内閣委員会
○片山委員 そういう解釈はすこぶる古いと思うのです。憲法という重大なる問題を、特に国家の最高権威である国会にゆだねて、国民投票という方式までとらざるを得ないというふうな特別例外規定をやっておるのでありまして、そのあとが国民投票になってくる。その前提としても、やはりそれに相応するだけの発議権を仕立てていく、発案権というものも、それに付属した準備行為として解釈することが至当と思うのでありますから、それはなお一応研究を願いたいのであります。そ
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発言数 486件
初発言日: 1947-07-01 / 最新発言日: 1962-04-25 / 1 ページ目 / 全体 25ページ
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○片山委員 そういう解釈はすこぶる古いと思うのです。憲法という重大なる問題を、特に国家の最高権威である国会にゆだねて、国民投票という方式までとらざるを得ないというふうな特別例外規定をやっておるのでありまして、そのあとが国民投票になってくる。その前提としても、やはりそれに相応するだけの発議権を仕立てていく、発案権というものも、それに付属した準備行為として解釈することが至当と思うのでありますから、それはなお一応研究を願いたいのであります。そ
○片山委員 本日の議題でありまする防衛庁案件に関連いたしまして、憲法問題について総理大臣に質問いたしたい。 憲法問題は、今日のような国際緊張、東西が冷戦を続けておりまする状態の際においては、これに手をつけてはいけない、これをいじらない方がいい、国内の治安安全のためにも、また平和維持のためにも、今日憲法に手をつけるべきではないという立場を私は持っておるのであります。従って、憲法はどこまでも擁護すべきものであるという見地に立ちまして、総
○片山委員 今までやっておったのを途中でやめて、しかも十周年だからというので、ほかの行事をやるのにもかかわらず、十五周年という重大な記念を行なうのにまことに適当せる回り合せになっておる際に、これを国民に対して単に休みの日であるというだけでは事足りないのであります。どうぞ総理大臣は九十九条を見てもらいたいのであります。それには、天皇以下国務大臣はもちろんのこと、憲法を擁護するだけではない、尊重するということを特に書いておるのでございます。
○片山委員 ただ心のうちで尊重するだけでは足りないのでありまして、形の上にこれを現わさなくてはならない。一番よき表現であろうと思うのでありますが、形だけの答弁ではまことに不満足であります。 しからば、進んで、憲法調査会のことについて伺いたいと思います。よく総理は、憲法の改正是か非かという問題につきましては、調査会の結論を聞いた上で、国民の盛り上がりに相応じて、そのときに意見を述べるとか、あるいはそれから意見をきめるとかいうような表現
○片山委員 あなたも御承知の通り、この調査会は、改憲を白的として結成せられたものであります。これは委員会の経過を見ればよくわかります。鳩山内閣から岸内閣に続きまして、どうしても変えなくてはならないということを、嶋山元首相も岸前首相も改憲論者でありまして、はっきり言いました。その目的に従いまして、調査会をして改憲の内容を調査せしめるのである、こういうことを委員会の経過は明らかにいたしておるのであります。なるほど調査会の法文にはその改憲の目
○片山委員 調査会は自主的な考えを持ってその態度を決定するということを高柳会長が表明しておるようであります。多数決によらずして、全会一致の方式をとりたいとも新聞で発表されておりまするが、いずれにいたしましても、これはいわゆる総理大臣の諮問機関ではないようであります。そうして独自の意見を表わすという構成のように私は解釈をいたしておるのでありまするが、近く本年の秋ごろ、おそくとも来年早々、その結論を見出すというふうに世間では伝えられておるの
○片山委員 しからばそれまで待つよりしようがないわけですね。待って、今は憲法問題については改正是か非かについて何も言えない、こういうふうに解釈してよろしいですか。
○片山委員 あなたの言う、新聞で伝えられておりまする国民の盛り上がりというのは、どういう意味でしょうか。調査会の経過を見ますと、擁護論者と改憲論者と相まざっておりまするし、また、公聴会における国民の世論、国民の意見も、擁護論者と改正論者との数は半々のようにわれわれはとったのであります。そういう際に、盛り上がりというのはどういうふうな——改憲のムードを助長して、改憲運動の一助とするというようなことは、これは許さるべきことではないのでありま
○片山委員 遺憾ながら、この調査会は違憲であるというわけで、野党が一人も委員を送っていないのであります。一方的な与党のみによりまして、あるいは与党を支持する学者が多数お入りになっているというような状態で、一切万事をそれに嘱するとか、あるいは、それにたよっておるということは、まことに情けない話であろうと思うのであります。もっときぜんとして、自己の所信を明らかにして、そして国民の盛り上がりに対して首相としてのお立場を明らかにすることが至当と
○片山委員 そういう意味において、九条を堅持するお考えはあるべきはずだと思うのですが、おありでしょうかという点をもう一度重ねてお答え願いたいのであります。
○片山委員 しからば、防衛の問題について関連してお尋ねいたしたいと思います。いろいろ科学の発達やら、世界の情勢の変化に従いまして、防衛ということも幅広くなってきました。私はこれを分類いたしまして、事前の防衛と直接の防衛と、二つに分けて考えることが適当と思うのであります。事前の防衛は、侵略されるような不幸のないようにするために努力するという政治外交の問題であります。あるいはこれを外交防衛と呼んでもよろしいと思います。あらゆる手段を尽くして
○片山委員 はなはだ物足りなく、われわれから見ますならば、大へん弱いと思うのです。武器にたよる必要はもう今日ない。しかも、時代おくれの武器で、莫大な費用をこれのためにかけて、国内の諸政策をおくらしておるということは、実に残念しごくであります。でありますからして、この九条というものをあらゆる面から検討してもらいたいのであります。ただ、国際紛争を解決するに武力を行使せず、これは、国際紛争ではない、理不尽な侵入である、狂気のさたであるというよ
○片山委員 遺憾ながら時間が参りましたので、これでおしまいにいたしまするが、注意を喚起し、注文をし、私の意見をごく簡潔に申し上げておしまいにしたいと思います。 時代の先覚者でありまするわが憲法、国民主権——国民主権のもとに警察制度も変わって参りまするし、教育基本法も制定されまするし、自治法も制定され、その自治法が——各市町村におきまして、各県において、だんだん平和宣言をするような時代に今日はなってきたのであります。そういうふうな進み
○片山哲君 私は、日本社会党を代表して、今行われました岸総理大臣の所信表明に対して、主として安保条約改定問題と日中国交回復問題につきまして質問をいたしたいのであります。(拍手) まず最初に、ただいま総理大臣が所信表明の冒頭において申し述べられましたる、選挙の結果国民の大きなる支持を得たという点と、いま一つは、その信頼にこたえるために内閣の改造と党人事の刷新をはかることとしたという点について、一つの警告を発したいのであります。(拍手)
○片山哲君 私は、諸君の御同意を得まして、議員一同を代表し、故衆議院議員従二位勲一等芦田均君に対し、つつしんで哀悼の辞を申し述べたいのであります。(拍手) 芦田君は、去る六月二十日午後十時五十七分、病のために芝白金の自邸において逝去せられたのであります。 私は、芦田君とは大学時代の同級の友として、以後半世紀の長きにわたって親交を重ねて参り、また、かつて相ともに国政を担当したのでありまして、今この友を失って、心から深い悲しみに打た
○片山委員 世界の平和を実現するために世界連邦をよき構想なりとして、そう架空のものではない、近き将来において世界連邦の実現をも望む。こういう意味であるならば、わが憲法の一つの特色でありまする第九条は、世界連邦と一連の関係において非常に価値あるものである。国際紛争を解決するに武力を行使しない、これを実践するためにみずから戦力を放棄する。戦力を放棄したということは実践なんです。そうして話し合いで解決をしていこう。これを、第九条を制定して世界
○片山委員 中央集権的でない新しい警察制度ということはちょっと理解できないのですが、自治警察でもない、中央集権的でもない、そうすればいかなる警察制度を構想しておるのでしょう、この点を伺います。
○片山委員 不十分であります。ただいまも九条という声がありましたが、私もその点はぜひ首相から明らかにしてもらいたいと思います。九条と基本的人権と国民主権は不可分である。九条をどう考えるかということになって、基本的人権に対するあなたの信念の程度も考えられるわけであります。その点を明らかにして下さい。
○片山委員 私は、これより岸総理大臣に対しまして、本警職法と憲法の関係を質問いたしたいのであります。この両者は、きわめて密接な関係を持っておるのであります。何となれば、現行憲法は国民主権の憲法、民主憲法と俗に言われておりますのは、国民主権憲法。こういう討議の際においては、はっきりそういう表現を用いた方がいいと思います。そうして近代的な様相に切りかわっておるのにもかかわらず、警察法は依然として国家主権か、あるいはしからずんば天皇主権の旧憲
○片山委員 ただいまのお話によりますと、公安委員会が一年余り研究して、その結論を見出してこういうことになったのであるというようなお話なんですが、政府においてはこれに関与しておったのですか、あるいはまた突如としてこれを——公安委員会の研究を知らずして、その結論の報告を受けて、政府が今回出すようになったのでありますか、いかにもその出し方が唐突でありまして、これも本会議で問題となりましたが、あなたの施政方針の中にもなかった、一向警察制度につい