三年前に、緊急に講ずべき措置といたしまして、発生源で八十ホンというものを決定し、運輸省も国鉄もそれに同意をいたしておるわけでございます。ところが、その後これがなかなかはかどりませんで、現在なお、この緊急対策すらも完成していない状況でございます。この点は、私どもは大変残念に思いまして、かねて国鉄にその点を強く申し入れております。国鉄も一生懸命にやっておりますが、なかなかはかどらないというのが現状で、残念に思い
○楠本参考人 確かにこの委員会の中に国鉄の責任者の一人が入っております。ただ、国鉄は企業体ではございますが、一般企業とは若干違ったところがございますので、私どもは、ただいまも御指摘がありましたように、これをよく理解してもらって、忠実に実行してもらうという意味から、これに同意をいたしておるわけでございます。 なお委員会の内容ですが、中公審は、余りだれがどう言った、こう言ったということを公表しないということがたてまえのようでございますが
○楠本参考人 おっしゃるように、漏れ承ったとおっしゃることはそのとおりでございまして、国鉄ができないということを一方的に決めても無理ではなかろうかとの意見もありました。しかし、私は国鉄の立場もわかります。国鉄ができると言ったら責任をしょい込みますからして、国鉄としてはきわめて慎重な態度をとるのがあたりまえだと思います。しかしながら、これは国鉄だけの力でやるということではなく、先ほども申しましたように地域開発あるいは沿線地域の環境計画等に
○楠本参考人 私は医学出身でございます。したがいまして、騒音に対する疫学的な調査というものは、まだ十分でございませんので、今後十分にこれを進めなければならぬと思っております。 なお、今後の部会の運営でございますが、私は部会長でございませんので、責任を持ったお答えはできませんが、私としては、いまの見通しでは六月いっぱいぐらいでは、何とか原案どおり決定をするように努力してまいりたい、かように考えております。
○楠本参考人 部会の席上に関係省庁が出ますのは、むしろ関係省庁の意見も聞かなければならぬ、もちろん私どもは、関係省庁の意見に振り回されるわけではございませんけれども、やはり物を判断する場合には、関係省庁の意見も聞く必要があるという判断のもとに、むしろ積極的に来ていただいておるというのが現状でございます。
○楠本参考人 そのとおりでございます。これは恐らく部会長の名前で呼んでいるのではなかろうかと思います。
○楠本参考人 御指摘のように、新幹線騒音は、振動と相乗いたしまして、さらに被害を大きくする性向が強いことは、御指摘のとおりでございます。したがいまして、本来は同時にこれを調査、検討すべきものと思いますが、しかしながら、何と申しましても基礎は騒音でございまして、騒音も実際は物体の振動でございます。したがいまして、騒音を一層苦しいものにしておる補助的な作用が振動だと考えられます。しかも一方、騒音と振動とは、これを検討する技術あるいはその対策