産業公害対策特別委員会
○池田説明員 お答え申し上げます。 ただいまの螢光染料の発ガン性につきましては、先生のおっしゃるとおりスチルベンに似ておるという化学構造から、その発ガン性は十分考慮しなくてはならぬだろう、私もそのように思っております。しかしながら、この線につきましての、そういう十分信頼すべき、あるいは広範囲な研究は、私まだあまり文献として読んでおりません。それからこのほうの研究につきましては、私どもでは従来もっとたくさんほかに用事がございますので、
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発言数 32件
初発言日: 1954-08-10 / 最新発言日: 1970-07-10 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
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○池田説明員 お答え申し上げます。 ただいまの螢光染料の発ガン性につきましては、先生のおっしゃるとおりスチルベンに似ておるという化学構造から、その発ガン性は十分考慮しなくてはならぬだろう、私もそのように思っております。しかしながら、この線につきましての、そういう十分信頼すべき、あるいは広範囲な研究は、私まだあまり文献として読んでおりません。それからこのほうの研究につきましては、私どもでは従来もっとたくさんほかに用事がございますので、
○池田説明員 それでは、私どもで現在行なっております実験結果、これは現在実験中でございますので、結論的なことは申し上げられませんけれども、今まで行ないました経過を申し上げます。 私は食品衛生上の問題としてABSの有害性を論ずるには、長期慢性毒性試験しかないという考えでございます。これは単に私ばかりでなくて、日本の多くの学者、あるいは外国の学者も、ひとしく認めておるところでございます。実験動物としましてラットを使用しました。一群二十匹
○説明員(池田良雄君) ただいま問題になっておりまする中性洗剤につきまして、最も大きな関心は、実際にこれが有害であるか有害でないかという問題かと存じます。そこで、ある物質が有害であるかないかを調べるには、これは動物実験によるほかは現在ないのでございます。そこで、この中性洗剤が使われましたのは、今から二十年近く前でございまして、当時からこのものにつきまして、外国では詳しく検討されております。それで、現在まで外国の文献でございますが、この問
○説明員(池田良雄君) まず皮膚に対する障害は大して影響はない。それから急性毒性、すなわち、誤って多量を飲むような機会も非常に少ないということ、それから慢性毒性もまあ大したことはなかろうというようなことであります。しかしながら、まだ長期の慢性毒性を検討する必要がある、そこで、ごく最近でございますが、アメリカのブランク及びボールドという学者が、これらの長期慢性毒性、すなわち白ネズミを使いまして二年間、二年間と申しますと、ネズミの一生を研究
○説明員(池田良雄君) それでは、私は初めに、ライポンFの急性毒性試験を行なった——こまかいことは別といたしまして、結論だけ読みまして、それでよろしゅうございますか。 「マウス、ラットにライポンFを経口投与し急性毒性試験を行ったが、五〇%致死量はいずれも五グラム・パー・キログラム以上と推定され、且つ著明な中毒症状乃至主要臓器の変化等も認め得ず、本試験よりは、本検体の毒性は大であるとは考えられない。」というふうに書いております。
○説明員(池田良雄君) ライポンFにはございません。あとはミヨシ中性洗剤についてもやはり行なっております。これの結論を読ましていただきますと、「ミヨシ中性洗剤をラット及びマウスに経口投与し急性毒性試験を行ったが、五〇%致死量はいずれも五グラム・パー・キログラム以上と推定され、また著明な中毒症状、主要臓器の変化も認められなかった。本試験の結果からミヨシ中性洗剤の毒性は大であるとは考えられない」。そういうことでございます。 それから、先
○説明員(池田良雄君) 先ほど私が申し上げましたのは皮膚浸透と、それから浸透して血液の中に入るか、そういう二つの問題があるわけです。そこで、この柳沢博士の論文をまず見ますと、初めに経口投与をやりまして、あるいは皮下注射をしまして、血液の電解質といいますかカルシウム、マグネシウムの変動がある。あるいはPHの変動がある。そこで今度は皮膚に塗ったらやはりそのような現象が起こったから、これが浸透するのである、そういう理論になるわけであります。と
○説明員(池田良雄君) 経口投与した場合に血液中に入るだろうという問題、もちろんこれは大量にやれば血中に吸収されて移行いたします。
○説明員(池田良雄君) この問題が起こりましてから、私のほうでも慢性毒性を研究するために準備しておりまして、もうすぐ始まります。それから化学分野では野菜の付着量、そういうものを十分検討すると聞いております。 それからもう一つ、この問題は今まで大量をやりましても何ら所見がないというネガティヴといいますか、陰性のデーターが多いわけであります。ですからこれが一体、非常に大量の場合でございますけれども、どのようなところに働くのか、特に臓器の
○説明員(池田良雄君) 界面活性作用のあるものは、実は私どもの体内にも先ほどあると申し上げたわけです。そういうものは、脂肪の乳化、乳化といいますと小さくする、脂肪は大きいですからそのままでは吸収されませんので、非常に小さくするわけです。そこで、それではかりに二十ミリグラムのものが、長期間入った場合に、どういう影響があるかという問題が、一番私はポイントだと思います。そこで、そういうある一定量のものが、体内に絶えず入りまして、有害かどうかと
○説明員(池田良雄君) ただいまの、ちょっと本題からはずれるかもしれませんが、ゾンデ問題、これはまだいろいろ学問的にむずかしい問題がございます。そこで十年間云々というお話がございましたのですけれども、これは私ゼもゾンデを投与いたしまして、それで胃の中にパピロームといいますか、乳嘴腫ができたからいかぬといっているのじゃございませんで、そのものは非常に新化合物で、ものは言いませんですけれども、これは発ガン性という問題も検討しなければならない
○説明員(池田良雄君) 中性洗剤の発ガン性の問題でございますけれども、もちろんこれは発ガン性については、実は非常に長期莫大な費用がかかります。それで私どもでやっておりませんのですが、先ほど申し上げました二年間の実験ですね、これは非常に莫大な動物を使っておりまして、こういう実験がいわゆる慢性毒性を見るとともに、そういう発ガン実験にもなっております。で、これではガンは認めておりませんでした。
○池田説明員 ただいま御質問の黄変米の病菌毒素の解毒の問題でありますが、この毒素の解毒の問題が実は私そう古くからやっておりませんので、実は始めましたのはせいぜい二、三カ月前からでございます。その問題に関しまして、これをやる前に、これは私ではございませんで、主として農林省関係でございますが、アルカリ処理しますと菌がこわれて解毒されるのじゃないか、そういうようなことを聞いたわけであります。それでちょうど今年の夏でございますが、厚生省の食品衛
○池田説明員 菌がなくなるとかいうものではございませんで、その有する毒素の毒力が減らないということであります。
○池田説明員 むしろ増強しているのです。
○池田説明員 毒力がふえる形になります。
○池田説明員 ただいまの御質問でございますが、今角田博士も言われましたように、毒素のあるものはアルカリでこわれるということはありましても、それは化学的にこわれましても、そのこわれたものが今までのようなイスランジクムのように、肝臓に非常に障害となるものかどうか、そういう点がまだ未定でありますので、そういう点の研究になるかと存じます。
○池田参考人 ただいま浦口先生からお話がありましたように、浦口先生やあるいはここにおられます食糧研究所の角田博士らは、タイ国黄変米は腎臓を主として障害する、それからイスランデイア黄変米は肝臓を障害しまして肝硬変を起すおそれがある、そういう発表をされたのでありますが、私どもにおきましてはこのような病原性を持つておるかびの臓器に対する障害、そういうことと、それから実際に輸入して来る米の中にどれくらいの率でこのような黄変米がまじつておれば食え
○池田参考人 先ほどの御質問の第三項でございますが、〇・三プロ未満のものは云々というところをもう一度……。
○池田参考人 先ほど、〇・三プロ含有にかかわらず配給することは不適当であると思うが、そういう御質問はなかつたのでありますか。