「正村公宏」の過去の国会発言

発言数 57件

初発言日: 1996-05-22  /  最新発言日: 2003-02-25  /  1 ページ目 / 全体 3ページ

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2003-02-25 衆議院

予算委員会公聴会

○正村公述人 二つのことを申し上げたいと思うんですけれども、一つは、この数年来、経営者の代表の方と労働界の代表の方との間で雇用の創出ということをしきりに言っておられますね。その雇用の創出、つまり、失業が現実に出てしまっているわけですけれども、失業をこれ以上ふやさないようにする努力の方が私は非常に重要だと思うけれども、しかし、雇用機会、就業機会をふやすということは確かに重要なんです。 そして、百万人雇用創出計画とかいろいろな文書がつく

2003-02-25 衆議院

予算委員会公聴会

○正村公述人 財政を締め過ぎたら経済がだめになる、経済がだめになったら財政再建どころではないということを繰り返しやったわけですから、認識していただきたいと。 でも私は、財政を大盤振る舞いして拡大しろと言っているわけじゃないんです。でも、前年度比と同じぐらいの一般歳出まで戻しましたよという程度では、これでは政策転換にはなりませんよね。あるいは、政府のスタンスを変えましたよという宣言にはなりませんね。三十兆円とかいう枠組みをつくって、そ

2003-02-25 衆議院

予算委員会公聴会

○正村公述人 私も、その福井さんを存じ上げているわけでも何でもありませんし、この人事そのものについてコメントする立場にはないと思いますので控えさせていただきますけれども、金融政策についての考え方の一端を述べさせていただいて、お答えにかえさせていただくのが妥当かと思います。 時間がありませんから結論的なことをかいつまんでしか申し上げませんけれども、私の今の意見は、冒頭の陳述で申し上げましたように、財政が引くかわりに金融が何とかしてくれ

2003-02-25 衆議院

予算委員会公聴会

○正村公述人 正村でございます。 時間が大変制約されておりますので、私が重要と思うことを二点だけお話ししようと思っております。 申しわけございません。二、三日前にレジュメを渡してしまいますと、それと違う話をするリスクがありますので、ぎりぎりまで考えておりまして、お手元に何もございません。 大きな柱になるようなお話を申し上げます。 最初に申し上げたいのは、財政のあり方についての基本的な考え方をここらで確定する必要があるんじ

2003-02-25 衆議院

予算委員会公聴会

○正村公述人 メッセージというのは、ちゃんと伝わらなければメッセージにならないわけですね。 二つのことを申し上げたいのですけれども、一つは、行き当たりばったりはだめだということです。 日本は、単年度予算、これは理由があるんですけれども、そういうことであるために、単年度ごとに、これをやりました、あれを盛りましたという格好になりがちなんです。硬直的な計画をつくってそれにこだわって状況に合わなくなるのは困りますけれども、先ほどの、十年

2003-02-25 衆議院

予算委員会公聴会

○正村公述人 昨年三月、大学を三十四年間勤めて定年退職したのでありまして、点数をつけるというのはうんざりをしているのですけれども、もしつけろと、何でもいいから数を言えといったら、五十点ですね。その五十点というのは、私の大学では合格すれすれということであります。不可ではないというところですね。お情けの、単位を上げるという点であります。 これはジョークとしてお受けとめいただきたいのですが、先ほどもちょっと申し上げましたように、内容の面で

2003-02-25 衆議院

予算委員会公聴会

○正村公述人 私は、現代は一つの原理で割り切れないということをしっかり考えないといけない時代だと思っていますので、たった一つだけ答えろという質問には大変答えにくいんですね。一つのイデオロギーで何かが割り切れるというのは二十世紀型の発想であって、違うんですよ。というのは、これも半分ジョークなんですけれども、お答えするとすれば、次のようなことになります。 二つの対立する価値あるいは目標をどういう形で組み合わせるかということを、私たちの体

2003-02-25 衆議院

予算委員会公聴会

○正村公述人 改革ということをしきりにおっしゃっているけれども、本当に中身は何だろうかと考えたら、やむを得ないんですけれども、過去の整理なんですね。過去の失政の後始末と言ってはちょっと言葉がきつい、評論家風になっちゃうかもしれませんが、それがほとんどなんです。それで、これが済まない限りは前向きのことについては余り物が言えないよということをもしお続けになれば、これは縮こまるしかないわけです。 それで、私は多分政治や行政のアウトサイダー

2002-03-19 参議院

予算委員会公聴会

○公述人(正村公宏君) 大変難しい問題を突き付けられたわけであります。それはもちろん十分に承知しているテーマであります。 構造改革ということが繰り返し言われて、そして、それはどちらかというと切り捨てる、あるいは今までの制度を壊すという、そういうイメージの強いもの、あるいは赤字を減らさなきゃいけないから財政を切り詰めないといけないという、そういう種類の議論が繰り返されているわけですね。八〇年代からそうであります。しかし、それだとスクラ

2002-03-19 参議院

予算委員会公聴会

○公述人(正村公宏君) 今の最後におっしゃったようなことについては、私は半分ジョークかもしれないと思っております。 地域振興券あるいは地域通貨とかいろんな試みをなさっているところがございますし、政府もおやりになったわけですけれども、私は、それは小細工であり過ぎる、率直に申し上げて、そういうふうに思っております。これも言ってみれば、私流に言えば、先ほど申し上げたように、三十兆円の枠をはめるのと同じで、一種の政治的な意味合いはあるかもし

2002-03-19 参議院

予算委員会公聴会

○公述人(正村公宏君) 構造改革という言葉については、私も理解しかねているところでございます。 いろいろな使われ方をしておりますし、十人十様に、百人百様に解釈があると思いますが、しかし、今までの日本の社会経済システム全体に問題があることは明らかでございますし、財政が病んでいることもこれは否定し難いところでございます。 行政の仕組みも状況に対応できなくなっていると。行政改革をおやりになって省庁再編をなさいましたけれども、国家公務員

2002-03-19 参議院

予算委員会公聴会

○公述人(正村公宏君) 公共投資は二つの効果があるというふうに経済学者は常識的に考えておるわけでありますけれども、フローの効果とストックの効果というふうに申します。 ちょっと専門用語を使って恐縮ですけれども、フローの効果というのは、年々の支出を増やし、したがってそれに基づいて国民の所得を増やすと。事業をやることによって国民所得を増やすと。ストック効果というのは、公共事業をやることによっていろんな施設ができます。道路ができたり、様々な

2002-03-19 参議院

予算委員会公聴会

○公述人(正村公宏君) あえて簡潔に、少し乱暴な言い方をしますと、先ほど来、景気対策か構造改革か二者択一ではない議論をしないといけないということを申し上げている立場でありますから御理解いただけると思いますが、国債三十兆円という枠を決めてしまってこれを守らなきゃいけないという予算編成の仕組みというのは、政治的なパフォーマンスとしては分かりますけれども、経済政策では全くないと思っております。

2002-03-19 参議院

予算委員会公聴会

○公述人(正村公宏君) 正村でございます。お招きいただいたことに感謝申し上げます。 と申し上げても、いささか疑念を持っておりまして、我が国では予算を、年度内に次年度の予算を仕上げるといいましょうか通すという慣例になっておりまして、大戦後そうなっちゃったわけですけれども、あと十二日ぐらいで予算を通さなければならないというぎりぎりのところで何を申し上げたら意味があるのか、少し戸惑うところがございます。できることならば四月とか五月とか、少

2002-03-19 参議院

予算委員会公聴会

○公述人(正村公宏君) 浪川さんの方が御専門ですから、もっと的確な御判断があると思いますが、私は、今までの経過を拝見しておりますと、政府が財政について、先ほど申し上げましたように、安定的に景気を支え続けるという決意をしないで、引こうとしている。じゃぶじゃぶやってみたり引いたりという、非常に不安定な運用をなさったんですけれども、ここのところ、財政で出動するのは嫌だから、はっきり言えば、だから金融やってくれよという、そういう態度をお取りにな

2002-03-19 参議院

予算委員会公聴会

○公述人(正村公宏君) 私は、小泉総理が総理になられて、ああいう形で率直に財政の在り方、特殊法人の在り方等について、このままでは維持可能でないということを提起なさった功績は大きいと思います。むしろ遅きに失したぐらいであって、中央、地方を含めて、そして様々な形で、特別会計とか特殊法人とか、そういうところでいろんな形で債務が返済不能だと思われる、疑われる債務が増えている、あるいは債務を増やすことにつながると考えざるを得ない、つまり返済不能な

2002-03-19 参議院

予算委員会公聴会

○公述人(正村公宏君) 御指摘のように、人口が減っていく問題、少子化の問題、生産年齢人口の減少の問題、そして総人口もあと数年、二〇〇五年かその前後に下がり始める、減り始めますね。こういう事態にどう対応するかというのは非常に難しいというか、新しい問題なんですね。それをちゃんと覚悟しないといけない。 もう一つは、人口の激減は好ましいわけではない。人口が増えるのは、もう地球のキャパシティーが限られていますから増えない方がいい。でも、急激に

2002-03-19 参議院

予算委員会公聴会

○公述人(正村公宏君) どういう経済政策の手段を選ぶかということは、景気対策としての効果ということもございますが、その国の経済状況がどういうところにあるかということとかかわりがあると思います。 公共投資と減税を比較すれば、減税の方が景気浮揚効果は小さいというのが経済学者の常識ですけれども、しかしある国の財政の事情と経済の事情によっては減税を使った方がいい、公共投資をフレキシブルに変えるよりは減税を使った方がいいという場合がありますね

2002-03-19 参議院

予算委員会公聴会

○公述人(正村公宏君) 与えられた時間が、二、三分で二十一世紀の働き方を論じなきゃならないという、国会はいつも最後にこういう難問を突き付けてくださるんですけれども、糸口だけ申し上げたいと思います。 近年、日本でも、雇用が減っているものですから、雇用対策としてワークシェアリングということが議論されています。しかし、私はそういう防衛的なワークシェアリングではなくて、攻勢的な、攻める方ですね、攻めのワークシェアリングをやはり提起していただ

2000-03-22 参議院

憲法調査会

○参考人(正村公宏君) 時間が大変限られておりますので、幾つかの問題を投げかけさせていただくという形で、いわば箇条書き的に私の思うところを述べさせていただきます。 まず第一に申し上げたいと思いますのは、法治国家というのは、有効な法を維持するということを重要な課題として常に意識しないといけない。有効な法というふうに言いましたが、文明の基本的な条件は、申し上げるまでもなく秩序が維持されているということであり、できるだけ明確な社会的なルー

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