ロッキード問題に関する調査特別委員会
○田中(武)委員 法務大臣あるいは検察はそうとして、総理は行政の最高責任者として、しかも中間報告で発表になった中から引き算をすると八名が残る、この人たちをそのままにしていいとお考えですか、高度な政治的判断においてお答えを願いたい。いかがです。
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初発言日: 1955-05-13 / 最新発言日: 1976-11-02 / 1 ページ目 / 全体 570ページ
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○田中(武)委員 法務大臣あるいは検察はそうとして、総理は行政の最高責任者として、しかも中間報告で発表になった中から引き算をすると八名が残る、この人たちをそのままにしていいとお考えですか、高度な政治的判断においてお答えを願いたい。いかがです。
○田中(武)委員 いま委員長が確認せられましたが、総理、いかがです。ならば公認をどうする。もう一度御答弁願います。
○田中(武)委員 いや、秘密会に関することを聞くということになれば質問します。それがまだ決まっていません。
○田中(武)委員 決まっていないから発言できません。
○田中(武)委員 まず委員長に質問します。 なぜ、この後引き続いて秘密会にする必要があるのですか。なぜ、引き続いてわれわれの野党質問を秘密会でやる必要があるのですか。
○田中(武)委員 自民党だけじゃないですか。
○田中(武)委員 何が秘密か。
○田中(武)委員 いま発表されたのが秘密で、それ以外のことが秘密でないのか。
○田中(武)委員 それでは、中身というか、これから問題になるのは、さしあたってこの八名だと思います。そこで、これを氏名ないしその関連のものを公表しろ、こう申しましても、それは委員会において、国会においてお決めになる、こうおっしゃっておる。ところが、これはとうていあと一日、二日では与野党の合意に達しない。とするならば、結局は国会において合議ができなかった、そういうことで、これはそのままほおかむりで過ごされるつもりですか。
○田中(武)委員 私は、灰色公表について総理にその所信を伺いたいのでありますが、その前に、先ほどの予算委員会で小佐野賢治君の告発が決定いたしました。したがって、予算委員長から正式な手続がとられると思います。その場合、総理あるいは法務大臣、その予算委員長の告発書が出た場合にどのようにやられるおつもりか、それをお伺いします。
○田中(武)委員 予算委員長から検事総長へ書類が出たら、それは誤りなくやる、当然です。私がお伺いしたいのは、もう恐らくこの国会、本日が質問の終わりになるのではなかろうかと思います。したがって、予算委員長の告発書ば出ますが、それを待って質問の機会がありませんので、そこで申し上げておるわけなんです。予算委員長の告発を受けた場合に、それは厳正におやりになることは当然です。 私が次にお伺いしたいことは、間もなく選挙になることは当然であります
○田中(武)委員 それでは、仮に総選挙の最中であっても、必要ならば逮捕その他は行われると解釈してよろしいね。
○田中(武)委員 言うまでもないが、そういうことについては、政治的配慮というものは全然ないと確信を持って御答弁できますね。
○田中(武)委員 それでは、総理、このいわゆる三十ユニット関係、時効の完成によった者が三名、権限なしということで起訴にならなかった者が二名、合わせて五名、これらの人は、もちろん選挙に出ないという人がおられるかどうかわかりませんが、これ、すべてが自民党として公認をしておられます。そういう人に対して、その氏名がいま秘密会でありましたが、やがて公表せられると思いますが、公認ということについて、総理・総裁としてどのようにお考えですか。
○田中(武)委員 もちろん党内にはそれぞれの機関があると思います。しかし、総裁として、少なくともこれは政治的道義的責任ありという人なんですね。こういう人を公認して、公党としていかがでしょうか。そういうことで果たして国民が納得すると思われますか。いかがです。
○田中(武)委員 秘密会で出ておる。だからこれは名前を言いません。だがしかし、現実に公認を受けた人がおります。そういう人に対してどうするのか。しかも、これらの人は時効の完成、あるいはまたその職務権限等によって起訴できなかったというだけで、言うならば準クロ、クロに準ずるべき人なんです。したがって、政治的道義的責任は当然あります。これらの人を公認のまま自民党としておやりになるならば、天下の公党としての自民党はその責任をどうお考えですか。国民
○田中(武)委員 秘密会に入る前に、委員長ははっきりと政治的道義的責任ありということでこの三十ユニット関係は言われたのです。それにこたえて秘密会ということになったんでしょう。それならば、政治的道義的責任はあることは明確なんです。それらの人にあえて公認という党のべールを着せておやりになるのですか。総裁としていかがです。もちろん手続は党内的にはあるでしょう。他党の内政干渉はいたしません。ただ、総理・総裁としてどう考えておるのかということをお
○田中(武)委員 これ以上の答弁は、現在置かれておる三木さんの党内事情からいって無理かもしれません。したがって、角度を変えます。 総理は、何回も選挙前に、いわゆる灰色、政治的道義的責任のある者を発表し、そうして国民の選挙に対する態度決定の資料にしたい、こうおっしゃいましたが、いまでも考え方は変わっておりませんか。
○田中(武)委員 三十ユニットは一応しばらくおきます。 そこで次に、全日空の簿外資金関係、いわゆる九十ユニットと言われるものです。これは十三人ということははっきりしています。これらの人について総理はやはり政治的道義的責任は全くないと考えておられるか、いかがでしょうか。
○田中(武)委員 三十ユニットは政治的道義的な責任がある、だが九十ユニットについてはそれはないと確信を持ってお答えになるのですか。