経済産業委員会
○秋元参考人 お答えさせていただきます。 あらゆるエネルギーはそれなりにリスクを持っているわけでございます。エネルギーというのは力でありますから、その力を使おうとすれば、その力を使うことによってリスクというのは出てくる、力が大きければ大きいほどリスクが大きい、これは当然のことであります。 その中で、確かに原子力というのは、ほかの、先ほども申し上げましたように、化石エネルギーに比べまして、エネルギー密度では百万倍のエネルギー密度を
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発言数 23件
初発言日: 1999-12-07 / 最新発言日: 2002-05-21 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
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○秋元参考人 お答えさせていただきます。 あらゆるエネルギーはそれなりにリスクを持っているわけでございます。エネルギーというのは力でありますから、その力を使おうとすれば、その力を使うことによってリスクというのは出てくる、力が大きければ大きいほどリスクが大きい、これは当然のことであります。 その中で、確かに原子力というのは、ほかの、先ほども申し上げましたように、化石エネルギーに比べまして、エネルギー密度では百万倍のエネルギー密度を
○秋元参考人 御紹介いただきました秋元でございます。本日はお招きをいただきまして、大変ありがとうございました。 実は、私、先ほど御紹介ありましたように、経団連の資源・エネルギー対策委員会の委員長を二年ちょっと前に拝命をいたしました。一昨年からいろいろと勉強をいたしまして、十回以上にわたりましてこの委員会を開きまして、いろいろのエネルギー分野の専門の方々にお話を伺って、いろいろとまとめてきたところでございますけれども、印象といたしまし
○秋元参考人 お答えさせていただきます。 先ほど申し上げましたように、この三つのポイントにつきましては、一種の階層構造になっておりまして、親ガメがあって、その次に中ガメがあって、それで子ガメがあるという格好でございます。親ガメは、やはりエネルギーがきちっと使える世の中にすることであるというふうに私は思っておりまして、その意味で、やはり供給構造をまず最もベースに持ってくるべきだと思います。 その供給構造を確立する上で、当然地球環境
○秋元参考人 お答えさせていただきます。 その三つの大きさといいますかウエートというお話でございますけれども、私どもは、やはり今までの我々が享受している文明社会の一番大きなポイントというのは、エネルギーで労働力を置きかえてきたということだと思います。ですから今、平均的な日本人は、もし人間の力でエネルギーをはかりますと、六百人ぐらいの奴隷を使っている、そのくらいのエネルギーを使っている。十九世紀の奴隷制度が、解放されて、二十世紀、これ
○秋元参考人 特にシベリアといいますか、サハリンあたりからの天然ガスを日本へ持っていこうということについては、かなり活発に産業界の中で検討を進めております。やはりヨーロッパに比べますと、日本だけがパイプラインの面で非常におくれているわけでございますね。 日本で使っている天然ガスはほとんど一〇〇%LNGと言ってよろしいわけでございまして、LNGで持ってくるというのももちろん一つの手段ではあるわけですけれども、いずれ日本の国内をエネルギ
○秋元参考人 京都議定書につきましては、現在批准の方向でいろいろと検討されているというふうに私も拝察をしておりますけれども、京都議定書の問題点は、やはり一番基本的なところでは、一九九〇年をベースにしたということでございます。 その結果、一九九〇年は日本は石油ショックをやった後でして、一生懸命省エネルギーをやりまして、世界で一番炭酸ガスの放出率の少ない状況をつくりました。したがって今、現在炭酸ガスの放出率を比べてみますと、日本に対して
○秋元参考人 お答えをさせていただきます。 資源外交の必要性についての御質問でございます。私も、最近、どうもこのエネルギー議論の中からいわゆるセキュリティー論が少し抜け落ちましたり、あるいは、特に資源セキュリティーというような問題についての議論がないことを非常に心配しております。 先生御指摘のとおりでございまして、中国は既にもう油の輸入国になってまいりました。これからあれだけのスピードで伸びていくわけでありますので、日本が今まで
○秋元参考人 私も、エネルギーにはおすしと同じで、松、竹、梅があっていいんじゃないかというふうにいつも言っているんですけれども、家庭で使いますエネルギーでも、例えば、今はほとんどの家庭にコンピューターがございます。ですから、変に停電をされますと、せっかく今入れたものがさっと消えちゃうとか、いろいろな被害を受けますので、家庭で使うから質が悪くていいというふうには必ずしも言えないんですけれども、例えば、おふろを沸かす、家の暖房に使うエネルギ
○秋元参考人 それでは、従来のエネルギー政策と、今回の新しく基本法になりましたときにどう変わっていくのかということについて、私ども、この基本法のこれからの運営方針について詳しく勉強させていただいたわけではございませんので、そのあたりにつきましては、やはりいろいろ今後御議論をいただいた上でというふうに考えますけれども。 現在までは、特に原子力につきましては、三十年前に原子力基本法というのが制定をされまして、その中で民主、自主、公開とい
○秋元参考人 エネルギーの問題でありますが、今地球が抱えている危機というのは、エネルギーの危機ではなくて、エネルギーを取り出すために必要な資源の危機だというふうに思っているわけなんです。というのは、エネルギーそのものは重さも何もないわけでありまして、地球に太陽からふんだんにやってくるわけですね。それがまた宇宙に放散されていくということで、そのエネルギーバランスから比べますと、今の文明社会が使っているエネルギーというのはほんの一かけらにす
○秋元参考人 人さまざまですので、いろいろと行動を起こしますと、必ずそれに対して勘ぐりというのが出てくるというのもやむを得ないところかというふうに思いますが、私は、この基本法というのを素直に読みますと、やはりこの日本にとって今一番大事な基本的なエネルギー戦略を国として持つ、国益をきちっと確保できるような戦略を持つということの精神に基づいて書かれているというふうに思っておりまして、個々の揚げ足取りについて余り気を使うことはないのではないか
○秋元参考人 経団連といたしまして、特に温暖化対策で自主行動計画というのを推進させていただいておりまして、三年目に入りまして、おかげさまで何とか所期の目的を達成いたしまして、炭酸ガスの発生量の増加をほとんどゼロに抑えるというような効果をやっております。今度の地球温暖化に対する対策でも、一応の御評価を政府でもいただきまして、これを中心に据えて、まず最初の半分を走ってみようじゃないかというような形でやらせていただいております。 それから
○参考人(秋元勇巳君) 御紹介いただきました三菱マテリアル社長の秋元でございます。 私は、当社の子会社でウラン燃料加工業を営みます三菱原子燃料株式会社の社長をも務めさせていただいておりますので、本日は主にウラン燃料加工という立場から意見を申し述べさせていただきたいというふうに思っております。 私、日本の場合、エネルギー資源が非常に乏しい国でございますので、原子力政策の基本でございますが、やはりナショナルセキュリティーというものが
○参考人(秋元勇巳君) 加工版のWANOについての御質問でございますが、ジェー・シー・オーの事故が起こりまして、実は私どもの三菱原子燃料もジェー・シー・オーさんの割と近くに位置しておりますものですから、早速ガイガーカウンターを担いで駆けつけまして、その後の住民の皆様のチェックであるとかいろいろな形での手助け、できるだけやらせていただいたつもりであります。 ただ、そのときに感じましたことでございますが、やはり気がついてみますと、ジェー
○参考人(秋元勇巳君) 原子力の推進と安全の機能をなるべく明確に分離していくという基本的な考え方、これはぜひとも堅持していかなければいけないというふうに思っておりまして、これは国のレベルでも、あるいは我々の企業の中のレベルでも同じようにやっていかなければいけないことであるというふうに思っております。 私どもの方も、そういう意味での原子力安全主任者といいますか、それが安全の問題についてはチェックをするような機能は今までございましたけれ
○参考人(秋元勇巳君) 前田参考人のお話にありましたように、防災訓練、これは組織の中ではそれなりに私どもやってまいりましたが、例えば周りの住民の方々にまで一緒になってやっていただく訓練といいますか、そういったものにつきましては、今まではむしろそういうようなことをするとかえって原子力は不安全なものじゃないかというような心配をされる向きもありまして、なかなかそういうところまで踏み込んだことができなかった。今度の防災法によりまして、むしろ地域
○参考人(秋元勇巳君) 例えばアメリカでどういうふうに扱われているかというのは一つの御参考になるのかというふうに思いますけれども、私どもと同じような低濃縮のウランの加工工場においてアメリカではどういうことになるかといいますと、やはりそういう事態での緊急計画を策定して、万一の臨界事故の場合には、例えば境界の敷地のところでの放射線を測定すべきである、エアサンプリングによって放射能測定を行って、州あるいは郡の当局と協力して近隣の住民の避難を行
○参考人(秋元勇巳君) 法律の問題になりますと非常に弱うございまして、どうお答えしていいか、非常に戸惑っているところでございますけれども。 やはり国のエネルギーセキュリティーというのは、これはもういわば国の基本政策の大宗でございます。したがって、それをつくっていく上で、なるべく多くのいろいろな意見を結集してそれをつくっていくという姿勢が必要であろうということは私もまさにそのとおりであろうと思います。 それを具体的にどういう形でや
○参考人(秋元勇巳君) 大変難しい御質問でございますけれども、ウラン燃料のコストの構成は、ウラン燃料をつくるのにどういう部門でどのくらいお金がかかるのかというようなことを計算してまいりますと、IAEAの資料があるんですけれども、原料のウランで三五%、それからウランを濃縮するときに四四%かかる、燃料加工が二一%ということでございます。 今回のジェー・シー・オーさんの行われた部分というのは実は再転換ということで、燃料加工の中のまたごく一
○参考人(秋元勇巳君) 御質問の意味を正確に受け取っているかどうかちょっと、もし見当違いでしたらまた御質問いただければと思いますが、確かにジェー・シー・オーさんでやっておられたのは通常の低濃縮ウランとは違った施設で、違った非常に高い濃縮度のウランをやっていたということでございます。 したがって、そういう中濃縮の実はウランを取り扱うことができる加工施設というのはジェー・シー・オーさん一社でありまして、日本の場合には低濃縮ウランを取り扱