文部科学委員会
○石原参考人 おはようございます。明治学院大学の石原俊でございます。 本日は、貴重なこのような機会をいただきまして、誠にありがとうございます。 社会学、特に歴史社会学を専門としておりまして、日本における大学ガバナンスの歴史や現状についても論文や記事を書いております。よろしくお願いいたします。 今回の国立大学法人法改正の諸論点のうち、学長選考・監察会議の権限、役割と、大学ガバナンスをめぐる論点に絞って意見を述べさせていただきま
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発言数 7件
初発言日: 2021-04-20 / 最新発言日: 2021-04-20 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○石原参考人 おはようございます。明治学院大学の石原俊でございます。 本日は、貴重なこのような機会をいただきまして、誠にありがとうございます。 社会学、特に歴史社会学を専門としておりまして、日本における大学ガバナンスの歴史や現状についても論文や記事を書いております。よろしくお願いいたします。 今回の国立大学法人法改正の諸論点のうち、学長選考・監察会議の権限、役割と、大学ガバナンスをめぐる論点に絞って意見を述べさせていただきま
○石原参考人 御質問ありがとうございます。 大学によっては、トップダウンのガバナンスをうまく使って、教職員や学生との信頼関係を築いている大学も少なからずあると思うんですけれども、やはり、現在のこの十何年かの大学ガバナンス改革という名の下に進められてきた部分の、トップダウン化の弊害というのも今非常に明らかになっているというふうに思っております。その典型的な事例が、今回、旭川医科大学で発生したというふうに私は考えております。 この場
○石原参考人 ありがとうございます。 多様なステークホルダーの意見を聞く、これは御指摘のとおり非常に重要なことでありまして、例えば経営協議会に外部人材が入っているというようなことも、この間の、法人化以降進められてきた改革の一つだと思っております。 ただ、やはり、最も重要なステークホルダーというのは、御指摘のとおり、専任、常勤の教職員とそれから学生でありまして、この意見を聞く回路というものを法人化以降二十年近くどんどん縮小してきて
○石原参考人 御質問ありがとうございます。 国立大学の法人化のときに、責任と権限の一致ということのキーワードが出てまいりました。それまで、教授会とそれから評議会が非常に大きな権限を持っていて、学長の決定を縛るようなことが多かった。それに対して、教授会は権限はあるけれども責任は取らないんじゃないかという議論が当時ございました。それで、学長に権限と責任を集中させるという、これがガバナンスのトップダウン化の一つのスローガンだったわけです。
○石原参考人 ありがとうございます。 意向投票については、先ほどもお答えさせていただいた点と重なりますが、どんどん廃止の方向にかじを切っているわけですが、先ほども述べましたように、やはり最も重要なステークホルダーである教職員の意見表明の非常に貴重な機会でありますので、これはむしろ私は大事にしていくべきだというふうに考えております。 それから、やはり、学長と、それから教職員、あるいは学生との信頼関係が失われたときは、これは大学ガバ
○石原参考人 御質問ありがとうございます。 私は、もう既に何度かお答えしているように、意向投票というのは、やはり、最も重要なステークホルダーである教職員、常勤、専任の教職員の意見表明の場として非常に重視するべきだというふうな考えをしております。 もちろん、大学も社会の一部ですから、社会の中からの信頼ということも大事ですけれども、ただ、大学の使命というのは、社会の中にありながら、社会から一定自立した教育と研究を行う、そういう場であ
○石原参考人 御質問ありがとうございます。 国立大学法人化の際の理念として、国立大学の自主性を高めるということがうたわれていたわけですけれども、実際は、運営費交付金が毎年一%ずつカットされるというようなことが起こりまして、そうしますと、やはり、御指摘のように、運営費交付金の削減をどのように各種補助金等で埋めていくのか、そういうビヘービアに各大学はどうしても陥ってしまった。これはやはり反省すべき点でありまして、むしろ、大学の自主性をそ