国際・地球温暖化問題に関する調査会
○参考人(磯村尚徳君) 今、日本列島が、そんなことは考えもされないことですけれども、例えば大地震なりなんなりで惨禍に沈むというようなことがあれば、少なくとも世界じゅうの若者のこういうテレビゲームとかアニメとか漫画とかに酔いしれている人たちが嘆き悲しむ。 それからまた、衣食住にわたって、衣の場合には、ファッションのいろんな、あの三宅一生とかそういう人たちが輩出しておりますし、食の場合には、先ほど来出ておりますおすしとか、そしてフランス
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発言数 18件
初発言日: 1985-06-11 / 最新発言日: 2007-12-05 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○参考人(磯村尚徳君) 今、日本列島が、そんなことは考えもされないことですけれども、例えば大地震なりなんなりで惨禍に沈むというようなことがあれば、少なくとも世界じゅうの若者のこういうテレビゲームとかアニメとか漫画とかに酔いしれている人たちが嘆き悲しむ。 それからまた、衣食住にわたって、衣の場合には、ファッションのいろんな、あの三宅一生とかそういう人たちが輩出しておりますし、食の場合には、先ほど来出ておりますおすしとか、そしてフランス
○参考人(磯村尚徳君) お二人の参考人の方から大変学究的なお話がございましたが、私はNHKに三十八年おりまして根っからのジャーナリストでございますので、事実に即したお話、とりわけ一九九五年から二〇〇五年まで、パリに日本とフランスの官民の四者で設立をいたしました文化会館の館長、初代館長を十年間務めましたので、その経験を基に具体的なお話を申し上げたいと存じます。 第一に、まずそういうものを、文化会館のようなものをパリにつくるに至った経緯
○参考人(磯村尚徳君) 喜納先生の御質問がちょっと聞きそびれたんでございますが、ブロークンイングリッシュが……
○参考人(磯村尚徳君) 私の感じでございますけれども、具体的な例を挙げさせていただきますと、例えば靖国問題とか、そういうものに関してフランスなんかで報道される場合、どうも、慰安婦問題も同様なんですけれども、日本側の言い方というのが非常にはっきりしない、メッセージがはっきりしないんですね。日本のやっぱり習性として、はっきり言うことは損に決まっているので、大体わざとぼやけて言ったり、しっぽをつかまれないような発言をするということをあらゆる分
○参考人(磯村尚徳君) 具体的な例で二つほど申し上げます。 先ほど女性問題を取り上げたということを申し上げましたが、アメリー・ノトンという、駐日ベルギー大使をやっておられた方のお嬢さんがフランスで小説を書きまして、これが超ベストセラー、ロングセラーになりまして、日本の企業における女性蔑視並びにその上役のいじめみたいなものをした小説なんですね。これは映画にもなりまして、そのさなかに、ちょうど日仏女性史研究学会というものがパリ日本文化会
○参考人(磯村尚徳君) もう両参考人から私の申し上げたいことはほとんど尽きていると思いますが、一つだけ、ジャーナリストとして。 海外で日本からおいでになる知識人の代表の方、この両先生じゃもちろんございませんが、両参考人じゃございませんけれども、国内ではお帰りになって、いや、ユネスコの本会議でこういうことをぶってきたよとおっしゃっているに違いないんですが、現場の感覚から、実は読売新聞がそのことを記事にいたしましたけれども、日本の知識人
○参考人(磯村尚徳君) 特に、私の場合は、コルティッツというドイツの軍人が文化的な素養があったという関連での御指摘があったと思いますが、それに関しては特に付け加えることはございません。 一言だけ、今両参考人の驥尾に付して申し上げたいことは、フランスにおいては知識人の政治的地位が非常に高いということですね。 一点だけ日本との関連で申しますと、シラク前フランス大統領は私が親しく接したフランスの政治家の一人ですが、彼の日本文化に対する
○参考人(磯村尚徳君) 大変重要な御指摘があったと思いますので、先ほど時間の関係で、フランスで大変な人気を呼んでおりますジャパン・エキスポということを一言だけ御説明させていただきます。 今年で八回目になりますジャパン・エキスポという催しは年々拡大しておりまして、去年、おととしの場合には、大体、日本でいえば晴海とか幕張のような大きな展示場で三日間にわたって行われまして、七、八万の人出がございます。これは言わば日本の巨大な縁日といった感
○参考人(磯村尚徳君) 政治家の資質の問題というよりも、やっぱり国民の選ぶ方のあれだということで申しますと、私が経験したのでは、ミッテラン大統領の隠し子騒動というのがございました。そのときにフランスでは、ミッテラン大統領の夫人との間ではない女性との間にできた子供が大変に良くできる子で、知性を尊ぶフランスのような国で、その最高学府中の最高学府というのは、一年に四十人しか採らないエコール・ノルマル・シューペリウールという文系ではもう最高の学
○参考人(磯村尚徳君) 日本の強みは何かということなんでございますが、今、日本を含めまして六十四か国が一応パリに文化施設を持っております。日本は新しい順ではびりから二番目でございまして、一番新しいのが中国文化会館でございます。これは日本文化会館の成功にかなり刺激を受けまして、これは、日本文化会館については余り私が言うと嫌みなんでございますが、今、六十四か国の中で来場数については断トツの一番でございます。 なぜ日本文化に興味を持つかと
○磯村参考人 お答えいたします。 まず第一番目に、例の不公正な競争をしているという非難がアメリカに高いことはもう先生御指摘のとおりであります。最近、国際政治学者の間でよく言われることなんですが、最初におっしゃったのは慶応大学の神谷不二教授だと思いますけれども、フェアプレー、何がフェアで何が不公正かということに関する日本とアメリカの考え方の違いというものがあるように思います。いわゆるアメリカ型フェアプレーの精神というのは、連動に例えれ
○磯村参考人 私、ジャーナリストでございまして、起きたことを分析し報道することはできますが、そういう見識的な、今先生が御指摘のような予言的なことはもちろんその任ではございませんけれども、端的なことを言えというお話でございますので、一言私が感じておりますことを申し上げたいと思います。 十五年後、二十一世紀に向けて、私は米ソの限界というものがいろいろな意味でますますはっきりしてくる状況を迎えるのではないか。別の言葉で言いますと、アメリカ
○磯村参考人 磯村でございます。 私、専門以外のことにつきまして、国権の最高機関で意見を述べるというのはまことにじくじたるものがございます。ただ、私NHKに入りましてから三十二年でございますが、その半分以上の十八年を海外の報道関係に当たりまして、いわばジャーナリストとしていろいろな経験を積んでまいりました。とりわけ各国の首脳並びに庶民といろいろな取材の経験もございますし、また各種のゼミナールみたいなものでの耳学問も多少はいたしました
○磯村参考人 確かに風土ということで申しますと、日本の場合には出るくいは打たれるといいますか、個人の創造性を発揮する土壌というか、そういうものがアメリカに比べて余り恵まれていないといいますか、日本人はチームワークにはすぐれておりますが、個人の創造力を発揮する土壌がなくて、そういう新しい技術の創造には向かないのじゃないかというのがやや定説のように思います。ですから最近では、日本でも非常にすぐれた頭脳が、ある形の頭脳流出で、むしろアメリカへ
○磯村参考人 イギリスを見くびるべきではないという御意見は、そのとおりだと思います。同様のことはフランスについても言えますし、イタリアも、日本ではイタちゃんというようなことで一段と頼りにならない、陽気なだけの国民というふうに考えられておりますけれども、イタリアもレオナルド・ダ・ビンチを出すまでもなく天才の国でございまして、例えば国際収支も悪いし経済指標も決してよくはないのですけれども、イタリアヘ最近行ってまいりましたら、市民生活が非常に
○磯村参考人 三つとも大変難しい御質問でございます。 まず便利なもの、それに対する行き過ぎを各国がどういうふうにして、何か適切な例がないかという御指摘でございます。私ちょっと今急に思い浮かぶことはないのですが、よく動は反動を呼ぶというようなことを言いまして、確かにそういう意識が公害問題一つとりましてもヨーロッパあたりには非常に強い、一つの自衛本能としてあるように思います。例えば今、ヨーロッパをにぎわしておりますのが酸性雨の問題なんで
○磯村参考人 まずSDIについてでございますが、かつてレーガン大統領が自分のSDI構想の支持を求めて言いました言葉に、今度のSDIというのは第一次大戦のときの毒ガスのマスクに相当する画期的な考え方だ。つまり、第一次大戦で御承知のように毒ガスというものが使用されまして、これがジュネーブ条約に基づく国際的な規制の方向に動くわけですが、しかし毒ガスを防ぐための毒ガスマスクの開発が進んで、すべての軍隊は一応今では毒ガスマスクをつけるようになって
○磯村参考人 お答え申し上げます。 振幅が激しいというのは確かにそのとおりでございまして、例えば日仏間を考えますと、従来は日本からフランスヘの片思いといった時代が戦前からずっと続いておりました。NHKの世論調査で日本人の好きな国というのも、日本人の一番好きな外国はスイスでございまして、アメリカ、オーストラリア、フランスの順でございます。去年まではフランスは三位でしたけれども、コアラのせいか何か知りませんがオーストラリアが今三位で、フ