資源エネルギーに関する調査会
○参考人(竹村公太郎君) ありがとうございます。竹村でございます。 私は、現在、NPOの日本水フォーラムの代表理事を務めさせていただいております。十六年前まで、国土交通省の河川局長を退官しまして、今はもう完全に気分は民間人でございます。 本日は水力発電についての活用策ということでお話しさせていただきますが、私はずっと河川をやっていました。河川とダムをやっていました土木エンジニアです。土木技術者です。そのために、最初から水力へ行っ
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発言数 603件
初発言日: 1995-12-11 / 最新発言日: 2018-04-11 / 1 ページ目 / 全体 31ページ
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○参考人(竹村公太郎君) ありがとうございます。竹村でございます。 私は、現在、NPOの日本水フォーラムの代表理事を務めさせていただいております。十六年前まで、国土交通省の河川局長を退官しまして、今はもう完全に気分は民間人でございます。 本日は水力発電についての活用策ということでお話しさせていただきますが、私はずっと河川をやっていました。河川とダムをやっていました土木エンジニアです。土木技術者です。そのために、最初から水力へ行っ
○参考人(竹村公太郎君) もう既にダムのかさ上げ事業は全国各地でやっております。目的は治水なんです、今のところ。 例えば、今現在、青森県の岩木ダムでやっていますけど、岩木川は非常に洪水が大変だということで、旧津軽のちっちゃなダムがあったのを今かさ上げして大きな津軽ダムにしているということで、現在は治水用でやっていますけど、技術的に、土木技術的には全く問題ありません。
○参考人(竹村公太郎君) 今のエネルギーを考えているのは、メーンで考えているのは経産省のエネ庁でございます。ほかの省庁は全く考えていないと言っていいです。もちろん、環境省は再生エネルギーの部分、農水省も農業用水路の部分は若干考えていますけど、一番大本の国交省のメーンは治水と利水と環境です、河川のですね。エネルギーという概念がありません。ですから、エネ庁がやっている計画論は、自分たちの、九電力のやっている国交省のダムと外れたところの、又は
○参考人(竹村公太郎君) じゃ、私から簡単に。 私、専門家ではないんですけど、全てのエネルギーをやっていかなきゃいけないと。全てのエネルギーに関して、あるエネルギーを排除しちゃいけないと。全てのエネルギーについて懸命になってその技術を積み重ねていくことが、今、日本人ができる唯一のことじゃないかなと思っております。 ですから、私はそのようなことで、特に私は水の関係者ですから水力をお話ししたわけですけど、決して原子力を排除しちゃいけ
○参考人(竹村公太郎君) 福島県のあの状況は非常に、私も今、福島県に入っていて、皆さんの気持ちが大変分かります。福島県は議会で議決しまして、福島県は再エネでやっていこうと、一切原子力に頼らない、火力にも頼らない、再エネだけでやっていこうというような決議をしている県でございます。 その県で、問題は、私も一生懸命水力をお手伝いしているんですけど、福島県の方々は東京に対して電力を送ろうということは考えておりません。つまり、福島県は福島県で
○参考人(竹村公太郎君) コスト的には極めて安いと思います。 と申しますのは、イニシャルコストの建設費は高いかもしれませんけど、現在、皆さん方、山の中の市町村に行って見ていただくと分かるんですけど、百年前の発電所が今でも動いています。それは東京電力さんだったりほかの民間の電力さんだったり様々な方、又は市町村がやった発電所もありますけど、百年前の水力が今でもがんがん運転していまして、で、今回、FITだからその発電機を少し替えようかと、
○参考人(竹村公太郎君) 沖縄の、海水を上に揚げて、そして電力がピークのときに落としていこうと、要は揚水発電です。揚水発電で、海の水があるから、上の丘に揚げてピークのとき発電しようという考え方で、沖縄の北部でやっておりました。ところが、それは前提としては、夜間の余剰電力があるから揚げておこうと、そして昼間に落とそうという考え方でしたけど、今その余剰電力がなくなってきたということで、かすかすに電力会社さんが運転しているので、もう余剰電力は
○参考人(竹村公太郎君) 既存のダムは、全てもう用地買収は終わっています。集落の大移転が終わっています。鉄道の付け替えも終わっています。道路の付け替えも終わっています。あと百メーターのダムを十メーター上げるだけで、十メーター上げるだけでもう一個新しい百メーターのダムの価値があります。十メーター上げたら道路は影響あるかもしれませんけど、新しい環境問題とか新しい大移転というのはないはずでございます。 もちろん、そういうのがあるようなダム
○参考人(竹村公太郎君) 大ざっぱな数字でございますので、お答えしますと、現在、水力発電の発電のシェアは一〇%弱です。八%から九%でございます、その年によって違いますけど。 この三百七十万キロワットはどういう数字になるのかなと。全体の需要量が分かりませんので何とも言えませんけど、電気量の三〇%以上は行くんじゃないかなと考えております。勝手な想像で推定でございますけど、そんなふうに推定しています。
○参考人(竹村公太郎君) 直轄の、国土交通省とそれに伴う都道府県の持っている河川管理者が造っているダム、それの約半分が発電機が付いていません。 発電機が付いていても、管理用発電と言っていまして、自分のダムだけに賄えればいいやという非常に小さいものしか付いていないところが多いので、私は、実態としては、もっともっと付けられるので、私は、直轄、水機構、そして都道府県のダムの三分の一ぐらいが発電用として、マーケットに売り出す発電用として付い
○参考人(竹村公太郎君) 不都合なことは何にもありません。 というのは、ダムでためた水を下に、川に放流するんです、水道用水とか農業用水とか工業用水のために。上からぼんと放るわけじゃなくて、下からぎゅっと圧力で川に放流していくわけです。そこに発電機を付けるだけなんです。全く何にも影響ありません。
○参考人(竹村公太郎君) 日本は、多目的ダム法、昭和三十二年にできた多目的ダム法という法律に基づいてやっていますが、この法律は矛盾しております。治水と利水の二つの目的を持っているんです。利水の目的は水をためたいんです。ところが、治水の目的は水を落としていきたいんです。つまり、治水と利水という矛盾した目的を持った多目的ダム法で、なぜかというと、ダムを造る場所は限られているから、しようがないからいろんな目的を持っていこうというのが昭和三十二
○参考人(竹村公太郎君) もう既に概念としては予備放流という概念があります。水をためておいて、洪水が来るときには予備的に水位を下げていこうと。三日間か四日間あれば十分五メーターぐらい下がりますので、そのとき、予備放流のときに発電をしながら下げていくというような、もう既にやっているダムもございます。ですから、新しい技術ではなくて、やるかどうかというところに今あるのかなと思っています。
○参考人(竹村公太郎君) エネルギーがなくなると人間はどうなるかというのは、私はちょっと写真でお見せしましたが、比叡山と香川県高松市、これは我々日本人だけじゃなく、全ての人類がエネルギーなくなったら何でも始まっちゃう、何でもエネルギーを確保するために始めてしまう。つまり、国土の環境も何もあったものじゃないということを繰り返してきました。メソポタミアも黄河文明も奈良の奈良文明も、そして関西のあの文明も、全部エネルギーがなくなったら人間は何
○参考人(竹村公太郎君) 御指摘の水循環基本法でございますけれども、これは超党派の国会議員の先生方が御議論しているということは十分承知しております。 私どもがこの水安全保障戦略機構をスタートしたときには、一つの約束をしまして、権力にはなるべく手を触らないというようなことをしました。と申しますのは、権力とは何かというと、法律はもう厳然とした権力です。それに手を付けてしまいますともう途方もなく収拾もなくそれらと絡まなきゃいけない。関係省
○参考人(竹村公太郎君) 大変うれしいというか、質問をしていただきまして、心から感謝します。 私が用意してきたもので、この図がございます。(資料提示) 現在、地方で大変なことが起きております。これは神戸市と横浜市の実例でございますが、なぜ神戸市か、横浜市かと申しますのは、神戸市も横浜市も平成十二年、十三年をベースにして人口がどんどん増えているところです。増えているところ、そこが白の方ですね、それに対して、水道の料金ががた減りなん
○参考人(竹村公太郎君) 日本水フォーラムの事務局長の竹村と申します。今日、お招きいただきまして、心から感謝申し上げます。 後ほど、討論のところで細かいことはお話ししますが、まず冒頭に、なぜ今、水ビジネスが国内外で話題になっておりますが、その背景を先生方に御理解願いたいと思って、主に写真をざっと流しますので、キーになる紙はプリントしてございますので、パワーポイントを見ていただければよろしいかなと思っております。(資料映写) 二十
○参考人(竹村公太郎君) それでは、前の二点についてお話しします。 一括交付金につきましては、今始まったばっかりなので今コメントできませんが、やはり心配しております。下水道、上水道というのは土の中にありますので、一番目に見えにくいところでございまして、見識ある首長さんがそれを目に見えないところでもきちんとやっていくんだと、着実にやっていくんだという判断をされるかどうか、まさにこれからそういう見識が問われているのかなと考えております。
○参考人(竹村公太郎君) 水の安全保障戦略機構では水がニーズかライツかということは議論しておりません。と申しますのは、ニーズかライツかというのは非常に観念的な、権利か需要なのかという観念的な議論に陥りやすいので、我々はもっと現実的にどうしようというところからスタートしていますので、具体的にどういう言葉で僕たちは言い換えているかというと、相手国のその地域の状況に応じたビジネスをしようと。つまり、相手のその状況に応じた、その国でも、同じベト
○参考人(竹村公太郎君) 更新は非常に大切なことでして、先ほども申しましたが、優れた首長さんの判断が是非とも必要だということでございますが。 一つだけお話ししますと、インフラレッドという言葉があります。これは赤外線です。光の波長としてあるんだけど、赤から外れた目に見えない不可視光線です。インフラソニックという言葉もあります。それは、音としてあるんですけど人間には聞こえない、音波としてあるんだけど聞こえない不可聴音です。ということは、