決算行政監視委員会
○田勢参考人 田勢康弘でございます。 昨年まで、アメリカの大学で研究生活をしておりました。そのときに、私の研究仲間にアメリカの軍の幹部が三人おりました。陸軍、海軍、空軍の軍人であります。彼らと一緒に、大学の代表団で世界各地を回りました。いずれも招待を受けて回りましたけれども、どういうわけか、この三人の軍人は、招待はビジネスクラスで受けておりますけれども、常に彼らはエコノミークラスにしか乗りませんでした。 私は、非常に不思議に思っ
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発言数 19件
初発言日: 1993-04-28 / 最新発言日: 1998-03-25 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○田勢参考人 田勢康弘でございます。 昨年まで、アメリカの大学で研究生活をしておりました。そのときに、私の研究仲間にアメリカの軍の幹部が三人おりました。陸軍、海軍、空軍の軍人であります。彼らと一緒に、大学の代表団で世界各地を回りました。いずれも招待を受けて回りましたけれども、どういうわけか、この三人の軍人は、招待はビジネスクラスで受けておりますけれども、常に彼らはエコノミークラスにしか乗りませんでした。 私は、非常に不思議に思っ
○田勢参考人 ひとえに、国会の機能をどのようにすれば回復し得るかという問題に尽きるのではないか。官僚が積極的に立法府の分野へ入ってきているわけではなくて、やむを得ずして入ってきているという側面もあろうかと思います。やはり、国の意思をだれかが決めなければならない、もしそれを政治がやらないとすれば自分たちがやらなければならないというようなゆがんだ使命感を持っているのではないかというふうに思います。したがいまして、私は、この公務員の問題ととも
○田勢参考人 イギリスがビッグバンをやりましたときにイギリス政府がつくりました資料というのは、極めて薄いものでございました。数行で、金融に関するあらゆる規制を撤廃すると書いてあるだけであります。したがいまして、日本の大蔵省がもし民間の知識をかりなければ対応できないということであるならば、余計そういう規制はすべて手放すということがます大前提ではなかろうか。 もう一つは、公務員の交際費計上の問題ですけれども、夕食をともにしなければ話がで
○田勢参考人 私は、日本の教育水準が高いとは決して思っておりません。国際比較である程度の水準にあると思われますのは、高等学校を卒業するまでのレベルだろうと思います。大学以降の教育水準は決して高くない。 まして教養ということになりますと、大体普通めの人の知的活動というのは、大学入学と同時にストップしてしまいますから、これはもう国際競争力が非常にないというふうに思っております。 とりわけ、日本の各界の指導的立場にある人たちのそのよう
○田勢参考人 公僕としての公務員のあるじは国民でありますから、みずからがこれは不正であるというようなことを発見した場合には、それを何らかの形で国民に向かって明らかにするというのは、公務員としての全く正しい姿勢であろうと思います。 アメリカのケースでも、官僚機構の不祥事のようなものは、かなりの部分が内部告発によって行われるわけであります。それでなくても、みずからのチェック、監査ということに対して大変に甘い国柄であります。山一証券の倒産
○田勢参考人 名刺に書いてあります仰々しい肩書を見せなくても、立派な人だなと思われるような公務員にぜひ一人でも多くの人がなっていただきたい。そういう人がたくさんふえれば、士気の問題はおのずと解決すると思っております。
○田勢参考人 天下りという言葉は該当いたしませんけれども、民間でもほとんどの会社は数多くの子会社を抱えておりまして、高齢社員は皆そこへ行くわけであります。したがいまして、これは公務員の問題だけではなくて、社会全体の問題です。 何ゆえにそのようなことが起きるのか、アメリカのように六十でやめたら悠々自適の生活を送れないのかといいますと、仕事を取り上げられるとほかに生きるすべがないという今の日本人の姿だろうと思います。 もう一つは、コ
○田勢参考人 検察が天にかわって不義を打つという風潮はまことに情けないことだろうというふうに思います。 一つ問題は、これまで接待を贈収賄の対象と余りしてこなかったわけですけれども、司法当局の見解がどこでどういう理由で変わったのかというのを知る必要があるだろうというふうに思います。
○田勢参考人 公務員は四百万人ほどおられるわけでございますけれども、そのほとんどは本当に立派にまじめに仕事をしておられると思います。私も実はノンキャリアの国家公務員のせがれでございまして、なかなか父親としては見事な生き方をしていたなというふうに思っているわけでございます。 ごく一部の人間だろうと思います。それも、とりわけ特定の省庁の中枢、主流を歩いていると言われる人たちだろうと思います。驚くべきことは、もう四十代くらいから、将来次官
○田勢参考人 日本経済新聞の田勢康弘でございます。 お釈迦様に説法をするような心境で伺いました。昨今の政治改革論議、とりわけ選挙制度改革の論議をそばで拝見しておりまして感じたことを申し上げさせていただきたいというふうに思います。 率直な印象としましては、相撲取りが自分の得意わざを意識しながら土俵の広さやルールを決める。舞の海はなるべく広い土俵を、突き押しの曙はなるべく狭い土俵を、そういうような我田引水にも似たような雰囲気を感じ取
○田勢参考人 政治活動に対する公的資金といいますか、公的助成というのは欧米先進国でも行われているわけですし、私はやるべきだろうと思います。 ただ、その場合に、政党というものの概念が非常にあいまいな現状で、政党への助成ということが正しい選択かどうかという議論は残るだろうと思います。現在のような政治情勢であれば、議員個人への助成という形にした方が現実的ではなかろうかなというふうに思います。
○田勢参考人 簡単に申し上げますと、現行の制度でも政治改革は当然できると思います。ただし、私は、中選挙区制が一番望ましいということを申し上げているわけではありませんが、選挙制度改革に関して一つ大きな疑問がございます。それは、現在の中選挙区制度でも日本の政治システムの一つの問題は、新規参入が非常に難しいということであります。つまり、前途有為な志の高い青年が政治の世界を志そうとしてもなかなか入ってこれないというのが大きな問題だろうと思います
○田勢参考人 二つお答えいたします。 第一点の政党ですけれども、やはり日本の議会制度の発端がいわゆる藩閥政治だったというようなこともあって、なかなかパーティーという概念が日本の民主主義の中に溶け込んでいくのにはかなり時間がかかるだろう、溶け込んでいったにしても一定の限界があるだろうという気がいたします。それが一点。 もう一つは、アメリカの予備選挙システムそれからイギリスの候補者選考委員会システムですけれども、これはやはりなかなか
○田勢参考人 アメリカで見聞きした具体的な例を一つだけ参考に申し上げたいと思います。 一九八八年の大統領選挙、今回の前の大統領選挙ですけれども、そのときに共和党と民主党の間にアメリカン・アジェンダというプロジェクトが組まれまして、これは簡単に言いますと、共和党が勝っても民主党が勝っても最低限我が国がやらなければならない政策は何かということを議論する会合であります。片一方、民主党はカーター大統領、共和党はフォード大統領、この大統領経験
○田勢参考人 非常におなかのすいた人の目の前にまんじゅうが一つあると仮定します。我々下々は死にたくないからそのまんじゅうに手をつけます。しかしながら、食べてはいけないまんじゅうであれば、それに手をつけないというぐらいの倫理観を持った人が本当の意味での公人であるだろう。それは、政治腐敗の問題はやはり政治家の性根の問題にかかわる問題だということが一つと、もう一つは、制度改革といっても、選挙制度を変えたからといってすぐにこの政治腐敗が断ち切ら
○田勢参考人 企業献金の問題は、先ほど長々とお話ししましたので、繰り返しは避けたいと思いますが、基本的には廃止すべきだろうと考えております。 一つ問題は、衆議院議員の歳費は月額百二十九万七千円だというふうに伺っておりますけれども、これはやはり余りにも少な過ぎるという気がいたします。ここを、政治の質を高めていただくということを前提にして、大幅にやはり議員の歳費をまず上げる必要があるんじゃないか。公費負担というのをやはり行く行くは真剣に
○田勢参考人 第一点の指導者の定義でございますけれども、責任の所在、出処進退、これは全く私もそのとおりだろうと思います。 太平洋戦争敗戦の後、永野護という人が敗戦真相記という文章を書いておりますけれども、なぜ日本が戦争に負けたか。その中でこの永野という人が言いたかったのは、やはり日本の歴史の中でも最も指導者がいない、いわゆる人材の端境期にこの太平洋戦争が起こったということを書いております。そういう意味では、非常に危険な時代に突入して
○田勢参考人 一番心配しておりますのは、日米関係であります。さきの宮澤総理とクリントン大統領の会談、これは全く日本側の対応は、虚をつかれたといいますか、日本側の視点と向こうが日本を見る視点が全然違っていたということ、非常にずれているわけでありますが、この準備段階から、日米首脳会談終わった後の円高を含めて、この間この国会でそういう議論が真剣に行われたというようなことを不幸にして私は聞いておりませんけれども、そういう議論、冷戦構造がなくなっ
○田勢参考人 政界再編のお話ですけれども、私がよくわからないことの一つがこの政界再編論議なんであります。何のために政界再編を求めるのかというところがどうもはっきりしない。このはっきりしない一番大きな理由は何かと考えているわけですけれども、どうもかなり初めのころにこれを言い出した人が金丸さんだったというせいがあるのではないかという気がするわけですね。 何を目的に政界再編をするのか。総選挙の結果、新しい勢力分野ができて、それを基軸に政党