国際問題に関する調査会
○参考人(波多野敬雄君) 日本が常任理事国になったらば何ができるであろうか、何をしたであろうかという点についてカンボジアの例を私さっき申し上げましたけれども、それからもう一つ、ユーゴスラビアの例を申し上げましたけれども、私はやはり常任理事国になったらばやりたいなと思うことは、PKOの費用効果をもうちょっと洗い直してみたいと。 例えば、キプロス島に三十年PKOを置いていてどういう効果があったんだろうかと。物すごい費用を食っているわけで
日本の国会議事録 全文検索
発言数 111件
初発言日: 1974-03-07 / 最新発言日: 2001-02-14 / 1 ページ目 / 全体 6ページ
発言データをコピーしてAIに貼り付けると思想・価値観・主義主張などの分析ができます
※AIによる分析結果は必ずしも事実とは限りません。正確な判断はご自身でお決めください。
○参考人(波多野敬雄君) 日本が常任理事国になったらば何ができるであろうか、何をしたであろうかという点についてカンボジアの例を私さっき申し上げましたけれども、それからもう一つ、ユーゴスラビアの例を申し上げましたけれども、私はやはり常任理事国になったらばやりたいなと思うことは、PKOの費用効果をもうちょっと洗い直してみたいと。 例えば、キプロス島に三十年PKOを置いていてどういう効果があったんだろうかと。物すごい費用を食っているわけで
○参考人(波多野敬雄君) 時間が限られておりますので、お手元に配付させていただきました発言レジュメに沿って、三点に絞ってお話ししたいと思います。 まず第一は、安全保障理事会とはどういう場であるかということ、第二に、常任理事国になったとして日本は何を発言するのか、何をするのかということ、そして第三に、日本は常任理事国に果たしてなれるのか、その三つの問題をお話ししたいと思います。 まず第一に、安全保障理事会とはどういう場かということ
○参考人(波多野敬雄君) 二つ御質問ございましたけれども、第一の御質問につきましては、国連改革というのは二つ目的があると。一つは、日本とドイツのような分担金も多いし、国際的にも政治的にも経済的にも強い、そういう国はやはり常任理事国にすることが国連のためであるというのが第一。第二は、国連ができて以来百三十八の国が新たに加盟して、その大部分が南の国だ、途上国であるということになると、やっぱり途上国の発言権をもっと安保理の中においても強めなけ
○参考人(波多野敬雄君) まず第一の国連改革の問題でございますけれども、私、実は国連改革のための十六人委員会というのが世界から指名されておりまして、その中に入っておりまして、先週の月曜、ニューヨークでその会議をやってまいりましたけれども、国連を強化するために、地域機構の上に立つ世界的な機構として強化するためにどうやったらいいかといういろんな案が出ていて、結局うまくいかないんですね。ですから、今はどうやって国連を改革するかということを暗中
○参考人(波多野敬雄君) 二つ御質問になられましたが、最初の方のはもう一度ちょっと。
○参考人(波多野敬雄君) 第一の質問と第二の質問と関連づけてお答えしていいのかよくわかりませんけれども、先週の月曜日に国連改革の十六人の会議というのをニューヨークでやったときに、議長を務めておりましたノルウェーの大使がまず最初に言ったのは、自分は最近国連に着任した、そこで安保理もだんだんと改善されているし、アメリカとの関係もだんだんよくなっているしといいことばかり言って、ただ一つ自分が驚いたことがある、それは南北の対立がますます激化しつ
○参考人(波多野敬雄君) 国連は、平和維持のための手段として最初に経済制裁、それから続いて必要とあれば軍事制裁、拘束力を持つ軍事制裁をできるように憲章上なっているわけでございますね。ですから、やろうと思えばできるんだと思います。もちろん、その前提となるのが拒否権を持つ五大国の一致という点でございますけれども。 コソボの点を別にすれば、従来は中国もロシアもアメリカとの外交関係を極めて大切にして、中国の国連外交というのは、国連を通じてア
○参考人(波多野敬雄君) 常任理事国になるとならずとにかかわらず、日本はみずからの国の利益のためにアメリカとの関係を保っているんだと思います。アメリカとの関係が一見追従のように見えるとすれば、それは日本の利益を追求するためにそういう道をとることがあるということではないだろうかと思います。 私、安全保障理事会におりまして、随分アメリカとは意見が違って、さっきの経費の問題なんかでも、サラエボが包囲されたときにアメリカはすぐに武力を使って
○参考人(波多野敬雄君) 最初に敵国条項のお話でございますけれども、一九九五年の十二月に敵国条項は削除すべしという決議案が通っておりまして、それをもってもうよしとなしている国が旧敵国の日本以外の国全部でございます。日本は、旧敵国条項だけ直したりすると、もうそれで憲章改正はいいやということになっちゃうんじゃないだろうかという気もありまして、今度大規模な憲章改正が必要なんだということを常々言って、その際に付随的に敵国条項も当然のこととして落
○参考人(波多野敬雄君) 中東で紛争が起こったときにエネルギー問題にどのように影響するかというのがまず日本として判断しなければならない点だと思いますけれども、例えばイラクがクウェートに侵入したような事態が起こったとしたらばこれに全面的に支持を与える、日本としてできることというのは、再び大量のお金は出すけれども危ないことはしないという参画の仕方しかないんだと思います。日本というのは残念ながらそういう国になってしまっているということなのだと
○波多野政府委員 交渉中の案件でございますので詳細に立ち入ることは避けたいと思いますけれども、資料の配付の件を含めまして、今お話のありました幾つかの案件については目下鋭意交渉中でございます。 ただし、先ほども言及がございました国際放送の件につきましては、これは文化交流と言うよりも別途の問題だと思いますので、NHKの国際放送網の強化という観点から対処いたしたいと思います。
○波多野政府委員 国際交流基金は、沖縄県国際交流財団と協力いたしまして、ことしの六月から七月にかけて沖縄舞踊の公演団を東南アジアに派遣する予定でございます。この沖縄舞踊団は、由緒ある沖縄文化の真髄を紹介することによりまして、日本と東南アジアの文化交流の増進を図ることを目的としておりまして、本年六月二十五日からちょうど一カ月間、インドネシア、タイ、マレーシアの三カ国で、六カ所十四回の公演を行うことになっております。 公演の内容といたし
○政府委員(波多野敬雄君) 交渉中でございますので細目に立ち入ることは差し控えさせていただきますけれども、一番の問題は文化交流の機会と申しますか、ソ連において日本が日本を紹介する機会、そしてソ連が日本を知る機会、これが日本サイドにおいては十分にソ連に与えているにもかかわらず、ソ連側にはそういう機会を日本に十分に与える措置がとられていないという、この文化交流の機会が必ずしも相互主義に基づいて行われていないというところにあるわけでございまし
○政府委員(波多野敬雄君) ただいま申し上げましたようにいろいろ難しい問題がございまして、社会体制の相違というようなある意味では乗り越えがたいような問題があることは事実でございます。そして、諸外国がソ連と結んでおります取り決めにおきましても、必ずしも十分な相互主義が達成されていないということも事実でございますが、それらの問題にもかかわらず日本としてはできる限りの相互主義を達成する、日本として日本を紹介する機会をなるべく十分に得るように努
○波多野政府委員 最近外務省が力を入れております問題として、国民とともに歩む外交ということで、「内政即外交、外交即内政」という大臣が常々言っておられます言葉のとおりに、我々のやっておりますことを国民によく理解していただく、そして国民の声をじかに聞いた上で外交にいそしむ、こういう体制を整える上で一日外務省、ミニ外務省をぜひことしもやっていきたいと思っております。 一日外務省は去年は二度開催いたしまして、大臣の出席及び局長クラス数名が同
○波多野政府委員 国際社会におきまして我が国が積極的な役割を果たしていく上で、我が国の真意と実情を外国に正しく理解してもらうことは極めて必要だと考えておりまして、この意味で我が国の海外広報活動、文化交流活動には今後とも一層力を入れていきたいと思っております。 諸外国と比べまして我が国の予算が必ずしも十分でないことは事実でございますけれども、これに関連いたしまして二、三の点を申し述べておきたいと思います。 まず第一に、確かに絶対額
○政府委員(波多野敬雄君) 先般シェワルナゼ外務大臣の訪日の際の共同コミュニケにおきまして、日ソ文化協定交渉の早期妥結を図ることを確認をし合ったことは御存じのとおりでございますけれども、このことを踏まえまして、我々といたしましては、現在安倍大臣の訪ソの際にはこの署名を行いたいということで鋭意努力中でございます。 交渉の内容につきましては、具体的内容は相手のあることでもございますので、申し上げにくいんでございますけれども、当方といたし
○政府委員(波多野敬雄君) 日米関係は全般的には良好な関係にあると思いますけれども、経済摩擦がやはり何といっても大きな影響を落としていると思います。そして、我が国の市場開放努力、内需拡大努力といったものが必ずしも十分な理解を得ていないという状況のもとで、米国に対して、またヨーロッパ諸国に対して、我が国の努力の次第を十分に理解させようということでアクションプログラムなるものを策定したわけでございますけれども、その主な柱といたしましては、ま
○政府委員(波多野敬雄君) いわゆるコンサルタント、ロビイストの活用につきましては、米国内で日本がいかにもコンサルタント、ロビイストを大量に使って米国議会に圧力をかけているかのごとき誤った報道がなされていることもあって、これはやはり慎重に扱わなければならないと思います。日本も、戦後しばらくの間はコンサルタントを使うことによって偉い人とのアポイントメントをとったり、アメリカの議員の人といろいろな接触を図ったりすることも多かったわけでござい
○波多野政府委員 我が国が今後国際社会で積極的な役割を果たしてまいります上で、我が国の真意と実情を十分に海外に知らせるために海外広報活動を拡充する必要があることは、御指摘のとおりでございます。政府といたしましても、この広報活動を一層拡充強化するように努力してはおりますけれども、先生御指摘のように、確かに予算面、人員面で、諸外国と比しましていまだ十分でないということは言えるかと思います。 ちなみに、御質問の予算、人員面をとってみますと