決算行政監視委員会
○渡部(篤)委員 自由民主党の渡部篤です。 先日、与謝野大臣は、日本政策投資銀行の完全民営化の方針は、現在の経済状況の中でいろいろな課題があると反省の弁を述べられました。政治家が反省の弁を述べるとバッシングを受けることが多いのですが、与謝野大臣はそれを恐れず、政治家としての責任倫理を全うすべく、堂々と正しいと信じることを述べられました。 昨年、世界経済は急転直下で危機に陥りました。これは単なる不況ではないと私は考えます。世界史的
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発言数 137件
初発言日: 2005-11-17 / 最新発言日: 2009-06-10 / 1 ページ目 / 全体 7ページ
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○渡部(篤)委員 自由民主党の渡部篤です。 先日、与謝野大臣は、日本政策投資銀行の完全民営化の方針は、現在の経済状況の中でいろいろな課題があると反省の弁を述べられました。政治家が反省の弁を述べるとバッシングを受けることが多いのですが、与謝野大臣はそれを恐れず、政治家としての責任倫理を全うすべく、堂々と正しいと信じることを述べられました。 昨年、世界経済は急転直下で危機に陥りました。これは単なる不況ではないと私は考えます。世界史的
○渡部(篤)委員 今回の危機は市場経済を支える社会が崩壊したためであると思っています。この社会やコミュニティーを再建することが大転換のために必要であります。 そう考えますと、今回の補正予算は確かに社会のインフラや地域のコミュニティーを再建することに重点が置かれています。今回の補正予算は過去最大のものですが、しかし、ことし一回限りではなく、ある程度持続的に予算を投下していかなければ、本格的な社会の再建をなし遂げることはできません。この
○渡部(篤)委員 国家の運営を考える上で、財政の健全化も確かに重要です。しかし、世界経済の成長による外需の伸びを楽観できない中では、積極的な財政出動による景気回復がなければ、税収も下がり、結果として財政も健全化しないという面があります。かつての平成不況が長引いたのは、積極財政により景気が少し上向くと緊縮財政を行って景気を悪くするというストップ・アンド・ゴーの繰り返しにより、本格的な景気回復の軌道に乗り損ねたためだというふうに私は考えてい
○渡部(篤)委員 この消費税の引き上げは、世論の人気取りにはならない政策です。また、社会インフラの整備も、昨今ではばらまきであるとか利益誘導であるといったバッシングを受けています。しかし、我々政治家は、人気取りではなく、天下万民のために正しい政策を訴え、この難局を乗り切る責任倫理を全うしなければならないと思います。 大臣、どうですか。
○渡部(篤)委員 大臣の言われるとおりだと思います。 私は、政治とは、すべての人々の要望に対して公正にこたえ、そして、すべての人たちに抑制、説得すること、これが私は政治の本来の任務だと思います。だから私は、消費税問題を含めて、国民がつらくても厳しくても、堂々とやはり私たちは、責任ある政治家はそれを主張していくべきだ、そういうふうに述べて、私の質問を終わらせていただきます。
○渡部(篤)分科員 自由民主党の渡部篤であります。 与謝野大臣に、国際経済の秩序、金融資本主義について思いのたけというか自分の思いを訴えたいと思いますから、ぜひよろしくお願いいたします。 昨年の金融危機勃発以来、世界じゅうで金融資本主義にかわる新たな世界経済秩序を構築すべきであるという認識が広がりました。特に昨年秋ごろ、フランスのサルコジ大統領などがニューブレトンウッズ体制の必要性を訴えるなどの動きがありました。主要各国の首脳が
○渡部(篤)分科員 江戸時代中期の思想家である石田梅岩は、次のように教えたと言います。「二重の利を取り、二升の似をし、蜜々の礼を請くることなどは危うして、浮かめる雲のごとくに思うべし。」これは、暴利をむさぼるような商法を行うことを厳しく戒めた言葉です。現代のヘッジファンドなどは、まさに「危うして、浮かめる雲のごとし」と言うべきでしょう。 我が国は、梅岩以来の伝統に立ち返り、虚業の金融資本主義ではなく、実業中心の日本型の資本主義を再興
○渡部(篤)分科員 ギリシャの哲学者、アリストテレスが、金が金を生むようなことはあり得ない、金は繁殖能力がない、大臣が言われたようなことをまさに古代ギリシャの哲学者が言っています。 それから、先般のG20では、各国が財政出動を行い、総額五兆ドルの景気刺激策を行うこととされました。つい最近まで我が国は、多くの人たちが、市場関係者も、マスコミも、官僚の人たちも、財政政策は意味がないと声高に主張していました。しかし、今ではそういう声はほと
○渡部(篤)分科員 公共事業だけではありません。超高齢化社会にあって、いかに充実した人生を過ごしてもらうかは重要なテーマであります。 私も一昨年、脳卒中になり、現在もリハビリ中です。リハビリをしながら大切だと思うことがあります。特に脳卒中等の疾患により要介護状態になられた方々を日常生活に復帰させるためには、全身的機能訓練のみならず、口腔機能訓練が不可欠であります。さらに、要介護者の重症化に大きな影響を与える嚥下性肺炎の予防のためには
○渡部(篤)分科員 作家の藤沢周平は、人生の愉しみとは何か。食べることだ、人と会うことだ、旅をすることだ。私も今、体はリハビリ中で不自由ですが、なかなか人に会えない、旅をすることもできない、介助がないと。そうすると、食べることです。やはり、口腔ケアについて厚生労働省も真剣に考えていただきたい。 こういう少子高齢化が進むだけでなく、世界金融危機の激動の荒波から政治は国民を守らなければならない。国の安全、安心を確保することは急務の課題で
○渡部(篤)分科員 現在、世界的に巨額な財政出動とともに金融緩和が行われています。それは現下の危機を克服するためには不可欠な措置でありましょう。しかしながら、他方で、そのために金余り状態になり、一時的、局所的にバブルが起きるおそれについても考えておかなければなりません。 例えば、原油、食糧、鉱物資源の市場にマネーが流れ込んで突然価格が高騰する可能性は否定できないと思います。 また、今回の金融危機で大損をした投機家たちは、新たなバ
○渡部(篤)分科員 今回の世界金融危機の前まで、しばしば経済の専門家たちが株式市場を活性化すべしと唱えるのを耳にしました。私は経済の専門家ではないのですが、そのたびに素朴な違和感を覚えずにはいられませんでした。株式市場の活性化とは、株の取引量や市場参加者が多いことを意味するものと考えますが、それは、結局のところ、バブルの起きやすい脆弱な市場だということではないでしょうか。また、それが長期的な利益より短期的な利益を優先する、投機を助長する
○渡部(篤)分科員 私は、体調を崩して入院しているとき、与謝野先生の「堂々たる政治」を読んで泣きました。政治家の矜持、私は、これだけ大量の財政出動をする、景気対策をする、そうすれば、やはり景気が回復した段階においては、税制改革をして、国民の人たちに、例えばその時代の人たちに批判を受けても消費税をきちんと国民に問う、これが政治家の矜持だと私は思ってベッドの中で泣いて、よし、先生の志に少しでも近づこうと、あの本を読みました。 あと、エド
○渡部(篤)委員 自由民主党の渡部篤であります。 世界は、今、アメリカ発の金融危機によって、百年に一度と言われる大不況に見舞われています。我が国も、国難に直面していると言っても過言ではありません。こうしたときこそ、政治家の理念が問われると私は思います。大臣と政治の理念について忌憚なく論じたいと思う次第であります。 私が尊敬するイギリスの保守政治家であるエドモンド・バークは、政治にはプルーデンスが大事だと言いました。プルーデンスと
○渡部(篤)委員 これまでの構造改革路線では、官から民へということが盛んに言われてきました。これも地方分権と同じで、官か民かというバランスを欠いた単純な思考法です。 しかし、官と民とは、本来、お互いを支え合うものではないでしょうか。しかも、今のような経済危機のときには、官が民を支えることが一層重要です。世界各国も、政府が積極的に市場に介入し、官が民を助けています。どの国も官民挙げて協力して、国難に対処しようとしているのです。 ピ
○渡部(篤)委員 官から民へという理念の誤りに関連して、郵政民営化についてお聞きします。 郵政民営化は、まさに官から民へという理念のもとに実行されました。しかし、世界的な金融危機で、国が管理する安全資産や公的資金の重要性は世界的に高まっています。我が国は、郵便貯金が安全な資産、公的な資金として活躍すべき、まさにその直前に民営化を行ってしまったのではないでしょうか。このことについて大臣はどうお考えなのか、お伺いします。
○渡部(篤)委員 西川日本郵政社長にお伺いいたします。 あなたは、銀行頭取としての手腕を買われて、日本郵政社長に就任したのだと思いますが、社長としてどのような理念をお持ちなのか、問いたいのです。 と申しますのも、あなたが銀行頭取として頭角をあらわしていたころ、アメリカの金融資本主義が全盛でありました。我が国のエコノミスト、市場関係者、そして金融マンの中には、破格の高収益をもたらすアメリカの金融モデルを礼賛する人が少なくなかった。
○渡部(篤)委員 さて、今になって顧みますと、郵政民営化のねらいは金融資本主義の発想に沿ったものではなかったのか、私はそう思います。つまり、低リスク・低リターンであった郵便貯金を、アメリカの金融モデルのように高収益をもたらすように運用するということです。 しかし、金が金を生む金融モデルは破綻しました。時代が変わったのです。古代ギリシャの哲学者アリストテレスは、あたかも金に繁殖能力があるがごとく、金に金を生ませるのは最も不自然なりと言
○渡部(篤)委員 さて、私は、これまでの議論の中で、バランスを重んじ、「慎慮」を重視する保守主義の立場から、構造改革を批判的に検証してまいりました。 国民、特に地域住民は、構造改革で疲弊し切ったところに百年に一度の大不況を迎え、まさに危機的状況にあります。今こそ、政治家は、家族、地域、国を守り、まじめにこつこつ働く人々が報われる世の中を築くという、政治の基本に返るべきだと強く思います。 最後に、一政治家として、昭和十五年の斎藤隆
○渡部(篤)分科員 自由民主党の渡部篤であります。 文科省の皆さん方には、予算委員会の分科会、二回、いわゆる会津大学に関連した公立大学について質問しました。 会津若松の市会議員に三十歳でなりました。二期やりました。県会議員、四期やりました。戊辰戦争以後、会津の人たちは、高等教育機関をどうしてもつくりたい、その願いがありました。文科省、総務省のおかげで県立の会津大学ができたわけであります。 一九九三年に創立された県立会津大学は