国民生活に関する調査会
○参考人(永井道雄君) どうもありがとうございました。まず、国連大学の方についてお礼を申し上げて、ネックがどこにあるか申し上げたいと思います。 国連大学は、土地は、鈴木東京都知事、これは大変な御決定と思いますが、東京の都電の車庫跡を決めていただきました。これはできたんです。建物が建たない。どうして建たないかというと、これは文部省が担当している学校関係のリストが莫大なものです。そして、それは財政赤字がありますから、いろんな順番になって
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発言数 2,189件
初発言日: 1970-04-17 / 最新発言日: 1986-11-05 / 1 ページ目 / 全体 110ページ
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○参考人(永井道雄君) どうもありがとうございました。まず、国連大学の方についてお礼を申し上げて、ネックがどこにあるか申し上げたいと思います。 国連大学は、土地は、鈴木東京都知事、これは大変な御決定と思いますが、東京の都電の車庫跡を決めていただきました。これはできたんです。建物が建たない。どうして建たないかというと、これは文部省が担当している学校関係のリストが莫大なものです。そして、それは財政赤字がありますから、いろんな順番になって
○参考人(永井道雄君) まず留学生の問題でございますが、留学生が一番困っているのは住宅です。これは日本人並みに待遇が悪いわけです。それで、まあ日本は経済大国といっていますけれども、だれでも日本の住宅問題がいい、あるいはレジャーの使い方がうまくいっている、少なくもこの二つ、それからもう一つは社会資本という問題あるでしょうが、これがうまくいってますという人はいないと思うんです。ですから、留学生の住宅をどうするかというのは大変な問題です。
○参考人(永井道雄君) 初めに申し上げたいのは、先ほど申し上げましたように、明治の初めの基本的方針というものがあります。それに対する大転換でありますからかなり難しい。そのことは幾ら言っても言い過ぎではないと思います。その上でいろいろの道を工夫しなければいけません。具体的に申し上げます。 実は、この月曜日に関西学院で国際関係学部をつくるための会議がありました。そこでも今の問題が出ました。実際に国際化するといってもどうするんだと。坂井兵
○参考人(永井道雄君) ただいま御指摘の中で「アジア留学生と日本」という本でございますが、それは主として明治末期の中国人が日本でどういう留学生活を送ったかということを書いたものです。 ただ、御指摘のように、今日の日本が新憲法に基づいて、そして第九条を尊重しなきゃいけない。これは私は当時もそう思っておりましたし、今もそう思っています。 そこで、軍縮というものを行っていかなきゃいけませんが、先ほど安全保障ということを申し上げたように
○参考人(永井道雄君) どうも大変重要なお話でございますが、手短に要領を得ないかもしれませんが申し上げます。 まず、先生がおっしゃるように、明治以前の方が日本人に豊かな人間性があったんではないか、これは非常に興味深いことです。今までの世界の日本研究者の中で一、二だと言われている人はイギリス人のサンソムという人です。彼は亡くなりました。彼の本に先生と同じ説が書いてあります。明治以降の日本というのは、発展、工業化、これはすばらしいけれど
○参考人(永井道雄君) それでは、ただいま会長のお言葉がございましたように私の考えを申し上げますが、問題を分けまして、一番初めに、昨今よく言われている国際化とは何であるかということについて申し上げたいと思います。 国際化という言葉が非常に今便利に使われておりまして、非常に多義的だと思います。先週、国民生活白書が出たのをお読みになった方も多いと思いますが、その中でもいろんな意味に使っておりますが、少なくも二つぐらいの使い方があるわけで
○参考人(永井道雄君) 二つの点について申し上げたいと思いますが、まず文部省でございますけれども、私は自分が文部省にいたから言うわけではないんですけれども、文部省の閉鎖的な度合いというのは、日本の国会や社会が閉鎖的であるのと同じ度合いにおいてそうだと思います。それは決して一種の皮肉で言っているわけではない。そうではなくて、与党、野党といろいろございますけれども、日本の国家というものが今後存続していく上で非常に大事なことは、この国際化の問
○参考人(永井道雄君) ただいま共通一次のお言葉がございましたが、その前に、教育改革との関係においてどう考えるかというそういう御質問でございますので、初めに教育改革について、次に共通一次に関連する入試制度について私の考えを申し上げさせていただきたいと思います。 今日、いわゆる偏差値教育というものが非常にはびこりまして、そして入学試験制度の圧力のもとに、高校生、中学生、予備校生、すべてが勉強せざるを得ない状況の中で狭い意味の学力教育が
○参考人(永井道雄君) お答えさしていただきます。 私は、文部省の中教審が特に悪い組織と思いません。各省に審議会がございます。文部省の審議会に問題があるといたしますれば、恐らく他の省の審議会も、私は幾つか関係がございますが、これも問題があるのだと思います。どういう問題がありやすいか、これは人々が既に指摘している点でございますが、行政官庁の中核の人たちが政策の実行を急ぐ余り、比較的自分の政策を理解しやすい人、そうしてそれに対して助言を
○参考人(永井道雄君) 上田委員がおっしゃいましたように、パルメ氏が見えたとき、非常にパルメ氏自身も感銘されまして、そのときにソ連はアルバトフ氏当時のブレジネフの外交顧問、それからアメリカは前の国務長官のバンスさんが見えて、ところが急用が起こりまして、広島に行くときには国連のアメリカの前の公使ですが、レオナードという人が、アメリカが行かないのはやはり失礼であるというのでかわりまして参りました。あとイギリス、ポーランド等々大体総理大臣クラ
○参考人(永井道雄君) 午前中大学の授業をやっておりまして、実は、十二時まであるものですから、学生諸君の了解を得て、終わりのところをはしょることにいたしました。そのためにこちらに遅刻をいたしまして、まことに申しわけございません。お許しをいただきたいと思います。 私は、きょうお話を申し上げるに当たって、現在国連大学学長特別顧問という仕事をいたしておりますので、その角度から我が国の平和あるいは総合的な安全保障、そういう問題についての私の
○参考人(永井道雄君) ただいまのことについて私の考えを申し述べさしていただきますと、まず基本的な認識といたしまして、今まで世界の歴史を動かしてきたのはだれかというと西洋である。それは政治、経済、軍事、学術、マスメディア、全部そうであるという認識が、私は根本に非常に必要だと思います。 そこで、日本は経済で幾らか発展しましたけれども辺境でございますから、したがって向こうから流れてくるものにはね返してこちらの立場を述べていくということは
○参考人(永井道雄君) ただいまの世界は非常に厳しい紛争あるいは愛憎の中にあるということを日本人は余り知らないのじゃないか、私はそのとおりだと思います。 それは、国連大学は幸いに今それほど深刻な状況にないのですけれども、実は私はパリのユネスコ――今度アメリカが脱退いたしましたが、そこのコミュニケーション問題特別委員会の委員を三年務めました。実はその問題をめぐってアメリカが脱退したわけです。なぜかと言いますと、発展途上国の相当数は、明
○参考人(永井道雄君) 先ほど私にお聞きいただいたときに、ちょっとその後の日本の周辺の状況などに対してどうかということとの関連があることを理解しておりませんでしたので、つけ加えさしていただきたいと思います。 ほかの方とちょっと違うかしれませんが、私は、日本の周辺非常に悪いと思います。別にいよいよあした攻めてこようという情勢だと言っているんではない。悪いところを言えば、一つは、南北朝鮮、朝鮮半島の問題、それからもう一つは北方領土の問題
○参考人(永井道雄君) 先生の一番初めの質問と今の御質問と関連して申し上げますと、今国際環境が悪いか――これは私が答えますより、オロフ・パルメ氏が中心のパルメ委員会とブラント氏が中心のブラント委員会、一方は平和、他方は開発でございますが、合同会議をこの一月十五日、ローマで開きまして、二十二日に共同声明を発表いたしました。不思議なことに余り日本に大きく報道されなかったのでございますが、これによりますと、第二次戦後、経済、軍事ともに最悪の状
○参考人(永井道雄君) ただいまILOと国連大学の関係についてもお言葉を賜りまして、お礼を申し上げます。 国連大学は、先ほど申し上げましたように支店の方が早く動きまして、ヘルシンキ、象牙海岸、それからベネズエラというあたりが動くわけです。それで、日本政府は建物は建てる、本部はつくる、そこまで二つ約束をしておりまして、三番目は方々で研究研修センターができたときには日本もつくる、こう書いているわけです。その三分の二まで金は払います。もう
○参考人(永井道雄君) 私は法律家ではないですから法律論をやるつもりはありませんが、具体的なことを申し上げたいと思います。 国連大学のスジャトモコ学長がすでに公式のところで述べておりますが、現在、監視衛星ですね、米ソが核兵器をつくっている、この監視衛星を国際機構は持つべきである。これができてないものですからお互いに米ソが監視をするんですね。これは当事者が監視しますから非常にアイゼンハワー大統領のころあたりも問題がございました。国連監
○参考人(永井道雄君) 全くおっしゃるとおりだと思います。 ただ、理解というだけでなく、私は経験が必要だと思います。そうすると、外国に行くのかということをよく言われるんですが、実はよく日本で、そう言うと語弊があるかもしれませんが、ロータリークラブの会などがありまして、世界の人は手をつなぎといって歌を歌う。見回しますと、日本人だけが集まってそういうお祭りをやるのが好きでございます。ところが、我が国には韓国人が七十万人以上いる。中国人が
○参考人(永井道雄君) ただいま関議員がおっしゃいましたのは、斎藤鎮男さんが座長になっているグループの提案と思います。 先ほど申し上げましたように、国連大学の学長は査察衛星、これを熱心に言っているわけです。それで、斎藤さんのところは派兵ではなくて医療援助等々と言っていらっしゃるわけで、私は十分検討に値する問題だと思います。 それで、あれを発表されまして、いろいろなマスコミでも議論をしましたが、少しそういう角度だったら考えられるん
○参考人(永井道雄君) ただいまの問題、耳が痛くしゃべれるかどうかわかりませんが、申し上げます。 要するに大平さんが総合安全保障を言われて、実はそれだけでなくて今度は鈴木総理大臣が専守防衛というのを言われました。この言葉ばかりが走りまして、まあ国の中を駆けめぐっていますが、実は外国にもその言葉だけはほんの少数ですが伝わっています。それで、この人たちは全くわからないと言っています。具体例で言った方がいいと思います。 まず、総合安全