外務委員会
○田中寿美子君 ただいま安倍外務大臣から、ASEANへ総理大臣と御一緒に御出席なさいました後、パリでの国際エネルギー機関閣僚理事会、さらにOECDの閣僚理事会にお出になりました御報告を承ったわけでございます。実は、毎年四月末から五月にかけて総理大臣がASEANを訪問なさるというのはいまは年中行事のようになってきております。そして年の初めにはアメリカに行く。それから四、五月ごろにはASEANを訪問する。その後ではほとんど必ずと言っていいほ
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発言数 4,068件
初発言日: 1959-03-03 / 最新発言日: 1983-05-17 / 1 ページ目 / 全体 204ページ
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○田中寿美子君 ただいま安倍外務大臣から、ASEANへ総理大臣と御一緒に御出席なさいました後、パリでの国際エネルギー機関閣僚理事会、さらにOECDの閣僚理事会にお出になりました御報告を承ったわけでございます。実は、毎年四月末から五月にかけて総理大臣がASEANを訪問なさるというのはいまは年中行事のようになってきております。そして年の初めにはアメリカに行く。それから四、五月ごろにはASEANを訪問する。その後ではほとんど必ずと言っていいほ
○田中寿美子君 意義あらしめますためには——中曽根総理はみずから改憲論者であることを自認していらっしゃいまして、国内的には日米会談で鈴木総理が表明してこられた内容をさらにどんどん広げていかれている感があるわけです。それですけれども、今回のASEAN訪問では平和憲法を守る立場、非核三原則をちゃんと守るのだ、あるいは広島、長崎の経験を持った日本はというふうにちょうど平和論者たちが言っている言葉を使って、大変頭の回転の速い方ですから、そして言
○田中寿美子君 ですから、総理が公の場でそれぞれの国の首脳と会見されて言明されたことはこれは厳しく守っていかなければならないと思います。民衆の間に、かつて田中元総理が行かれたときみたいな反対のデモは大きくは起こらなかったけれども、やはりタイやそれからフィリピンで幾らかずつデモがあったというのは、これはデモの形で表明しなくても民衆の間でいろいろと日本に対する警戒心があるという事実はもう少し——首脳のところでああわかりましたと言われてもやっ
○田中寿美子君 いま大臣がおっしゃいました幾つかの条件の違いが確かにあるだろうと思いますけれども、ただ中曽根さんは、徹底的に憲法の枠内で必要最小限の防衛力を整備するのであるとか、平和憲法のもとで専守防衛に徹するとか、空母や爆撃機は持ちませんとか、憲法を改正する意思はありませんというような非常に憲法を守る立場、ハト派的な立場をASEANに行ってはとられた。このような姿勢は国内でとってほしいのですね。国内では非常にタカ派的なイメージをばらま
○田中寿美子君 フィリピンだけではないのですね。フィリピンでは相当大量の虐殺も日本軍が行った。それからインドネシアだって、比較的日本の与えた被害は少ないとは言われているけれどもそれでも相当のことをやっているわけですね、各地でね。 かつて私がインドネシアを大分前に訪問した当時、これはスマトラですけれども、主としてジャワの方が被害をたくさん受けたわけですが、スマトラでさえ現地の酋長の地位にある人を日本軍がつかまえてそして拷問した。その息
○田中寿美子君 先進国の首脳ですから、いまどこの国もみんな経済不況で困っておりますのでそう簡単にはいかないでしょうけれども、少なくともASEAN諸国の状況を訴えるということは心情的に幾らか訴えられるかもしれませんけれども、日本そのものが、それじゃASEAN諸国から一次産品を市場開放してどんどん入れることができるかどうかということになると簡単ではないわけですね。それで、南北問題の解決というのは非常にむずかしいけれども、やがて六月に開かれる
○田中寿美子君 私たちの目からすれば、対米協力ということを一番中心にしてその方針をASEAN諸国にも納得させるように努力したというふうに思えるのですけれども。ですから外交の方針は、日本はアジアの一員であるというようなことはほとんど言わなくなってしまった、西側の一員であるということは言うけれども。だから、もっと本当にアジア諸国との関係に力を入れる外交になってもらいたいというふうに思っております。 そこで、今回は経済援助をあちこちでたく
○田中寿美子君 そうしますと、今回こちらが供与するということの意思表明をした金額について不満があったということはないわけですか。
○田中寿美子君 貸してもらうのですから、援助してもらうのですから不服を述べるということはないでしょうけれども、これらのASEAN諸国の経済状態ですね、これはどういうふうにごらんになりましたか。つまり、どこもいま世界的不況で困っているわけですけれども、ASEAN諸国の状況は経済的に不況の状況で、そしてその原因などをどのようにおつかみになっていらっしゃいますか。
○田中寿美子君 いまお話しになったように、たとえばインドネシアは石油が売れなくなった、それから総じて第一次産品が売れないことが世界不況の中でASEAN諸国の困っている主な理由であると、あるいは金融難といいますかそういうものがあると、それを中曽根総理はやがて行われますウィリアムズバーグのサミットに持っていってASEAN諸国の要望を伝えるのだと、それを持っていって訴えるのだとおっしゃっておりますけれども、そういうものを訴えてサミットで効果が
○田中寿美子君 何か御説明がありますか。
○田中寿美子君 いま大臣の、これはやっぱり世界に対する公約であるし、日本が世界の平和に貢献する方向として経済協力ということが最も大切なものなのだということは私もそう思っておりますので、それは財政当局が反対してもぜひ貫いていってもらわなきゃいけない。しかしそのためには財源というものが必要なのですね。それで、前回か前々回にも私申し上げましたけれども、たとえば昨年の国連の軍縮特別総会に鈴木前総理がお出になってそして軍縮についての決意をスピーチ
○田中寿美子君 ですから、もしASEAN諸国の要望をサミットに持っていって伝えるというふうにおっしゃるなら、ASEANだけじゃない、東南アジア諸国もいろいろと非常に苦しんでいる。南の諸国は飢えに苦しんでいる。北は北で失業の問題、だからそういうものを含めて軍備拡張の方に金を使う分をみんなで出し合ってはどうかというような提案は、これはジュネーブの軍縮委員会、もう終わったけれどもああいうところでも、あるいはサミットでも日本が提唱して少しも恥ず
○田中寿美子君 終わりますけれども、いずれにしても数が少ないですね。わずか十三人が国費で行っていると。そして四人はそれぞれの国から行っていると。ASEANを重視するとかアジアを重視すると言う以上はもっと——その留学は魅力がなくてほかの方がやっぱり日本の人にとっても仕事につく見込みがあるとかなんとかということであれば、先方の留学生の言っていることと余り変わりなくなるわけです。ですから、何かもっと工夫をしていただきまして、大量に青年たちに日
○田中寿美子君 中曽根さんのクアラルンプールスピーチでは、ASEAN諸国との文化の同一性というのを最初の前文のところでおっしゃっているのですけれども大変文化が違うということと、それから、それぞれ植民地支配を受けた国——タイなんかを除いてありますから、いまおっしゃったように、ある部分の人たちは西欧的な文化の方になれているということもあったりしますね。ですから、十分な計画の効果が上がるようにしないとそれこそお金をむだに使ってしまうということ
○田中寿美子君 日本からASEANに行っている十三人の国の内訳はわかりますか。
○田中寿美子君 その奨学金というのはアメリカですか、外国政府のあれは。
○田中寿美子君 こちらからASEANに本格的に腰をおろして、留学して、その土地の習慣もよくつかみ、その国の人々の考え方も十分つかんで将来の本当の友情を育てるための留学生というのは非常に少ないですね。前にスカルノ体制のときに賠償留学生というのが日本にたくさん来ていたわけです。先年、私インドネシアに参りましたときにも、今回中曽根さんがいらっしゃったときにも皆さんが聞かされたことだと思いますけれども、日本へ留学して日本でいろんなことを習ってき
○田中寿美子君 きょうは大臣もおいでになりませんし、そうかといってこれが会期末のあるいは最後の委員会かもしれない。それで、いま何かあわただしくなってきておりまして予算委員会の要求もされているわけです。それで毎年総理大臣がASEANを四月から五月にかけての連休に訪問されるならわしになっておりますが、帰っていらっしゃいますとそれに対して本会議質問とかあるいは外務委員会に総理大臣に来ていただいていろいろと質問するならわしでございましたけれども
○田中寿美子君 したがって個人が救済を求めるような委員会ではないし、ここではやれない。ではほかはどこでやれますか。