経済産業委員会
○参考人(福家秀紀君) 駒澤大学名誉教授の福家でございます。 本日は、法案の審査に当たり意見を述べる機会を与えられたこと、大変光栄に存じます。 早速、お手元にある資料に沿って説明させていただきたいと思うんですけれども、一枚紙でどんな項目について触れるか、参考資料の方で市場の現状、幾つかデータをまとめておりますので、こちらに併せて御覧いただければと思います。 まず、デジタルプラットフォームの現状認識なんですけれども、この法案の
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発言数 18件
初発言日: 2018-04-10 / 最新発言日: 2020-05-21 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○参考人(福家秀紀君) 駒澤大学名誉教授の福家でございます。 本日は、法案の審査に当たり意見を述べる機会を与えられたこと、大変光栄に存じます。 早速、お手元にある資料に沿って説明させていただきたいと思うんですけれども、一枚紙でどんな項目について触れるか、参考資料の方で市場の現状、幾つかデータをまとめておりますので、こちらに併せて御覧いただければと思います。 まず、デジタルプラットフォームの現状認識なんですけれども、この法案の
○参考人(福家秀紀君) なかなか、公正取引委員会を評価するほど私はその分野の研究はしていないわけですけれども、一言で申し上げると、いささかEUは、アメリカの企業に対しても積極的にこれを規制していこうという姿勢がうかがわれるわけですね。 これは、一つはやはり、先ほど伊永参考人の方からもお話あったように、EUを一つの市場として競争力を付けていこうというのが基本にあるからだろうと思うんですが、日本の場合は、やはり日米関係といいますか、これ
○参考人(福家秀紀君) 御質問ありがとうございます。 ギグワーカーの問題については、いろんなことが発生しているかと思うんですけれども、例えばアマゾンの場合ですと、従来は大手の配送業者に委託をして配送するということだったんですけれども、自前の配送網が整備されてきたので、末端は個別の、個人に配送を依頼するというような形をどんどんどんどん取ってきているわけですね。 そのときに、じゃ、この方たちは個人事業主なのか労働者なのかということで
○参考人(福家秀紀君) 御質問ありがとうございます。 モニタリングの仕組みというのは、私はいささか疑問を持っております。モニタリングで事業者から提出された報告書を規制側で評価をするというわけですけれども、じゃ、どういう基準で評価するのかというのが明確になっていないと、やはりある意味恣意的な行政につながってしまうのではないか。ですから、私の基本的な考え方としては、前提として、法律で先ほど申し上げましたような点をしっかり担保をして、その
○参考人(福家秀紀君) 御質問ありがとうございます。 この条文を見たとき、私、正直言ってすごく違和感があったんですね。一方は、プラットフォームというのは非常に強い立場で、それから個別の商品等提供利用者というのは小規模な事業者が多い、そこの力関係がすごく違うわけですね。その間のコミュニケーションというとどういうことになるのかというと、結局、GAFAの利用規約を見ても、プラットフォーム事業者が決めた契約条件、それを守るのかどうか、嫌なら
○参考人(福家秀紀君) 御質問ありがとうございます。 この法律自体が特定デジタルプラットフォームの透明性及び公正性の向上ということを目指すとされておりますので、プラットフォームかどうかということが境目になると思うんですね。 じゃ、アマゾンを取り上げた場合にこれがどうなるかということなんですけれども、お手元にお配りしましたアマゾンのビジネス、彼らは二つに分けているわけですけれども、最後のページですね、直販、ファーストパーティービジ
○参考人(福家秀紀君) お答えいたします。 ここでは私もGAFAだけを取り上げたんですけれども、実はもう一つ考えなきゃいけないのは、中国のBATHという巨大なプラットフォーム事業者も存在しますので、こちらのことも併せて考える必要があろうかと思うんですけれども。 GAFAの場合は、出発点というのは非常に革新的なビジネスモデルだったと思うんですね。グーグルの場合でも、検索サービス、これは非常に独自の仕組みでつくり上げてきた。それから
○参考人(福家秀紀君) この法案と少しはみ出る部分があるんじゃないかと思うのでお答えしにくいんですけれども、情報通信関係の政策というのは本来、私が研究してきた分野でもありますので、お答えをさせていただきたいと思うんですけれども。 通信の秘密、これは通信事業者に該当すれば全ての事業者が遵守しなければいけないということなんですが、問題はグーグルが通信事業者かどうかということになるんですけれども、グーグルに尋ねたところ、サーバーをどこに置
○参考人(福家秀紀君) 御質問ありがとうございます。 なかなか難しい問題だと思うんですね。広告というのは、従来はテレビだとか新聞だとかマスメディア広告が中心だったんですけれども、私も会社勤めのときにこれらを利用しようということで、電通さんなんかと、あっ、個別の名前はやめましょう、お話をしたことも多々あるんですが、マスメディア広告というのは単価が非常に高いわけですね、新聞の一面広告だとかゴールデンタイムのテレビの広告。 それに対し
○福家参考人 駒澤大学名誉教授の福家でございます。 きょうは、法案の審査に当たり、意見を述べる機会を与えていただいて、大変光栄に存ずる次第でございます。 まず、私の問題意識といたしましては、お手元の資料に即してお話をさせていただきたいと思うんですが、アメリカのIT企業、この市場支配力の問題があります。 表の一、ちょっと字が細かくて、一枚の表にしたものですから、申しわけないんですけれども、GAFAと言われているグーグルそれから
○福家参考人 必ずしも専門分野ではないので的確にお答えできるかどうか自信がないわけでありますが、二点お話をさせていただければと思います。 一つは、ITの活用という場合に、日本の企業はとかく自前主義に陥りやすいわけでありますが、外部サービスを利用するということであれば人材の不足を補える、しかも、分母をふやすことによってそのサービスのコストを下げるということもできるわけでございますので、そういった視点も重要ではないかというのがまず第一点
○福家参考人 私も十分に理解をしているわけではないわけですけれども、二つのポイントがあるのではないかと思います。 一つは、EUの場合、ほかのいろいろな分野も同じなんですけれども、電気通信の分野も同じなんですが、いろいろな加盟国が寄り集まってできてきて、そこで市場統合を進めていこうというのが一貫した政策になっているかと思います。市場統合を進めるためには各加盟国の仕組みが共通になっていかなければならない、そういう視点から、個人情報保護の
○福家参考人 的確にお答えできるものは用意していないんですけれども、曽我参考人からもお話があったように、アプリだとかそういったものを活用していくというのは非常に大事なことではないかと思うんです。 インターネットというのは、非常に便利な仕組みというか、いい仕組みになっていまして、限界費用という、追加的な費用なしで利用できるわけですね。毎月定額の料金さえ支払えば後は自由に利用できる。そういう仕組みをうまく生かしていくということが、案外知
○福家参考人 ありがとうございます。 なかなか専門的な話になるので、皆さん全員が御興味をお持ちになるかどうか難しいところなんですけれども、日本の電気通信事業法の仕組みの中では、通信事業者、これを、厳密にはちょっと違うところがあるかもしれませんが、他人の通信の媒介をするサービスを提供しているのが通信事業者ということになっているわけでございます。 そうしますと、電話、携帯電話も、もちろんメールもこれに該当するわけですけれども、それ以
○福家参考人 お答え申し上げます。 なかなか難しい問題があると思うんですね。匿名化するということは、誰が該当するかということが特定できないわけですから、これのデータの利用は自由であっていいではないかというのは、これはある意味当然のことだと思うんですけれども、ただ、危惧されるのは、匿名化というものがどこまでの範疇で考えられるかということでありまして、匿名化しても、いろいろなデータを寄せ集めてくると、これは誰であったかというのが特定でき
○福家参考人 ありがとうございます。 なかなか、中小企業と一言で言っても、その業種がどうかということを把握しなければ、まず前提として、対策は考えられないんじゃないかなというふうに思っているわけですけれども、日本の中小企業は、私の理解では、サービス業が中心になっているのではないか。そうすると、一番、人手に頼るところが多くて、生産性の向上というのが難しい業種が多いのではないかというふうに考えられるわけです。 ただ、そうはいっても、例
○福家参考人 冒頭でも、アメリカIT企業の市場支配力ということで申し上げましたけれども、やはり日本は、IT分野というのが、一番競争力が現状劣っている分野ではないかと思うわけですね。 皆さん方が使われているスマートフォンにしても、日本はやたらとアップルのシェアが高い。あるいは、テレビにしても、十数年前までは、サムスンのテレビなんか、あんなもの故障するから使えないと言っていたのが、今やもうどこへ行ってもサムスンになっている。こういうふう
○福家参考人 つい最近まで大学にいた立場としては非常に申し上げにくいところもありますが、実は、私自身は、三十年間企業に勤めまして、その後で大学に移った。そういう視点から見ると、今の大学教育、先生御指摘のとおり、見直さなければいけないというところはたくさんあると思います。もう今は大学を離れてしまいましたけれども、各大学でそういった方向性というものを取り入れて、教育の充実に取り組む必要があるんだろうというふうに考えます。 以上でございま