資源エネルギーに関する調査会
○参考人(畑中美樹君) 御紹介いただきました畑中でございます。よろしくお願いいたします。 本日は、国際エネルギー情勢に影響を与える湾岸アラブ産油国の最近の動向につきまして、お机の上に配付させていただいております資料に基づきまして、五つの点から主に御説明いたします。 内容的には、イランから見ますとペルシャ湾、アラブの諸国から見ますとアラビア湾と言われています、一般的には双方の顔を立てるために英語でザ・ガルフ、日本語では湾岸というふ
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発言数 40件
初発言日: 2002-02-20 / 最新発言日: 2020-02-12 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
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○参考人(畑中美樹君) 御紹介いただきました畑中でございます。よろしくお願いいたします。 本日は、国際エネルギー情勢に影響を与える湾岸アラブ産油国の最近の動向につきまして、お机の上に配付させていただいております資料に基づきまして、五つの点から主に御説明いたします。 内容的には、イランから見ますとペルシャ湾、アラブの諸国から見ますとアラビア湾と言われています、一般的には双方の顔を立てるために英語でザ・ガルフ、日本語では湾岸というふ
○参考人(畑中美樹君) 既に岩瀬参考人の方から御説明ありましたように、日本の精製設備にとって一番最適な比率で現状生産をしているのが今の比率でありますので、もちろん、それぞれの石油製品比率、多少の上下はできますけれども、それが日本のマクロ経済にとって本当にいいかどうかというのはまた別の問題になるので、それぞれの精製設備の製油所が最適と思うことでやっていると思いますので、変更は若干もちろん可能ではありますけれども、今のままが一番私はよろしい
○参考人(畑中美樹君) 私、実は、四十年間ずっとこの中東と石油の問題、エネルギーの問題に関わってきているんですけれども、この四十年間ずっと同じことを言ってきているんですね。脱中東、そして、国もそうですけれども、地域も多角化しなきゃいけない。 しかし、結果的にここに来たということは、恐らく調達をしておられる各企業の皆さんも最適化を目指してやってきている結果だと思うんですね。したがって、要するにコスト面等々があります。それから、日本の各
○参考人(畑中美樹君) ありがとうございます。 今、矢田議員の方からも御指摘ございましたように、最悪の場合、例えばホルムズ海峡の封鎖、閉鎖ということもあり得ると思います。そのときには、岩瀬参考人の方からも御指摘ありましたように、やはり日本の国家備蓄というのが最大の武器になりますので、やはりこれを今後とも営々と積み上げていって、何かあっても大丈夫な状況をつくるということだろうと思うんですね。 仮にホルムズ海峡の封鎖みたいなことがあ
○参考人(畑中美樹君) ありがとうございます。 まず、日本のエネルギー安定供給に対する日本の外交の評価ということでございますけれども、私自身は、今、日本がやっているサウジアラビアあるいはアラブ首長国連邦に対する様々な協力の姿勢というのは先方の国からも相応に評価されておりますので、私自身は非常にうまくやっているというふうに評価をしているところでございます。 あと、これからこうあるべきことが何かあるかということでございますけれども、
○参考人(畑中美樹君) どちらが勝つか分かりませんけれども、恐らく共和党のトランプさんが勝った場合と、民主党、どなたが出てこられて勝った場合でも、中東との関係でいいますと、恐らく共和党と中東との関係の方が民主党と中東との関係よりは強いだろうなと。恐らく、サンダースさんとかウォーレンさんがもし出てこられると、先ほどの岩瀬参考人の御説明でもありましたけれども、フラッキング、水圧破壊、これを禁止するということは言っていますから、中東の産油国と
○参考人(畑中美樹君) サウジアラビアと日本との石油を通じた関係を考えますと極めて微妙なところがあるかとは思いますけれども、しかし、人権の問題は世界のどこにおいても基本的には同じ問題でありますから、日本としても正面切って、やはりサウジアラビアに対して基本的な人権については守るべきであろうと。特に、最近についてはプラスの面で、例えば女性の権利、これは皇太子は認める方向に出てきておりますので、そういったところは少し称賛をしながら、しかし、他
○参考人(畑中美樹君) 極めて政治的な問題かと思いますけれども、個人的に申し上げれば、もちろん主権国家の要人を殺害するということは国際法的にも認められることではないんだろうというふうに思います。 ただ、今回、ソレイマニ司令官、一月三日の日に殺害をされた、その過去の経緯を振り返ってみると、その殺害自体が当を得ていたかどうかということとは別に、やはりイランとアメリカの政治的な対立というのが背景にありまして、恐らくそこから出てきた一連の流
○参考人(畑中美樹君) 私自身は、やはりそのイランの核合意にアメリカは復帰すべきだろうと、そして、国際社会としてこれを是認して認めている合意でありますので、日本も含めてこの核合意が最後まで遵守されるように持っていくべきだろうというふうに思います。 ただ、もう一つイランについて申し上げると、この核合意以外のところでは弾道ミサイルの開発等を行っておりますけれども、イランの主張としてはもちろん自衛のためのミサイルの範囲だというふうに言って
○参考人(畑中美樹君) どうもありがとうございます。 御承知おきだと思いますけれども、サウジアラビアのビジョン二〇三〇という、二〇三〇年を達成目標年にした総合的な経済社会開発計画というのを打ち出しております。その中でやはり彼らが言っているのは、石油産業から脱するということが一点目。二点目は、その中でやはりサウジ人の雇用を増やしていくということですね、これが第二点目で言われているところでございます。この目標自体は非常に正しいことで誰も
○参考人(畑中美樹君) 原油価格がどうなるかという御質問かと思いますけれども、期間をどう見るかによって相当異なってはくると思うんですけれども、私も岩瀬参考人と基本的には同じ見方をしておりまして、今のエネルギー産業を取り巻く環境というのをマクロで見ますと、やはり需要が伸び悩むという方向にありますし、他方で供給は、最近のOPECプラスに入っていない国でも増産できる国がありますし、現在減産しているわけですけれども、減産しているということはそれ
○参考人(畑中美樹君) イランについては田中参考人が専門ですから後で相当詳しくお話しいただけると思いますけれども、イランについて我々日本人が一つ誤解しているのは、イラン人は、アメリカの政策は嫌いなんですけれども、アメリカは大好きですし、アメリカ人も好きだということですね。そこがまず基本的に一つあると思います。 いま一つ指摘しておきたいのは、やはり若者が相当増えている。恐らく三分の二ぐらいが三十歳未満ぐらいじゃないかと思いますけれども
○参考人(畑中美樹君) ありがとうございます。 そうですね、私自身は、もう少し実はエネルギー特会、再生エネルギーに対する支援は増やしてもいいのかなというのが個人的に考えているところでございます。 もちろん、日本、今現在だと石油が大体四〇%ぐらい、一次エネルギーに占める比率でございますけれども、それ以上なかなか下げるのは難しいとは思うんですけれども、まだ少し余地はあるかなという感じがしますので、可能なところまでもう少しその再生可能
○畑中参考人 御紹介いただきました畑中でございます。 本日は、私の方では、イラクの石油の生産、開発の動向を国際石油情勢との関係でお話しさせていただきます。よろしくお願いいたします。 私は、主に四点、最近の石油価格の動向、イラクの石油生産停止時の影響、過去十年余りのイラクの石油生産量の推移、イラクの新規石油開発の動きについて御説明をさせていただきまして、最後に若干、我が国への影響あるいはインプリケーションについて述べたいと思います
○畑中参考人 今回の会議に関して日本からアプローチがあったかどうかということに関しては、私は具体的なことは存じません。 ただ、過去において、我が国が今回のロンドンの会合にも出席するイラクの反政府グループと接触をしたことはございます。
○畑中参考人 まず、石油については、現在の既存の油田の維持補修とそれから今後の新規の開発、この二つに分けられるかと思いますが、後者につきましては、現在の国連の制裁下で開発はできないことになっております。 前者につきましても、国連のオイル・フォー・フードという、食糧と石油の交換の計画の枠組みの中で、石油部品を輸入してもよいということになっておりまして、その契約のもとにおいてロシア、フランス等が部品の供給をしてきております。我が国につい
○畑中参考人 イラクの石油が停止するという状況は、恐らくイラクにおける政治的な状況あるいは軍事的な状況が相当緊迫しているということが前提になると思いますので、そうしたことから考えますと、恐らく現在二十四ドルとか二十五ドルぐらいの価格が三十五ドルぐらいまではね上がるということは、短期的にはあり得るんだろうと思います。 ただ、前回の湾岸戦争のときにも起こりましたように、仮に軍事行動、戦闘行為になった場合に、米軍の圧倒的な優位な軍事展開と
○畑中参考人 まさにそこのところが我々もよくわからないところでございますけれども、ロシア、フランスでも、現在の政権が仮にかわった場合のことを想定いたしまして、現在ロンドン等に反政府組織として認定されているものが六つほどございますが、そこの代表等とこの夏以降接触をしているようでございますので、恐らく、政権がかわった場合においても何らかの形で既存の契約が履行、尊重されるような努力はしているんだろうと思います。 ただ、実際に、仮に政権がか
○畑中参考人 備蓄の放出につきましては、国によって差異はあると思いますけれども、恐らく一カ月前後の時間じゃないかと思います。 それから、産油国における余剰生産能力の増加につきましては、前回の湾岸戦争のときを振り返ってみますと、サウジアラビアが最大生産能力まで引き上げるまでに約九十日かかっております。ただ短期的には、約一カ月あれば一日当たり百万バレルの生産の回復というのは可能でございますので、あと、洋上にフローで流れている分もあります
○畑中参考人 御指摘のとおり、イラクの石油開発が本格化すれば、相当程度の数量の原油が国際石油市場に出てくることになりますので、需給バランスは供給過多ということで、原油は下落する方向に働くことになるんではないかと思います。 ただ、恐らく当面は、先ほど御説明させていただきましたように、現在、イラクの石油生産量が一日当たり二百三十万バレルなんですけれども、既存の設備を新しい部品等で補強することによりまして、恐らく最大三百五十万バレルぐらい