国民福祉委員会
○参考人(水野肇君) そのいきさつですか。
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発言数 50件
初発言日: 1969-07-08 / 最新発言日: 2000-11-21 / 1 ページ目 / 全体 3ページ
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○参考人(水野肇君) そのいきさつですか。
○参考人(水野肇君) 水野肇です。どうぞよろしくお願いします。 私の率直な感想を言わせていただきますと、日本の医療制度、体制もやっぱり大分変わってきたなというのが僕の率直な印象でございます。 私は、医療審議会の委員というのは、若干途中休憩した時期はありますが二十五年やりましたけれども、最初の間は、医療審議会で医療法の改正ということはやらなかった時代が随分続いているわけであります。そのころは何をやっていたかというと、病床規制だけを
○参考人(水野肇君) ちょっと御質問の趣旨が全部僕は理解できているかどうかわかりませんけれども、最初におっしゃった急性病棟と慢性病棟に分けるという考え方でございますが、これは恐らく二〇一〇年ごろになれば、病棟というのは全部急性病棟になるというのが世界的な病院の傾向になりつつあるのではないかと私は思います。 というのは、例えばスウェーデンなんかでは現在既に人を収容するということはよくない、やはりそれよりは在宅の方がいいんだという考え方
○参考人(水野肇君) 今井先生のおっしゃっておられるのに端的に答えると、私は高くもなく低くもないというのが日本の医療の水準ではないかと思います。 ただ、一言言いますと、大学病院というところは、ヨーロッパ、アメリカでは最高水準を保とうと努力して、そしてそれを地域の住民に提供しようという努力をしていますが、日本ではやっていない、それが僕の感想です。
○参考人(水野肇君) 今の今井先生のあれですが、こういうことはわかっているんですね。これはスウェーデンとフランスですけれども、大体病気になって家庭医のところへ行って、どれぐらい家庭医のところで全部、言葉は悪いですが、さばけるかということなんですが、大体スウェーデンは九二%、フランスが九〇%、それから、これはデータが少ないんでどうかわかりませんが、西ドイツも約九〇%、八九・九とかいう。つまりそれは、それ以外の人はやっぱり大きな病院へ持って
○参考人(水野肇君) アメリカがスペシャリストだというのは、やっぱり日本でもそうですけれども、お医者さんて偉いんですよね。今井先生もお医者さんですけれども。お医者さんて偉いものですから、やっぱりどうしても、対社会の方からいうと、坊やいい子だというのを言わないと御機嫌が悪いというところが本当はあるわけですよ。そこでアメリカでは、おまえもスペシャリストだという言い方をしているというだけのことなんで、本質的にどうかというのは、それは私も、専門
○参考人(水野肇君) 医療従事者というのは医者と一段何かランクが下のものだというふうな考え方をする時代はもう過ぎ去ったわけでして、今日では世界じゅうが大体あらゆる医療従事者の職種というものは原則大卒なんですね。 それは一つは、例えば私は悪名高き昭和一けた生まれですけれども、私どものころにはなかなか上の学校へ行く人が少なかったわけですね。しかし、今はもうほとんどがみんな大学へ行く時代になっているわけでして、だから当然のことなんで、私は
○参考人(水野肇君) 私も全くそう思います。つまり、日本の医療費の使い方というのは、これは絶対に使うべきだというところにやや使っていない傾向があると。それから、どうでもいいと言うと怒られるかもわかりませんけれども、きょうは出てこなかったですけれども、例えば薬剤費の問題なんかというのは、あれはあのままほっておいていいのかと。あれをちょっとやれば、薬剤費というのは八兆あるわけですよね。だから、これは八百億と八兆と比べればようおわかりのように
○参考人(水野肇君) これはきょうの法案と関係なくてもいいんですね。きょうの法案と直接の関係はなくてもいいわけですね。
○参考人(水野肇君) 柔道整復というのは、御承知の方は少ないのかもわかりませんけれども、これは医師の処方があって柔道整復師に治療を受ける部分もないことはないんですけれども、多くは大体柔道整復師の判断等によってやることができる、これが何億かあるわけなんですね。これがいつも問題になるわけなんですが、会計検査院からはここが必ずしも明瞭でないという指摘があったものですから、これはやっぱりぐあいが悪いんではないかということでやり変えまして、システ
○参考人(水野肇君) 一つ例を申し上げますと、東京都内で一番病診連携がうまくいっていると言われておりますのは、豊島区の医師会と大塚病院の関係です。これは何が一番ここで問題になっているかというと、診療所から病院への紹介というのはこれは非常にスムーズにいっているんですが、一番の問題は、病院へ行ったが最後、戻ってこないという患者が多い。これは患者の側にも問題があるんですが、私は病院の側にも問題があると思う。 今の例を挙げました豊島区の医師
○水野参考人 御紹介いただきました水野でございます。 エイズの問題というのは、だれが何とおっしゃられようと、やはり現代では極めて重要な問題であるということについては間違いがないと私は思うのです。幾ら日本人の患者数がアメリカに比べて少ないといいましても今後ふえないという絶対的保証はないわけでございますし、どういうことが起きるかというのはわからない。したがって、エイズの蔓延防止対策ということをおやりになる、例えば厚生省がやるとか国会で法
○水野参考人 私も科学者でもありませんし、エイズの専門家でもないからわかりませんけれども、私は、研究というのは一つの目標を決めてやりますけれども、その目標を達せられなくたって研究をやったメリットというのはあるという者2方をしております。 私が非常に尊敬する大先輩で、昔がんセンターの研究所長をなさっておりました中原和郎先生がよく僕におっしゃったのは、日本のがん学者と旅する者の中で要するに研究費だけもらっておるという人は三千人おる。その
○水野参考人 この救済というのは、先生御指摘のように大変難しい側面もあるわけでございますけれども、やはり現実に発病している患者にいかにして医療を提供するかということが救済の基本になるのだろうと私は思うのです。それから、まことに残念ながら、現段階ではそれはだんだん悪い方向に行くわけですね。 その場合に、例えばエイズホスピスというふうなものをつくることも救済の一つではないかと私は思う。何もエイズホスピスに隔離せよという意味におとりになら
○水野参考人 血液行政というのは大変難しい、厚生省の行政の中でも最も難しいものの一つではないかというふうに僕は思っているわけですが、それは下手をすると非常に民族主義的な方向にいくというおそれも片側であるわけです。片側では沼川先生御指摘のような面もある。 ただ、私は一番言いたいことは、他人の血液を輸血するということは、これは大げさに言えば移植なんですよ。だから、基本的にはそう安易にやるものではないんじゃないかと私は思っております。例え
○水野参考人 その点はさっきも大体申し上げたつもりなんですが、要するに今先生の御指摘になりました、知事の命令を聞かなかったときには罰則があるというのは、これはやめた方がいいのではないだろうかということが一点と、それからそれより以上に大きな問題点は、私は、この法律の対象から血友病の方が、要するに血液によって感染したという人を除外するということを入れられないか。つまり、それは技術的な問題はいろいろあるのだと思うのですけれども、法案の中にそう
○水野参考人 私も全く先生と同感でございまして、例えば先ほど来いろいろマスコミに出てどうとか、情報漏れがあるとかというふうな御議論があったわけでございます。私は、そういうもの全部をひっくるめて、それが日本の文化だとかねがね思っておるわけです。だから、ある日法案ができたからといって、あるいは可決されたからといって、突然情報漏れがなくなるとか、そういうことは無理だろうと僕は思うのです。 しかし、やはりそういう方向に日本が二十一世紀を目指
○水野参考人 今の御質問は大変難しくて、何でも処方せんが書けるのなら申し分ないわけでございますけれども、医療費適正化対策というのは、今厚生省がやっておりますのは余りにも目に余るというのをやっておるわけですね。今まで一番ひどいのは、一カ月のレセプト五千万円というのがある医科大学から出てきた。そういうところから医療費適正化対策というのは本気でやらなくちゃいけないという姿勢に厚生省もなったというふうに僕は理解していますけれども、元来日本の医師
○水野参考人 御紹介いただきました水野でございます。 もう諸先生からいろいろと陳述があったわけでございまして、私は若干視点の違うところから今度の国民健康保険の改正案を考えてみたいと思うわけでございます。 私は国保だけではなくて、この社労にいつもかかる保険絡みの法律の改正案というのは、すべてそれ単独で物を見ていたのでは、ほとんど問題の解決にはつながらないんではないかという印象をかねがね強く持っておるわけでございます。 かつて、
○水野参考人 お答えになるかどうかわかりませんが、私は、一部の御意見で、地方にやれ、やれと言うけれども、地方には権限がないということをおっしゃる方が確かにいらっしゃるのですが、それは何をおっしゃっていられるかというと、地方では健康保険の点数を決める権限がないということを主におっしゃっておるわけなんで、これはもういたし方がないので、私は中医協で決める以外にはそれは方法がないのではないかと思います。 それから、もう一点のことでございます