「滝澤三郎」の過去の国会発言

発言数 18件

初発言日: 2008-04-09  /  最新発言日: 2023-04-21  /  1 ページ目 / 全体 1ページ

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2023-04-21 衆議院

法務委員会

○滝澤参考人 お答えいたします。 UNHCR事務所と受入れ国の政府との関係というのは、基本的には緊張関係にあるんですね。UNHCRはやはり難民の人権を守る、それに対して政府の方は治安等も考えるということで、基本的には緊張関係にある。 したがって、駐日代表又はUNHCRのカントリーダイレクターは、非常に難しい、政治的な判断といいますか、難しい交渉なんかが必要なんですね。それがうまくいっている国は難民政策もうまくいく。うまくいかない

2023-04-21 衆議院

法務委員会

○滝澤参考人 この度は、参考人として意見を述べる機会をいただき、誠に光栄に存じます。 私は、国連パレスチナ難民機関に始まり、国連難民高等弁務官事務所、UNHCRの本部財務局長、それから駐日代表を務めるなど、二十八年間にわたって国際機関で働きました。その後、大学で移民、難民問題、特に日本の難民政策について研究する傍らで、第六次と第七次の出入国在留管理政策懇談会にも関わりました。 本日は、こういった経験に基づいて、本改正案について、

2023-04-21 衆議院

法務委員会

○滝澤参考人 私がこの新しいガイドラインで評価する点で、恐らく長期的に大きな影響を与えるであろうというのは、迫害の定義において明確に、かつては人命とか物理的な自由を拘束されるということが中心だったんですね、今回は、それに対して、先ほども申し上げましたけれども、例えばこんなように書いてあります。 殺害や不当な拘束などがその典型であるが、その他の人権の重大な侵害や差別的措置、例えば生活手段の剥奪や精神に対する暴力等についても、迫害を構成

2023-04-21 衆議院

法務委員会

○滝澤参考人 確かに、大きな難しい問題です。これは、多分年代にもよると思うんですね。私も、若い頃、十年、二十年、三十年前には、日本ってひどい、悪いことばかり考える。でも、実は日本にはいいところがたくさんあるんですよ。 本当に、先生方もそうでしょうけれども、日本にいて、ふだん危険を感じるというのはまずないですよね。私は外国が長いんですけれども、家から出たら何が起こるか分からぬという緊張感がどうしてもあるんですよ。もちろん、戦争中のレバ

2023-04-21 衆議院

法務委員会

○滝澤参考人 この質問も難しい問題ですけれども、私は、難民政策というものを、難民問題、又は認定問題、又は人道問題、人権問題だけに限ると、結果がうまくいかないことが多いと思うんですね。 先ほどの、メルケル首相の人道心あふれる温かい心が結果的には大きな問題を引き起こしたということもありますので、やはり社会的な支持、それから経済的な求め、それから治安といったこの三つも、難民政策を策定するに当たっては考えていかなきゃいけない。そういう意味で

2023-04-21 衆議院

法務委員会

○滝澤参考人 女性を差しおいて申し訳ありませんけれども。 私は、日本の難民制度で裁判に勝った場合は、国側が勝つ率が八五%ですか、かなり高いということは聞いております。 それで、国側が負けた場合というのは当然あるんですけれども、恐らく、出身国情報の把握に弱さがあるんだろうと思います。 これは、例えば、入管庁の職員が、ウガンダで何が起こっているか、ウガンダの、しかも山の中の村で何があったということを把握するのは非常に難しいんです

2008-04-09 参議院

政府開発援助等に関する特別委員会

○参考人(滝澤三郎君) ただいま御紹介いただきました滝澤でございます。 私、去年の一月から日本の駐日代表をしておりますけれども、それまで約二十五年にわたって四つの国際機関で働いてまいりました。そういう中で日本を外から見るという感覚があります。私いまだ半分外国人じゃないかというような又は半分日本人じゃないというような感覚もあるんですけれども、そういった立場を踏まえて、印象も含めて今日のお話をさせていただきたいと思います。 今日は、

2008-04-09 参議院

政府開発援助等に関する特別委員会

○参考人(滝澤三郎君) 私の方からは、先ほど申し上げましたけれども、憲法前文、この理念を堅持していただきたいと。ここにあります、「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」、そして「日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的

2008-04-09 参議院

政府開発援助等に関する特別委員会

○参考人(滝澤三郎君) 気候変動は将来大きな問題になることは明らかです。例えば、UNHCRの対象とする難民、国内避難民もですね、最近では環境難民といった言葉が出てまいりまして、これは将来的に大きな問題になります。環境難民というのはいわゆる我々が扱う伝統的難民ではありません。そういう範疇には当てはまりませんけれども、UNHCRの中でも将来確実に起こると思われるいわゆる環境難民にどういうふうに対処するかを検討を始めております。 それはお

2008-04-09 参議院

政府開発援助等に関する特別委員会

○参考人(滝澤三郎君) 私は、信頼又は約束を守らなかったという形でのバックラッシュはないんじゃないかと思います。 私自身、昨年までUNHCRの本部の財務局長をやっていまして、資金繰りで非常に苦労したんですね。いろんな国のODAなりまた人道支援額がどういうふうになるかは常に見ているわけです。例えば、アメリカは来年どうなるだろう、日本はどうなるだろう、そういうアセスメントの中で日本の方針というものは当然カウントします。同時に、それぞれの

2008-04-09 参議院

政府開発援助等に関する特別委員会

○参考人(滝澤三郎君) これはかなり深刻な問題、もしかしたら私そのコメントされた人を知っているんですけどね。知っていますけれども、UNHCRみたいな人道機関から見ますと、紛争地であるからこそ行くんですね。紛争地を避けたらUNHCRの行くところないんですね。まさに難民なり国内避難民というのは紛争ゆえに起こる。我々のミッションはまさにそこにいるお母さんを、お父さんを、子供を救うということですから、紛争があったから行きませんというのは、もう自

2008-04-09 参議院

政府開発援助等に関する特別委員会

○参考人(滝澤三郎君) 第二点について触れてあります。 人道支援の場合、やはり先ほども申し上げたようにマルチというのが圧倒的な優位性があると思います。そういう中で北欧諸国は、これは必ずしも人道支援に限りませんけれども、マルチを国策として使うという傾向がありますね。彼らはアイデアを出す、お金をほかの国から出してもらうと。人の国の金で自分たちの国のアイデアを実践する、そういう賢さがあるんですね。日本は多分、北欧が出したアイデアをサポート

2008-04-09 参議院

政府開発援助等に関する特別委員会

○参考人(滝澤三郎君) 日本からUNHCRへの拠出金の一つの性格が、まず国連機関に対するお金を出す場合に一つは分担金という制度、これは言わば税金みたいなものなんですね。これは義務的に払わざるを得ないと。UNHCRの場合はその分担金にのっとらずに拠出金制度、つまりこれは寄附金ですね、そのお金を出す国の政策等によって自由に決められると。 そういう中でUNHCRは、先ほど申し上げたように日本政府からは多額の拠出金をいただいています。残念な

2008-04-09 参議院

政府開発援助等に関する特別委員会

○参考人(滝澤三郎君) これも難しい問題ですが、まず第一に、一番望ましい形は、ODAが全体が増える中で人道支援も開発支援も増えるという、これが一番望ましい形ですね。 〔委員長退席、理事谷川秀善君着席〕 もしそれができない場合は、私たちのポテンシャルの観点からやはり人道支援の割合をもう少し増やしていただけないかと。先ほどもお見せしたように日本の人道支援に対する割合が極端に低い、二%前後であると。これは対外的にはやや説明し難い面

2008-04-09 参議院

政府開発援助等に関する特別委員会

○参考人(滝澤三郎君) 二点ございます。 一点は、このTICADの場を通してアフリカの人道問題に対する認識をシェアしていただきたいと思っております。 今回の一つの柱が人間の安全保障ですけれども、まさに人道危機は人間の安全保障を根底から覆すものであります。そういったことに対するアテンションがやや少ないというふうに私どもは考えております、感じております。これが一点でございますが。 もう一点は、TICAD、これで四回目、十五年目に

2008-04-09 参議院

政府開発援助等に関する特別委員会

○参考人(滝澤三郎君) 最初の御質問、難民キャンプ等での性的な暴力に対する施策ですが、この問題は二〇〇〇年ぐらいから非常に大きなアテンションを受けております。閉ざされたキャンプの中で性的暴力があっても相談することもない、それで周りからのけものにされて犠牲者が更につらい思いをするというようなことを目の前にしまして、UNHCRはいろんな形で女性を守る、女性の命を守る、女性の体を守るという政策を取っております。例えば、そのキャンプの中を明るく

2008-04-09 参議院

政府開発援助等に関する特別委員会

○参考人(滝澤三郎君) 難民の第三国定住を通した保護ですね、これはUNHCRがこの数年戦略的に進めているところです。これについては日本でも是非始めていただいて、難民がもっと日本に来て救われるということを呼びかけてまいりました。そういう中で、政府は昨年勉強会を立ち上げまして今粛々と勉強が進んでいるというふうに我々は理解しております。 これは、私どもの方からの提言としましては、大量に日本に難民を再定住という形で連れてくると難しいと。むし

2008-04-09 参議院

政府開発援助等に関する特別委員会

○参考人(滝澤三郎君) 私は、今の若い人は国際的な問題には潜在的には非常に関心があると思います。国際機関に行って働きたい、UNHCRで働きたい人はどんどん増えています。課題は、そういう潜在的なポテンシャルを実現するためまず現場を見てもらう、それが必要だと思います。なかなか映画等でやっても分からないですね。現場に行って目の前で人が死んでいる、じゃ私は何ができるんだろうというそういう切迫感がないと、なかなか人道支援に対する関心またコミットメ

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