「熊谷晋一郎」の過去の国会発言

発言数 22件

初発言日: 2001-06-20  /  最新発言日: 2017-02-15  /  1 ページ目 / 全体 2ページ

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2017-02-15 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(熊谷晋一郎君) 済みません。ごめんなさい。 そうですね、見合ったというよりは、ある種、混ぜこぜというんでしょうかね。今、小学校で例えば特別支援学級に行くのかそれとも普通学級に行くのかというのが、もしかすると以前よりもよりきめ細やかにするために排除するというんでしょうかね、そういうふうなレトリックが若干目立つ感じがしているんですね。 そうすると、十八歳までの育ちは専門的支援によってあたかもバックアップされているように見え

2017-02-15 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(熊谷晋一郎君) 皆さん、こんにちは。熊谷と申します。 今日は本当に貴重な機会をいただきましてありがとうございます。 私は、今日は障害に関して、特に暴力の問題を考えたいと思います。 暴力というのは、自分と異なる他者を排除しようとする振る舞いのことですね。ですから、異なる他者と共生する社会を考える上で、その逆照射をする、つまり暴力の問題から逆に暴力のない社会を考えることで共生社会というのはどういう条件を満たしていなけれ

2017-02-15 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(熊谷晋一郎君) 私は完全に専門外で、門外漢なもので、うまく答えられる自信は全くないんですが、少し、私のきっと役割だと思うので、障害に関連した部分でお話しできることをお話ししようと思うんですが。 今回、能力主義ですとか優生思想というものが昨今障害者に対して大きなプレッシャーとしてのしかかっていて、その背景には、やはりそういった優生思想や能力主義がはびこる土壌というものがあるんだろうと思います。その最たるものが恐らく分配の仕方

2017-02-15 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(熊谷晋一郎君) ありがとうございます。 これは日本に限らずアメリカの支援者にも聞いた言葉ですけど、ブラッディーナインティーンという言葉があって、血みどろの十九歳ですね。これは、障害を持った子供が十九歳になったときに、親たちが行き場を失う現象を指して親の会でよく使われる言葉です。日本でも全く同じそのブラッディーナインティーン問題というのは起きていると思います。 その最も重要な背景というのは、じゃ本当に十八歳までの支援とい

2017-02-15 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(熊谷晋一郎君) 私は、中間層が没落している今のタイミングというのは、一方では連帯のチャンスだと思っているんですね。つまり、あした障害者になるかもしれないというリアリティーを、少なくとも潜在的には中間層を含めた多くの国民が感じ取っている、不安を感じている。ところが、その不安が防衛機制というか、ちょっと転化されてしまって、その不安を無視するかのように、より弱い人を排除したりですとか、小さくなりつつある椅子取りゲームを奪う他者に暴力

2017-02-15 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(熊谷晋一郎君) ありがとうございます。 大分本人の意思を聞こうという構えは周囲に強くなってきたとは思うんですね。今むしろ怖いのは、選択肢を十分に提供しないままに意思決定の権利を与えるというレトリックが非常にあらゆる場面で進んでいる感じです。意思決定は尊重しますよ、しかし選択肢は提供できませんというような形で、ある種究極の選択というんでしょうか、そういうことを迫られる場面というのは少なくないと思います。 私が、今回のその

2017-02-15 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(熊谷晋一郎君) 難しい御質問だなというふうに思うんですけれども、そうですね、現状でどんどんと、何というんでしょうね、能力主義といいますか、何かを生産しなければ生きている価値がないんじゃないかというふうな不安にさいなまれている障害を持った人々は非常に多いという事実はありますし、例えば、少なくとも我々国民はメディアを通じて政治の事情を知るわけですけれども、国内外のそういった政治の動向を当事者の多くは見聞きしており、それに触れること

2017-02-15 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(熊谷晋一郎君) ありがとうございます。 今回のやまゆり園の事件に関しては、まだまだこれから慎重に情報を収集して調べていかないと論じられない段階だと思うんですね。そういう意味では、今回の事件がどういうふうな背景があったのかというふうな個別的な議論は、なかなか今の段階では深められないなと思います。 ただ、今回の事件をきっかけにして、可視化された問題というんでしょうか、つまり、今日話したような暴力の問題というのはかなり深刻な

2017-02-15 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(熊谷晋一郎君) 非常に重要な御指摘だと思います。 障害には粗っぽく分けると二種類あって、外からは見えにくい障害と、外から、私のように可視化されている障害があります。それぞれ逆向きの排除を受けるんですね。 どういうことかというと、見えにくい障害というのは同調圧力を受けます。聴覚障害なんかまさにそういう例でして、外から見たときに一見気付かないんですよね。特に難聴の場合なんかはパスされることが結構多いんです。そうすると、同調

2017-02-15 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(熊谷晋一郎君) ありがとうございます。 私が知っているのはカナダ、オーストラリアがやはり非常に進んでいるというふうに聞いております。例えば、ある地域、私も固有名はちょっと失念してしまったんですけれども、ある地域では政府がドラッグユーザーに対してクリーンルームを提供すると。クリーンルームですね。つまり、その場所で清潔な針を使って薬物を使ってもよいというふうな場所を提供して、なぜなら、ハームリダクションといいまして、何というん

2017-02-15 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(熊谷晋一郎君) ありがとうございます。 私も余り詳しくはなくて、ただ、ダルクさんとはずっと共同研究をしているので、いつも、正確な表現ではないかもしれませんが、自治体としては、何というか、支援はしてくれる気持ちはすごくあるんだけれども、しかし財源がないというふうなことで、先ほど来話が出ているNPOとかそういった民間の団体がある種安上がり的に使われてしまっている問題というのはダルクさんからも聞くところがありますね。ですから、気

2017-02-15 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(熊谷晋一郎君) ありがとうございます。 グローバリゼーションとの関連で述べたときに、例えば人的資本、ヒューマンキャピタルをどういうふうに高めるかというふうな話をしたときに、OECDなんかが、かつてのような能力基準ではなくて、もっとコミュニケーション、異質な他者とコミュニケーションできる力であるとか、あるいは自分の価値観や感情を少し切り離して相対化する力であるとか、いわゆるちょっと物差しでは測りづらい非認知能力というんでしょ

2001-06-20 衆議院

厚生労働委員会

○熊谷参考人 一番励ましになったことというと、その前に一番壁になったことというのは、やはりひとり暮らしを始めるというときに一番心配したのは母親で、全然一人で暮らせる状況じゃなかったので、絶対やめなさいというふうな感じでそのときは強くとめられたんですけれども、逆に励ましになったのは、そのとき父親が、行ってみろみたいな感じで一人でほうり投げてくれた。その分、もうむちゃくちゃ大変でしたけれども、そのおかげで何か一歩踏み出れたかなという、今まで

2001-06-20 衆議院

厚生労働委員会

○熊谷参考人 東京大学医学部附属小児科研修医の熊谷晋一郎といいます。 まだ研修を始めて一カ月なので、課題も多く、きょうお話しできることは何だろうかといろいろ考えて、自分なりにきょうは二つのことを大きくお話しできたらと思います。 一つ目は、なぜ自分が医学を志すようになったかという動機について、それからもう一つ目は、実際医学部に入って学部で研修をして、それから一カ月間ですけれども実際に医師として現場で働いてみて感じたこととか、どうい

2001-06-20 衆議院

厚生労働委員会

○熊谷参考人 実際、この春に受験したわけですけれども、そのときは、事前に厚生労働省の方に要望書を提出して、車いす用のトイレのある部屋、それから自分が使いやすい机といすの配置、そういったものを厚生労働省の方に直接要望書として提出して、それが受理されて、スキーか何かで骨折した同じ受験者と一緒の部屋で、二人で受験しました。ですから、今でも、一時的なけがとかそういったものには柔軟に対応できる、ある程度は対応できている現状があると思います。

2001-06-20 衆議院

厚生労働委員会

○熊谷参考人 ADA法の話が出たんですが、ADA法がアメリカで成功したと思うのは、自分としては、やはり当事者性が強かった。実際あれは、メアリー・ルーさんという、バークレー大学で在学中に法律を勉強していて、実際その方も車いすに乗っておられて、そういった当事者がつくった法律というか、それが一点ということ。もう一つ、法律整備とかアメニティーの整備だけでは足りなくて、やはり当事者が権利意識を持つ、そういった、障害を持った当事者の教育みたいなもの

2001-06-20 衆議院

厚生労働委員会

○熊谷参考人 ある程度大きい大学病院とかですと、病院の中にリハビリテーション科という科があるわけですね。自分なんかもそこにコンサルトをしていろいろやってもらうつもりでいるんですけれども、例えば、仕事始めなんかのときというのは物すごく、どうやっていいのかわからない時期というのが絶対あるし、試行錯誤の時期というのがあるので、そういうときにリハビリテーション科を一つの窓口として、まあプロジェクトチームというかそういうチームが組めて、個別具体的

2001-06-20 衆議院

厚生労働委員会

○熊谷参考人 お金の問題はすごく大きくて、日本の、例えば電動車いすを買うときに確かに今補助が出るのですけれども、上限が決まっていて、電動車いすだと大体四十七万円ぐらいなんですね。四十七万円でつくれる電動車いすを今度は業者もつくるわけですね。そうすると、どうしても性能がその程度になってしまって、なかなかいい電動車いすができないわけですね。では、外国はどうなっているかというと、アメリカなんかは、最初に電動車いすを買う人に対しては上限なしなん

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