厚生労働委員会
○田中参考人 一般社団法人ARTS代表の田中紀子です。 ARTSは、薬物ほか依存症問題の啓発や社会提言を行い、依存症問題に苦しむ当事者や家族の方々の支援をしている団体です。 私は、こういった場に立つことも二回目ですし、割といろいろなことに緊張しないタイプなんですけれども、今日は、本当に大きな悲しみというか、なかなかやはり現場の声は届かないんだなということと、本当に小さな、現場で困っている当事者や家族という立場の人間の意見はなかな
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発言数 26件
初発言日: 2018-05-24 / 最新発言日: 2023-11-10 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
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○田中参考人 一般社団法人ARTS代表の田中紀子です。 ARTSは、薬物ほか依存症問題の啓発や社会提言を行い、依存症問題に苦しむ当事者や家族の方々の支援をしている団体です。 私は、こういった場に立つことも二回目ですし、割といろいろなことに緊張しないタイプなんですけれども、今日は、本当に大きな悲しみというか、なかなかやはり現場の声は届かないんだなということと、本当に小さな、現場で困っている当事者や家族という立場の人間の意見はなかな
○田中参考人 ありがとうございます。 依存症問題は、また薬物乱用の問題というのは、医療で解決できる部分はごく僅かです。ほとんどは、まず家族の相談から始まって、家族が家族会や自助グループなどにつながって、何とか本人を治療に結びつけようとして努力しています。でも、この家族の第一歩というのが、犯罪化されているとなかなか結びつかないという現実があります。 先ほど、早いうちに来てやる気がないみたいなお話がありましたが、私たちのところに来る
○田中参考人 ありがとうございます。 やはり、いきなり逮捕されてしまうと、本当に仕事も失い、教育の機会も失い、場合によっては家族も失いということで、余りに失うものが大き過ぎるというふうに私たちは考えています。 なので、執行猶予がつくとしても、いきなり実刑判決ではなくて、きちんと治療プログラム若しくは生活改善のプログラム、認知行動療法などに取り組んでいる場合に、そして、その取組姿勢が良好な場合には、処分に対して不起訴というような、
○田中参考人 現状は、守秘義務が優先されていることの方が少ないと思います。日大の事例を見てもお分かりのように、学生が正直に相談をしてしまえば通報されてしまうというのが現実で、また、私も支援に関わっていて、入院された、本当に覚醒剤のODというかで倒れてしまった方が病院に救急で運ばれたら、いきなり通報されてしまったというようなことがありましたので、現実には、今ほとんど通報してしまう病院の方が多いのではないかなというふうに、病院だけに限らず学
○田中参考人 本当に、今、薬物依存症の御家族に対するケアや支援というのがほとんどないのが現実なんですね。なので、私たち、やっとのことでつながってこられた御家族のお話を聞くと、まず、公共の相談機関、例えば精神保健福祉センターのようなところに電話をしたら、その電話が盗聴されているんじゃないかとか、録音されているんじゃないかとか、電話をしたらすぐに通報されるんじゃないかということを心配してしまって何年も電話ができなかったというようなことをおっ
○田中参考人 駄目、絶対と言って手を出さないのであれば何も問題はないというか、駄目、絶対と言って手を出してしまう人を救うことが大人の考えることだと思うんですね。 例えば、薬物のこと以外で、駄目、絶対、闇金とか。駄目、絶対、殺人とか。そんなキャッチコピーをやっているところなんかありませんよね。なので、駄目、絶対というのは余りにも単純なコピーで、その裏にある本当の意味というのが取りにくく、そして、駄目人間という方にどんどんどんどん進んで
○田中参考人 やはり、日本大学の先生方は、あのように実名なんかを報道機関に渡してしまったというか、逮捕に至ってしまったので仕方がないんですが、学生から相談があった場合に、あれを、捜査機関に情報を渡すということは必要なかったのではないかなと。むしろ、薬物問題の専門家に相談して、彼らに対してどのような教育をしたらいいのか、彼らがどのような問題を持っているのか、例えば、カウンセリングや認知行動療法などで再発を防止するべきではなかったかな、それ
○田中参考人 ありがとうございます。 私は、おせっかいを焼くなら、刑法ではなく、三次予防でやればいいのではないかというふうに考えております。 また、宮本先生の御質問にありましたように、刑罰に余りにも差があるということで、先日、闇カジノの経営者が長野県で捕まったんですけれども、闇カジノの経営者で執行猶予がついて、求刑は一年だったんですけれども、執行猶予は三年です。これは、大麻所持の某有名人と全く同じ判決です。闇カジノでたくさんの被
○田中参考人 先ほどのときにも申し上げたとおり、一番この問題で困っているのは、薬物の問題を抱えた御家族だと思うんです。けれども、その御家族が大麻のあり方検討会には誰も入れなかったというようなことがあり、また、松本俊彦先生も使用罪は作るべきではないということを強調されていたと思うんですけれども、やはり、現場感があって、一番私たちがこの薬物問題で頼りにしているのは松本俊彦先生ですので、松本俊彦先生が当事者や家族のこと、気持ちを代弁してくださ
○田中参考人 公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表理事の田中と申します。 私は、自分自身がギャンブル依存症からの回復者でもあり、また、祖父、父、夫と、家族に依存症者を持つ立場でもあります。それらの経験を生かして、現在では、ギャンブル依存症問題に苦しむ当事者と御家族の支援を行っております。どうぞよろしくお願いいたします。 本日は、短いお時間でございますので、三つの要点に絞ってお話ししたいと思います。 まず第一に、民間
○田中参考人 お答えさせていただきます。 私の場合は、西村先生がおっしゃったような、問題あるギャンブラーというような状況をもう超えてしまって、本当に完璧に依存症になって、周りの方たちも困り果てていて、御相談を受けるというパターンがほとんどでございます。ですので、本人から相談を受けるということはほとんどありません。周りの御家族からの御相談がもう九割です。 相談体制なんですけれども、やはり、ここまでいってしまうと、医療においそれとつ
○田中参考人 ありがとうございます。 先生のおっしゃるとおり、地方によって物すごくばらつきがあって、やはりモチベーションの高い担当の方がいらっしゃるとすごく依存症対策をやるんだけれども、そういった方たちはみんな三年で異動してしまうので、私たち、急に北風が吹くときもあって、その辺の人材のばらつきというのはすごく大きな問題です。 また、地方の方独特の問題なんですけれども、地方の方ほど行政に相談に行かれないという問題があります。
○田中参考人 ありがとうございます。 やはり、御主人がギャンブル依存症になってしまうと、本当に家庭の中のお金の問題とか、あとは子育ての問題がすごくのしかかってくるんですね。 まず一つには、私たち、ギャンブラーの妻、通称ギャン妻というふうに呼んでいるんですけれども、ギャン妻たちは助け合って、本当に就職活動なんかをすごく支援したりしているんですね。それで、旦那の給料に頼っているのは泥舟に乗っているようなものだよということで、まずそう
○田中参考人 ありがとうございます。 まず、問題ギャンブラーへの予防は、やはり、西村先生がおっしゃったように、教育ということはすごく大事で、前、私たちの調査の中に、ギャンブルの愛好家の方たちとギャンブル依存症者になった人たちとの明確な違いというのを幾つか出したことがありまして、その中の一つが、ギャンブルに触れた、開始の年齢なんです。ギャンブル依存症になった人たちというのは、もうほとんどの人たちが十代でギャンブルを経験しているんですね
○田中参考人 ありがとうございます。 私も先ほど申し上げましたけれども、やはりこの予算の規模感というのがわからないということで、一体どの程度の対策を想定されているのかというところがすごく不安なんですね。 今出てきているのは、省庁が相談をするとかパンフレットをつくるとか啓発の冊子をつくるとか、あとは予防教育、保健の教科書の中に入れるとか、そういった、本当に少しだけという感じが私たちの中にはしていて、やはり重篤な人たち、もう本当にに
○田中参考人 ありがとうございます。 やはり、国の方がギャンブル依存症対策をやれやれというふうにどんなにお声がけいただいても、地方自治体が動いてくれないと私たちは動きにくいというところがあるんですね。 それで、先ほども言いました民間団体の助成金なんかも、民間団体の助成金というふうにうたっているのに、特定の民間団体を支援はできないというふうに地方自治体は言うんですね。そうなってくると、私たちは本当に説得するだけで疲れてしまうという
○田中参考人 ありがとうございます。 私の場合は、夫を、もうこの人おかしいというふうに思ったんですけれども、自分が依存症になったというふうには全然思わなかったんですね。この人を何とかしてくださいというふうには思ったんです。やはり、自分を振り返ってみても、自分がおかしかったというふうになかなか気づけないなというふうに思っているんですね。 一つには、私たち、相談を受けていて、一回ぐらいお医者様にかかって、家族の手前、一回ぐらいかかる
○田中参考人 アルコールの先行のモデルというのがすごく私たちには参考になっておりまして、私たちのように、アルコールの方ではASKさんという民間団体がございまして、そこが国の基本計画をすごくなさっているんです。 ASKさんとよく話すんですが、研修みたいなことをやったり会議をやるということでは余り連携というのがつくられないんですね。それよりも、やはり保健師さんのような方にハブ機能を持っていただいて、地域で起きている事例に対して、保健師さ
○田中参考人 ありがとうございます。 実は先生、私、はまったギャンブルが競艇とカジノなんですね。なので、カジノのことはすごく本当にかつて大好きだった人間として申し上げますが、入り口でやられている規制、いろいろ出てきている規制というのは、あれはギャンブラーにとって余り意味がないかなというふうに思っています。 六千円の入場料みたいなものというのは、こちらは、やはりカジノに行ったときは何十万、何百万取り返してやろうと思って行っているの
○田中参考人 ありがとうございます。 私も、本当にギャンブル依存症者として思うことは、やはり、もしカジノができたとしたら、相当今ある既存ギャンブルに対しても規制がかけられるようであれば、総体的にギャンブル依存症を減らすことができるというふうには思います。 例えば、今マイナンバーで管理するみたいなことがカジノで出ていますけれども、あれを、マイナンバーとかはやめて、もうちょっと出回っている運転免許証とかその程度の身分証明書で、パチン