内閣委員会
○淺沼委員 私は社会党を代表いたしまして、今議題になっております法律案に関連をいたしまして、官公庁で働く労務者の賃金べース一般につきまして質問をしたいと思うのであります。 まず第一に、岸内閣には給与担当の大臣がなくてはなはだ遺憾に考えておったのでありますが、われわれが強く要求いたしました結果、益谷副総理が賃金担当の大臣となられたことを心から私は慶福するものであります。 そこで問題になります点を伺ってみたいと思うのでありますが、憲
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発言数 1,268件
初発言日: 1947-06-27 / 最新発言日: 1960-03-15 / 1 ページ目 / 全体 64ページ
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○淺沼委員 私は社会党を代表いたしまして、今議題になっております法律案に関連をいたしまして、官公庁で働く労務者の賃金べース一般につきまして質問をしたいと思うのであります。 まず第一に、岸内閣には給与担当の大臣がなくてはなはだ遺憾に考えておったのでありますが、われわれが強く要求いたしました結果、益谷副総理が賃金担当の大臣となられたことを心から私は慶福するものであります。 そこで問題になります点を伺ってみたいと思うのでありますが、憲
○淺沼委員 そこで、それならば公務員の給与を決定するものはだれかということをお伺いしたいのであります。今副総理の話を伺っておりますと、人事院の勧告があれば行なう、それは昇給については確かにそういうように、いわば一般の賃金とこれと比較した場合において勧告があるということはあり得ると思うのでありますが、公務員として、国の行政機関あるいは地方行政機関のもとで働いておりまするところの給与を基本的に決定するのはだれであるかということになりますなら
○淺沼委員 それは昇給その他の場合においてはそういうことはあり得る、あるいはボーナスをきめるときなんかはそういうことがあるかもしれませんけれども、賃金そのものをきめるのは一体どこでしょうか、それは政府でないかと思うのであります。すなわち予算単価をきめて、それが賃金の単価となって予算に組まれてくるわけでありまするから、自然私は賃金というものは、政府において予算単価を決定するときにきまってくるのではなかろうかと思うのであります。従ってその点
○淺沼委員 そこで問題になりますが、原案決定が政府にあるということになれば、決定権は政府が持っておるということになるのが必然だ、私はこう思います。勧告のあることはこれは事実でありまして、勧告を受けて最終的に決定をして原案として議会に出して参りますのは政府だということになろうと思うのであります。そうなって参りますと問題になるのは、私どもは、最終的に政府として決定するなら、給与を受くべきところの人たちは一つの職員団体を作っておるのであります
○淺沼委員 今副総理の態度で大体了解ができましたが、今まではなかなか官房長官にお会いをして話をしようとしても、職員団体の方々はお会いできなかったり、会っても話が十分できなかった。ただある意味から申し上げまするならば、一つの要請を申し上げますと、それを見ておく程度で、あとは何らのこともなかったのであります。しかし今副総理の話を伺いまして、会いもする、また自分が予算編成をする場合における大きな意見として出すための参考資料にしたい、そういうよ
○淺沼委員 私は何も考えを無視しろということではありませんし、一つの慣行なりあるいは条例があるものを無視しようというのではありません。しかしながら行政の立場に立っておって、それに資料を提供するものが、いつやったらいいかということは、行政する側で考えられてしかるべきではなかろうかと思うのであります。従いまして将来はこうしろということが行なわれてしかるべきだと思うのでありますが、この点については、ちょうど人事院総裁もお見えになりましたからお
○淺沼委員 中間的なものはあるかもしれませんけれども、われわれが今まで発表を見ておるところによりますれば、大体勧告というものは予算が済んで、そして労働組合の要求が強く現われて、そのあとに答案みたいな形において出されておるのが普通に考えられておるのであります。しかし前にやっておるということでありますならば、それが実際に示されるように——このように前にやっておるのだ、組まないのは政府が悪いのだ、こういう、今のようなことが具体的に現われるよう
○淺沼委員 そこでお伺いをいたしますが、われわれの調査によりますと、公務員で、新制高等学校卒業で試験を受けて入った者は七千四十円、大学を出た者が一万六百八十円、こうなっておるのです。しかし民間主要企業主として大産業を中心としたところで考えれば、新制高等学校卒業の者は一万円から一万二千円、さらに大学卒業後の者は一万四千円から一万八千円、こういうようなことになっておるわけです。そういうような差額が出ておるということは、人事院ではよく承知の上
○淺沼委員 そこでお伺いしますが、主として官公庁で働いておる各位と、今人事院で答弁になりました点は、ある意味からいうと、民間の中小企業を中心とした賃金べースというものと比較する点が多いのではなかろうかと思うのです。今の大産業を中心としたものと比較して公務員のことはやってしかるべきではなかろうかと思うのでありまして、そういう点もよくお考えの上に、今差額があるということを承認されたわけでありますから、その承認されたことはどうやって是正するか
○淺沼委員 表現の点が足らなかったかもしれませんが、何も私は大産業並みにしろと言ったのではありませんで、これは人事院総裁が答弁になりました通りに、国民全体の上に立って賃金をきめるわけでありますから、中小企業の各位も参考に入れるということも当然だと思うのであります。しかし一つの対比上に乗って現われてみたところによりますと、その点は中小企業並みの方に相当その比重が出ておるということを申し上げておるのでありますから、この点は大産業の方がどうな
○淺沼委員 そこで割ってお伺いをいたしますが、国家公務員となって、すべての国民に対する奉仕者であるということになれば、その奉仕者になるような人がうんと国から出てくるというのは、私は当然ではなかろうかと思うのです。それよりも利益を追求する側において働くという人も、これはその人の自由だからあり得るけれども、国の建前からいけば、やはり国の機関に携わって、国民全体の奉仕者として働らきたいという感じが、若い者の中に現われてしかるべきだと思うのです
○淺沼委員 そこでもう一点お聞きしたいと思いますることは、給与改正案、今出ておりますところによりますと、今後暫定手当の整理については、人事院における調査研究の結果を待って処理するということであります。これはさきに本院において、勤務地手当を廃止して暫定手当を創設した経緯にかんがみて、決して妥当な措置とは思いません。政府は直ちに自後の処理、少なくともさしあたり今一段階の底上げというか、本給繰り入れ等の処置を講ずべきものと思うのでありますが、
○淺沼委員 そこで私どもが聞かんとすることは大体お聞きしたわけでありまするが、これは給与には関連はございませんが、公務員に一つの関連を持っておる問題であります。きのうも私は岐阜県へ参りまして、教員の専従問題がだいぶやかましくなっておるのでありまして、知事との話し合いをやって参ったのでありますが、専従問題と関連して、ILOの条約批准という問題が出てこようと思うのであります。従いましてこれは必然的にILOの条約批准が行なわれることになると思
○淺沼委員 それでは全体をまとめてもう一点質問を申し上げてやめたいと思います。人事院の勧告の問題でありますが、先ほど答弁もありましたけれども、必ずしも私どもにとっては完全なものではないと思うのであります。人事院ができて、一応はこれを廃止するということが起きた場合におきましても、私どもはその人事院の持っておりまする任務を全うしてもらいたい、そういう意味合いにおいて、少なくとも社会党は努力をいたしまして、人事院を存置することに私どもはやった
○淺沼委員 人事院の廃止問題が起きたのは、これはまあある意味においてはあなたの前の内閣のときでありまして、あなたの所属しておりまする政党との話し合いもついて、そうなったことだと思うのであります。しかし今あなたが副総理になられ、担当の地位に立ったら、人事院の存在が必要である、こういうことを言われたのでありまして、これは私どもも必要であるから存置すべきである。この点については参議院においてずいぶん研究したのでありますが、案外残されることにな
○淺沼委員 もう一ぺん念を押しますが、民間給与と公務員給与との差額のあることはあなたは認めて、今後はこの差額を調整するような努力をするということは答弁できるわけですわ。
○淺沼委員 これは労働大臣が主にやっていることも私は了承いたしますけれども、その公務員の下部の組織を扱う、給与の問題で扱う——給与の問題に関連してきますれば、職員の作っておる職員組合との関連性というものも考えられてこなければならぬと思うのです。その処理いかんによってはうまく一緒にやれるということになるし、処理が悪ければ対立が激化することになるだろうと思いますので、これは担当だそうでということでなくて、確かにそういうことかもしれませんけれ
○淺沼議員 先日、議長が本会議において私どもを懲罰委員会に付するという宣告をしたのでありまするが、実は、私、その際に自己弁明の発言を求めまして、自己弁明をしたいと考えておったのであります。しかし、議事の都合上より、そういう機会が与えられなかったのでありまして、そのときに申し上げようと思いましたことも含めまして、申し上げるのでありまして、この点を一つ御了承を願いたいと思うのであります。 まず、最初に、私は、議長がどういうような理由でこ
○淺沼稻次郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、岸総理大臣の施政演説に関連して、祖国日本の当面しておる内治外交の重大課題について質問せんとするものであります。 ただいま開かれておりまする臨時国会は、さきに、わが党が、憲法の規定に基づきまして、衆参両院とも定員の四分の一以上の署名をもって、それぞれの院の議長を通じて政府に要求したのであります。すなわち、第一には、安保改定交渉の中間報告、第二に嫁、岸総理の外遊報告、第三には、最近の日
○淺沼稻次郎君 今総理大臣の答弁の中で、国際情勢のことにつきまして、私は、東西両陣営の首脳部の交換訪問というようなことになれば、それが一つの雪解けになるであろう、こう申し上げたところが、必ずしもそうでないということの答弁があったのであります。総理大臣の演説の中には、こういう文句を最後にうたっておるのであります。——私の申し上げていることには何ら変わりはない。「過日のフルシチョフ・ソ連首相の訪米によって、国際間の諸問題を話し合いによって解