災害対策特別委員会
○片田参考人 群馬大学大学院広域首都圏防災研究センター長をしております片田敏孝と申します。 私は、きょうの風水害を含め、津波ですとかさまざまな災害に対して、災害に対して強い社会をどうつくっていくのかという社会側の研究をしている、そういう研究者でございます。 こういう研究といいますと、具体的に申しますと、災害の情報の問題ですとか、それを受けた住民の意識の問題、そして避難行動にどうつなげていくのかという問題、そして、そういった人たち
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発言数 11件
初発言日: 2013-04-11 / 最新発言日: 2016-11-24 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○片田参考人 群馬大学大学院広域首都圏防災研究センター長をしております片田敏孝と申します。 私は、きょうの風水害を含め、津波ですとかさまざまな災害に対して、災害に対して強い社会をどうつくっていくのかという社会側の研究をしている、そういう研究者でございます。 こういう研究といいますと、具体的に申しますと、災害の情報の問題ですとか、それを受けた住民の意識の問題、そして避難行動にどうつなげていくのかという問題、そして、そういった人たち
○片田参考人 お答えいたします。 私は必ずしも現象の専門家ではございませんので、技術的な部分については今の清水参考人の御意見でよろしいかと思います。 ただ、私は、今回、私も北海道を見たりとか、岩泉町も見せていただいたんですけれども、ハードの対策というのは、これまでのレベルではもう追っつかなくなっているということは確かなものですから、堤防のかさ上げ、そして土砂の管理を含めてやっていただく必要があるとは思うんです。 ただ、一方で
○片田参考人 つい先日のことですので、私もずっとこれまでかかわりを持ってきた東北のことです。皆さんどのような対応をされるのか、また、東日本大震災の教訓というのは本当に生かされたんだろうかということで注目してまいりました。 率直に申し上げます。生かされた部分と、そして生かされていない部分が明確にあるなという感じがいたします。それ相応に逃げておられるということは確かだろうと思います。しかし、これだけしか逃げていないのというような状況もた
○片田参考人 御指摘のとおりだと思います。 大学の入試を見ておりましても、理科の受験科目、生物や地学や物理やいろいろあるんですけれども、地学で受験してくる受験者はほぼゼロです。それは、高校の中で地学教育がなされていないということ、そして、どちらかというと原因は逆のように思います。大学入試の中で地学というものを、選択になっているんですけれども、義務にしていないということによって、高校での教育がなされないという形になったと思うんですね。
○片田参考人 防災という分野で仕事をやっておりまして、私、もともとは土木なんですね。当然、そうなりますと、堤防だとかハードで守るということを一義的には学んできたわけなんですけれども、それであっても、やはり自然というのは時にそれを超えてくるということですよね。 こうなってきたときに、やはり社会の対応の重要性というのは、今まさに認識され、こういう場でも議論されているんですけれども、まだまだ、情報をどうするか、そして行政としてどのようにお
○片田公述人 まず、日本の津波防災が他の災害に比しておくれていたのではないのかという御指摘がありましたけれども、まさにそうだろうというふうに思います。 といいますのは、洪水の場合は、比較的、毎年のように、雨のシーズンにはどこぞここぞがやられるという構造があるものですから、まだ国民の中に災害を意識するという観点はあると思うんですね。それから、地震についても、時々あるものですから、これも認識はあるんですが、津波は、やはりある程度周期が長
○片田公述人 群馬大学の片田と申します。 私の専門分野は、防災、減災対策及び防災教育というような分野で仕事をしておりまして、東日本大震災におきましても、特に防災教育というような観点から、子供たちに生き抜く力を与えたいというようなことで、長年にわたって、防災教育、事前の防災教育に取り組んできたという立場にあります。 そのような観点から、きょうは、この防災のお話をさせていただきたいというふうに思っております。 今申し上げましたよ
○片田公述人 ハードは、これはまさに国力の象徴だというふうに思います。そこまでのレベルは明らかに災害を排除してくれる、物理的に排除してくれることにおいて、これは高ければ高いほど安全であるというのは間違いないわけですね。 ですから、これは財政の許す範囲の中でやればいいと思うんですが、そこで重要になるのが、バランスという問題になってまいります。どれだけ高くしてもそれを越えるものがあるということを考えると、やはり、一定のところに限度、限界
○片田公述人 まず、今山口先生もお話しになられたように、確かに学生たちは、親の経済状態が非常に厳しい状況の中で、アルバイトをかなりやらなきゃいけないというような状況は多々見られるように思います。そして、そんな中にあっても、それをはねのけ一生懸命勉強する学生は勉強する学生としているということにおいては、学力と親の年収というものに対する明確な相関というものは、余り実感としては持っておりません。ただ、明らかにあるということは認識しております。
○片田公述人 地域の方が望み、そしてそれが可能であれば、財政の許す範囲でやればいいと思います。しかし、地域の方々は、それは本質ではないということを気づき始めておられると思います。その意見を尊重すればいいというふうに私は思います。 そして、どれだけ高く、どれだけ大きな堤防をつくっても、それを越えるものは必ずあるんだということを考えたときに、それだけの大きな投資をすることの意味を、真剣に地域の方々と話し合うべきであろうというふうに私は思
○片田公述人 私が今、防災教育を全国でやっているわけなんですが、そこで重視していることは、今先生がおっしゃったような、おどしの防災教育はいけない。それは、もし、津波が怖いぞ、津波が怖いぞと教えていく、逃げなきゃ死んじゃうぞ、こういう教え方をしますと、子供たちは地域のことを嫌いになっていきます。自分の地域のことを誇りに思えなくなります。そして、いつか出ていこうと思います。 私は、釜石の子供たちにも、釜石はとってもいいところだ、海がこん